ハッピーケーキ・イン・ザ・スカイ
あまい洋々
王子小劇場(東京都)
2025/03/13 (木) ~ 2025/03/16 (日)公演終了
「mariage」
おかしないえのまほうつかい
高円寺K'sスタジオ【本館】(東京都)
2025/03/28 (金) ~ 2025/03/30 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
初日観劇。
オムニバス5編。この演目、どのような関連性で選択したのか判然としないが、自分の解釈では、大切なものは目に見えない、そして失ってから初めて気づくといった 人の「心」や「情」を紡ぐようだ。この団体の公演は初見、オムニバスではなく 中長編の公演も観てみたいと思わせる 力 がある。
5編は、「星の王子さま」「葉桜」「ペアリング」「プロポ-ズ」「ふたり、目玉焼き、その他のささいな日常」で、役者は4人。場景は椅子等の物を使用するだけで、ほぼ素舞台。オムニバスであるが、全体を通じて 人生における悲劇と喜劇の間をさまよい歩く、そんな面白味も感じられる。同時に、何となくであるが 色々な情景・状況を通して役者の演技(力)をみる試演会のような気もした。なお、設定を変えるなど 現代風にアレンジするといった工夫は感じられない。例えば、岸田國士の「葉桜」(大正期の話)などは、今風の会話(テンポ)で早口だ。いやリアルな日常会話より早く、当時の時代感覚とは合わない。台詞を早く喋ってしまいたい気持の表れか?細かいことはあるが、脚本(物語性)の魅力を体現する力はあり、飽きさせないところが好い。
(上演時間1時間35分 休憩なし)
やなぎにツバメは
シス・カンパニー
紀伊國屋ホール(東京都)
2025/03/07 (金) ~ 2025/03/30 (日)公演終了
アオミドロ先生とメダカちゃん
演劇ユニット『Yup!!』
シアターココ(愛知県)
2025/03/22 (土) ~ 2025/03/23 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2025/03/22 (土) 19:00
いろんなミドリ先生が出てきて面白かったです。
古典を学ぶ理由、数学を学ぶ理由・・・
う~ん、そうだったんだ!!
自分もこんな先生に教わりたかった。
演出もよく練られていたし、
俳優さんたちもそれぞれ役になりきって
時間を感じず見ることができました。
楽しい時間をありがとうございました。
止まれない 12 人
テノヒラサイズ
ABCホール (大阪府)
2025/03/27 (木) ~ 2025/03/30 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
初演を見てから、の久々の再演で楽しく見てきました。
内容はほぼ忘れてたけど、やっぱりよく出来てました。
前は円形劇場で、左右から見ていたのを思い出しました。
カーテンコールで「また演って」と声を掛けたのを思い出しました。
やっと叶いました😆
花染小の美ら姉
那覇文化芸術劇場なはーと、シアター・クリエイト
那覇文化芸術劇場なはーと・小劇場(沖縄県)
2025/03/09 (日) ~ 2025/03/09 (日)公演終了
実演鑑賞
ブレヒトの「ゼチュアンの善人」を題材に新たな沖縄芝居を上演する企画のリーディング試演会。「リーディング」なので、出演者は着席したまま。とはいえ、地謡もついていて、今にも動き出しそうな芝居だった。
舞台は遊郭で知られる渡地(わたんじ)村で、主人公は尾類(じゅり:遊女)のカミー小。
Better Days
“STRAYDOG”
アトリエファンファーレ高円寺(東京都)
2025/03/26 (水) ~ 2025/03/30 (日)公演終了
痕、婚、
温泉ドラゴン
ザ・ポケット(東京都)
2025/03/20 (木) ~ 2025/03/30 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
この素材を、今の段階で芝居にするのはものすごく難しい。
事件は百年前。もう誰も生きていない。時間を移せば、第二次大戦が始まった時に、ペルリ来航を。原爆で敗戦になったときに明治維新を素材にするようなモノ。しかも、この内容を市井劇にしようとしている。市井にいる観客は、直接時代、につながった経験がある。「いずれの御代か」わからぬ話ではない。たしかに今作は、シライケイタ、今までの会社社会モノとは違った力作で,熱が入っているのは、頑張ったね、と言いたいが、やはりこれはもう少し、坂手流の正論一本槍に(と言うと、坂手はこの話に正論以外はありません!と言うだろうが)突進するのではなく、そうでないところに芝居の面白さもある。演劇はそういうやわらかいメディアなのだからそこを踏まえて、テレビドラマや母物映画のような手法も恥ずかしがらずに取り入れないと、正論激突で両者負けになってしまう。
