最新の観てきた!クチコミ一覧

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ハイミドリノカスガイ

ハイミドリノカスガイ

劇団Lacrimosa

ピッコロシアター 中ホール(兵庫県)

2024/02/10 (土) ~ 2024/02/10 (土)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

尼崎市演劇祭に初参加!
初回観劇。
廃村を訪れたYoutuberが目にしたのは…
ラッキーを世話するテレワークのサラリーマン?

介護者、非介護者、友達、すれ違う其々の思いが壊しあう不条理、出口のない世界。
素舞台、身体表現だけのLacrimosaさんらしい舞台、見応え有!

蛇含草ホテル

蛇含草ホテル

マシュマロテント

扇町ミュージアムキューブ・CUBE03(大阪府)

2024/02/01 (木) ~ 2024/02/04 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

千秋楽観劇。
高校の親友、気の良いお隣さん、優しい旦那、落語が聴ける鉄板屋…
賑やかに過ごしてた女性の孤独死!

ハチャメチャさと裏腹な、重く哀しいテーマを、悲しく楽しく描かれ、グッときてギューッとなった。
メッチャ面白かった。
老後楽しく過ごしたいぞ千秋楽観劇

高校の親友、気の良いお隣さん、優しい旦那、落語が聴ける鉄板屋…
賑やかに過ごしてた女性の孤独死!

ハチャメチャさと裏腹な、重く哀しいテーマを、悲しく楽しく描かれ、グッときてギューッとなった。
メッチャ面白かった。
老後楽しく過ごしたいぞ☺️

半壊の館

半壊の館

刹那のバカンス

ウイングフィールド(大阪府)

2024/02/03 (土) ~ 2024/02/04 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

初回観劇
刹バカさん、初めて拝見。

黒百合の館、人造人間と暮らす婦人と執事。
命の捕食、勝手な解釈、
自由に生きる資格とは…

大好きな展開💕
素舞台、身体表現、映えた照明、とても面白く拝見!
そして何より、落ち着いた演技に引き込まれた😍
とても好み、良かった👍

ヒマワリ

ヒマワリ

ステージタイガー

近鉄アート館(大阪府)

2024/01/27 (土) ~ 2024/01/28 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

奥様と観劇。
古き良き頑固親父と肝っ玉母さん、
海千山千の3姉妹と長男!
それぞれ家族の事を思いながら口に出せない、不器用な家族のハートフル物語に涙😢
癖の強い女優陣、体当たり男優陣、そして…
裏方SHASEN卒業生の皆さん、とても胸熱な舞台ありがとう😆

ぱくっと!2024

ぱくっと!2024

大阪市立芸術創造館

大阪市立芸術創造館(大阪府)

2024/01/27 (土) ~ 2024/01/28 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

Cブロック楽しかった。

■tarinainanika
物語性ある表現!不思議な世界!

■劇団逃飛行
上京と在郷…お互い変わり雨粒で…

■よるべ
赤玉パンチ飲みてー🍷
ぬまこinコンビニ、松田とあかり!

■劇団カチコミ
伝説のヘップシーロール拝見!

■Ahwoooさんらしいアットホームホラー!
ゾンビ確保📣

川にはとうぜんはしがある

川にはとうぜんはしがある

ばぶれるりぐる

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2024/02/15 (木) ~ 2024/02/18 (日)公演終了

満足度★★★★

前半は単調で、仕事帰りのサラリーマンにはキツかった…😞
しかし、中盤から後半はとても考えさせられる内容
その時、その時代に形成された価値観を現代人に押しつけるのはナンセンス 可能性を求めて価値観を突き破るぐらいの度胸が若い人には大切なのかも…😌おっさんには…

J•A•C•K

J•A•C•K

劇団ネモノ会

千本桜ホール(東京都)

2024/02/16 (金) ~ 2024/02/18 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2024/02/16 (金) 19:00

