ひなつの観てきた!クチコミ一覧

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その人を知らず

その人を知らず

東京デスロック

こまばアゴラ劇場(東京都)

2008/12/26 (金) ~ 2009/01/05 (月)公演終了

満足度★★★★★

自分が、その人を知っているかと問われた気分に…
故・三好十郎の1952年の作品ながら、まるで古びた感じがせず、とてつもなく“いま”を考えさせられて、逆に怖い。戦争を背景に、信念や宗教や正義のありようを深く掘り下げた骨太な脚本も素晴らしいけれど、それをしっかりと甦らせた演出も見事だった。そして奇しくも、遠く、イスエラエル軍のパレスチナ自治区ガザ地区侵攻に思いを馳せながらの観劇に。いや、まったく遠くないね、ほんと近い出来事。

不憫(盛況にて無事終了!)

不憫(盛況にて無事終了!)

冨士山アネット

ザ・スズナリ(東京都)

2008/12/26 (金) ~ 2008/12/29 (月)公演終了

満足度★★★★

演劇として観てきました~
いわゆる自己表現的なダンスではなく、台詞の代わりとして存在する言語的なダンスで、物語を背負っている分、ダンス慣れしていない観客も楽しめる仕組みに。しかも、怪我を負って入院している患者さんの身体の一部だけが壊れた動きとか、あるいはプロレス技から応用した動きとか、これまでに他で観たことのないような表現が多用されていて、とても刺激的☆なおかつ、衣裳、美術、照明、音楽も含め、ひたすら格好良いです。いやあ、眼福。

ネタバレBOX

ただ反面、演劇として観ていたので、戯曲が描く日常性には少し不満も。最終的に「退院」に辿り着くのではなく、もっと、異界へと誘って欲しかったなあ。 この物語だと、どうしても特殊な身体表現が主眼になってしまって、それはそれで大いに成功しているのだけど、ちょっと演劇としては物足りなかったりも。
テキサス・チェーンソー・マサカリ

テキサス・チェーンソー・マサカリ

ニッポンの河川

ギャラリーLE DECO(東京都)

2008/12/23 (火) ~ 2008/12/28 (日)公演終了

満足度★★★

疾走感あり!
女優ふたりが、照明・音響も含めすべてを背負い、好演。演出も手際よく、ある意味、円形舞台を非常に意識した作りに(笑)。これで脚本にさらなる求心力さえあれば…。

飴をあげる

飴をあげる

こゆび侍

ギャラリーLE DECO(東京都)

2008/12/09 (火) ~ 2008/12/14 (日)公演終了

好み、なんだけど…。
短編3編とも、どれも骨格はとても好み(あと、超短編がひとつアリ)。
ただ、3本の完成度にかなりの差があった点は残念。

ネタバレBOX

とくに、最初の「亡骸をめぐる冒険」が躓いた感じ?
なにしろ、言葉を持たぬ類人猿が「死」の意味を共有する、という非常に難度の高い芝居(身体表現)を役者に要求しており、正直、テーマ先行で観客にしっかりと演出が届いていなかったから。
さらに、静かな氷の国のシーンでは、上の5階で行われている芝居の音が、天井を這いまわる鼠のように気になってしまったしなあ…。

企画公演ということで、いろいろと試みたかったのだとは思うけれど、
観客的には、「飴をあげる」と「うつせみ」 の2本立てにして欲しかった(超短編からスタートでも可)。

あと、「飴をあげる」は佐藤みゆきのひとり芝居のほうがさらに切なかったかも。
まあ、そうすると、ますます柿食う客っぽくなっちゃうというか、
実質、ひとり芝居だったんだけど(笑)。

あるいは、「うつせみ」をもっと膨らませて単独上演という手もあったなあ。
公演の趣旨まるで違っちゃうけど、それぐらい設定は魅力的。
もっと蝉の生態にこだわって作っていれば、すごい作品になった気もするし。
安易に擬人化せずに、蝉の「うつくしく」「いとおしい」ダンスが観たかった!
黒猫

黒猫

TBS

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2008/12/03 (水) ~ 2008/12/08 (月)公演終了

満足度★★★★★

好み♪
もちろん、映像作家にして映画監督でもある奥秀太郎が作・演出なので、多用される映像はほれぼれするほど刺激的で素晴らしい。ただ、そこに焦点を当てすぎてはいけない気もするなあ。

というのも、日本語の練度をもっと高めて欲しいとか、黒猫に収束しない余剰な物語が多すぎるとか、役者の演技に統一性がなさすぎるとか、じつは脚本や演出に不満も少なくなかったのだけど、結果としてはそういったことも含めて、ひとつの世界を作ることに成功していたからね。なんか、逆にその制御されていない不安定な部分が最大の魅力だったかも?
 
