教育
劇団俳優座
俳優座スタジオ(東京都)
2025/02/07 (金) ~ 2025/02/15 (土)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
マンスプレイニングを描いたような芝居。当時は、そんな言葉はなかったが、マン+エクスプレイニング(説明)の造語で、男が女に何かと説教をたれる性癖・構造を指す。若い娘のネリーに、最初は父が、次には、代わりに現れた上司の医師が、長々としゃべる。あまり対話はなく、とにかく男の台詞が長い。おんなのせりふといえば「…してあそばせ」などと、古くささが時折目立つ。上司が主人公にあれこれ言うところでは、谷崎潤一郎「痴人の愛」を連想した。若い娘を自分の子どものようにしようとして、逆に振り回されてしまう。
ネリーの出生の秘密をめぐっては、最後の第3場?で、母親エレーヌが、霊的妊娠の体験を語る。これが何を意味しているか。作者はカトリック作家だったなあと思い出した。
女性映画監督第一号
劇団印象-indian elephant-
吉祥寺シアター(東京都)
2025/02/08 (土) ~ 2025/02/11 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
とても良い観劇体験でした。
大正~昭和に実在した人物が逆境を乗り越えて時代の先駆者になる類の話はとても好き。
その人について、時代背景やどんな困難、苦悩や葛藤が待ち受けているのかある程度知っていたり、比較できそうな同じ時代の別人物を扱った舞台やドラマ等を観た上で、単なる事実を並べたドキュメンタリーを観たいわけではなく、どう切り取ってどう描くのかが楽しみ。
今回は初の女性映画監督の話とあり、男中心の業界で認められなかったり苦労する話までは予想出来る。
でもその先がどうなるのか分かっていて、そこはどう描かれるのだろう、と思っていたら、ああそうなるんだと。
あと一週間公演があれば、知り合いにもお勧めしてたのですが、今日終わりで残念。
きみはともだち
果てとチーク
アトリエ春風舎(東京都)
2025/01/16 (木) ~ 2025/01/19 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
自分は二回観て、ようやくわかりました。たぶん歳のせいなのと、最近は二回観てようやくわかることに慣れてしまったのかもしれないな。
もちろん一度観て『分かった!』と思ったけど、試しにもう一度観て、この前のは全然分かってなかったな、もう一度観て良かった、ということが多い。これは脚本買って読むのとはまた違う経験だ。
まず他の人も書いているけど、このタイトルのともだちって、誰なんかな、というのを思う。これは登場人物全部当てはまるし、場合によっては物語の舞台の上にはでてこないもう一人の人というのも思い浮かぶ(そっちのほうが素敵なのかもしれない)。舞台の上にでてこない人の傷を思って想像できる心の優しさを持てるのかどうか。それがともだちの概念なのかもしれない。会ったことはないけど、『きみ』が傷ついたのをみて傷ついた人を見、きみの心の傷が想像できたから、きみはもう『ともだち』だよ、と思えたなら、舞台の上の人たちすべてがその人の『ともだち』なのだ、とも思う。それは家族でも恋人でも、きょうはじめて会ったばかりの人でも、みんなが『きょうはあの人のこと会ったことはないけれど想像できたから、みんなともだちだったね』となるのだ、とも思う。
こんなこと書くと、何甘いこと言ってるんだよ、とか言われそうだけど、まさにそうなんだ。自分がこんな甘いことを平気でスラっと書けるのも、『ともだち』がいるからなのだ。
世の中には超攻撃で、恐怖に駆り立てられて暴走し続ける人たちもいる。そのような人たちには、会社のお金を使って、利用できる価値のある人間かどうかを見極めて酒の席などに人を頼って割って侵入して仲間を増やすことしか考えられない人たちというのも存在する。そして横領して虚偽の報告書を作って自爆してクビになる、そんな人たちを大勢みてきた。登場人物の男性は、ひょっとしたらそんな人たちに今も囲まれてるのかもしれない。だとしたら可哀想だな、とか思う。
このような人たちには『ともだち』はいない。タダ酒でいい気にさせて利用することしか考えていない人たち。そんなのを僕は山ほどみてきた。そういう気持ちの悪さに意識できるかどうか、拒否反応を示して、なんかこいつ違うっぽい、と思えるかどうか、が正念場だとも思う。