とても楽しいアフター5となりました。感受性の豊かな学生さんが文化人類学の授業から熱いプロットを産み出したばかりか、熱い表現に感激しました。
中村先生とのアフタートークは貴重でインテレクチャルでした。同時代NYCで生活していたことがあります。その日暮らしで、買い置きなどできなかった生活者がほとんどだったハーレムにスーパーマーケットができたり、オランダ人植民者が100年以上前に建てた重厚なアパートのリハウスが盛んでNYCが大きく変わろうとしていた時代を懐かしく思い出しました。
皆さんの熱に魘され今日は学芸大学周辺で寄り道して帰りたいと思います。

掟

TRASHMASTERS

駅前劇場(東京都)

2024/02/15 (木) ~ 2024/02/25 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

昨年9月に公演されたTRASHMASTERSの『チョークで描く夢
』が素晴らしかった。川崎にある日本理化学工業をモデルとした知的障がい者雇用を推し進める会社の人間模様。

本社正門横に建つ「働く幸せ」のブロンズ像の台座には、故・大山泰弘会長の言葉が刻まれている。
「導師は人間の究極の幸せは、人に愛されること、人にほめられること、人の役に立つこと、人から必要とされること、の四つと云われた。
働くことによって愛以外の三つの幸せは得られるのだ。
私はその愛までも得られると思う。」

そういう訳で今作も多大な期待をしたのだが、残念ながら余り面白いとは思わなかった。
広島県安芸高田(あきたかた)市の現市長、石丸伸二氏の軌跡をそのまんま舞台化。京大卒、三菱東京UFJ銀行入社、為替アナリストとして子会社のニューヨーク駐在員に。地元の市長が収賄罪で辞職し、副市長以外の立候補者がいないことを知った翌日退職願を出す。2020年8月9日、立候補から3週間足らずの選挙で37歳にして市長に当選。

主演の森下庸之(やすゆき)氏、ジャグリングの腕も確か。
WEB番組「TIME JOURNAL」のアナウンサー、小崎実希子さんは綺麗。
同じくアナウンサーの天川義輝(あまがわよしき)氏の揺れ動く心情。
MVPは市長の敵に回る市議会議員、山本龍二氏と斉藤深雪さん。巧い!斉藤深雪さんは二役の演じ分けっ振りも見事。山本龍二氏のラストの質疑応答は現実にあった場面なのだろう。職人の腕前。

市長の前に立ちはだかるのは市議達の面子。善悪利害損得ではなく、自分達に挨拶があるかどうか、最優先すべきは己のプライドだ。とにかく根回しを要求。話を先に進めたい市長と、そうはさせない老人達の意固地な攻防。どんな下らない世界にも『掟』がある。群れた弱者集団を飼い馴らす“セオリー”を敢えて市長は無視する。この対立の絵面こそがエンターテインメントにふさわしい、と。

ネタバレBOX

市長に影響を受け、市議になった倉貫匡弘氏の存在理由がよく分からなかった。この流れなら裏切るべき。

原一男監督のドキュメンタリー映画、『れいわ一揆』を観た時の感覚。山本太郎が救国の英雄のように描かれるが、どうもそうは思えない。何か気持ちが盛り上がらないまま不完全燃焼。多分自分が求めているジャンルとは違ったのだろう。もう一人、別の醒めた視点を置いて欲しかった。圧倒的に市長を否定するに足る価値観があってこそ、市長の孤独な闘いが輝くのだと思う。応援演説みたいな作品は薄っぺらい。

劇場型政治の開幕。
SNSを使って市議の居眠り問題を告発。
その後、その件について複数の市議から恫喝を受けたと更なる告発。
名指しされた市議から名誉毀損訴訟を受けて敗訴。
権力と癒着した中国新聞を偏向報道と公開対決姿勢。
副市長の全国公募。
市議会議員定数半減条例改正案。
無印良品出店計画。

「安芸高田市の生き残り戦略として、知名度・認知度を上げる。悪名は無名に勝る。」
「一番の目的は安芸高田市を有名にすること。そのために言葉は悪いが燃やせるものは何でも燃やす炎上商法だ。」と産経新聞に自ら語る。

