冨士山アネット新作本公演
冨士山アネット新作本公演
実演鑑賞
ザ・スズナリ(東京都)
2008/12/26 (金) ~ 2008/12/29 (月) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
http://fannette.net/production/fubin.html
期間 | 2008/12/26 (金) ~ 2008/12/29 (月) |
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劇場 | ザ・スズナリ |
出演 | 玉置玲央(柿喰う客)、深井順子(FUKAIPRODUCE羽衣)、石川正義、大西玲子、大石丈太郎、石本華江(妄人文明/co.山田うん)、石山優太(APE)、上ノ空はなび(toRmansion)、草光純太、長谷川寧、山本伸一(BQMAP) |
脚本 | 長谷川寧 |
演出 | 長谷川寧 |
料金(1枚あたり) |
2,500円 ~ 3,000円 【発売日】2008/10/25 早割2,500円/前売2,800円/当日3,000円 学生2,500円(前売当日共/要学生証提示) 団体7,800円(3名様/要予約) 早割予約期間:10月25日〜11月20日(事前精算・チケット送付) 前売予約期間:11月21日〜公演前日24時(当日受付精算) ※受付精算の方は開演5分前までにご来場頂けない場合、 キャンセルとさせて頂く場合がございます。 ご了承下さい。 ※12/28(日)19:30(シークレット)、 29日(月)14:00(乗越たかお/作家・ヤサぐれ舞踊評論家) 公演終了後、パフォーマンストークを開催いたします。 |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | |
説明 | 常に人間の身体性に着目し、 肉体の可能性を常に模索してきた冨士山アネットが送る 今回のテーマは「進化する身体」。 そこにあるものは、 人間の思い込みによって一般的には 不憫と捉えがちな人間達による、 新たな拡がりをもった世界。 人は、まだまだ進化する。 1月シアタートラムでの本公演[太陽]、 9月ザ・スズナリでの主催イベント[EKKKYO−!]を経た新作本公演、ここでしか観られないダンス的演劇(テアタータンツ)を是非御期待下さい! [コメント] 野田秀樹 長谷川寧との出会いは、私のワークショップにうまい具合に彼が紛れ込んで来たことから始まる。私も若い頃は生意気な顔をしていたが、長谷川寧も生意気顔だ。「おとなしいけれども才能のある者」よりも「生意気なうえに才能がある者」を私は買う。生意気な人間は、自分をどんどん追い込んでいくしか道がないからだ。つまり「あ、言っちゃったよ」だったら、「後はやるしかないか」みたいなことだ。そして、長谷川寧は確かに、生意気顔だけれども、間違いなく、確かにやり始めている。そして面白い。 乗越たかお —連載 月刊「DDD」2008年4月号より抜粋 長谷川は面白い手法をとっていて、始めは普通に演劇の台本を書いてセリフのある芝居にするのだという。そこから徐々に、セリフを動きに転換していくというのだ。セリフもちゃんとあるのだが、舞台のかなりの部分をダンス的な身体の動きで構成しており、ジャンル分けしずらいところだ。 長谷川自身もプロのダンス経験があるわけではない。目指すところは「ダンサーの身体からは発想されない独自の動き」だろう。これはしばしば、劇団に振り付ける前出の井手や康本も口にすることだ。そういうことは十分にあり得る。 ことに日本は「有名振付家のなかに、バレエ経験がない人がけっこういる」という、世界的に見るとかなり特殊な事情がある。だから長谷川の手法には大きな期待が持てる。実際にきらりと光るセンスはビシビシと感じるからだ。 ただ「ダンサー的でない」というだけで魅力的か、というとそれほど簡単なものでもないのだ。単なるヘタクソ、という場合もあるしな。その点、長谷川は並のダンサー以上の動きを課しており、それは成功しているが、それも「とてもよく練習した役者の動き」という、ある種の型にはまってしまう恐れがあるのだ。そこから「うわ、こんな動き見たことねー、すげー!」というところまで持っていけるのは、膨大な発想を注ぎ込み続け、棄て続けていく作業が必要だ。が、ヤツらは行けそうな気がする。ガンバレ。 |
その他注意事項 | ※12/28(日)19:30(シークレット)、 12/29日(月)14:00(乗越たかお/作家・ヤサぐれ舞踊評論家) 公演終了後パフォーマンストークを開催。 |
スタッフ | 【作・演出・振付】 長谷川寧 【衣裳パフォーマー】 山下和美 【音楽監督】 吉田隆弘 【音 響】 高橋秀雄(SoundCube) 佐藤春平 【照 明】 奥田賢太(colore) 【映 像】 浦島啓(PUREDUST) 【美 術】 原田愛 池田那緒美 【宣伝美術】 太田創(01Ga graphics) 【制 作】 高市由香里 田中真実 岩間麻衣子 |
[情報提供] 2008/09/12 02:53 by 冨士山家
[最終更新] 2009/04/29 00:49 by fannette.net
この公演に携わっているメンバー7
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肉体の可能性を常に模索してきた冨士山アネットが送る
今回のテーマは「進化する身体」。
そこにあるものは、
人間の思い込みによって一般的には
不憫と捉えがちな人間達による、
新たな拡がりをもった世界。
人は、まだまだ進化する。
1月シア...
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