最新の観てきた!クチコミ一覧

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『BORDER〜罪の道〜』

『BORDER〜罪の道〜』

五反田タイガー

六行会ホール(東京都)

2025/03/05 (水) ~ 2025/03/09 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

「ナンバーの付いたバカたち」
ナンバカな設定風の緩い感じの
監獄話なのだがー後半はシリアスに
話が進み人死も出してくるのが
結構なギャップであったが
前半で出してきた緩さからか
後半のシリアスモードに違和感しきりで
あまり自分的には刺さらなかったデス
緩さの感じはピンクパンサーとかが
近いかなぁとー
前半のコメディ調で統一して
後半の重い話も明るく軽く
流していけばーとか思いました

ノートルダム・ド・パリ ストレートプレイ

ノートルダム・ド・パリ ストレートプレイ

GROUP THEATRE

浅草九劇(東京都)

2025/03/05 (水) ~ 2025/03/10 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

上下二段のシンプルな舞台セットで
下段にギミック仕込んで
いろいろと場面転換を巧みに見せてました
左右の二階舞台も使ってたし
衣装などもらしく表現されており
見応えありました
長丁場ながら眠気など
全く起こらず舞台に魅入ってしまいました

女歌舞伎「新雪之丞変化」

女歌舞伎「新雪之丞変化」

Project Nyx

ザ・スズナリ(東京都)

2025/03/04 (火) ~ 2025/03/13 (木)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

2回目。
水嶋カンナさんの貫禄、観客を手のひらで自在に転がす。
BUCK-TICKのアルバム「RAZZLE DAZZLE」のジャケットをイラストレーターの宇野亜喜良氏が手掛けた縁で数々のコラボが実現。今作も氏の発案らしい。(角川文庫の「ドグラ・マグラ」の表紙をずっと氏の作品だと思っていたら、米倉斎加年〈まさかね〉氏で驚いた。)

踊り子達が被る上半分の狐面がベルク・カッツェみたいでカッコイイ。

ネタバレBOX

難を言えば「転」の部分。闇太郎(本間美彩さん)、浪路(森岡朋奈さん)、お初(水嶋カンナさん)、佐平次(いまいゆかりさん)の関係性が平坦で段取り部分が白ける。ここを巧くドラマ性豊かに組み上げられたなら因果律に絡め取られた人生の道化芝居として発現した筈。

①BABEL
②ノスタルジア-ヰタ メカニカリス-
③獣たちの夜
水嶋カンナさんが歌う。
④月下麗人
⑤RONDO
⑥GUSTAVE
⑦ゲルニカの夜
1937年、スペイン内戦で後の独裁者フランシスコ・フランコ将軍を支援したナチス・ドイツ空軍が史上初の無差別爆撃を敢行。ビスカヤ県ゲルニカを廃墟と化した。スペイン生まれのパブロ・ピカソは代表作となる「ゲルニカ」を制作。
8歳の雪太郎(染谷知里さん)は両親の死により自分を真っ二つに切り離してしまう。復讐の鬼と化した雪之丞と捨ててしまったそれまでの自分とに。宇野亜喜良氏のイラストがスクリーンいっぱいに映し出されて効果的。
⑧零式13型「愛」
⑨IGNITER
⑩胎内回帰
沖縄の海に散った知覧特攻隊員達の死への回帰の想い。繰り返さないものなどこの世にあろうか?

BUCK-TICK「眩しくて 視えない」

狂いたくなる夜はもう来ない
ほうら朝が来てサヨナラだ

命みたいだ 飛んでく 駆け抜ける
(ほら)風が吹いてまた逢える

忘れられない友よ
昭和元禄落語心中

昭和元禄落語心中

研音/梅田芸術劇場

東急シアターオーブ(東京都)

2025/02/28 (金) ~ 2025/03/22 (土)公演終了

実演鑑賞

満足度★★

素晴らしい俳優3人の共演ということで非常に楽しみにしていました。実際出演者の皆さんの 演技も歌もみな素晴らしかったですが
原作は読んでいないのでわかりませんが ストーリーが分かりにくい またせっかくミュージカルなのに ここぞというところが歌ではなくセリフで終わっているのが残念でした。
苦しさや悲しみそして喜び 思いのたけを心を込めて歌い上げる 心が震えるような歌がミュージカルの醍醐味だと思うのですが

