PLAY ULTRA -GrandTournament2024-
PLAYULTRA
AiiA 2.5 Theater Kobe(兵庫県)
2024/12/07 (土) ~ 2024/12/07 (土)公演終了
満足度★★★★★
段々知名度も上がってきたこの企画 旧オリエンタル劇場(キャパ500位?)が、半分以上埋まってました‼️内容はお題のストーリーに二人の役者(総勢21名?)が即興で板の上で演じ、優劣を観客と審査員4名で決めて、チャンピオンを決めていく(敗者復活戦有)優劣つけがたいけど…
時間も1時間位おしたが、大満足‼️
クリス、いってきマス!!!
梅棒
サンシャイン劇場(東京都)
2024/12/01 (日) ~ 2024/12/15 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2024/12/07 (土) 18:00
アンバーの表情、ダンスの表現が豊かで良かったです。
流れる曲の歌詞がセリフにマッチしていて面白かった。
ダイオゥライ!
NICO×frogs produce #関西の役者が踊ってみた
in→dependent theatre 2nd(大阪府)
2024/12/06 (金) ~ 2024/12/08 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
ニコフロ公演はいつもいっぱいの元気と笑顔をもらえるから大好きだ🎵ちょっと行き詰まったり疲れたなーって人は絶対観て🎶観てもそれで全て解決する訳じゃないかも知れないけど少なくとも作品を観てる間は何もかも忘れて【楽しい幸福感】を感じる事が出来るから☆
個人的に配役で良いなーと思ったのは亀山貴也さんが「できない」役やった事☆亀山さんは真逆の「できる」イメージの人やからギャップで新鮮なとも兄を観る事ができました♪鍬田さんがとも兄やったら「まんま」なんよね☆あとは植松ゆきさんの回転看板ね💈もぅあのキャラ創造した時点で優勝でしょ!
あとニコフロ公演観ていつも感じるのはチームワークや全体の雰囲気が良いんで「出演者全員がニコフロメンバーちゃうん」て思っちゃう事だ🎵メンバーとゲスト出演者の垣根を感じさせない一体感がニコフロの最大の魅力なんじゃないかな☆それはやっぱり主宰植松さんの人柄が反映されてるんやろネ♪
素晴らしい作品を有難うございました\(^o^)/
Goodbye my work!~退職の流儀~
丸福ボンバーズ
APOCシアター(東京都)
2024/11/27 (水) ~ 2024/12/08 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
年間そこそこの本数お芝居を拝見しておりますが、とても良くできた素晴らしいお芝居でした。セット、内容ももちろんですが、役者さんのお芝居本当によかった。セリフを話していない時も本当にしっかり演じておられて、一つ一つの台詞も心に響きました。
主役の野崎さんの演技、緻密にそして大胆に全てをわかって場の空気を考える小野さんと言う役を見事に演じていましたね。その小野さんと同じ年の私としても考えるところたくさんなお芝居でした。大好きな団体さんになりました。次回も楽しみにしています。製作の西村さんにも、親切にしていただきありがとうございました。
星降る教室
青☆組
アトリエ春風舎(東京都)
2024/12/07 (土) ~ 2024/12/15 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
賢治インスパイア系お伽噺のリーディング(元はラジオドラマだそう)。忘れていた小6の思い出と20年ぶりに対峙。アフタートークゲストは松本紀保さん。
レストラン・エスペランサ
さんらん
アトリエ第Q藝術(東京都)
2024/12/04 (水) ~ 2024/12/08 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2024/12/07 (土) 14:00
座席1階
日本ではヘイトスピーチの対象となり、深い傷を負っているクルド人たち。国家を持たない最大の民族として、イラクやシリア、トルコなどの各国でも迫害されるなど悲劇が続いている。今作は、イラクから命懸けで日本に来たクルド人兄妹の物語。世田谷区の成城学園前にあるけいこ場のような小劇場での公演だ。