そしてなにより、演出家の作りたいもののイメージと、お客さんにひたすら楽しんでもらいたいと願うおもてなしの気持ちが明確に伝わってくる、とても美しい佇まいの心地よい舞台、でした。

戦争と市民

戦争と市民

燐光群

ザ・スズナリ(東京都)

2008/11/21 (金) ~ 2008/12/07 (日)公演終了

満足度★★★

ときおり、
燐光群を観ていると、
実験によってブラックホールが偶然誕生してしまって世界が滅ぶかもしれない、
という可能性があることを聞いただけで自殺してしまったインドの少女のような気持ちになってしまう。
けれど絶望的な未来を恐れながらも、それでもまた観にいくのは、世界はまだ大丈夫だと安心したいから、だろう。

そして今回。2時間35分の長丁場も、もう終わり?  と思ってしまうほど盛り沢山な内容だった。

冒険王

冒険王

青年団

こまばアゴラ劇場(東京都)

2008/11/15 (土) ~ 2008/12/08 (月)公演終了

すでに、歴史物なおもむき。
ただ、それゆえ、たとえば江戸時代の若者が江戸若者群像を描いたとしても、それをいま舞台でそのまま忠実に再現されても若者っぽくみえないように(たぶん)、この作品はあまり若者の話には思えなかった…。
いまどき忠義とかお家再興とかを熱く語らないよね、という感じ?

ネタバレBOX

もちろん、それを普遍的ないまの物語として敷衍させるための工夫や配慮は施されてはいたけれど、最終的にはどうしても役者の年齢が足を引っ張っていたような(想像力不足ですいませんね…)。なんだろう、それはおそらく見た目だけの問題ではなく、怠惰で自堕落な登場人物が多かったせいもあって、余計、生命エネルギーが感じられなかったからかなあ。正直、前半はドヤ街とか刑務所みたいだったし(笑)。


反対に、木引優子&鄭亜美の女子大生コンビが登場したあたりから違和感が減ったので、やはり役者の若さは重要な要素だったのだろう。個人的には、彼女たちにくわえて大竹直・石橋亜希子・二反田幸平あたり(じつは年齢差あるのかもしれないけどw)での『冒険王』を観たかった、なんて思いも。
いまさらキスシーン(玉置玲央一人芝居)

いまさらキスシーン(玉置玲央一人芝居)

柿喰う客

王子小劇場(東京都)

2008/11/19 (水) ~ 2008/11/24 (月)公演終了

太腿が異常に鍛えられていても、侍でも、
とても美しい女子高生だったと思います♪

「熊野」「弱法師」

「熊野」「弱法師」

三条会

三条会アトリエ(千葉県)

2008/11/22 (土) ~ 2008/11/28 (金)公演終了

満足度★★★

なんとなく、
三島台詞の心地よさに騙されてか、いい話っぽく感じていた「熊野」の虚飾が剥ぎ取られ、金満体質な男とベッドに縛りつけられる女の関係性がくっきりと。

「弱法師」の前半、演出過多に思えたけど、戯曲自体が退屈だから仕方ない? もちろん、それがあったからこそ後半の「橋口」との呼び掛けが生きるのだろうけど…。

すてるたび(公演終了)

すてるたび(公演終了)

五反田団

アトリエヘリコプター(東京都)

2008/11/15 (土) ~ 2008/11/25 (火)公演終了

夢ならもっと…。
受付で料金が1500円といわれ、思わず聞きかえす。安いなあ。
そして、弟(黒田大輔)がひたすら愛らしく、
兄役の前田司郎の役者としての佇まいも相変わらず好ましい。

面白かったし、終演後の印象もやっぱり安いなあ、なんだけど、
ただ、
タイトルの「捨てる旅」あるいは「捨てる度」という軸がきっちりしすぎちゃってるように思えて、
ちょっと展開に自由度が不足していたように感じてしまった…。

怪人21面相

怪人21面相

パラドックス定数

SPACE EDGE(東京都)

2008/11/21 (金) ~ 2008/11/24 (月)公演終了

満足度★★★

たしかに興奮する話でしたが…。
パラドックス定数の最大の魅力は、圧倒的な物語力と人物造形力を背景に、
男達が意味深に交わしあう眼差しの強さ、だと思っているので、
今回は、柱や背後の照明の関係で表情が定かではないシーンが多々あったのがけっこう不満だったりも。

また、関連作である『三億円事件』は立場は違っても目的はおなじな警察官だけだったのに対して、今回は職種が違う4人ということでトーンがややバラバラな印象。比べてしまうと、少し物足りなく感じてしまったのは、やはり期待が大きすぎるからなんだけど。

ZOKKYののぞき部屋コレクションPart3

ZOKKYののぞき部屋コレクションPart3

ZOKKY

王子小劇場(東京都)

2008/11/19 (水) ~ 2008/11/24 (月)公演終了

満足度★★★★

刺激強すぎ…。
6演目コンプリートしてきました!