このままでは殆どの地方自治体に未来などない。『推計によると、2040年には(現在1718ある内)全国896の市区町村が 「消滅可能性都市」に該当。 』するとのこと。
『2040年頃に日本の高齢者(65歳以上)人口の割合の最大化と生産年齢人口の急減が同時進行で起こり、国内経済や社会維持が危機的状況に陥るとされる』ことは誤魔化しようのない事実。社会維持費用の不足と持続可能性の困難に目の逸らしようなどない。16年後に日本が詰むことを知ったアナリストの「今、何をやれるか?」という闘い。

ただ、この流れは「超人思想」でもある。圧倒的に優れた人間に皆ひれ伏そう、の論理でヒトラーは生まれた。ヒトラーに粛清されない自信のある人間しかついていけないことも事実。自分が弱者側なら淘汰されるのは自分自身。TVや映画だったら自分に火の粉は降りかからないから高みの見物でいいのだが、これは現実だ。綺麗事では生きられないことを弱者なら百も承知。切り捨てられる側の人間もどうにか生きていかなければならない。悪役の市議達は無知蒙昧な愚かな老害に見えても、彼等の後ろには大多数のそんな人間がいることも事実。“正しさ”はそんなに正しくもない。
OH MY GOD 2024

OH MY GOD 2024

パン・プランニング

博品館劇場(東京都)

2024/02/16 (金) ~ 2024/02/18 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

H版観ました。毎回楽しみにしている舞台。ブラックで、エッジの効いたコントとダンスと歌のコメディショー、大いに楽しめました。

ガラ版元寇

ガラ版元寇

ガラ劇

中板橋 新生館スタジオ(東京都)

2024/02/07 (水) ~ 2024/02/12 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

久々の身体表現と躍動感を間近で味わうことができました。

ネタバレBOX

Aの迫力と熱量が凄かった
淡々と物語が進んでいく。落語のような読み聞かせのようなとにかく台詞がハッキリと聞こえました。特に感動もなく見終わった後、ずっしりと重たい何かを感じた。
個人的お目当ての次郎役の方、波の群れの中で見つけた瞬間から惹きつけられっぱなしでした。
少弐役の方、役がとてもハマってました。不器用な感じ、余計なものを一切纏わないシンプルな衣裳、所作が誰よりも美しかったです。
四郎役の方、銃撃戦中よく声が通り、緊迫感が伝わりました。過去ガラ劇作品ファンタズマゴリ2で衝撃を受けたあの時と変わらぬ印象、それ以上のものがあったように思います。
Bは切り替えがあった
台詞より先に役者のギャグ路線たっぷりの行動に気を取られて内容がおざなりになってしまったように感じます。
最初から最後まで笑顔を絶やさなかった和藤内に心を動かされ、前半のコミカルな雰囲気からの温度差でこんなに泣くとは思ってもいませんでした。和藤内役の方、舞台上でよくお見かけしますがいつも一生懸命さに心打たれます。
次郎役の方、最初は幼いという意味で悪目立ちしているように思いましたが後半からの勇ましさで追い上げてきて最後には魅入ってしまう不思議な魅力がありました。
北条役の方、導くという字がとても似合う。扇子の扱い方や役としての振る舞い方が女性だらけのチームの中で唯一、中性的で飛び抜けており目が離せなかったです。
たてほこ

たてほこ

たすいち

シアター711(東京都)

2024/02/09 (金) ~ 2024/02/18 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2024/02/13 (火) 14:00

【兜チーム】
鎧チームの別キャスト版。
鎧チームを観ていて途中で気付いたことを確認したら「やっぱり!」。各編とも(少なくとも3編は)問題がすべて解決していない時点で終わり、余韻を残すと言うかその後を観客の想像に委ねると言うks、これぞ短編の醍醐味。

ネタバレBOX

また、各編共通なキーワードは「自分の居場所/在り方」では?
それぞれの主人公はそれに不満/疑問を持って探し求めていないか?
哲学的でもあり、誰でも感じたことがありそうなテーマを基調にしたのも見事。
Musical  Collection 1 陽だまりに青

Musical Collection 1 陽だまりに青

Muse:Am

シアターシャイン(東京都)

2024/02/09 (金) ~ 2024/02/11 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

鑑賞日2024/02/10 (土) 13:00

シアターシャインというごく小さな空間でミュージカルというのにまず驚いたものの、小さな空間だからこそ電子ピアノとマイクを用いないナマ歌でのミュージカルを味わえるのだともいえる。

