最新の観てきた!クチコミ一覧

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ひなたの道を

ひなたの道を

しゅうくりー夢

ザ・ポケット(東京都)

2024/05/15 (水) ~ 2024/05/19 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2024/05/18 (土) 18:00

入り組んだ運命の糸が出会いと悲劇を生み出し、登場人物それぞれの想いの切実さが観る者の心を揺さぶる。松田環さんらしい脚本とハマり役のキャスト陣が揃い2時間越えの長さを感じさせない面白さだった。

こどもの一生

こどもの一生

あるいはエナメルの目をもつ乙女

王子小劇場(東京都)

2024/05/15 (水) ~ 2024/05/19 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2024/05/18 (土) 14:00

いや〜、すごかった!戯曲の破壊力も演出の手際ももちろんだけど、とにかくキャストのインパクトが凄くて観ながら息を呑んだり目を逸らしたり声をあげそうになったり、たぶんめちゃリアクションしてた。
戯曲も団体も初見だったんだけどマジ怖面白くて、観に行けてよかった。
客席の一体感もあって、カーテンコールのあとに多くの人が拍手を続けていた。予想してなかったのか、だいぶ時間が経ってからキャストが舞台上に戻ってダブルコールとなった。

BACK FIRE WARS

BACK FIRE WARS

KOTH

中板橋 新生館スタジオ(東京都)

2024/12/17 (火) ~ 2024/12/22 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

Bチームを観劇しました。
面白かったのですが、あっけなく問題が解決してしまう印象でした。
スターウォーズ愛で繋がるオタクの姿が、微笑ましい舞台でした。

メガネニカナウ7

メガネニカナウ7

メガネニカナウ

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2024/12/10 (火) ~ 2024/12/16 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

アフイベ「踊りたがりの会」がある土曜夜の回を観てきた。
やっぱりこの企画は祭りだ!
キャスト数名の前説から始めて、眼鏡にかなった作家とキャストが3作品を上演、作品の合間に山本香織嬢の一人芝居、ラストは大好評のアフイベ!!
どれだけ楽しませるの!?

めくる、くる、くる。

めくる、くる、くる。

インプロカンパニーPlatform

上野ストアハウス(東京都)

2024/05/02 (木) ~ 2024/05/06 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2024/05/05 (日) 19:00

観客からのお題をもとに紡がれる物語は、主人公の描く劇中童話もひっくるめて8割がた先行き不明の即興劇。「めでたしめでたし」のその先を探して毎回毎回新しく生まれる「あなたのための物語」を目撃してきた。

ジャングル大帝レオ

ジャングル大帝レオ

わらび座

わらび劇場(秋田県)

2024/04/21 (日) ~ 2024/07/15 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2024/05/04 (土) 10:30

わらび劇場建設50周年記念作品として、手塚先生の名作をもとに描くスケールの大きい物語は、演出もキャストも持てる引き出しを最大限に出し切って描く見どころの多いミュージカルとなった。
華やかな場面や楽しい場面、切実な場面などを重ねて、原作の持つテーマを丁寧に立体化しており、考えさせられる問題も多かった。
「地球は、人間だけのものではない」
その言葉が観終わったあとも胸の中に残った。

前髪(あなたに全て捧げるけど前髪だけは触るな)

前髪(あなたに全て捧げるけど前髪だけは触るな)

MCR

ザ・スズナリ(東京都)

2024/04/24 (水) ~ 2024/04/30 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2024/04/28 (日) 18:00

MCRは観るたびに好きか嫌いか決め難い気持ちになる。心の柔らかいところをヤスリで削られるような前半から、どう考えても救いはないけどどこか腹のすわってくる後半へ。海里とみのりの迷いや不安につられて客席で悶々とする約2時間を堪能した。
登場人物が相変わらずどうしようもないヤツばかりで、主人公たちだって決して正義でも聖人君子でもないし、でもなんだかみんな(どうしようもないなりに)憎めなくて。
今回はとにかくみのりさんがすごくカッコよくて情けなくて好きなキャラだった。