机といすにする木箱以外は、小道具がないシンプルな舞台だ。役者がはける出入り口も上手奥と上手の手前(客席につながる入場口)しかなく、下手には抜けられない。このような制約のある小さな舞台で、テキパキと場面転換して物語は進行する。あるときは成田空港、またあるときは荒川の土手、そしてレストラン店内と場面は移り変わるのだが、まったく違和感を感じさせないスムーズな演出だった。
役者のレベルも高い。特にレストランのウエイトレス役の小黒こまちは、泣きのシーンで涙がポトポト床に落ちるすばらしい没入感で客席をくぎづけにした。
物語は、イラクの地を脱出する場面から始まる。追っ手の政府軍から逃れるため、一緒にイラク国境を目指した兄妹は別々になって逃避行を続ける。兄は何とか成田空港に着くが、入国審査で偽造パスポートを見破られ、走って逃げる。現実なら絶対に捕まると思うが、空港を抜け出しクルド人の集住地域・埼玉県川口に向かう途中、荒川を泳いで渡ろうとして水死寸前となる。
一方、荒川土手近くで営業していたレストラン・エスペランサでは給料の遅配などもあってコックなどスタッフが辞めてしまい、休業の危機に。水死寸前の男性を救ったのはレストランで働くウエイトレス。コックをやっていたという経歴を聞き、実際に食べてみて味を確かめたオーナーの女性は、不法入国を承知で雇うことを決めた。
レストランは彼の力もあって集客を取り戻していく。だが、不法入国者を逃がすという失態を演じた入管の手が迫ってきた。
おもしろいのは、荒川でおぼれそうになるシーンだ。客席入口が大きく開いて大きな青色の長い布を揺らす演出。まるで舞台の背景の壁を倒して外の空気が流れ込むアングラ劇の一場面のようだった。また、冒頭に兄妹が政府軍に追われる場面など、せりふでなく切れのいいダンスで表現をして見せたのは秀逸だった。場面とはつながりがない意味のないダンスではなく、役者の動きそのものにせりふのような動きを乗せた、いい演出だったと思う。
きちんと取材された裏付けがあっての物語だと思おう。今やクルド人の問題を知らない人は少ないとは思うが、まったく知識のない観客にも分かりやすい展開で、丁寧に作ってある。公演はほぼ満席だというが、下北沢を通り越して成城学園前まで行く価値は大いにある。
みえないもの(アーカイブ配信予約受付中)
アンティークス
「劇」小劇場(東京都)
2024/12/04 (水) ~ 2024/12/08 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
始まりは時間軸が入れ替わるので、登場人物の関係性が良くわからずに混乱しました。
見続けるとこうゆうことかなと整理しつつ見終わると切ない感じになる話でした。
はんなま砦は夜更けまで
大統領師匠
駅前劇場(東京都)
2024/12/04 (水) ~ 2024/12/08 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
キャラが濃くて設定が面白い!ストーリーが進むにつれキャラ設定にもちゃんとした意味があるのがまた良かった。
東京夜行
パフォーマンスユニットcoin
パフォーミングギャラリー&カフェ『絵空箱』(東京都)
2024/12/07 (土) ~ 2024/12/08 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
最高!めちゃくちゃ感動しました!クラシックダンスがベースになっているのか、ダンスに品があってすごくよかったです。文字通り魅了されました。途中「武富士ダンサーズか!」(←昭和世代しかわからないかな…)と思えるシーンもありすごく楽しめました。1時間強の公演ではものたりなさを感じたほどです。途中に余興的な出し物があってもいいのでもうちょっと長めのステージが観たかったです。そのぐらいすばらしかったです。これまでいろんなダンスを観てきましたが今日のステージは一番心に響きました。ほんとすばらしい時間をありがとうございました。
ポプコーンの降る街2024
劇団大樹
Route Theater/ルートシアター(東京都)
2024/12/04 (水) ~ 2024/12/08 (日)公演終了
亡霊の地
公益社団法人 国際演劇協会 日本センター
中野スタジオあくとれ(東京都)
2024/12/06 (金) ~ 2024/12/08 (日)公演終了
みえないもの(アーカイブ配信予約受付中)
アンティークス
「劇」小劇場(東京都)
2024/12/04 (水) ~ 2024/12/08 (日)公演終了
斜陽族
ド・パールシム
OFF OFFシアター(東京都)
2024/12/05 (木) ~ 2024/12/08 (日)公演終了
ゴーギャンおやじ2
グワィニャオン