渡辺七海は美人だし、スタイルも良く、歌声も美しい。
ただ難を言えば、物語が純粋な兄弟愛・崇高な人間愛を謳い上げて、あまりに素直すぎる。もっとドロドロとした葛藤だってあったはずだが、それがないのでそれぞれの人物が薄っぺらく感じられる。ゴッホが自身の耳を斬り落としたことについてもその心情を深く掘り下げることもない。綺麗事すぎて人間が描けていないともいえる。

そしてもうひとつ。開場されて客席に入った時からずっと、おそらく出演者の母親とそのご友人たちの一行がぺちゃくちゃと大きな声で世間話に花を咲かせている。折角舞台奥に「ゴッホの寝室(ゴッホの部屋)」の油絵(残念ながらこの絵はアルル移住の前に描かれているのだが)が投影されて、開演前から物語世界に浸ろうとしているのに、それができない。小さな空間だからこそ、そういう点にも配慮が必要だろう。

あさがお企画『楽屋』

あさがお企画『楽屋』

あさがお企画

六本木ストライプスペース(東京都)

2024/02/15 (木) ~ 2024/02/18 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2024/02/16 (金)

楽屋がクラシックではなく、今の人に届きやすい「楽屋」になっている

ネタバレBOX

楽屋は 若干同人誌的な楽しみ方があって
「そうそう。こうだよね」など知っている人に共感する部分があり
劇場にあまりかかわらないひとは
「推しの話をしている人を観賞する」という疎外感を感じやすいのだけれども
劇団再生 高木尋士さんの手により
一人一人女優として生きている生命力あふれる女優陣になっており
まさに 出演のあさがお企画に集った女優の為の「楽屋」であった

わたしはストレートの楽屋は悲壮感を感じていたのですが
あさがお企画の楽屋は楽しく拝見いたしました。

まるでベルサイユのばらの感想の如く
<誰に肩入れして鑑賞するか>で切なさを感じたりするひともいて
この「楽屋」という本がいろいろと時代を超える強さをもってるんだなぁと感じました

「楽屋」を演じた方も、違いを探すのではなく
こんな楽屋もあるんだ!と ぜひ見て欲しいものです。

なにより、スタッフ同士が「懐かしい!元気だった?」とわいわいと話しまして
楽屋の楽屋も本編の楽屋のように陽気でした。

会場の使い方が秀逸で、楽屋を表すのにとても面白く
バックステージツアーの如く観劇を楽しめます
一人でも多くの人に この感動を知ってほしいです
たてほこ

たてほこ

たすいち

シアター711(東京都)

2024/02/09 (金) ~ 2024/02/18 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

兜チーム拝見。短編集それぞれに面白かったです。全て違うテイストで面白かった。役者の皆さんも楽しそうに演じられていた気がします。楽しい時間ありがとうございました。

もしも僕が○○人だったら

もしも僕が○○人だったら

tea for two

アトリエ第Q藝術B1F セラールーム(東京都)

2024/02/14 (水) ~ 2024/02/15 (木)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2024/02/15 (木) 19:30

お気に入り劇団の6年振りの公演。とても考えさせられる。(2分押し)75分。
 本来は2~3人の会話劇を得意とする劇団だが、一人芝居シリーズ tea for ONE の一つとして2004年にに初演され、何回も再演された作品を、大きくブラッシャアップしての上演。元々はイラク戦争をきっかけに書かれた戯曲で、私も何回か観ているのだが、本作は大きく変わっていた。冒頭、作・演出の大根が、なぜ本作を書いたかという話を始めるが、語り口から芝居が始まっているのが分かる。さらに終盤で今回新たにガザ,ウクライナ戦争を扱うが、観ていて、どうすればいいんだろう、と考える自分がいた。とても考えさせられる作品だった。小森の技量が上がったことは確かだが、大根の演技者としての力量も感じられたあたりが楽しい。
 開演時間に遅れて観劇した客が、途中でイビキをかいて寝るというアクシデントで、耐えられなくなって起こそうとしたら、制作担当者も同じ行動。