S高原から

S高原から

青年団

こまばアゴラ劇場(東京都)

2024/04/05 (金) ~ 2024/04/22 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2024/04/20 (土) 14:00

死を身近に感じる状況での人間関係や親しいあるいは親しかった人とのやり取りを繊細に描く1時間45分。
客席の暗闇で息をひそめるように見入った。死は悲劇でも喜劇でもなく、「下」と離れてその場所で暮らすこと自体がすでにこれまでの暮らしと彼らを分つもののように見えた。

トリオ

トリオ

NonoNote.

シアター711(東京都)

2024/12/18 (水) ~ 2024/12/22 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

ストーリーの懐かしさとホチキスの児玉さんが出演されるので楽しみにしていました。期待以上のクオリティです。演者さんは芸達者にも程がある。(笑)次回の公演も楽しみにしています。

この椅子どけて

この椅子どけて

劇団ちゃうかちゃわん

大阪大学(豊中キャンパス)(大阪府)

2024/12/21 (土) ~ 2024/12/22 (日)公演終了

満足度★★★★

ちゃうかといえば、皆でダンス💃 今回も拝見できて良かった❗ 内容もそれなりで、自分の人生を振り返ってしまって…😓 学外やって欲しい❗

ロクな死にかた

ロクな死にかた

劇団カオス

大阪公立大学杉本キャンパス旧教養地区第1学生ホール(北食堂)2階オアシス(大阪府)

2024/12/20 (金) ~ 2024/12/23 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

劇団カオスの公演は舞台美術なども豪華でとても学生演劇と思えないクオリティにいつも感銘受けております♪今公演も生死について考えさせられる作品で最後まで興味深く拝見させて頂きました\(^o^)/

迷宮巡礼

迷宮巡礼

劇団太陽族

AI・HALL(兵庫県)

2024/12/20 (金) ~ 2024/12/22 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

誰にでもなる可能性はある。
音楽がより一層に悲しみを浮き上がれさす。
生きるとは、家族とは、
もの悲しいお芝居でしたが、観に行って良かったです。
ありがとう

キミと奏でる音色

キミと奏でる音色

SFIDA ENTERTAINMENT

劇場HOPE(東京都)

2024/12/17 (火) ~ 2024/12/22 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

時空を旅しながら、自分の大事なもの、自分の大切にしたものを探し取り戻していく物語
主人公を中心に見ていれば作品にしっかりグリップされるのかなと思います

ネタバレBOX

転換のキモが役者の説明セリフに頼ってるのだが、役者は旅しているので、そのセリフが客席に届かない
単純な暗転にプロジェクターでガイドする方がわかりやすい気がする
ストーリーは良いので、そこだけ惜しい
『楽屋~流れ去るものはやがてなつかしき~』

『楽屋~流れ去るものはやがてなつかしき~』

あやめ十八番

澤田写真館(東京都文京区本郷4-39-9)(東京都)

2024/12/12 (木) ~ 2024/12/15 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2024/12/13 (金) 14:00

観るのは通算7回目となるこの作品、日本で一番上演された戯曲(伝聞)だけに演出、演者、会場の違いによって毎回異なる面白さがあるのは噺家によって味わいが異なる古典落語の如し。
今回は戯曲冒頭の「鏡のささやき」に吉田能さんが曲をつけた主題歌(?)のコーラスとともに演者が2階からの階段を下りてきて始まる演出から惹きつけられる。
また、女優A・Bのメイク/衣装(なのか?)や階段の上を舞台袖に見立てたことも楽しく、吉田さんのピアノ/ボンゴ/キーボードの生音もいかにもあやめ十八番らしく、まさしくSNSのハッシュタグ通り「#あやめ楽屋」!