コメディ色の強いaプロに対して、bプロはかなりアダルティ。そして、主演女優がこちらを凝視するシーンが盛り込まれた作品が多いため、のぞいているのに反対にのぞかれている感もあって、なんだか恥ずかしくなり、思わず直視できなくなってしまったりもするんだけど、実際は瞬きひとつしないで見続けていたり(笑)。いやあ、刺激強すぎです。でもって、本末転倒なことを書いてしまうと、女優さんは1mぐらい離れていてくれたほうが自分的には適距離なのかも? あと、3本立て続けに観られたんだけど、逆に少し勿体なかったなあ。もっと、それぞれの作品の余韻を楽しみたかった、なんて、いくらでも贅沢がいえちゃう稀有な体験でした♪

いきなりベッドシーン(七味まゆ味一人芝居)

いきなりベッドシーン(七味まゆ味一人芝居)

柿喰う客

王子小劇場(東京都)

2008/11/19 (水) ~ 2008/11/24 (月)公演終了

満足度★★★★★

ヤバイ、震えた。
ひさびさにもう一回観たくなった作品だけど、日程的に無理。だれか代わりに観てきてくれたら、思いっきりきり羨んであげまくるよ!



ネタバレBOX

おそらく台本は、たとえば吉田秋生の『櫻の園』的な、輪郭のくっきりした男目線で女子高生を描いたような物語なんだけど(あるいは山本直樹の『BLUE』っぽい、おませな女子高生と暴力とイジメと飛び下り自殺な話だけど)、
それを七味まゆ味が演じることで、制御されていない得体の知れなさが混じり、魚喃キリコの『blue』みたいな感じに。

こういう、個人の力だけでは達することのできない、作・演出と役者の共同作業によって核融合的に生まれた作品が観たくて観たくて観たくて仕方なくて、自分は劇場に足を運んでいたんだ! なんてことが判明したりした喜びもあって、大満足でした☆
ロッシーニ・オペラ・フェスティバル『マホメット2世』

ロッシーニ・オペラ・フェスティバル『マホメット2世』

朝日新聞社

Bunkamuraオーチャードホール(東京都)

2008/11/18 (火) ~ 2008/11/23 (日)公演終了

完成度の高い、まとまり系
通ごのみな演目だからか、来場者の服装も全体的にやや地味め、だけど和やかで温かい雰囲気だったかと。そうそう、小泉元首相も観劇されてましたね。でも、「感動した!」と叫びたくなるような突出感はなく、その上演時間分だけしっかりと楽しめるといった作品だったような。

『マグダラなマリア』~マリアさんのMad (Apple) Tea Party~

『マグダラなマリア』~マリアさんのMad (Apple) Tea Party~

ネルケプランニング

シアターアプル(東京都)

2008/11/12 (水) ~ 2008/11/16 (日)公演終了

舞台以外のところで失望
脚本・演出の湯澤幸一郎を目当てに観にいってきました。
で、彼がセルフプロデュースする歌手であり、女優であり、ついでに高級娼婦でもある華麗な美女マリア・マグダレーナの「アヴェ・マリア」を堪能♪

他の高級娼婦たちも軒並み美しく、衣裳も素敵で、しかも会場の雰囲気もとても温かかったので好印象。

ただ、上演中の記録撮影(オフィシャル)のシャッター音が音楽劇だけに気になる…。
当然、いいシーンで押すわけだしね。
なので終演後、スタッフに苦情をいうと、
「演出家の了承も得ておりますから」とのこと。
ああ、制作のネルケプランニングが次回の公演パンフ(当日は1500円で販売他、物販多数)などのために、観客を犠牲にしてでも本番の撮影をしたかったわけね…。

今後、ネルケプランニング制作の作品は極力避けよう、と心に決める。

邪沈(ヨコチン)

邪沈(ヨコチン)

乞局

笹塚ファクトリー(東京都)

2008/11/06 (木) ~ 2008/11/10 (月)公演終了

満足度★★★★

ラストが、
とにかく圧巻、でした。

ネタバレBOX

廻り舞台で、3部屋での出来事が高速回転しながら展開していくのだけど、
自分の場合は、すべての話が女性主導だったという構造がそこで鮮明になったことをとくに評価したい、かな。

ありがちな感想なんだけど、やっぱり女は怖い。
トランス

トランス

中野成樹+フランケンズ

【閉館】江古田ストアハウス(東京都)