不思議の国のマーヤ

不思議の国のマーヤ

ティーファクトリー

吉祥寺シアター(東京都)

2025/02/15 (土) ~ 2025/02/24 (月)公演終了

実演鑑賞

前作「ヘルマン」に続いて、ダンス等の異色の試みを見たさに今回も出向いた。前作が「何故今ヘッセか」の解答を得たくて得られた気がしなかった感想と、今回は「何故今回これをやったか」の答えがやはり自分には見えなかった点で、似た後味であった。インド舞踊がある種の高揚をもたらす「効果」は実感したが、少女にとって「神」(一神教の神でない)が一つの媒介となって世界へ足を踏み出す支えとなった、という所の説得力が私には今ひとつ迫って来なかった。神を巡る議論については、一神教(ユダヤ~キリスト教)での様々な神学論争が実は現代においても存在し、人間に目指すべき世界像の指針を示そうとするもの、との期待に神学は応えようとしている事を知る自分にとっては、甘い議論にはケチを付けたくなる。一神教も多神教も「人間が生み出したもの」であるが、一応建前としては「神が先に存在し、人間は神によって作られた、もしくは神より劣った存在として生まれ、試練を課せられている・・といった具合に神との関係を整理する。そういう用い方をするために人間は神を作り出した、とも言える。
例えば人は自分の化身を持っており(ヒンズーで言う所のブラフマンであったり、何とかであったりが劇中に出て来る)、そういう存在がある、という自己相対化が如何に身を軽くするか、というのは仮設として分かる気がするのだが、新興宗教も一つの信仰のあり方を提供しているんじゃない?という所に結びついてしまう。ただ新興宗教の弊害は組織の体質であり儲け第一主義が蔓延るからで、純粋に信仰のみを問題にすれば(オウムさえも)それはそれでその有効性を見出す事もできる・・となる。また別の見方をすれば、劇に登場する神々を、歌舞伎町のとあるゲイバーのコミュニティに置き換えても成立する、という気がする。私は未経験だが、想像を逞しくすると、男女関係も含めた「利害」を超えた関係性が築けるから、ある人たちはそこへ集うのでは・・と思う。少女が出会う相手はヒンズーの神々である必要があった、とまで言える何かが、やはり欲しいと思う。それがこの作劇に対する感想で、私的にはやや淋しい観劇であった。

若手演出家コンクール2024 最終審査

若手演出家コンクール2024 最終審査

一般社団法人 日本演出者協会

「劇」小劇場(東京都)