山崎薫という女優は、かつて俳小にかりだされてやった「殺し屋ジョー」で刮目して見たが、今回はホンが今ひとつだったと思う。一つだけ肝心な所で言えば,この家に入るところはギリギリ納得できたが、大詰め近く、夫の背後から(ここの「背後」も疑問。)懐剣を振り上げるところ。こういうところにリアリティを持たせるには、社会も付いてきてくれないと上手くない。
しかし、総体で言えば、シライケイタも、社会派の一翼として古川健に追いついてきた。世間の定型に頼るところがなくなれば、拮抗できる。その為にはこういう、真相、真実はよくわからぬSNSになじむ素材ではなく、人間の本質に迫れる素材から、問題に迫った方がいい。隣国との近親憎悪とはすさまじいモノで、現実アラブとユダヤのモノスゴサを日夜見ている。それを説くのだからのだから、百年前の材料で勝負している場合ではない。
朝日に願え 冬公演
朝劇三軒茶屋1年ロングラン公演
三軒茶屋orbit(東京都)
2025/03/19 (水) ~ 2025/03/30 (日)公演終了
Better Days
“STRAYDOG”
アトリエファンファーレ高円寺(東京都)
2025/03/26 (水) ~ 2025/03/30 (日)公演終了
痕、婚、
温泉ドラゴン
ザ・ポケット(東京都)
2025/03/20 (木) ~ 2025/03/30 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
2回目。
考えさせられた。
誰も幸せになれない世界で生きている。クリアの出来ないゲームを死ぬまでやらされている。だが考えた。
ガラスの動物園
滋企画
すみだパークシアター倉(東京都)
2025/03/26 (水) ~ 2025/03/31 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
『ガラスの動物園』についてはよく考えることがある。テネシー・ウィリアムズは何を描きたかったのか、果たして自分は何を観たかったのか?いろいろ妄想するのだが正解は見えない。それ故にまた観てしまう類。
今作は素晴らしかった。超満員の詰め掛けた観客。知ってる役者が結構観に来てた。何でこんなに人気あるの?と不思議に思う程。
一つは徹底的に戯曲を溶かした。10分の休憩込みで二幕2時間45分。そんなに長い話か?と思ったが徹底的に煮詰めている。もうこれ以上ない程考え尽くしやり尽くしている。ありとあらゆる方法論を探って行き着いたキャラクター。もうこれしか選択肢はない。納得のいく『ガラスの動物園』。しかもまた更に別のアプローチで観てみたいとも思わせる。行間の空白に広がる無限の可能性を垣間見せた。
母アマンダ、西田夏奈子さん。饒舌でヒステリックで強圧的、自己顕示欲の塊で常に自意識過剰の躁状態、病的に過去の栄光に縋り続ける。憎むべき侮蔑するべき母を西田夏奈子さんは愛すべき人物に仕立てた。名女優・望月優子のような人の痛みを知る弱き者に。アマンダの新しい息吹。
姉ローラ、原田つむぎさん。文句なし、これぞローラ。すっぴんの一幕、メイクした二幕。今作を観た若い奴にとって一生胸の奥底に貼り付く心の疵となろう。クライマックスの表情が物凄い。一幅の宗教画のよう。
主人公トム、佐藤滋氏。今回の趣向の一つに主人公が自分の心の中の情景を演劇として観客に見せているという額縁構造がある。その為、語り手として説明しながら照明や曲出しに合図を送る。この舞台が彼の心の中の光景だと伝える。MVPはそれを見事に担当した照明の岩城保氏だろう。クライマックスの照明は語り継がれる程。
主人公の勤める靴倉庫の同僚ジム、大石将弘氏。弁論部出身ということで石丸伸二っぽいアプローチ。成程そうきたか。
ユングの提唱した元型(アーキタイプ)。人類に共通する心の中にある記憶の象徴。各人の経験を越え人類が普遍的に備えているとされる感覚。今作がこれだけ繰り返し上演され繰り返し観劇される理由はそこに触れているからだと思う。誰か徹底的に論じて本にしてくれ。
曲で例えるとPearl Jamの「Off He Goes」みたいな感触。
是非観に行って頂きたい。
幽霊
ハツビロコウ
シアター711(東京都)
2025/03/25 (火) ~ 2025/03/30 (日)公演終了
実演鑑賞
