1
テレビが一番つまらなくなる日
劇団 東京フェスティバル
政治評論家からネットカフェ難民まで、登場人物全員が多面的に描かれていた。大いに笑えただけでなく、優れた現代文明批評にもなっていた。
2
CONVENTION HAZARD 奇行遊戯
TRASHMASTERS
上演時間2時間40分。休憩なし。いじめ、放火、事故、テロに巻き込まれ、何度も極限状態を生き抜いた男の波瀾万丈な物語。近未来の日本の鋭い予測も見事だった。
3
HOTEL CALL AT
メガバックスコレクション
セットや衣装にこだわりを感じました。人間的な喜怒哀楽を捨てたはずのホテルの管理人が肝心なところではなかなか人情派で、じい〜んときました。
4
棄憶~kioku~
G-up
戦争に翻弄され、平時の常識など通用しない極限状態を生き抜いた男達の狂気と葛藤と恐怖。あまりに重いテーマだったため、暗い顔をして帰路につくことに。
5
『Good+Will...中野支店』
Infinite
実在した会社の裏側や、そこで働く人の生態、それを生み出した社会のゆがみをやんわりと表現したプロテスト演劇。
6
モノクローム騎士 KNIGHT
無頼組合
冬の歌舞伎町の夜にピッタリ。バイオレンスから哀愁、笑いまで、ひとつぶで3度も4度もおいしい作品でした。
7
僕たちの失敗~もう誰も信じない…~
ラブリーヨーヨー
無条件で笑えるおバカ系の作品でした。これからもまた大爆笑のステージを期待。
8
ネコ目 HYPHY!! 鎮魂歌【ご来場ありがとうございました】
桃尻犬
下ねたが多数登場するものの、人間の成長も見事に描いていた傑作。今後の作品にも期待。
9
「精跡-SEISEKI-」
角角ストロガのフ
必ず一部からはお叱りの言葉が届くような問題作を作り続けてください。
10
戦国 SHINOBI -忍・偲- 満員御礼
劇団ヘラクレス
筋の面白さだけでなく、侍としてのカッチョ良さ、殺陣の迫力からもこの作品選びました。明石スタジオでは狭過ぎました。