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消失

消失

キューブ

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2025/01/18 (土) ~ 2025/02/02 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★

演劇において、ちゃんとした台本がいかに重要かを改めて認識させられる。冷ややかな反応の観客も少なくなかった。

かすていら

かすていら

Team337

赤坂RED/THEATER(東京都)

2025/01/29 (水) ~ 2025/02/02 (日)公演終了

実演鑑賞

知人に誘われて拝見。冒頭のアレからつかみ損ねて、そのまま最後まで笑いが噛み合わずに終わってしまった印象。

かすていら

かすていら

Team337

赤坂RED/THEATER(東京都)

2025/01/29 (水) ~ 2025/02/02 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

鑑賞日2025/01/29 (水) 19:00

関西を本拠地とするユニットだが初見。「いい話」ではあった。(5分押し)84分。
 2016年に、本ユニットが立ち上がる前に上演された作品の再演。とある町の町議会議員の兄を救うため、焼き鳥屋の店長の妹と周囲の人々が奔走する、一種のドタバタを楽しむコメディ。兄と妹の思いの擦れ違いを丁寧に描き、展開も細かいドタバタも面白いのだけれど、感情移入しきれなかったのは何故かと思う。役者陣も悪くはないが、存在感に個々人の差があるように思う。ダンスは余計。場面転換が全て暗転なのも、やや興醒めか。

音楽劇 詩人の恋

音楽劇 詩人の恋

加藤健一事務所

本多劇場(東京都)

2025/01/22 (水) ~ 2025/02/02 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2025/01/30 (木) 14:00

価格7,150円

見れば観るほど好きになる
新たな気持ちが感情が伝わってくる
この作品が大好きです

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・バルコニー!!

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・バルコニー!!

爍綽と

浅草九劇(東京都)

2025/01/29 (水) ~ 2025/02/02 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

面白かった。
初演の諸々の部分を金掛けてパワーアップ。衣装美術なんかにメジャー感。テンポが良くなった気がする。

物語は『ロミオとジュリエット』のその後。仮死状態になる薬を飲んで死を偽装するジュリエット。その情報が伝わらず本当に死んでしまったと勘違いしたロミオは毒薬で後追い自殺。目を覚ましたジュリエットはロミオの死体を見て、絶望して短剣で自殺。これがシェイクスピアのオリジナル。
今作はジュリエットが頭の悪いロミオに先に仮死状態になる薬を飲ませ、何とか二人が生き延びられた未来を生きようとする話。

圧倒的。吉増裕士氏(内藤大助っぽい)とブルー&スカイ氏(梶原善っぽい)の狂気の大暴れをひたすら見せ付けられる。東野良平氏(飯尾和樹系)も負けずにハッスル。話がどうこうではなく、狂った笑いを執拗に求める病的なストイックさを感じた。観客に伝わらないであろう無駄に細かい笑いを無理矢理捩じ込む。台詞の神経症的な練り。台詞の被せの多用など視点が俯瞰的。ヲタクが突っ込みながら作品を観ている様をメタ的に被せているような演出。

清水みさとさんは元グラドルだけあってスタイル抜群。初日のアフタートークのゲストがサバンナ・高橋茂雄氏なのが謎だったが二人は夫婦だった。
内田紅多(べえた)さんの妙な存在感、不思議。

笑いに真剣な玄人衆がこぞってチェックに来ている場のうねり、ビンビン来る。この作家は一体何処に行き着くのか?
間違いなく笑える。是非観に行って頂きたい。

ネタバレBOX

初演から
木乃江祐希さん→佐久間麻由さん
細井じゅん氏→海上学彦氏
加藤睦望さん→清水みさとさん
モリィさん→土本燈子さん
尾形悟氏→ブルー&スカイ氏
澁川智代さん→内田紅多(べえた)さん
四柳智惟氏→東野良平氏
インコさん→吉増裕士氏