たてほこ

たてほこ

たすいち

シアター711(東京都)

2024/02/09 (金) ~ 2024/02/18 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

弓チーム。短編4本立て。『しのびよるせかい』→『ギフト』→『幸不幸ミスマッチ』→『いまこそわかれめ』。可もなく不可もなくというか、当たり障りがないというか、残念ながら俺には毒にも薬にもならない感じだったなぁ。

舞台版『舌切雀』

舞台版『舌切雀』

舞台「日本昔ばなし」製作実行委員会

ヒューリックホール東京(東京都)

2024/02/09 (金) ~ 2024/02/18 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

心優しい御爺さんには金品が与えられ
欲深く底意地の悪い御婆さんには罰が当たる
残酷な表現はあっても、最終的に溜飲が下がったからまぁいいのか…というのが昔話「舌切り雀」
幼少期ではそれがおおよその印象じゃないかと思うのだけれど、全く違った側面を見せてくれる舞台版「舌切雀」

男と女の色合いが濃い夫婦愛の中に入り込んでしまった雀
夫に見える雀は愛らしい少女で(ミュージカル俳優じゃないかと思うくらい)声が綺麗
俄然、純愛不倫という言葉が浮かんでくる
遂には切りつけられる雀も可哀想だけれど、これでは妻があまりに・・・観ているうちに妻が持ち帰るであろうつづらのくだりが凄く気になってきて・・・一体どんな結末が待っているのか

「誰よりもおじいさんがおばあさんを愛した証拠」かぁ、大人の女性達が暴動を起こしそう(ウソです)
理不尽だけれど、それ故感慨深さの残る物語
観る側の立場によってざわつき方が違いそう
繊細でユニークな映像技術が御伽草子の世界観に一役も二役も買っていました

ネタバレBOX

本作は太宰が物語を執筆しているというスタイルをとっており、加えて萬田久子さんと片岡鶴太郎さんの老夫婦の存在が物語を優しく包み込んでくれるのでみるみる理不尽さが和らいでいくのでした

かわりのない

かわりのない

TAAC

新宿シアタートップス(東京都)

2024/02/07 (水) ~ 2024/02/12 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

TAACらしくないようなところもありつつ、でもしっかりとTAACの作品だなと感じる作品でした。

人間くささというか、触れたくないところというかそういうところをしっかり抉ってくるんだけど、でも観たあとにちょっとした希望だったり、活力が湧いてくるんです。
今回もそんな要素がしっかりありつつ、違うところもあって楽しめたのでネタバレの方に書きます

ネタバレBOX

らしくないと言ってしまうのは語弊が出てしまうような気がしますが、今回の作品ではとても推理小説を読んでいるような心地で物語が進んでいくので、描かれてる人の感情ややってる事は重いんだけど、楽しく観ることができました。
人の気持ちは分かりきる事なんてできないけど、寄り添うことができる。事件の真相前後の刑事さんの奥様の印象はとても変わって見えていて面白かった。真相がわかった状態でもう一度刑事さんの機微が見てみたいなとも思ってるので配信買って見てみようと思います。
ユートピアたより

ユートピアたより

キノG-7

THEATRE E9 KYOTO(京都府)

2024/02/15 (木) ~ 2024/02/18 (日)公演終了

満足度★★★

うーん😔大学のゼミの海外移住に伴う送別会の余興練習の一幕
女性三人が余興で楽器を使って演奏を試みるのだけど…一向に噛み合わず、しまいには喧嘩が…😞
大学生と社会人の違い、結婚と未婚の違い、夢と現実の違いを垣間見せながらも、なんとか生きていこー的にみえたが、時代背景がかなり古く、観客もかなり年の人ばかり
どーなんだろ〰️🎵

桜の園

桜の園

桐朋学園芸術短期大学

俳優座劇場(東京都)

2024/02/14 (水) ~ 2024/02/15 (木)公演終了

実演鑑賞

満足度★★

[Cherry]
演劇ってやっぱり難しいのだなあとしみじみ考え込んでしまった。観る方でなく演じる方ね。これは指導教授が悪い。もっとストーリーに起伏があって分かりやすいものでないと大学二年生では無理だよ。

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