2025/02/25 (火) ~ 2025/03/02 (日)公演終了

映像鑑賞

満足度★★★★

コロナによって映像配信なるものが実現し、初めてこの企画を目にしたのが5年前。2019年度の3月だからコロナ急性期。2月後半あたりから大手が公演を取り止め、小劇場は3月に入ってもしぶとく打っていたが4月緊急事態宣言でゼロになった。第27班・深谷氏は2019年度の最優秀賞受賞で知ったのだった(忘れていた)。翌2020年度はぽこぽこクラブ・三上氏。
ユニークな演目が並んでいたが何しろ画像音声が粗いため見るのに難渋する、その印象もあって積極的に観には行かなかったが、今回は申大樹の名もあって覗いてみた。相変わらず定点撮影で録音もシンプルだが随分と見やすくなっていた。
1演目目から順に観た。まず申演出の「野ばら」。
深海洋燈はまだ一度も観れていないが流石、金守珍の薫陶を受けた才人に違いなく、原作の小編を劇中劇風にし、日本の戦争時代の少女たちの交流をベースに、そこに登場する不思議な少女が「野ばら」を読んでいる、という構成。音楽、歌・踊りに女性教師(佐藤梟)が縦横無尽に場を席巻する笑わせ場面あったりと盛り沢山。毎回の短いポストトークではコンクールでは珍しい作り込みの美術を一様に話題にされていたが、梁山泊仕込みのトリッキーな舞台処理もそれを感じさせないスムーズさであった。
ただ、演出を離れて作品という事で言えば(作も申大樹)、現代における戦争への認識に二つの戦争悲話が届いているのか、という部分では、「戦争」の語り口が定型的に思えた。いや元がそういう作品だから、という弁もありそうだが、主人公の二人の女友達の死が最後に来る日本の戦時下の話と、いつかの時代のどこかの外国の国境に立つ二人の兵士の物語が、「戦争悲話」で括られてしまうと、物語世界が狭くなる感じがある。演出等でありきたり感を大いに解放し、見事なのではあるが、テキストのレベルで言えば、「戦争はやめるべきだ」「世界から戦争をなくすべきだ」という、犠牲者の存在の裏返しとしての反戦の論理(大島渚が前にこれを「単純正義論」と言っていた記憶がある)が如何に弱いか・・その事を戦後の日本人は見て来たのだと私は考えている。少女たちは確かに犠牲者であったが、既に一個の考えを持つ彼女らは同じく人としての責任にもさらされ、友達を殺した者=「戦争?」への恨みを持つとするならば、その矛先は自分にも向くものだろう。「はだしのゲン」のゲンらが訴える相手も見出せず虚空に向かってピカドンのせいじゃ、と言う。せいぜいがあれを落とした人間への恨みつらみを言うがそれは戦争を起こした者(日本の上層部)にも向かうが、今や存在するかも分からぬ相手に、言っている。このお話の少女も誰に向けるべきかも分からず「戦争め」と言うしか、その時は術はなかったかも知れないが、今舞台を作るにおいては当時そうであった彼女たちを、今の私たちが評するなり掬い上げるなりして、何かを付け加える必要がある。劇においてそれが何なのかは作り手の問題だが、「戦争」が悪い、のは分かっている、その先を考えなきゃ何も変わらない・・そんな一抹の思いが見ていて過ったのは確かであった。
ラストを締めくくるまでの大がかりな道筋は金守珍ばりに考えられていたが、作品性もそれに相応しく深く周到なものであってほしい・・欲を言えばの話。

他の作品についてはまた、ネタバレにでも少しずつ書いてみる。

淵に沈む

淵に沈む

名取事務所

小劇場B1(東京都)

2025/03/07 (金) ~ 2025/03/16 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

テーマを深く抉った上質な作品をこう飛ばしている名取事務所の観劇頻度が上がって来るのもむべなる哉。
内藤裕子は「灯に佇む」「カタブイ、1970」「カタブイ、1995」に続いての名取事務所への書下ろしで、今作も流石だなと感服した。
作者は今、法律の条文を人(日本人)の耳に鳴らせたいのだな、と思う。特に、理念法(憲法や、各法律の目的の項=立法目的としての理念が書き込まれている事が多い)、「カタブイ」続編の方ではその条文(確か日米地位協定等もあった)を読む場面が幾つもあり、些か固いテキストとなっていた。私たちの生活が「法律に規定されている」厳然たる事実は、とりわけ沖縄では(法そのものの是非も含めて)切実であるが、その事を本土人が軽視してはならない。それには法律が「私たちを取り囲んでいるもの」、日常と地続きにある感覚で捉えなければ・・と、勝手な推測ではあるが、作者は今その思いを強く持って居る、そう思った。
これを経ての今作「淵に沈む」でも開幕後、簡易ベッドに横たわった青年がうなされるように憲法の条文(前文)を音読(暗誦)しており、夜だったのだろう、周囲から「うるさい!」「静にしろ」と罵声を浴びる。場所は牢屋に見えたが、実は精神病棟の一室であった。
精神を病む彼のそれ(独語)は「症状」であった事が後に分かるが、冒頭のインパクトを狙ったかの出だしに私は構えてしまった。「本当は大事な条文なのに軽視されている」、だから今一度ここで(彼に語らせるという形で)読ませて頂く・・的な、直接的な関連はないけれど広く捉えれば全て憲法問題とも言える正当性でもって「条文のアナウンス」が敢行されている、と警戒したのである(別に警戒せんでよろし、との意見もあろうけれど)。
私たちが怖れをもって想像する「収容所」に等しい精神病棟は、あの恐ろしげな冒頭場面で象徴的に表現され、不可欠なシーンだったかも知れないが、結論的には、「法律を勉強していた」彼が独語で呟く(又は叫ぶ)のは憲法条文でなくても良く、であればメッセージ性の強い、かつ定型のそれでなく、少し捻りの効いたチョイスがあって良かったか、とは思った。