てっぺい右利き氏、髙畑遊さんは続投。代えが利かないのだろう。

『ロミジュリ』の後日談からホーム・ドラマ『ジュリさん』になっていく感覚を今回は余り感じなかった。

幻覚剤の効果が切れてくる伏線が欲しかった。時々、ふと一人ぼっちになった時にだけ姿を見せる謎の薬屋の男。段々と薬が効かなくなってきて情景にバグやブロックノイズが混じる。登場人物が消えていく描写は無音に時間が止まって無機的に片付けられていくような。そして消えたことにただの一人も気付かない。主人公は自殺ではなく、薬にもう肉体が耐え切れず・・・の方がいいような。全ては妄想で現実逃避していただけだった虚しさ、だが妄想の家族がゆっくりと手を差し出す。その手が触れた刹那・・・、全てが報われ救われる。

客層は事務所絡みの招待客がかなり多かった印象。そこがちょっと残念。
かすていら

かすていら

Team337

赤坂RED/THEATER(東京都)

2025/01/29 (水) ~ 2025/02/02 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

ハートフルすれ違いコメディー
コメディーの方向性としては三谷幸喜作品だけれど、諸々緩さがあり、そこから何ともシュールな空気が生まれて 結果、独特に面白い
演劇通も認める完成度の高い作品はもちろん魅力的だけれど、こういった絶妙なすっとぼけ感は計算されたものとまた違った面白味があって良いなぁと
前提として役者さん達に魅力が無いと生まれない面白味
とことん気軽に、ほのぼの&シュールを楽しめるエンターテイメント作品でした

メモリーがいっぱい

メモリーがいっぱい

ラゾーナ川崎プラザソル

ラゾーナ川崎プラザソル(神奈川県)

2025/01/24 (金) ~ 2025/02/02 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

面白い。前にプラザソル主催の「キレナイ」二本立ても面白かったが、同じ作演出者による今回は一作品、気軽に見られる人情喜劇とはいえ、力が籠って感じられた。
元々好んで観る「分野」ではないのだが、それはヒューマンコメディは人間性の新たな発見という心地良さの一方で、現実の厳しさにあっても「そうありたい」訳であり、描かれている現実が甘ければ、そりゃそういう話もあり得るだろう、となる訳である。単純な話だが、どの程度シビアな現実のスパイスが振られているか、によって基本的に出来が決まると考えている分野である。
以下はネタバレになりそうなので、別途。

ネタバレBOX

今作には「ロボットの父」が登場。この「謎」について解明がなされるのは最後の最後だが、その時点ではその謎は遠くに引っ込んでいる。娘の婚約者である青年が娘の郷里の島を訪れ、初めて紹介された「父」に仰天した後、村の婆さんが親切に青年に話して聞かせる話が回想シーンとして展開する。娘が生まれたばかりの時、小学生時代、思春期と移り変わる中で、旧式ロボットの「父」のイノセントな風情が段々と風景に馴染み、村で働き者として頼られる存在にも。でもって思春期を迎え、プログラミング通りに娘を「守る」行動が、娘の恋愛場面を邪魔したりもする。ロボット父はその「一途さ」が愛される。手塚治虫の時代既にこのモチーフは用いられて来たが、演劇という舞台で実際に演じるに当っては、子供に「高い高い」をしたり大回転をしたり即物的な場面もあるがこれを面白くクリアしている。このバランスが良かった。
また後日書き足したい也。
カンテン「The Foundations」Final.

カンテン「The Foundations」Final.

カンテン事務局(Antikame?)

座・高円寺1(東京都)

2025/01/22 (水) ~ 2025/01/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

Select Bを観劇。架空畳、だるめしあんの順で、前者は滑らかに動き回り元気よく発声する(ダイアローグよりは観客に向かって語るニュアンスの発語が占める)。このリズムの滑らかのせいか(元々不眠だったが)ほぼ寝ていた(耳で声だけがわんわんと響いてた)。よって語られていた一切が不明。
休憩で体を起こさなきゃ、、と思いきやすぐに転換が始まり、次の演目へ。不安が過ぎったが杞憂。しっかり観劇できた。
こちらはだるめしあんらしいフィクションで、転換中広い舞台面に引かれたライン上を人々が行き交う導入、どんどん加速して二人が衝突し、男女が入れ替わっている、という「転校生」オマージュな始まり。二人ともバイトの面接へ行く途中。女装となった青年はコンビニで採用が決まり、女性店長と女性の同僚との会話で「どうも男性はその弱さゆえに気を遣われている」「女性は余裕かましている」男女の役割転換が起きていると理解。恋バナになって「あ、ごめんこれってセクハラかも」と気を使われ、呆れる。これが世界A、その後は店長が何かのきっかけで世界Bへ。紳士的な男性と圧倒的に弱い女性。次が男性優位、次が女性優位、微妙に関係性が異なり、その会話に滲んでいるのが面白い。最終的にはアンドロイド化が発達した世界に至り、転移した兄の前には研究者である妹。ある実験のため世界間の歪みが生じ、転移が起きやすくなった、修正のための旅に出ると言い、だるめしあん女優・河南が颯爽と風を切って出発する。パラレルワールドを渡り歩いて一人一人証言を聞いて回るが、「入れ替わった反対の方」に証言させ、一々皮肉が効いて面白い。ちょっぴり社会派なのも私には好感。

