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2014年度 1-10位と総評
年間WS公演『ロミオとジュリエット』

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年間WS公演『ロミオとジュリエット』

演劇企画集団THE・ガジラ

鐘下辰男の劇作術、というか舞台美学に、私は傾倒しているので、この公演も魂を揺さぶられる思いで観劇した。

虚ロ鯨〜カンナビ篇〜

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虚ロ鯨〜カンナビ篇〜

白昼夢

大好きな劇団の一つ。白昼夢の芝居はこれまで何本も観てきたが、作演出における完成度が、今回作品はズバ抜けていたと感じた。今後がさらに楽しみになった。

AKINA

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AKINA

劇団阿佐ヶ谷南南京小僧

全く未知の劇団だったが、私好みのテイスト。ベタな懐かしさとシュールさ、前衛性が見事に混在していた。もっと早く知っておくべきだった劇団。

眠る羊

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眠る羊

十七戦地

柳井祥緒さんの仕事には、毎回驚嘆させられる。今後も目が離せない作家の一人。「花と魚」の再演も素晴らしかった。

バカにふりそそぐ木漏れ日の温度

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バカにふりそそぐ木漏れ日の温度

GORE GORE GIRLS

私は、基本的に「ベタなコメディ」は好みではない。この劇団のぶっ飛んだ感じ、は、大いに笑える。「ベタ」を超越して、ある意味シュール。コメディ劇団として、私の唯一のご贔屓劇団。

想稿 銀河鉄道の夜

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想稿 銀河鉄道の夜

空かると

若さあふれる内容、肌触り。しかもクオリティ高い。気恥ずかしい言葉だが「現代の青春の輝き」みたいなものに溢れていた。

まーくんとあーちゃんの話

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まーくんとあーちゃんの話

劇団テアトルジュンヌ

テアトルジュンヌは、少しずつクオリティが上がっている印象。特にこの作品は、己を凝視した結果生まれたような、学生劇団でしか作り得ぬ世界を感じた。

母が、そこに居なくて

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母が、そこに居なくて

ハイマ

こちらも若いユニット。若々しいが、その美学には老齢の私をも感動させる客観性、普遍的説得力があった。

Three Piece Moratorium

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Three Piece Moratorium

劇団→ヤコウバス

上質の公演活動を続けている劇団だが、今回は特に型破りな素材で面白かった。

死神/体熱、籠って

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死神/体熱、籠って

明治大学実験劇場

明治大学の実験劇場、およびその関連のユニットの、創作姿勢、クオリティの高さには、いつも驚かされ、感動させられている。今後も、注目して行きたい。あずみ企画の「モモ」も、とてもよかった。

総評

2014年は307本を観劇した。
選んだ10作品は明治大学実験劇場系列(卒業生含む)が多くなったが、これは結果的なもの。他意はない。
今回は、私の大好きな「オフィス再生」「メガバックスコレクション」が入っていないが、これはもはや「言わずもがな」であろうと思ったため。

※「観てきた!」に酷評を書くのが嫌で、しかし観た以上率直に書くしかなく、それを避けるには「観てよかった作品しか、観ない」ことに尽きる。

そのため、さらに観劇数を絞り、観劇選択には充分慎重に努めるつもり。

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