割と社会的信用のある人たちはそんな人たち山ほどみてるからすぐわかるけど、社会に出てすぐの若者たちは見慣れてないから、戸惑ってしまう。
そこらあたりで『ともだち』かどうかが分かれてくる。会社のお金に取り込まれてしまう人、優しさを失わずに嘘を見抜ける感じの人たち。…そんなに気にする必要はないよ、とも思うけど、繊細だと気持ちの悪くなる。そうしたことにも気づかえるのか、社会に出てもひょっとしてマイナスになることしかなさそうだけど、たぶん、そんな能力。モヘー氏かっこいい♪
でもみんな小芝居を続けて演じてるんだ。悪いことをしていなくても、しなければならない小芝居の連続が、人生、なのかもな。
権力も人生にも限りがある、から小芝居もときには必要。悪いことしてなくても。繊細じゃない人に使える優しさはも有限だしな。
(もう少し書きたす)
女性映画監督第一号
劇団印象-indian elephant-
吉祥寺シアター(東京都)
2025/02/08 (土) ~ 2025/02/11 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
千秋楽を拝見。直前に椿組「キネマの大地」を観たばかり。本作も映画を題材にし、しかも時代が重なる。史実上の日本の女性映画監督第一号、坂根田鶴子も満映に渡り、現地で「偽の国家」の矛盾と直面する筋書きである。先に観た芝居でも耳にした(意味的に同じ)台詞が、全く異なる芝居ながら「同じ場所と時代」の中で聞こえてくるのは不思議な感触だった(ただの偶然だけれど)。
吉祥寺シアターでの上演は劇団印象としては初めてだろうか、天井の高い劇場をうまく用い、視覚的効果が良かった。万里紗の胆力を以前もどの芝居かで観た記憶があるが、見上げたものであった。溝口健二役をやった内田健介を目にする機会が最近多い。俳優の力量を舞台を観ながら認識する事はあまりないが(大体芝居に集中するので)、その力は大きいと感じた所である。
史実や歴史上の人物を描く場合に課題となる「史実と虚構」のバランスが本作でも課題であったと思う。豊富にある訳でない素材を使って舞台を立ち上げる作業という点では、攻めた仕事をしていたが「何故今これか」のエクスキューズが十分表わされていない感触も残った。
結局は好みの話になりそうではあるが、私としては満州の場面ではその問題の性質上、可能な限りリアルな描写に挑んで良かったのではないか。テンポよく軽快に、身も蓋もない会話もさらりとやらせて先へと進む、歌踊りも織り込んだタッチが満州に来て写実主義の絵画のようなリアリズムの演技が展開する、そういうバランスが正解でなかったかな、と。
中国人女性役の「中国訛りの日本語」をもっと追求するのも一つかも知れぬし、脚本上で言えばその中国女性が坂根に反問する言葉(私はここにいるのですか?)が、彼女自身から出た言葉ではなく半分は坂根の脳内の(記憶から作り上げられた)彼女が想念の中で言った台詞にも聞こえた。だがここはリアルに「彼女が言っている」言葉=全くの他者からの言葉として聞こえたかった。それは「彼女自身の想念から出て来た」という事実によって免罪を生じさせるからであり、リアルな時間の中で坂根に突き付けられた満洲国の真実はそう簡単に打ちのめされ、改心されるには行かない難物なのであり、「人の住まない荒野に入植しただけ」との認識が「人を追い出して国を作った」認識に変わるプロセスの中に問題の困難さがあるような問題だからである。
「私はそこにいない」という詩的表現は今の日本社会の女性の地位を言い当てる場合にも使用可能だろう。現在の問題が相対的に軽いと言いたいわけではないが、人権蹂躙の規模が桁違いであるのは事実だ。そして坂根が「そこに彼女がいる」ような映画を撮ろうとはしなかったのなら、それは何故か、という具体的プロセスにも多くが籠められ得るだろう(それは端折られている。だから中国女性の場面は記憶を再構成したものに違いない、となる。挽回できない時点で振り返っているから)。
中国女性が体現できたかも知れない「リアル」感は、作品のテーマとして流れる(説明し得る)メッセージを超える濃密な何かを語り出すのではないか・・そういう場面を夢想するのである。
キネマの大地―さよならなんて、僕は言わないー
椿組