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2024/11/27 (水) ~ 2024/12/01 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2024/11/28 (木) 19:00
東福生駅前で数人の男を叩きのめし自ら110番通報して逮捕された熟年ボクサーが心理カウンセラーに語る半生。
休憩前の75分は「昭和史のある一部」をクローズアップする感じで世代的に頷くことしきり。
休憩後の70分は主に「都落ち」してから福生に戻った主人公の日々を描いており、そのほろ苦さに力石徹を喪った後の矢吹丈を想起。
従来のグワィニャオンとは異なる作風ではあるが、西村さんが えにし に書き下ろした「クラゲ図鑑(2017年)」に通ずるものがあるか、などと思った。
サド侯爵夫人
プロジェクト榮
銕仙会能楽研修所(東京都)
2024/11/30 (土) ~ 2024/12/01 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
内容は説明通りで
写真通りの衣装で
全員白い衣装に
主人公のルナは一人だけ
能面での表現でした
圧倒的なセリフ量で
濃密な舞台が休憩2回の
3幕で演じられました
ホンに圧倒されました
固定されてるハズの
能面に表情が見て取れたのが
自分でも驚きの舞台でした✨
座椅子に
ふかふか座布団でしたが
流石にお尻が少々痛くなったデス
ロケット・マン
劇団鋼鉄村松
劇場MOMO(東京都)
2024/11/28 (木) ~ 2024/12/01 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
確かにハードSFしてました
レトロな感じが古典SF好きな
小生の好みにマッチしてて
大変楽しめた〜♬
約二時間の作品です
劇団設立30周年だそうで
おめでとうございます(^ー^)
ほんに生き残った者が勝者なんですから
これからも勝ちつ透けてくださいね~♬
『にしむくさむらい』『場所と思い出』
Pカンパニー
西池袋・スタジオP(東京都)
2024/12/04 (水) ~ 2024/12/11 (水)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2024/12/06 (金) 15:00
座席1階
「場所と思い出」を拝見。非常に分かりやすい、しかもよく笑える不条理劇だった。これはおもしろい。
開幕前、舞台は幕が引いてあって見えない。幕が開くと古びたバス停に木のベンチ、そして裸電球付きの電柱。いかにも別役劇という感じがして、シンプルな舞台装置に気持ちが高まる(笑)
ここに、スーツ姿の男が大きな旅行かばんとコウモリ傘を手に登場する。続いて、近所の主婦という感じの女性が買い物カートを引いて登場する。「バスを待っているのですか」という普通の会話から、「ここで何をしていると聞かれたら、バスを待っていると答えるのですよ」といつもの別役劇の始まりだ。
面白くなるのは、2人目の主婦という感じの女性が登場してからだ。最初の女性の身の上話(なぜか)が、いつの間にか2人目の女性の話にすり替わってしまう。既にこのあたりから、男性は完全にペースを奪われる。さらに、2人(男女)が登場するが、男性がせっかく自分のいうことを聞いてくれるかと思ったその絶妙のタイミングで、新たな男女が突っ込みを入れて常識をかき乱していく。話はあちこちに飛ぶのだが、男性にとっていかにも情けない、どうしようもないと泣くしかないというラストシーンに向かって盛り上がっていく。
分かりやすいのは、不条理の被害者がこの正直者のセールスマン男性一人であり、残りは掻き乱し役という設定だ。ただバスに乗りたいだけなのに、男性には次々に悲劇が襲いかかる。正直者がばかを見る? 適当に相づちを打っていた報い? それにしてもいかにも不条理である。人生とはそういうものなのか。草葉の別役さんが笑っているような気がする。
Pカンパニーの別役シリーズは本当に面白い。今作は1時間半くらいのコンパクトな舞台だから、仕事の合間にちょっと見てみるという楽しみ方もできる。
リフレクション
レイジーボーンズ
小劇場 楽園(東京都)
2024/12/03 (火) ~ 2024/12/11 (水)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
リフレイン
物語のラストが冒頭にループしていく構成だったとは
台本読むまで気が付きませんでした
前説?道学兄弟は解散して新たに始めますから物語だったんでしょうか?
