THE STUBBORNS 公演情報 THE ROB CARLTON「THE STUBBORNS」の観てきた!クチコミとコメント

  • 実演鑑賞

    満足度★★★

    登場人物三人の演芸に近いコントコメディである。男二人、女一人の仕事中の休憩室のような場所のワン・シチュエーションだが、面白さを、各人の言葉、話の取り違えだけの笑いを種にしているので、話が弾まない。関西ものらしい破天荒さもなく、なんとなくいじましい。会話が全部台詞に書いてあるところや、ストーリーがあることから演劇としているのだろうが、これはやはり演芸だろう。台詞も、全員外国人でヘンな日本語や所作で話すというあたりも、しらける。素直に笑えないのである。三鷹の星のホールの若い劇団を上演させる試みは00年代には生きの良い面白い劇団がここから続々と現われてきたものだが、それも10年近く前のiakuあたりを最後に、ここのところ面白い劇団に出合わない。若者の方もこの場所に魅力を感じなくなったのかも知れない。今日の開場は三割30人ほどの入り、この観客では、こういう笑うだけが狙いの作品にはきつかったかも知れない。だが、そこへ行く前に、登場人物やシチュエーションの設定などが安易すぎることも主催者は指摘してあげないとこういう試みは役に立たない。

    ネタバレBOX

    このイベントも25年やって役割を果たしたと言えるのかも知れない。ホールも人手はたくさん居て、今日に限れば、観客より、劇場側の人数の方が多かった。これはまずい!。だが劇場側は主人風になってしまっていて、観客もあまり良い気分にはなれない対応である、たとえば、開場前に係員が出てきて、今日は雨だから、いつもは並んで入場のところを到着順にしますと触れ回る。さっさと時間になれば開ければ良いだけの話である。つまらないところで主人顔という由縁である。

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    2024/10/09 00:36

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