新宿シアタートップス(東京都)
2025/02/10 (月) ~ 2025/02/16 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
初日~3日間5ステージを潰し、漸く開始したという。日時を振替えて拝見できた。
先日観たばかりの「映像都市」も「映画撮影所が舞台」の鄭義信作品。本作は満映(満州映画協会)が舞台という事で、以前松竹だったかの「さらば八月の大地」の変奏か、と見始めたが、恐らく同じ作品か、ベースにはなっている(途中撮影所の裏だかのベンチのある場所に既視感あり。そこで初めて主役をやる女と、恋仲らしい中国人スタッフが淋しい会話を交す)。だが見ながら思い出したのは椿組で9年前に花園神社でやったもう一つの「撮影所が舞台」の鄭作品「贋作幕末太陽傳」(戦後日本が舞台)の方が芝居のトーンは近かった。
本作、鄭流の小ネタの数々もあるが見事に嵌まり、敵対国に帰属する者同士の間に生まれた友情や、刹那の時空(満州自体がそれ)に身悶えしながら生んだ情愛が、歴史とシンクロして次第に緩い結び目が強固に締まるように形成されていく。
芝居の時間の中で、ともすれば笑いが上回って滑り落ちがちな事もある鄭作品が、今作では紐がすり抜ける事なく結び目となり、大地の上の楼閣が真実に思われたのである。
如何にもな、あざとい芝居くさい仕草も総動員したそれらがことごとく決まっていた。この感覚はかなり昔、本当に拙い若者らによる短い芝居に感じた事がある。胸がざわっと波立ち、なんでこんな芝居に?と自問しながら感動している自分がいた。あれって何だろう・・「これが感動って言うのだよ」AIが感情を学ぶ瞬間のベタな台詞が適合する。
おどる葉牡丹
JACROW
座・高円寺1(東京都)
2025/02/05 (水) ~ 2025/02/12 (水)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
座高円寺には珍しくL字型客席とし(能で言う脇正面席が下手側=能に同じ=にある)、上手側袖と、下手寄りの奥裏に逃げる口の二箇所から、9名の女優がよく出入りする。JACROW女優の一人が「いきなり市議を目指すと宣言した夫の妻」の役どころで今作の主人公。
自民党ならぬ民自党からの出馬ゆえ、横の紐帯を保つ古い因習や選挙で勝つ「合理的」手法としての地元との関係作りやドブ板選挙など、「先人たち」の集まりで学び知っていく。その実録ドキュメンタリー的世界が単純に面白く、女同士のバトルといふものはかくも面白き哉、である。
作劇の工夫としては本来「ライバル」であるはずの「政治家の妻」たちの本質が行き着く所まで行き着いた後、主人公の女性が自ら進路を切り開く所がユニーク。それなりのメッセージ性を残して終幕となる。9名の役の描き分けも良い。
座高円寺のだだっ広さの今回のような解消法もあるのかと発見。
女性映画監督第一号
劇団印象-indian elephant-
吉祥寺シアター(東京都)
2025/02/08 (土) ~ 2025/02/11 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
女性の芸術家を主人公にし、彼女たちの視点から社会や世界を見ていく「天井を打ち破ろうとする女シリーズ」の第一作。今作は日本初の女性映画監督 坂根田鶴子を取り上げている。観る前は彼女の評伝劇、それも生涯を描くものと思っていたが、1959(昭和34)年12月(55歳)までの半生で幕が下りる。そこまでに描きたいテーマが鮮明になり、それ以上描くとかえって暈けるといった際どいところまで攻めている。
どんな社会や業界でも 男女の別に関わらず先駆者は苦悩・苦労そして柵(シガラミ)や軋轢等と闘わなければならないだろう。本作では、その人間的な側面と時代という側面ー戦時という背景を巧みに繋ぎ 重層的に描き、同時に一筋縄ではいかない問題提起をしている。単に女性映画監督第一号の坂根田鶴子という一人の女性の生き様以上の問題を投げかける。
本作は 映画的にいえば、彼女の人生を投影することによって、その映像の奥には多くの女性の姿が映っているのではなかろうか。例えば 劇中における映画撮影所、そこでは日本社会で固定化された根深いジェンダー役割が次々に表れる。演劇における個人史と虚構をどう調整するか難しいところ、それを半生に止め 本来のテーマで纏めた手腕は見事。そして、満映時代を映画で言う<光>と<影>にして鮮やかに描き出した。