メイジー・ダガンの遺骸
名取事務所
新宿シアタートップス(東京都)
2024/11/30 (土) ~ 2024/12/08 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
マジックリアリズム(魔術的リアリズム)はラテンアメリカを世界の最先端にした。全ての物語に行き詰まった文学はバロウズのカットアップやフォールドインなど特殊な技法に走る。(新聞や雑誌をバラバラに切り離してランダムに繋げるなど)。ポストモダン文学は脱構築(解体と再構築)を掲げるがデリダの意図から離れ、そこにあるのは無意味で虚しい記号の羅列の世界であった。だが先住民(インディオ)の文化が白人西洋文化によって侵略、虐殺、奴隷化された混血の歴史を持つラテンアメリカにこそ誰もまだ見ぬ文学の種が蒔かれていた。それは理屈が通用しない世界。幻想と矛盾と神話と非日常とが現実と混在しつつ全てが許容されていく。何の制約もなく無限の想像力だけでこの世界の人間の本質に触れようとする衝動。読者の感覚はまるで夢を見ているようなもので人為的作為的なものを感じずにごく自然に有り得る一つの世界として受け止めていく。
今作もその文脈で解釈した。
運転する車がアイスバーンにスリップ、トラクターに激突して亡くなったとされるメイジー・ダガン(谷川清美さん)。その訃報をFacebookの連絡で知った娘の滝沢花野(はなの)さん。家出してからずっと音信不通だった実家に帰って来る。イングランド、サザーク・ロンドンのベッカムからアイルランドのケリー州へ。
知的障害の弟(森永友基氏)は楽しそうにトーストを焼いている。暴力しか能のない耳の遠い父親(髙山春夫氏)。
母親への酷い暴力を毎日のように見て育った滝沢花野さんはこの家を心底憎んでいた。心の拠り所だった真っ白な仔猫もある日無惨に始末されていた。生涯帰ることもなかった筈の家、そこには死んだ母親が当たり前のようにいる。
森永友基氏は「うんちょこちょこちょこぴー」で誰もが知るGO!皆川を連想させる。
髙山春夫氏はいつもこんな役。段々本当にそういう人間に見えてきた。
谷川清美さんはこの役を本当に嬉しそうに演っている。女優冥利に尽きる、と。
滝沢花野さんは秋野暢子の若い頃みたいで魅力的。母親への愛憎が自分自身を作り上げていったことへの苦悩。余りに世界があやふやで暴力でしか自分と他人を確かめられなくなってしまった。
母娘二人のシーンが鮮烈。打ちのめされる。月夜の墓穴。中原中也だ。
この作品は間違いなく価値のある作品、出演者制作陣は誇るべき。『夜は昼の母』よりもこっちが好き。演出の寺十吾氏には天野天街氏を感じた。
是非観に行って頂きたい。
メイジー・ダガンの遺骸
名取事務所
新宿シアタートップス(東京都)
2024/11/30 (土) ~ 2024/12/08 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
パンフレットにも書いてあったが、たしかによくワカラン本と思う。不条理劇を観る時のようにちょっと頭のネジを緩ませて、あんまり辻褄を合わせるように考えないで、言葉の応酬や演技の表情それ自体を味わう態度で鑑賞すれば、それに十分応えてくれる俳優陣である。しかし俳優たちは、このテキストをどう理解し処理して舞台に臨んでいるのだろう?