満足度★★★★★
第14回シアターX国際舞台芸術祭2020 14日目 2020.7.⒓ 14時半
本日の公演は、シアターXIDTFの中核で活躍していらっしゃった4名のアーティストに捧げられた4作品だ。総合評価5つ☆
満足度★★★★★
第14回シアターX国際舞台芸術祭2020 ⒓日目 2020.7.9 19時
本日も出演は3組、総ての演目がソロである。(追記後送、全体評価華5つ☆)
満足度★★★★
X主催「国際芸術祭」鑑賞2回目。3演目の内訳はダンス・ダンス・演劇。
先陣は女性2人組、天然素材感ある薄褐色のドレスで舞う。チベットのティンシャ他の鈴を使い、水音や優しげな音楽が流れる中、自然讃美の特命で地上に遣わされた者の如く。一人は力量十分で曲線を描き、一人は音や補助的に立ち回る役割分担であったが、「二者の差をもっと明瞭に出してよかったのでは・・」との客席からの意見に首肯した。やや予定調和な作り。
二つめの踊りは女性ソロ。勅使川原氏を思わせる素早く鋭い動きと、生じた波動が部位を伝って連続し展開する視覚的快さがあり、想定される何らかの「身体言語」が、何を語ろうとするのか?という関心へ引き込まれる。舞踊は抽象次元の遊びだが、何らかの一貫性を保ちつつドラマ性を演出するという意味では演劇に似ている。今回のは前半保たれていた強く太い幹が、後半やや細まり、勿体なく感じた。前半で自分の中に膨らんだ「当て」が外れただけに過ぎないのだが。
演劇は企画のテーマである「蟲愛づる姫」を主人公とし、彼女の前に生物進化の各段階をユーモラスに擬人化して登場させ、生物多様性を教える教材のような出し物。バクテリア、ミドリムシ、ボルボックス、海綿、クラゲ・・等々。明治座シニアクラス出身者で作ったグループで、高齢者劇団の趣きだが、キャラの立つ役者揃い。憾みは(恐らく)稽古量の少なさ、内容も相まって余興を見るノリで見てしまった。本来なら相当の時間をかけて作られる演劇という芸術が、今置かれている状況を思う所であった。
満足度★★★★★
第14回シアターX国際舞台芸術祭2020 ⒒日目 2020.7.7 19時
(追記7月8日02時39分、七夕公演 全体評価5つ☆)7月9日は19時からの公演
満足度★★★★★
第14回シアターX国際舞台芸術祭2020 10日目 2020.7.5 14時半
本日も3組の出演である。10日目の原稿が先に上がってしまった。次回公演は7月7日19時開演。
満足度★★★★★
第14回シアターX国際舞台芸術祭2020 8日目 2020.7.2 19時
8日目、丁度6,7月公演の折り返し点だ。(次回公演は7月4日14時半の開演)
満足度★★★★
県境を超えざる期間(3か月)を経て、劇場訪問解禁一発目。
一昨年は「かぐや姫/アインシュタイン」とかいうテーマを掲げて開催されていた「国際」芸術祭、ジャンルを超えた出し物を見本市のように並べた催しに興味を持ったが今回初めて、プログラムの一つを拝見できた。(今回は海外からの出演無し)
今回のテーマ「蟲愛づる姫」の含意は「毛虫も一つの命」との生命観のようだが、特に気にせず何が飛び出すか楽しみに、前知識なしに鑑賞した。
まずピアノ演奏。若手であったが「エリーゼのために」を導入に、ベートーヴェン「熱情」をしっかり弾けるだけの実力。
次に『白痴』のムイシュキン公爵の独白(菅沢晃)、ガウンをまとい女言葉で喋る(その所以は知らず)。
最後の舞踊は二人の若いダンサーが作る独特な世界。題名のdodoとは孤島に棲む今は絶滅した「飛べない鳥」。
終演後4名の演者をステージに呼んでの意見交換会、これが中々面白かった。音楽・演劇・舞踊というジャンルを横断するとその差異と同時に「時間の芸術」としての共通点もみえる。