少しネタバレするが、物語は1959年12月に始まり同年へ回帰する、全14場で紡がれる。勿論、映画監督になりたい確固たる意志、同時に満州映画協会(満映)では、後進の育成等 映画界の環境整備に尽くすという観点も描く。そこに現代にも通じるジェンダー平等といった広がりを感じた。少し気になるのは、満映で撮影していたのは文化映画。単に映画が撮りたいという職業映画人ではなく、溝口健二監督の下でキャリアを積んだのは芸術家としての映画監督、それゆえ文化映画に劇映画の要素を加えるという発想へ。あたり前の意識・行動であるが、何となく「女性のパイオニアが男社会の壁をどう打ち破ろうとしたのか」から離れ、あくまで自分が こう撮りたいという欲望が前面に出過ぎたような印象が…。そのリアルの誇張が、後々 彼女を苦しめることになる。
(上演時間2時間15分 休憩なし)
熱海殺人事件
カガミ想馬プロデュース
サンモールスタジオ(東京都)
2025/02/05 (水) ~ 2025/02/18 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2025/02/12 (水) 19:00
熱海は観劇というより観戦をしに行く感じですが今日の試合もなかなか面白かった。比較的ベーシックなバージョン(ロンゲストスプリング)ですがやはり役者が変わると見どころすら変わって面白い。今回一番新鮮だったのは木村伝兵衛の笑顔の表情。いろんな感情を内包した「仮面」のように感じられた。劇場のコンパクトさも丁度いい
女性映画監督第一号
劇団印象-indian elephant-
吉祥寺シアター(東京都)
2025/02/08 (土) ~ 2025/02/11 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
最高でした。ほんとすばらしかったです。鈴木アツトさんのnoteの記事を読んでいたこともあり感動が半端なかったです。最後、主人公の方が片手を上げたところで号泣です。今回の舞台、坂根さんの半生をベースに女性の権利や満州事変の功罪と戦後のロシアの蛮行をかなりフィーチャーしていますがすごくよくつくられていると思います。しかも驚きなのが、脚本を男性である鈴木アツトさんが書いているということです。女性の気持ちがよくここまでわかるな…と。ほんとうに心に残る舞台でした。演者の方々も最高のパフォーマンスでした。
家庭教師マミヤ
ライオン・パーマ
駅前劇場(東京都)
2025/02/05 (水) ~ 2025/02/09 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
出張の移動日に観ました。東京・下北に出てる劇団、レベルたか!っと思いましたね。
すごい。シナリオ、演技、音の使い方、暗転の使い方、すごいです。
わたし仙台ですが、仙台で見る芝居とはレベルが全然違うなあ、としみじみ
思いました。
ぼんやりブルース 2022
ヌトミック
静思堂シアター(兵庫県)
2022/09/18 (日) ~ 2022/09/19 (月)公演終了
ハイ・ライフ
流山児★事務所
ザ・スズナリ(東京都)
2025/02/07 (金) ~ 2025/02/18 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
流山児演出を鑑賞。ヤク中で愚かな、更正する気配のないワル達が犯罪計画を実行するストーリー。最高に手練れた俳優たちが役を手中に収めて活き活きと演じており、これ以上の舞台が望めるとは思えないが、もう一つの演出バージョンではどんな感じなのだろう。
まともな星
B子
イズモギャラリー(東京都)
2025/02/11 (火) ~ 2025/02/11 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2025/02/11 (火) 15:00
今回でおそらく3回目の2回目
とても観やすい作品だった
文学的な知識も天文学的な知識も持ち合わせていないので、未だに謎なところはあるのだけれど、自宅をそういうふうに例える発想、視点はなかったので勉強にもなったなと
ますます興味深いが、次公演はハードルが高すぎる!
