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2013年度 1-10位と総評
青春の門-放浪篇-

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青春の門-放浪篇-

桜美林大学パフォーミングアーツプログラム<OPAP>

私の中で、断トツの第一位。2013年の、というより生涯のベストワンかも、というくらいの作品。
単に感動した、という以上に「お気楽に芝居ばっかり観ている生活していて、お前、それでいいのか」と問われているような気がした(笑)。
フライヤー、及び当日パンフレットの、鐘下辰男氏の文章がすばらしい。ここの部編小に書かれている彼の想いが、ちゃんと舞台の上に描出されているから見事だ。大学の卒業公演のレベルを大きく超えた演技陣の演技も忘れ難い。

読書劇 テロならできるぜ

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読書劇 テロならできるぜ

オフィス再生

オフィス再生は、私がいま一番、ワクワクして観ている劇団なのだ。ストイックな感じ、アングラな感じ、観客にへつらわない感じが、とてもいい。今回は、この作品を選んだ。見沢知廉の母親の想いが、伝わってきて、私は落涙した。

もしも僕がイラク人だったら

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もしも僕がイラク人だったら

カムヰヤッセン

これも気軽に観にいって、驚嘆した作品。軽やかなタッチの演出、演技。しかし、内容はこの上なく重い。

ハルメリ2013

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ハルメリ2013

世の中と演劇するオフィスプロジェクトM

素晴らしい脚本。才気がキラキラと横溢していた。暗い、危機感あふれる話なのだが、トーンが高い感じも新鮮な印象。

革命日記

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革命日記

映画美学校

作家としての平田オリザの力量を改めて再認識した。映画美学校の第2期アクターズ・コース初等科修了公演なのだが、みなさんの演技は堂々たるもので素晴らしかった。もちろん演出の松井周の力量、指導あってのものだろうが。

美しい国

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美しい国

実験劇場企画公演

2013年も明治大学実験劇場の芝居には感銘を受ける作品が多く、楽しませていただいた。深く御礼申し上げます。各作品、それぞれ゛素晴らしいが、今回は静謐な雰囲気の中で兄妹の微妙な情感を描出した本作を、選ばせていただいた。脚本・演出の森周の力量、妹役の宝保里実の演技が強烈に印象に残った。

タントンの部屋で

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タントンの部屋で

ジョン・スミスと探る演劇

ほとんど事前情報ないまま、気楽に観に行ったが、度胆を抜かれた、とはこのこと。作演出の三宅章太郎、主演の伊東翼ほかのスタッフキャストのみなさん、こいつらタダものじゃない(笑)、という印象。

『タガタリススムの、的、な。』

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『タガタリススムの、的、な。』

舞台芸術集団 地下空港

こちらも初見の劇団さんだったが、鋭角的でスタイリッシュな「作り」ながら、物語は若々しく適度に情緒的で、最後まで引き込まれた。熱烈な固定ファンもおられるようだが、もっと知られてもいい集団だと思う。(私だけがしらなかったのかもしれないが・笑)。

鉄の時代

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鉄の時代

劇団霞座

やはり劇団霞座はすごい、と改めて感じた。
この総合的クオリティの高さ、に驚嘆するのみ。

emiko

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emiko

保木本真也がプロデュース

コメディフェスティパル参加作品だが、典型的なコメディではなかったため、こりっち「観てきた!」コメントを観る限り、あまり評価されてないようだ。だが、私はこの作品が大好き。ウダウダした日常こそ、コメディ、なのだ。

総評

2013年は、なんと年間412本を観劇。いくらなんでも多すぎる。日常生活がおざなりになっている証拠。2014年は半分にすることを宣言します(笑)。昨年同様、「世評、人気がすでに確立していると思える劇団」は、すべて除きました。
故に、桟敷童子、おぼんろ、だるま座等々の公演は、入っていません。メガバックスコレクションは微妙な位置にいますが(笑)、今回ははずしました。
心残りがストレスにならぬよう(笑)、掲示板に自分なりの選考経過をアップしました。ご参考までにチェックしていただければ幸いです。
≪CoRich舞台芸術アワード!2013≫私の第一次選考・第二次選考を公開
http://stage.corich.jp/bbs/detail.php?sure_id=14845

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