荒野に咲け

荒野に咲け

劇団桟敷童子

すみだパークシアター倉(東京都)

2024/12/15 (日) ~ 2024/12/24 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

25周年記念作は劇団員のみで公演。これは本当に凄い作品なんだがどうにも伝えようがない。どんなに言葉を選んで積み重ねてみても大して伝わらないだろう。何だろうな、この感覚。気になった人全員に観に行って欲しいがチケットはもうあるのかないのか。このクラスの作品を年末にガツンとぶつけられて頭はクラクラ。次の桟敷童子の新作まではどうにか生きていたいと思った。

客入れのもりちえさんは見る度にどんどん痩せていく。
井上莉沙さんは可愛いが役柄が・・・。

ワンツーワークスのようにスローモーションで皆が駆けるオープニング。構成が映画的で時間軸が次々と飛んでいく。それを無理矢理成立させる役者陣。メイクと衣装と表情とでこの無茶を成り立たせる腕力。何度も強調して使用される対位法。象徴的なものはどうしようもなく不幸な場面に流れる「ラジオ体操第一」の明るいメロディー。黒澤明の好んだ演出で世界と自分とのズレを浮き上がらせる。今回は演出がかなり凝っており、バラバラにばら撒かれたシーンや夢、妄想や記憶が一枚のモザイクアートのように収斂されていく。

主演の大手忍さんは主演女優賞もの。中村玉緒みたいな嗄れ声で猫背の病んだ女性役。軽い障害のある人の受け答えそのもの。ここまで作り込んだか。
彼女の母親役、板垣桃子さんは助演女優賞だろう。確かにそういう女性が舞台上にいた。直視したくないものを直視させる演技の凄味。この表情。
彼女の弟役、加村啓(ひろ)氏が劇団員になっていた。押尾学みたいなふてぶてしい面構え。
彼女の父親役、三村晃弘氏の元気ハツラツとした健康的な笑顔。山登りとラジオ体操が大好き。とにかく身体を動かしてこそ人間だ。

従姉妹にあたる増田薫さんの表すリアルな痛み。誠実に生きているが故に誠実に我慢ならない怒り。

妹方の叔母にあたるもりちえさんの佇まい。再婚した家庭で会得したのは何も感じない“無”。そしてそれは当たり前の生活の一頁。誰にとっても特別なことではない。
彼女の義理の母親、鈴木めぐみさんが重要なパーツ。独り暮らしの老いぼれた交通誘導警備員だがSNSで動画を投稿していいねを稼ぐ。全く腐っちゃいない。今の時代を楽しみまくっている老婆の強さ。

大手忍さんのキャラはギリギリなところを突いている。観客の感情移入と生理的嫌悪のギリギリ。しかもユーモラス。こんな鬱話の中、観客が笑いでホッとする。そこのサーヴィス精神こそが数十年続く劇団の持つ地力。こんな話に和む笑いを入れる余裕。幾つもの修羅場を潜り抜けて来たタフなベテランの持つ味。

作家が10年以上前から着手していた実際の知人をモデルにした物語だそう。現実では彼女に何もしてやれなかった。せめて虚構(嘘話)ならどうにか出来るのだろうか?納得出来る救済のカタルシスを用意出来るのだろうか?だがそんな嘘話を騙ったところで一体何になる?
こんな負け戦の作品に心底取り組んだ作家の魂にRespect。
「一体どうしたらあんたを救えるんだろうか?」
「それは私が知りたいよ!どうしたら私は救われるのか!」
答えのない世界にただ問いだけが舞っている。

主人公(大手忍さん)の一生絶対に関わるつもりがなかった母親(板垣桃子さん)との電話のシーンでは泣いた。はらわたから振り絞る声、互いに何一つ嘘が存在しない。作家の安易なヒューマニズムに逃げない姿勢を支持。嘘臭い話で器用にまとめるのは簡単だがそんなものは現実と乖離し過ぎていて無意味。今作は虚構から現実を撃たねばならないのだ。嘘話で現実の人間を救う?笑止千万。だがやるのだ。