楽屋

楽屋

劇団ロオル

蓮根駅前劇場Sunny32(東京都)

2024/07/24 (水) ~ 2024/07/28 (日)公演終了

映像鑑賞

満足度★★★★

見逃した気になる公演を配信で観る事ができた。2チームとも観たくなったがここは我慢。(セット割などあれば観たに違いないが・・)
先日のあやめ十八番からの、これ。散々観た「楽屋」だが久々の観劇になった。
最近できた小屋なのか、狭い独特な空間が一つの(借景に近い)趣向になるのが「楽屋」。今回のは主宰の本田由乃本人も出演し、演出をやる。あやめの意想外の作りと比べて、でなくても作りとしてはオーソドックス。ただ音楽のチョイスや各場面の処理は演出者の創意発想のありかを感じさせる。のであるが、ラストを最高潮で締め、幽霊が人間的であろうとする程悲哀というか惨めさが増す結果というのは正解なのだろうか・・。
あやめ十八番が「捨てた」ラストの感慨(おかしいね、チャンチャン、で終わってるし)を欲するのは人情。自分もそこで人生を感じたい。役をもらえなかった女優という存在に何を仮託するのか、という所だろうか。女優である事を相対化できないまだ現役の(つまり生きてる)存在が、死んで霊になった事である種の俯瞰というか、己の命のみならず他者の生も視野に入れた「人間観」を、たまたま与えられた死後の時間においてどうアウトプットするか・・逆に生者へのオマージュを営みとする彼女らであっても良いのでは・・。どこかで世界と繋がり、彼女らが世界を癒す側である事を彼女らが自覚する事なく為している、そんな光景が「楽屋」の光景なのではないか。
うまく言葉化できないが、、あれこれを考えた。

アンナの銀河

アンナの銀河

演劇集団nohup

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2025/01/22 (水) ~ 2025/01/27 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

今の社会もそうだけど、はたして、外の世界を知らないことも幸せなのかな?と、考えてしまいました

会想列車

会想列車

劇団 枕返し

遊空間がざびぃ(東京都)

2025/01/24 (金) ~ 2025/01/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

あらわしたいことのニュアンスは伝わってきましたが、関係性を含めて、理由など見えてこなかったことが多かったように感じました
深く考えずに観れば、パロディもあり面白かったです!

アンナの銀河

アンナの銀河

演劇集団nohup

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2025/01/22 (水) ~ 2025/01/27 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

アンナの無邪気な感じが良かったです。ラストも好きです。次回作も期待します。

ドードーが落下する

ドードーが落下する

劇団た組

近鉄アート館(大阪府)

2025/01/25 (土) ~ 2025/01/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2025/01/25 (土) 17:00

壁の上から見つめ、上から降りて来る仲間。ベッドが左右に動く舞台。一人二役の女性の登場。全て夏目(平原テツ)の妄想か。統合失調症に悩み苦しむ夏目。見守る仲間。作者の意図が理解できる。信也(秋元龍太朗)の胸に常に名札がぶら下っている、この意味するもの…。
2022年初演が国際交流基金からユーチューブでアップされている。初演の岸田國士戯曲賞受賞作品と今回の改訂版と見比べるのも興味深い。

誕生の日

誕生の日

ONEOR8

ザ・スズナリ(東京都)

2025/01/23 (木) ~ 2025/02/02 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2025/01/29 (水) 13:00

