1
私のホストちゃんREBORN
舞台「私のホストちゃん」製作委員会
時事ネタの量が減ったぶん歌が多くなり(SF度は下がってない)ちょっとミュージカル風に。毎年後ろの方の席を取って後悔しているのだが、来年こそはホストにいじってもらえるVIPシートに座るべきか。
2
マナナン・マクリルの羅針盤 2018
劇団ショウダウン
数年に1度出会えるかどうかの伝説のステージを見たのか? 20役どころか、海戦のシーンなど、100人くらいいたような迫力でした。
3
パタリロ!
ネルケプランニング/キューブ
楽しい時間はあっと言う間に過ぎていく、その典型的ステージ。ナンセンスと倒錯、そして昭和50年代的レトロの2時間。タマネギのカツラとメガネを取るとイケメンになるタマネギ部隊は、原作以上の完成度。
4
純情侍
劇団活劇工房
無償の愛を描いた大傑作。各登場人物の描き方もいい。悲しいエンディングの作品なので、明るく盛大に拍手することは出来ませんでしたが、客席にいた人全員、心の中ではブラボー!と叫んでたと思います。心にグッときました。
5
おたまじゃくし【15日より大阪公演開幕、チケット好評発売中!】
劇団鹿殺し
ヘビメタパンクバンドのパフォーマンスとは超ギャップのある命のつながりの話、心にじ〜んときました。ちょっと目頭ウルウル。
6
フランケンシュタインー現代のプロメテウス
演劇企画集団THE・ガジラ
予想をはるかに超える重厚なステージでした。現在にも通じる科学文明批判。古くて新しい作品。
7
平成三十年のシェイクスピア
コンプソンズ
小劇場ならではの醍醐味というか怪しさというか、とにかくやったもの勝ち感がパない作品でした。ストーリー的には「アイコ」「ジャニー」を超えていたかも。多方面に失礼な表現が満載でおかしな箇所の連続でしたが、笑い上戸の人が多数集まった回ならもっと盛り上がったのになあ。
百田がゼロでいやいや特攻するも、敵に全く歯が立たなかったシーンが笑えたなあ。
8
ドキュメンタリー
劇団チョコレートケーキ
731部隊は昔の戦中の話だと思ってた頃、薬害エイズ問題が騒がれ始め、その時、元隊員が何人も関わってる会社が起こしたものだと知って、ビックリ仰天した記憶がありますが、薬害エイズ問題も忘れかけてた今、今回の作品を見てさらに呆然。配布された資料プリントを帰りの電車の中で見て、部隊長が米軍関係者と会って交渉したのが下北沢と知り、黒歴史が身近に感じられ戦慄を覚えました。
9
遺産
劇団チョコレートケーキ
いろんな意味で「遺産」でした。視点を多く設定しながらも、ぶれない1本の筋がある。戦後にあったと思われるアメリカとの密約、裏取引に関する作品も見たい。
10
6月26日
FUTURE EMOTION
あまりに過酷な形で時代に翻弄され、やっと祖国に帰り着いたと思ったら朝鮮戦争。たったふたりの小さなステージだったのに、そこは戦場にもなり、捕虜収容所にもなり…。戦争って何? 民族、国籍って何?って考えさせられました。