さて物語は温かみのある話であり、精神病棟の鋭利な刃のような酷薄な現実の中で、安全圏(ドラマを見る者にとっての、でもある)を確保しようとするものだった。その証拠に、体制に組み込まれ、正しい判断と行動が出来なかった事を悔いる者を含めた「良い人達」に対し、病院の体制側を代表する存在は院長一人である。この一人の「悪役」も倒しがたい状況に、精神疾患を20年の間に寛解させた青年のささやかな「施設外での」人生の再出発を支えようとする四名の姿がラストに揃い、危うい現実の中で人を支え、支えられる人と人の関係とコミュニティこそ、まずは答えなのである、と終幕のシーンが語るのを聴く(私の捉え方だが)。

精神病棟の現実を告発したルポは既に1970、80年代にあり、障害福祉のあり方も変遷を辿ったが、私もよくは知らないが、知的障害について言えば、強度の障害は家族との同居が難しく施設を頼るケースが少なくない。施設建設が趨勢だった1970年代を過ぎると、施設から地域へ、となったのは確かで(海外からそうした潮流が輸入された所もあり、厚労省のそういう部分での功績は認める所だ)、介護業界も保育業界もそうだが、今は人材育成もさる事ながら障害福祉でも平均年収より100万以上低いと言われる分野だ。医療の方も構造的な改革が進んでいるが厳しい状況に追い込まれている医療機関は多いと聞く。そんな中でこの劇のような精神病院(精神科のみの単科病院)が何十年間、ヘタをすれば死ぬまでの長期入院を病院側が進めようとする事が起きるとすれば、悲劇だ(通常の病院が3ヶ月で患者を退院させたがるのと精神科がどう異なるのか知らないが)。長期化により「諦め」が心に住み、生活習慣がそれに合わせて変わる。医師や病院の「やってる感」のための服薬や治療行為が行なわれてしまう。
古くは「カッコーの巣の上で」が描いた精神病院の無残な現実が思い出される。行きがかり上収容される羽目になったとある男(はみ出し者)が、図らずも病院内にもたらした自由と解放の日々(それは最も的確な治療でもあったと観客には見える)と、病院に都合の良い管理法とそれを裏付ける旧い知見への揺り戻し、挙げ句は男自身が電気ショック療法などで「精神病者にさせられて行く」様は強烈であった。
障害者という弱者は常に「軽視」されるのであり、軽視する正当性を健常者は手にしており、彼らを縛る大義名分があり、彼らの同意が医師らの得になる訳でもない(彼らの不同意は医師らの不都合にはならない)。非対称な関係が力の一方的な行使を許し、都合よく支配し・される関係が成り立つ。
院長役の田代隆秀は「灯に佇む」で良き医師を好演して記憶に残った俳優、以後内藤作品で見る事が多いが、今作も悪い医師役を好演。同じく常連の鬼頭典子女史も良き女医を変わらず好演、センシティブな患者役に西山聖了、MSD役の歌川貴賀志、他の役者たちもハマって半ば「地でやってる」かのように見えた。

ご町内デュエル

ご町内デュエル

sitcomLab

ザ・ポケット(東京都)

2025/03/05 (水) ~ 2025/03/16 (日)公演終了

実演鑑賞

佐野瑞樹が演出のLeftチームの方を選んだが、今日観た回に関していえば、なんだか空回りしていた印象。もっと笑いが起きてもいいホンなのに。

フロイス

フロイス

こまつ座

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2025/03/08 (土) ~ 2025/03/30 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2025/03/12 (水) 13:00

座席1階

見応えのある舞台だった。井上ひさしがラジオドラマ用に執筆したという台本「わが友フロイス」を長田育恵が新たに戯曲化。織田信長の信任を得たというイエズス会の宣教師フロイスの半生を生き生きと描いた。フロイスを演じた風間俊介が秀逸だった。

説き起こしは、フロイスが子ども時代に体験したユダヤ人の処刑。これが最初にあることで、ラストシーンの問いかけが強烈に浮き上がってくる。現代の戦争、当時のいくさ。この残虐性に宗教がどう立ち向かっていけるのかを、長田の脚本は問いかけている。考え抜かれた秀作であると思う。
栗山民也の演出もシンプルかつ重厚で、宗教自体が持つ残虐性に十分な光を当てている。光と影をうまく使って脚本のポイントを浮き上がらせたのは見事だった。