哀しみが嫌いだったら気のぐれた振りをすればいいし
別に悪い事じゃないさ ねえあんた少し変だよ
BLANKEY JET CITY 「ロメオ」

ネタバレBOX

「荒野に咲け」と題された二本の向日葵の絵。小さな時からいつか自分が咲くべき荒野に辿り着けると夢想した。ここではない何処か。そこに行けさえすればこんな惨めな自分ではなくなる。そこは一体何処なんだ?
いつも耐え切れない受け止め切れない現実を前に「これが私の運命なんだ」と心を押し殺し我慢して生きてきた。どんな残酷で不条理な出来事さえも。誰のせいにすればいい?母親が狂っていたから家族が崩壊したんだ。父親が自殺したんだ。自分も弟も病んだ母親の犠牲者なんだ。決して私のせいではない。私は逃れられない運命を強要されて苦しんでいるだけだ。何一つ選べなかった。

タイトルにもなっている向日葵の絵は琳派の日本画のようでもあり、エゴン・シーレ調にも見える。北九州の学校教師が描き廃線になった炭鉱町の駅舎に飾られていたという。地域の小学校ではそれにちなみ皆で向日葵の絵を描くカリキュラムがあったらしい。
今では全てが郷土資料館入り。しかもそれすら壊される予定。IKIRUと名付けられた小さな炭鉱蒸気機関車、かつてそこで働いた全ての労働者達の死への恐怖を払拭した。何が何でも「生きる」んだ。その老残した冷たい姿に寄り添う主人公。それに敗残した自らの存在を重ね合わせる。

もう駄目だ、何処に行っても人に迷惑をかける。嫌われていく。傷つけてしまう。何処か遠くに逃げよう。それは例え死後の世界でもいい。主人公は全てを諦める。

夜中に家出して郷土資料館に潜んでいる。ここで主人公は巨大な蒸気機関車に襲われる。(人力で動かしているであろう巨大な作り物が突如背面の壁が開いて出現)。「ああ、ここで死ぬんだ」と観念する。そこにIKIRUが突進して主人公を守る。小さなIKIRUが何倍もの大きな機関車にぶつかっていく。だが全く相手にならない。ボロボロにされていく。「ああ、もう駄目だ」と思った刹那、主人公を乗っけてIKIRUは走り出す。倒せなけりゃ逃げればいい。「私を荒野にまで連れてって!」と叫ぶ。空から降りしきる向日葵の雨。黄色い紙吹雪が無限に降り出して視界は全く見えなくなる。ファンタジーだが絵に力がある。ラストの昂揚には唐十郎への追悼をも感じた。

目を覚ますとそれは夢で警備員の鈴木めぐみさんがカフェオレの缶コーヒーを奢ってくれる。「不幸でなければ幸せだ」と。
プラスを求める価値観でなくマイナスを忌避する価値観。生きてさえいりゃどうにかなる。ろくな欲望さえ持たなけりゃ無理に苦しむこともない。幸せは他人が判定するもんじゃない。結局は自分自身が決めるもの。

ああもう少しだけここでの暮らしを続けてみようかな、と思う主人公。従姉妹に電話して謝る。失くしたもの手に入れられなかったものをいつまでも悔やむのではなく、今自分にあるささやかなものを確かめてみよう。多分きっと大丈夫だろう、自分をほんの少しだけあてにしてみる。ここが私の咲くべき荒野だ。ここでもう少しだけ生きてみる。もう少しだけ。

どんな場所でもいいのさ 自分の足で立ってりゃ全然
LAUGHIN' NOSE 「WILD」
ミシンとこうもり傘が解剖台の上で偶然に出会ったように美しい

ミシンとこうもり傘が解剖台の上で偶然に出会ったように美しい

Alice Theatre Laboratory

あかいくつ劇場(神奈川県)

2024/12/13 (金) ~ 2024/12/15 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