ハツビロコウは松本光生の主宰で、よく西洋名作を上演する。今回はイプセンの「幽霊」である。あの超大作をどのように上演するかと見てみると、いはば、サワリ集である。元戯曲が時代の風潮にあわせて時間制限の中で終了するように出来ている〔三一致〕だから、かなり強引にカットしても話がつながる。それで1時間45分。登場人物は僅かに五人。セットは一つ。これだけ切ってしまっても話は通じるが、サワリの主張を立てると、登場人物がみな勝手に自分の言い分をのべ立てるような感じになってしまうのはやむを得ない。
この劇団はかつて、チャペックとか、あまりやっていないホンを発掘して欧米諸国の劇をやってきた。面白い路線だが、アイルランド劇に日が当たって、昨今では選択の幅が狭くなっている。だが、まだ北欧、東欧、南欧作品には我が国で見逃されている作品も数多くありそうだ。
役者は、千賀・高田以外は経験も少ない様子だが、ガラは悪くない。若い二人〔田村・岡田〕も、本だけで言えばはまり役である。しかし、上手くなるばっかりがいいとも限らないがナマ必至の演劇は台詞だけはもう少しきちんと決まらないと芝居にならない。小劇場の悩ましいところである。
席数は40ほど、満席になっても赤字必至とみえる舞台作品に、あれこれ言うのは失礼な気がする。
Better Days
“STRAYDOG”
アトリエファンファーレ高円寺(東京都)
2025/03/26 (水) ~ 2025/03/30 (日)公演終了
人生は極楽よりも極楽的である
Dotoo!
駅前劇場(東京都)
2025/03/26 (水) ~ 2025/03/30 (日)公演終了
Better Days
“STRAYDOG”
アトリエファンファーレ高円寺(東京都)
2025/03/26 (水) ~ 2025/03/30 (日)公演終了
蹂躙さん
サモ・アリナンズ
ザ・スズナリ(東京都)
2025/03/23 (日) ~ 2025/03/31 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
サモアリの「最後の公演」と銘打たれ、キャスティングも良く、会場のスズナリは超満員。こんなに満員のスズナリを体験するのは久しぶり。客席もサモアリの魅力を分かっている人が多く、反応は上々で、物語が進むにつれその熱はどんどんヒートアップしていく。ライブ体験である演劇だからこそ起こり得る、楽しい共有でした。
幽霊
ハツビロコウ
シアター711(東京都)
2025/03/25 (火) ~ 2025/03/30 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
松本光生編「幽霊」といえるが、むしろ原作のエッセンスを凝縮したような台本・演出になっていて、偽善や欺瞞、狡猾さ、身勝手さの表現は全体的に抑制され(省略され)、古い因襲など個人を縛る諸々からの自由というイプセンの本質的なところにより注意が向けられているように感じられた。牧師との会話中、未亡人がオスヴァルとレギーネの関係を自由を理由に容認するかのようなことを一瞬言ったように聞こえたが(はっきり覚えていない)、だとすれば原作よりさらに踏み込んでいるのかもしれない。それにしても、普遍的な作品というものは時代や国を問わず通用するものだな(翻訳や演出次第なのかもしれないが)とあらためて気付かされる。
wowの熱
南極
新宿シアタートップス(東京都)
2025/03/26 (水) ~ 2025/03/30 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
ーーゴジラを新宿に解き放った南極が繰り広げる、超沸騰メタメタメタフィクション!
前回公演に引き続きの鑑賞でしたが、それも相まって楽しめました。ポッドキャスト聞くのもおすすめです。
それぞれが多彩な魅力を放つプロフェッショナルであり、南極ゴジラであり、南極になった彼/彼女らにしか、だからこそできる演劇だと思います。なんだかんだとありますが、劇団っていいもんですね。結局は見せられたものが全てで、それがこんなに熱かったら、もう。生物からもはや大陸と化した(比喩じゃなく)南極の今後が楽しみです。見れてよかった!
TARKIE~伝説の女たち~
ケイローズ株式会社
有楽町よみうりホール(東京都)
2025/03/24 (月) ~ 2025/03/30 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
何とも華やかで楽しいミュージカルレビュー。戦前、戦中の時代背景での奮闘はグッときますね。ラストの昭和歌謡ショーも懐かしい。