座席1階

まず、開幕前からじっくり見ることのできる舞台セットが美しい。こんな本物のバーがあったら一度は行ってみたいと思わせる。前回は日暮里のd倉庫という小さなところでやったというが、その時のセットはどうだったのだろうか。スズナリだから、これだけの舞台セットを用意できたのかもしれないが、細部まで作り込んであると思わず期待が膨らむ。

主人公は、山口森広演じる39歳の女性バーテンダー。トランスジェンダーでもなく本物の女性なのだが、高校時代から声も外見も完全におじさんということで、恋愛ははなからあきらめてここまで年を重ねた。控えめで、思いやりがある人柄。バーの常連たちは、こんなマスターに話を聞いてほしくて通ってくる。ただ、女性客の中にはマスターが男だと信じ込んでいる人もいた。
そんな中で、高校の同級生たちがマスターの40歳と店の10周年を祝うパーティーをしようと計画する。

舞台は、高校時代の彼らと、現在、バーを客として訪れている状況が交互に演じられる。驚くべきは山口の早変わりだ。バーテンダースタイルからあっという間に女子高生に。これには注目したい。
このバーに不遜な男が訪れることで物語は始まる。言いたいことを言い放ち、空気をまったく読まない言葉を弾丸のようにぶつけてくるのだが、こうした物の言いようが、実は重要なカギを握って後段に移っていく。
途中までは、単なる高校の同級生たちのトークなのかと飽きが来るような感じもあったが、不遜男がマスターの記念動画を撮る役割で来たことが分かり、その動画がパーティーで披露されるころからは舞台から目が離せなくなっている。ラストシーンの歌唱ではうるっとくるし、本気のドタバタは非常に迫力がある。田村という人は、演出には全く手を抜かずに切り込んでくる。
舞台のテーマは性の多様性ではなく、「分かり合う」ということの本質だと受け取った。お互いが「自己開示」をして飛び込んでいく重要性。いくら相手がそのままを受け止めて共感してくれる人であっても、分かり合うためにはお互いのストーリーを見せ合うことだと舞台は訴えているようだ。このあたりを「不遜男」に語らせているのはある意味すごい。舞台を黙らせる迫力があった。

人気劇団だけに、多くの若いお客が大半でほぼ満席。でも、矢部曰く、まだ席に余裕があるとのこと。人間と人間の付き合い方の微妙さ、小さな気持ちの交差など、多くを考えさせられる。いい芝居だった。チケットがなくなる前に、見に行った方がいいかも。

ニッポン人は亡命する。

ニッポン人は亡命する。

うずめ劇場

シアターX(東京都)

2025/01/24 (金) ~ 2025/01/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★

何度も何度も同じセリフの繰り返しで長く感じる120分だった

唯一良かったと思えるところは全く芝居に関係ないが
妻役のちょっぴりハスキーで母性を感じる歌声のみ

メモリーがいっぱい

メモリーがいっぱい

ラゾーナ川崎プラザソル

ラゾーナ川崎プラザソル(神奈川県)

2025/01/24 (金) ~ 2025/02/02 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

お父さん どうしてそんなに冷たいの・・
という話で始まった
同じシチュエーションの
「父帰る」という話を思い出したなぁ・・
同じような話は
うすね 正俊氏のデビュー作「サムソン」とか
他にもいろいろあるですよねー
今作はコメディーでもあり
ロボット父ちゃん
なんと人間殴ります・・・
おいロボットものの定番設定
ロボット三原則どこいった
アシモフ先生泣くぞー
さて好きになった女性の故郷は
住人の少ない島で
在住の方々は全て
ロボット父ちゃんのことを
受け入れてるという話で
無事に結婚の報告をできるのかな
新郎さん~という2時間強の作品です

ネタバレBOX

ロボット父ちゃんは
なんかバカボンのパパを逞しくした感じ
新婦のおじさんが
どうやらロボ開発者に頼まれて
ロボ父と娘を引き受けたらしいです
開発者は亡くなったようだが
作中では深く言及せずー
ここんとこは も少し掘り下げて
過去話で父娘との生活話とバランス
上手にとって欲しかったかなぁ
まぁロボですんで
交換~補修パーツとか
バージョンアップとかは
ロボの制作会社にいる
おじさんの妹さんがコッソリと
融通してくれてるそうです
試作品をちょろまかして娘が成人~
結婚するまでの期間をロボに託したかった
という話でした
過去話を新郎さんが住民から聞いて
それは作中で回想シーンとして再現され
ラストは島の皆で祝われて
結婚式を島で行い
父ロボは役目を終えて回収されます
が ラストは新型さんが
父ロボのメモリーを新婦さんに伝えての終演です