こんなことを書いては失礼だが、どことなく優しげな雰囲気があると思っていた風間俊介がこれほど印象深く鋭い存在感を発揮するとは思わなかった。年齢を得てベテランの力が増していったのだろうと思う。長せりふにも臆することなく、堂々と舞台の中心に鎮座した。こまつ座は初出演とのことだが、次の登場が待たれる。

アナタがピンクの似合う子だから

アナタがピンクの似合う子だから

怪奇月蝕キヲテラエ

新宿眼科画廊(東京都)

2025/02/14 (金) ~ 2025/02/16 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2025/02/15 (土) 13:00

17年前に人気を博したアニメ(←架空)の舞台(ミュージカル)化の「舞台裏」を描いた80分。
主演オファーに躊躇する主人公の様子から始まり、「舞台で役を生きる」とは?な演技論/演出論や「自己中心」という単語の掘り下げ(大いに納得)なども経てコロナ禍が始まった頃の演劇界の動揺をも描いて鮮やか。
このテの「内幕もの」は本当に巧い。

極道シアターカンパニー

極道シアターカンパニー

スズキプロジェクトバージョンファイブ

ウッディシアター中目黒(東京都)

2025/03/01 (土) ~ 2025/03/09 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

舞台慣れしていない自分でも非常に楽しめた。
テンポ感よく、笑いがあり落ち着くとこをはきちんと落ち着き、起承転結も綺麗で見終わったらあとは気持ちがスッキリとし笑い疲れてる。口角が暫く上がったままになるような作品。
面白い場面の反面落ち着くところの些細な演技。
目や眉の動きがとても際立ったように思えた。
日替わりネタも面白く次の公演を早く観たくなった。
スズプロさんの作品 と言うだけで観劇の理由が充分に立つような、これからもスズプロさんを応援したくなるような作品でした。
次作は11月らしいので観に行かせていただきます。

素敵な気持ちにさせて下さりありがとうございました。

昭和元禄落語心中

昭和元禄落語心中

研音/梅田芸術劇場

東急シアターオーブ(東京都)

2025/02/28 (金) ~ 2025/03/22 (土)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

シアターオーブは何回か行きましたが、3階席は初めてでした。いやー、こんなところにまでお席があるんですね。双眼鏡必須です。(追記予定)

Lovely wife

Lovely wife

劇団青年座

本多劇場(東京都)

2025/03/06 (木) ~ 2025/03/16 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

面白かったです。久しぶりに笑って見る事ができた舞台でした。
舞台美術も「へー、こんなのでいいんだ」と言う感じで面白かった。

ネタバレBOX

一昔(ふた昔?)前なら作家が授賞式に妻への感謝の言葉を読み上げたりしたら、お涙頂戴で幕になるのでしょうね。
クロスモーダル

クロスモーダル

名古屋市立大学演劇部劇団鈍-NORO-

七ツ寺共同スタジオ(愛知県)

2025/03/07 (金) ~ 2025/03/09 (日)公演終了

実演鑑賞

鑑賞日2025/03/07 (金) 18:00

う~ん、市大祭の無茶ぶりがまた見れると
期待して行ったわりにはイマイチだったかな?
6つの小作品によるオムニバス形式だったけれど
それが繋がっているのかいないのか
話が飛び過ぎてよくわからず。
笑っている観客もいたにはいたんだけれど
自分は、ただその場の状況を理解しようとするだけで精一杯でした。

他者の国

他者の国

タカハ劇団

本多劇場(東京都)

2025/02/20 (木) ~ 2025/02/23 (日)公演終了

映像鑑賞

満足度★★★★★

配信で観劇
最初は11人いる!を想像して観てました
後半からはいつもの怖いタカハワールドでした
良かったです
映像が明るく役者の表情が見れて助かりました

ただやはりカット割りされる映像の限界
ずっと主人公の一挙手一投足は観てたかったです

板橋本町の昔の地名
板橋岩の坂の事知りませんでした

ライフワーク

ライフワーク

ながめくらしつ

シアタートラム(東京都)

2025/03/07 (金) ~ 2025/03/09 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