ある男性がピアノの演奏に対し「強弱」の塩梅に不満を漏らしていた(急激に音量が上がった箇所に付いて行けなかった)。だが私はこの演奏者のこの場での構え方に即興性を感じ、用意された「完成形」でなく、瞬間に即応した音を出そうと臨む姿勢を見た、と思った。実際CDでしか聴かない曲がリアルに立ち上がった感触は「ライブ」のそれだったが、演奏技術あればこそ(少し格下だと楽譜に食らいつく必死の演奏、それでも否その方が喝采をもらえたかも)。
人は芸術に対し「完成形」への欲求を持ち、それは演劇に限らず、文学や映画も同様だが、自分は最近プロセスの面白さを「終幕になっても忘れない」事が大事、という気がしている。
ピアノ演奏は多分計算されていない「終り方」だったと思う。落語にも同じ後味がある(オチでスッキリする演目もたまにあるが)。「終わりよければ」の法則は揺るぎないものがあるが、スッキリして後を引かない収め方が、またそれを求める欲求が果たして今の時代妥当なのか・・。
また長いレビュー書きが始まった。できれば10行以内に収めたいが、、無理か。
満足度★★★★★
第14回シアターX国際舞台芸術祭2020 6日目 2020.6.27 14時半
6日目の出演は、3組。(追記2020.7.1)本日28日も14時半から『いきもの絵巻・・・」の後、アートカンファレンスがある。
満足度★★★★★
第14回シアターX国際舞台芸術祭2020 5日目 2020.6.25 19時
5日目は、出演2組。次回公演は27日(土)14時半開演、演者は3組、5日目とは演目、出演者共に異なる。
満足度★★★★
第14回シアターX国際舞台芸術祭2020 2日目
2日目も、出演は3組。出演順にⅠ:加世田剛さん Ⅱ:藍木二朗さん Ⅲ:巻上公一&伊藤千枝子さん 3作品総合評価 華4つ☆
満足度★★★★
シアターX主催公演なので各回たった1000円で観ることができる。次回は20日14時半開演。詳しくはシアターXホームページで。
尚、初日は3作品を上演したので☆はトータル評価。各作品の評価は作品ごとにつけてある。
この公演に関するtwitter
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たぶん「蟲愛づる姫とBIOhistory」というテーマ性よりも、数か月ぶりに舞台の上に立てた、久しぶりに生の舞台を観ることができた、という役者や舞台スタッフ、そして観客の、喜びのほうが強く印象に残るのではないだろうか。「第14回… https://t.co/DouHblpPqs
4年以上前
第14回シアターΧ国際舞台芸術祭2020 テクニカルリハーサルが終わり、いよいよ明日、本番です。 1作品ごとに換気をし、消毒液等もしっかりしてます。 何故私は生き踊り続けるのか?‼︎その答を出したいと思います。 この舞台に立てた事… https://t.co/N9FzzVbyBK
4年以上前
来月7日に、剱伎衆かむゐ&剱伎道は両国シアターχ(カイ)にて行われている 『第14回 シアターΧ 国際舞台芸術祭2020』に出演予定です! 🎋和楽器が彩る剱伎・侍魂「未来へ~Samurai still exist」』 〔望月太… https://t.co/0koqPicAkS
4年以上前
【感想】第14回 シアターΧ 国際舞台芸術祭2020(6/20公演) ・巻上公一『チャクルパ5 アルハラララーイに声の雨』 3演目中、特に印象的だったのが↑ 巻上さんはホーメイや口琴などの民族音楽×電子音楽を得意とされる方なので… https://t.co/ahwrN61tHE
4年以上前
【観劇解禁】第14回シアターΧ国際舞台芸術祭2020を見に行った。加世田剛「Bio」、藍木二朗「変異体少女」、巻上公一、伊藤千枝子「チャクルパ5 アルハラララーイに声の雨」ねえ、チャクルパってる? https://t.co/a1I5n4Id60
4年以上前
【出演】 第14回シアターΧ国際舞台芸術祭2020 高瑞貴『dodo』(30min) 出演:高瑞貴 宮本悠加 6月27日(土) 14:30開演 一般 1,000円 / 高校生以下 500円… https://t.co/HZpcDxGnY3
4年以上前