悪人の出てこない
ほのぼのとした少し不思議な
ロボの話でしたわね

カインド・マシン(新書館)
今は亡き発明家だった夫が残したロボットと
未亡人のコメディ
伸たまき名義時の漫画が
なんか近いかなぁとかも感じました

冒頭のロボ父との謁見はホントに
「父帰る」という作品と同じで
人間考える事は
だいたい似るんだなぁとかも思った
カンテン「The Foundations」Final.

カンテン「The Foundations」Final.

カンテン事務局(Antikame?)

座・高円寺1(東京都)

2025/01/22 (水) ~ 2025/01/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

<Select C:閉> いたる
⚪︎singing dog
『9人の佐藤』
⚪︎Sky Theater PROJECT
『名前のない空』を観劇

開演前の挨拶は制作の吉田氏
基本 素舞台で
主催曰く 
何も無い空間を楽しむ~というコンセプト
楽しむというか感じる~かな だそうです
二つの作品ですけど
区切りに休息時間は挟まず
連続して上演され2時間10分の長尺でした
自分的には後半の
名前のない空が好みだったかな

ネタバレBOX

『9人の佐藤』
白を基調とした服装で没個性にして
生年を述べながらタイトルでもある
9人の佐藤さんが入ってきます
わずかな小道具としての段ボールを用いて
大雨で非難した
マンモス団地の集会場内で語られる
各人の人間模様を展開した群像劇かな

命の話をして=象徴となる黄色い大きさの異なる
ボールが各人の持っている生命力とか
命の象徴であるようで
視覚的にわかりやすかった
現実的にも今のマンモス団地は
高齢化で40%の住人が老人でーと
リアルに高齢社会を語ってたなぁ・・・
でも展開というかオチは
明るく締めてて心地よかった

『名前のない空』
2時間6000円のレンタルスペースを借りて
4人の女性が集まります
3人の同年代=同級生と
その元担任教諭さん
元学生の一人が精神だけ30年前と
入れ替わるらしくて
その現象の確認等に集まったらしい・・・
で本当に入れ替わったようで
中身17歳の同級生をイジルんだが
メインは入れ替わった先の
17歳に入った30年後の話のようで
実際に役者さんも入れ替わり
17歳当時の400mリレーの大会中での
各人の関係性の語りと
未来との繋がりを見せていきました
未来=現実では
もう10年以上も行方不明になってる
マコトがキーパーソンで
17歳当時に20分だけの精神交換を
すぐに信じて
未来を明るく変えていこうというのだが
元に戻った時間軸で
17歳当時のマコトの姿が見れたのは
幻か現実か・・・と
観客に投げた
オープンエンドのラストでしたが
明るいSFだったので
自分的には好ましかったなぁと感想
部活の雰囲気と
大人な今の雰囲気は
よく出てたっス
ケイン&アベル

ケイン&アベル

東宝・キューブ

東急シアターオーブ(東京都)

2025/01/22 (水) ~ 2025/02/16 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

対照的な2人の生い立ち。「仕事」「運命」「優しさ」「家族愛」「おもいやり」裏切られても、その中に生きる人間の葛藤をストーリーに織り込んだ内容は素晴らしい。世代を超えて見てほしいが、チケットがお高めなのか、渋谷なのに若い世代が観客にやや少ないのが残念。男性にも見てほしいなぁ。

メモリーがいっぱい

メモリーがいっぱい

ラゾーナ川崎プラザソル

ラゾーナ川崎プラザソル(神奈川県)

2025/01/24 (金) ~ 2025/02/02 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

めっちゃ良かったです。セリフも絶妙で笑って。ラストはベタだけど泣いてしまった。良い時間が過ごせました。ありがとうございました。

アマハラ

アマハラ

維新派

平城宮跡(東区朝堂院)(奈良県)

2016/10/14 (金) ~ 2016/10/24 (月)公演終了

映像鑑賞

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