「内省と解放」

 漆黒の舞台で目黒陽介がひとりパフォーマンスをする公演である。ピアノ伴奏は長年創作をともにしてきたイーガルが担当した千穐楽の回を鑑賞した。

ネタバレBOX

 開演時間になると男(目黒陽介)がひとり舞台に寝そべって小さな弾力のある白い球と戯れはじめる。片手であげた球をもう片方の手で受けとめ、肩や頭に乗せたりしてからそれが二つ、三つと増えていって、少しずつ動きが激しくなってゆく。しかし静謐なピアノ伴奏も相まってどことなく沈鬱な面持ちに見える。

 つぎに男は舞台奥の壁に手をかけ、上の方に登っては途中で止まってまだ下りを繰り返す。そのうち壁の端に手や足、膝を掛けてぶら下がる。男は壁と遊んでいるのか、あるいは壁を越えようとしてためらっているのか。ここでも身体の躍動よりも全体を包む内省さが先行する。心の動きのようにも時事的な話題を捉えているかのようにも見える一場であった。

 10個ほどの白い輪っかのジャグリングはここまで以上の冷めた情熱を感じさせるものである。投げる輪の数は一つまた一つと増えていって、腕や首にかけては上空に投げ受け止めを繰り返していく。黒い舞台空間に一段と輪の白さが映える。

 最後は冒頭よりもひとまわり大きい球体を男が操る。ワルツの演奏に合わせたこの最終場は、溜め込んできた鬱屈を開放するかのような明るさが感じられて一番の見応えがした。
三月大歌舞伎

三月大歌舞伎

松竹

歌舞伎座(東京都)

2025/03/04 (火) ~ 2025/03/27 (木)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

「当代と次代のエースによる『七段目』」

 3月歌舞伎座は12年ぶりとなる忠臣蔵の通しである。夜の部Bプログラムでは、仁左衛門の由良之助に松也の平右衛門、七之助のお軽兄妹が顔を揃える新旧世代による豪華な七段目が出た。

ネタバレBOX

 祇園一力茶屋で周囲の目をくらますために本心を偽り放蕩にふけっている大星由良之助(仁左衛門)のもとへ、血気盛んな寺岡平右衛門(松也)が志士に加えてくれと頼みにくるが、由良之助は取り合おうとしない。その後一子力弥(左近)がやってきて宿敵高師直の様子を記した密書を読む由良之助だったが、縁の下からスパイとなった斧九太夫(亀蔵)が、そして隣の部屋から遊女お軽(七之助)が覗き見ている。異変を悟った由良之助はお軽を身請けしようと言い残し奥へ入るが、そこに戻ってきた平右衛門は、真実を知った妹のお軽が由良之助の手にかかることを悟りーー

 仁左衛門の由良之助は一力の奥から女中たちに「手の鳴るほうへ」で出てきて目隠しを外されたときの顔に艶があり、平右衛門をいさめるところにその貫目をみせる。遊び疲れて床に就き、程なくしてやってきた力弥とのやり取りで見せる緊迫さ、この二重性こそ由良之助の性根を思わせる鮮やかな切り替えである。二度目の出で床下の九太夫を手にかけ、これまで四十七士が重ねてきた辛苦を語るところは一番の聞かせどころであった。

 七之助のお軽はその美しさ、平右衛門があまりの変わりように驚くところで見せる恥じらいが特に印象に残る。福助のお軽を思い出した。松也の平右衛門とそこまで年齢差がないため勘平の近況を聞き出そうとやっきになるやり取りには実感があるが、平右衛門がお軽を手に掛けようとするくだりは今ひとつ盛り上がらない。むしろ平右衛門から父が死に、最愛の勘平が切腹した事実を打ち明けられたところで見せた意気消沈するくだりに、お軽という女の辿ってきた流転が伝わってきた。

 幕間を挟み討入のを描く十一段目は一通りである。最後に花水橋にやってきたで四十七士たちを菊五郎の服部逸郎が、若々しく音吐朗々とした台詞まわしと大きさで激励している様子を観て溜飲が下がった。

R老人の終末の御予定

R老人の終末の御予定

ポップンマッシュルームチキン野郎

すみだパークシアター倉(東京都)

2025/03/06 (木) ~ 2025/03/11 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