 香港のグループが公演、一所懸命で好感を持った。広東語上演、字幕付き。字幕も観易かった。華4つ☆

ネタバレBOX

 タイトルは無論ロートレアモンの「マルドロールの歌」に記された有名なフレーズに由来するが、今作は他にジャンコクトーの「詩人の血」や香港作家が書いたシチリア人がショーウィンドウ内に置かれた人形に恋する人形愛を描いた作品をベースにしたもの、我々の生きている時代に実際に見られるカルトの主張を挿入し、人々が長い時代に耐え生き残ってきた人としての倫理を規定するような普遍性を具えた哲学実践を見失い、似て非なる或る意味先鋭的で普遍性をも持つかのような似非論理に惑わされる様をも描いている他    『節約計画』なるイデオロギーによって必要不可欠な脳等を残し必要度が低いと判断された身体部位をオペによって切除し他の機構で代替するようなことが実行されたりもする。この『節約計画』を政治的に解釈したり、カルトも同様に民主化弾圧をしている現実の政治が『共産党』を語っている欺瞞をもパロディー化していると捉えることはできる。(現時点でマルクスが理想とした共産主義を実現した国は世界に1つも存在していない。多くは官僚主義的弊害に陥り、本来一時的過程であるべきプロ独を恰も理想が既に実現されたかの様に振舞っていることは欺瞞以外の何物でもない)
 まあ、以上挙げたような様々な解釈ができる作品であるが、作品のコンセプトはシュールレアリズムであるから別の解釈もできようが、シュールレアリズムを如何様に規定するかもことほど左様に単純ではない。例えばブルトンとヴァレリーの関係についてのみでも研究者によって見解は異なるからである。
荒野に咲け

荒野に咲け

劇団桟敷童子

すみだパークシアター倉(東京都)

2024/12/15 (日) ~ 2024/12/24 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

パンフレットによれば、モデルとなる話があるそうなのだが、そしてそれはもっと悲惨な話なようなのだが、いったい何なのだろう。終盤、機関車があんなふうに何度もぶつかっていくとは思わなかった。おいおいいくらなんでも・・・とは思ったが、機関車に付けられた名前といい、最後のセリフに繋がる象徴的な場面なのだろう。

サイボーグ009

サイボーグ009

舞台「サイボーグ009」製作委員会

日本青年館ホール(東京都)

2024/05/18 (土) ~ 2024/05/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2024/05/19 (日) 17:00

価格12,500円

原作コミックやアニメが大好きなのと事前に公表されたビジュアルが(解釈一致!)という印象だったのでチケットを確保し、観に行ってみた。
めちゃ良かった。
彼らの闘いの始まりの物語を、原作をリスペクトしつつ魅力的なエンタメに仕上げていた。
映像や特殊効果以上にキャスト陣の(特にBG SOLDIERSたちの)身体能力の高さで世界観を表現する手腕もお見事。00ナンバーサイボーグたちも原作のイメージを踏まえて、それぞれに素敵だった。

ワイルド番地

ワイルド番地

ホチキス

あうるすぽっと(東京都)

2024/04/05 (金) ~ 2024/04/14 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2024/04/13 (土) 18:00

決闘が法律で認められ、その届出や認可を担当する市役所の決闘課で巻き起こるあれこれをテンポよく描いて面白い。

荒唐無稽な設定とキャラの濃い登場人物たち、そして怒涛の展開にあっという間の約2時間だった。気持ちよく笑ったりちょっとほろっとしたりして元気に劇場を後にした。

獅子の見た夢―戦禍に生きた演劇人たち

獅子の見た夢―戦禍に生きた演劇人たち

劇団東演

俳優座劇場(東京都)

2024/04/12 (金) ~ 2024/04/14 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2024/04/13 (土) 13:30

初演以上にしみた。カーテンコールで拍手しながら、立ち上がりたい気持ちが湧き上がって仕方なかった。
ただ「芝居を続けたい」という思いに突き動かされて冒頭で示された運命に突き進んでいく彼ら。八田と三好の会話に応えるように舞う姿が胸に響いた。

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