がチャレンジはしてみようと思った次第
女性映画監督第一号
劇団印象-indian elephant-
吉祥寺シアター(東京都)
2025/02/08 (土) ~ 2025/02/11 (火)公演終了
女性映画監督第一号
劇団印象-indian elephant-
吉祥寺シアター(東京都)
2025/02/08 (土) ~ 2025/02/11 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
一人の女性を軸として映画への思い、時代や社会の闇がこれでもかというほど繰り広げられて、とても見応えがありました。知らないエピソードばかりだったのもあり、朝ドラを半年見終わったみたいです。歌の使い方も良い。万里紗さん、本当に魅力的。内田さんの監督とさいたま村の男、うまいなあ。皆さん、二役以上やられてとてもお上手。
女性映画監督第一号
劇団印象-indian elephant-
吉祥寺シアター(東京都)
2025/02/08 (土) ~ 2025/02/11 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2025/02/10 (月) 14:00
凄く良かった。そして今ザラザラとした思いが心に澱の様に残っている。題名から想像していた伝記的なことだけでは無く、他の要素も重ねて問かけて来る!出演された皆さんが素晴らしい。そうキャスティングがはまっているのだ!続きはネタバレbox にて
WORKER ANTS と 働かないアリ
五反田タイガー
CBGKシブゲキ!!(東京都)
2020/03/18 (水) ~ 2020/03/22 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
高橋胡桃さん出演。
2020年の3月。結果として高橋さん、引退前の最後の舞台になりました。
五反田タイガーさんの第7弾。高橋さんは4つ出演。あとの3つは「花街花魁クロニクル」「Casket」「OH MY GODDESS」。
ミュージカルのように、ときおり歌唱ライブのシーンが入ります。そういえばサイリウムを売ってました。客先にも出張販売してて、けっこう買う方がいましたね。
蟻、キリギリス、蜂、カタツムリなど。それらを表現する衣装はまるで学芸会のようですが、それはそうなりますよね。「Casket」と同じテイストでした。
昆虫の物語、なのに涙を誘うのはさすがですね。リーダーの東ななえさん、いつもながら良かったです。
僕をみつけて
かわいいコンビニ店員 飯田さん
OFF OFFシアター(東京都)
2025/02/06 (木) ~ 2025/02/16 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
鑑賞日2025/02/09 (日) 19:00
価格4,500円
バ先仲間を集めたゲーム大会で繰り広げられる人間模様
何かしら自分に重ねてみてしまう、加藤さん序盤のシーンとなるシーンは共感でしかないよ!
作品としてとても面白いし、笑えるし、人狼もわかりやすい、共感できるところもあるのだけれど、不公平かというと、あくまで主観であって強要するものでもなく、若さと閉じてしまっても良いのだけれど、何か物足りない
とは思うけど、個々の圧(個性)が強いので、それだけでも愉しめる良い作品かなと
ディファイルド
T-PROJECT
「劇」小劇場(東京都)
2025/02/01 (土) ~ 2025/02/09 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
ふたり芝居というと熟練された役者さんがやられるイメージで、さらに長台詞で難しい言葉ばかりでしたが、さすがベテラン声優、安定感のある発音でしっかり脳に入ってきました。密室での会話劇というのが良かったと思います。舞台経験の少ない佐々木望さんにこの戯曲を提案した田中正彦さんのセンス!
その田中正彦さんはこの作品では3回目のブライアンという事でした。警察の交渉人であるブライアンは人格者であり、嘘がなく、ハリーが友情を感じていく様子にも共感しましたし、田中さんの見た目も地毛の白髪が外国人っぽくて素敵でした。
全く暗転のない、ずっと緊張が続く2時間。登場人物が少なくて、図書館の1室での、そのままの時間経過なので、初めて舞台を観る方でもわかりやすかったと思います。
女性映画監督第一号
劇団印象-indian elephant-
吉祥寺シアター(東京都)
2025/02/08 (土) ~ 2025/02/11 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★
二年前に「犬と独裁者」と言うスターリンの若き日をネタにした本が面白かったので楽しみに出かけた。しかし、これはいけなかった。スターリンは謎の多い外国の暴君だからフィクションになるが、こちらは主人公の女性監督も、その合わせ鏡で登場する溝口健二も私ですらかなり知っている。満映がこんな楽園風ではなかったのは史実として材料もでている。(史実をこのようにいいとこ取りするのはタブーである)タイトルを始め実録であることを強調しているのがまずいと思う。フィクションだからどう作っても良い(良いというものでもないが)となるのはやはり関係者全員があの世に行ってから、あと十五年といった時間は必要だ。戦前の映画会社の女性労働者の群像も、国際劇場のダンサー風でこれもどうかとおもう。当時を知る老年者の一人としてかなりしらけた。前作でも感じたが、この作者、作と演出のバランスにかなり研究の要アリで、振付など同じ繰り返しがかなりあるのも気になる。下手なミュージカル風にする必然性など何もない。
俳優は万里紗、佐野美智子が演出の線で健闘しているが、元気の良いところが単調であまりにも今風。見ていてかえってはぐらかされてしまう。脇だが全作でも良かった武田知久、この人は細かく柔軟でいつ見ても成長している。