初演と同じく簡素な舞台構成ではあるし(でもあの足場結構お高いとも聞く)舞台上にはポットだのエレキだのしゃもじなど家電(一部除く)に扮した役者さんが並びゆるゆる面白芝居っぽさを全面に押し出し油断させるが内容はゴリッゴリのSFヒューマンドラマ。やはりいい台本。もちろんいい役者んも揃えて照明音響も派手さは抑えているが違和感なく過不足なくシーンに厚みを加えていてとても良い感じで。不満はなくもないがこの台本の公演をまた見られて良かった。

ネタバレBOX

初演の時のネタバレ感想に
「ある夫婦の互いを思いやる気持ちに友人が答えたことで偶然生まれたロボットの夫婦(第1世代)奇病により繁殖出来なくなった人類をサポートするために第1世代が自らのコピーとして作成した第2世代、その第2世代が同じくコピーとして生み出した第3世代、増加するロボットへの反動からロボット排斥の機運が高まりロボットたちは絶滅しかけるが、第1世代が人への攻撃を可能とするプログラムの書き換えを行なったことにより、反攻に転じたロボットにより絶滅へ追い込まれる。(第2世代以降は自らプログラミングできない、模倣のみである)人類に勝利したロボットもロボットの殺害を可能とするプログラムの書き換えが行われたことによりロボット同士の殺し合いにより壊滅、人類の時代より徐々に進化を遂げてきた家電搭載の人工知能にその座を明け渡すことになる。家電たちの現状を見る限りロボット殺しのプログラムは受け継がれており、その発展にはロボットたちの関与が感じられるが両者とも自分を破壊するプログラムは実装されていない様子。これはラストの描写に矛盾する。また第2世代、第3世代はともに第1世代のコピーであるはずなのにパーツの互換性がない(割と単純なパーツっぽい)これは何故なのか」と、今回観て爺さんと婆さんは共に息子を作れたのに自分たちを治せないのは解せないとも思ったが思い返すと探し回ったのは息子に諦めてもらうためで実は出来るけどしなかったのでは無いかロボにも寿命を与えたのでは無いかとも思える。そのほか細かいところは今回変わっているかもしれないし置いといて「終末の御予定」について何も書いてないな自分と思った。今回観て「終末」は結局どうなった?と観終わって反芻して思い至ったのはご夫婦は神になったのではないかという結論。ロボットへ破滅へのトリガーとして同族殺しのプログラムを施しつつロボット側にも人間側にも道具としてしか観られていなかった家電AIのネットワークに自分と奥さんの記憶(魂を)アップロードして家電AIの進化を促進して見守ってきたのでは無いだろうか。自分的にはかなり腑に落ちた。真相はさておき人とは何か心とは、魂とはという壮大なお話であることは違わないので最高に好きな作品、また見られて幸せ
『BORDER〜罪の道〜』

『BORDER〜罪の道〜』

五反田タイガー

六行会ホール(東京都)

2025/03/05 (水) ~ 2025/03/09 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

コミカルな感じかと思いきや後半にかけて結構ハードな展開でどんどんのめり込んで観ていた。
役者としては秋田知里さんがひと際映えていた。歌も芝居もダンスも彼女の動きから目が離せなかった。
他の役者陣もそれぞれ良さが出ていて面白かった。

やなぎにツバメは

やなぎにツバメは

シス・カンパニー

紀伊國屋ホール(東京都)

2025/03/07 (金) ~ 2025/03/30 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2025/03/09 (日) 13:00

横山拓也が初のシス・カンパニー。達者な役者陣を得て、笑いの後味に切なさを残す巧みな舞台。(3分押し)103分。
 とある元カラオケスナックのママが亡くなり、葬儀の後に集まるママの娘・美栄子(大竹しのぶ)と常連たち洋輝(段田安則)・佑美(木野花)と、美栄子の娘・花恋(松岡茉優)と洋輝の息子・修斗(林謙都)、そして美栄子の元夫・賢吾(浅野和之)。そこで起こる数々のエピソードと、過去の回想は、思わぬ方向に向かって…、という物語。笑いの多い舞台だが、横山らしく最後はどうしようもなく切ないエンディングに向かう。アラ古稀の4人も勿論見事だが、それに伍して若手の2人の活躍も目覚ましい。特に松岡のキャラが印象に残る。それにしても巧い話だ。

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