1
モンキー・チョップ・ブルックナー!!
アマヤドリ
演劇でしか味わえない感覚がある。演出、役者など、すべてのバランスが良く、エネルギー放出量が大きい。とにかく素晴らしいの一言に尽きる。舞台の上にはグルーヴがあったのだ。
2009年のもう1本「旅がはてしない」もとてもよかった。
2
一月三日、木村家の人々
青年団リンク 二騎の会
舞台で語られるテーマが自分と地続きにあることをイヤでも意識させられ、胸にぐぐっと迫ってきた。
3
4.48サイコシス(演出:飴屋法水)
フェスティバル/トーキョー実行委員会
驚いた。シビレた。実際にその場で時間と場所を共有できる、ライブでしか味わえない良さが炸裂していた。
4
風と共に来たる
劇団テアトル・エコー
実在の人物と、そのエピソードをノンストップのコメディに仕立てていた。笑いと拍手喝采の舞台だった。
5
私たち死んだものが目覚めたら
shelf
抑制の効いた静謐の中にある美と死。スタイリッシュでとにかくカッコいいのだ。
6
春琴
世田谷パブリックシアター
陰影の美しさに惚れた。
7
東京裁判
パラドックス定数
役者が全身から発するようなスピード感と熱量が素敵すぎる。
8
ケモノミチ
ブルドッキングヘッドロック
日常のなにげなさにヒリヒリした。
後味というか、舌に残るようなざらざら感がいい。
9
風街
北九州芸術劇場
桟敷童子の東節がそこここに見られ、命と生きることのキラメキが美しい舞台だった。
東さんの脚本となる舞台も桟敷童子本体の舞台も、どれも素晴らしいものだったのだが、この1本にした。
10
こころ
726
若者の溌剌さと陰りが品良く演出されていた。
これが旗揚げということなので、次回以降のハードルがぐんと上がったのではないだろうか。