2008/11/05 (水) ~ 2008/11/06 (木)公演終了

満足度★★★★

気楽に多田演出を楽しむw
かつて、鴻上尚史・第三舞台派か、野田秀樹・夢の遊眠社派かということが問われた時代があり、それはある意味で演出派か戯曲派かの争いでもあったと思うのだけど、まあ、自分は後者で、しかも完敗で、それはふたりがおなじく英国留学した直後に作ったKOKAMI@networkとNODA MAPのその後の知名度の差に明白に現れていて、そんな鴻上尚史の『トランス』が、現代の演出派急先鋒的存在の多田淳之介演出によって甦ったことだけで劇中、けっこうそうそうに落涙。
もちろん、戯曲も押し付けがましいぐらい、いい話だからということもあったけど(笑)。また、多田演出を我慢とか覚悟とか勝負とかを強いられずに気楽に楽しく観られたのも嬉しい。軟弱者、それでもあなたは多田ファンですか、物足りないという声もあるだろうけど、そういう人は年末の東京デスロック本公演に期待すればいいのであって、タダフラはこれでいいのだ、って感じ?

ネタバレBOX

前説で『トランス』のストーリーをすべて説明してしまった後、冒頭で、舞台中央に目隠しをした女優が立っていたときには、ふたたび『Castaya』で、しかも『ジャックとその主人』付きか! と、じつは少しビビッたのだけど、今回はけっして戯曲の物語性を剥奪して身体性だけを強調するスタイルではなく、結末を明示することで物語の求心力を高めるシェークスピアみたいな作品になっていた気が。

そしてなにより、目隠しという手法が前公演からの単なる継続ということではなく、『トランス』という作品理解をより深めるために機能していたことが素晴らしい。とくに最後、目隠しを外すのだけど(ここまでは誰でも予測できると思うけど、その効果は予想以上!)、そのときに強い照明を当てることだけで、眩しさに目をまともに明けられない役者たちが、孤独と不安感に溢れた生まれたての赤子のようにみえ、母の乳を必死に求めるように、互いを視線で探し合い、みつめあっていた姿が強く印象に残る(ただ、役者の目を痛めないかと少し心配にもなるのだけど)。

一方、不満点をあげるとするなら、やはり十数年前の作品という中途半端な年月ゆえの古臭さを完全には拭えていなかったこと。しかも、句読点抜き平板棒読みスタイルのなかに、ときおり挟まれる第三舞台的な台詞廻しがやけに魅力的に感じ(馴染んでいることもあるだろうけど)、じつは戯曲を最大限に生かす演出ではなかったのではないか、なんて疑問も。演出力で時代差を埋めるよりも、古典劇とおなじように、徹底的に現代口語に研き直す作業のほうがこの作品の場合には最適な方法だったんじゃないかなあ、とは思いつつ、これがわずか2週間で作られたことは知っているので、そこまで贅沢はいえないか。
ハイバイ オムニ出す(チケット売り切れましたが特別追加公演やります。)

ハイバイ オムニ出す(チケット売り切れましたが特別追加公演やります。)

ハイバイ

リトルモア地下(東京都)

2008/10/19 (日) ~ 2008/11/05 (水)公演終了

満足度★★★★

『特別追加公演 落/常』
岩井さん出演の『男の旅 ー夏子編ー』は、彼の冒頭での枕のような客いじりや、上下の切り方の巧みさもあって、本当の落語をみているかのような気分にさせられました。凄い。一方、『ヒッキー・カンクーントルネード』の篠田さんの妹役は、なんだか『積木くずし』を彷彿とさせる乱暴感が漂っていて、ひきこもり息子よりも家庭内暴力娘のほうがこの家的には問題なのでは? なんて変な感想も。

プラスチックレモン

プラスチックレモン

アマヤドリ

吉祥寺シアター(東京都)

2008/10/31 (金) ~ 2008/11/05 (水)公演終了

満足度★★★

これまでで一番、
他劇団をふくめ、吉祥寺シアターをもっとも美しく使っていたように感じました。

これで、説明的な部分を削って、その替わりに登場人物の物語に厚味があれば大傑作になったのに、とちょっと残念だったりも。まあ、好みの問題ですけどね。

『リズム三兄妹』 / 『はやねはやおき朝御飯』

『リズム三兄妹』 / 『はやねはやおき朝御飯』

岡崎藝術座

こまばアゴラ劇場(東京都)

2008/10/30 (木) ~ 2008/11/10 (月)公演終了

満足度★★★★

『はやねはやおき朝御飯』
けっこう予想の範囲内で、驚きはなかったものの、とにかく楽しかったです♪

ネタバレBOX

とくに、アゴラ劇場のロビーでお弁当を食べながら、道行く人を眺める、というよりも観られることに快感があったかも。前回の新百合ヶ丘公演でもおなじことを感じたので、きっと、参加している感が強いのが好きなんでしょうね。

あと、アゴラから移動するときに、
わざわざ知人に「もう我慢ならない」と言い捨てて帰っていった人とかがいたのも面白かったなあ。って、そんな楽しみ方は間違ってますでしょうか?w

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