アキラが投票した舞台芸術アワード!

2012年度 1-10位と総評
組曲虐殺

1

組曲虐殺

こまつ座

とても楽しくて、とても悲しい。
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百年の秘密

2

百年の秘密

ナイロン100℃

陰陽、裏表、時間と場の交錯。1つひとつの台詞が綿密。 嵌り具合がたまらない。
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see/saw

3

see/saw

Nibroll

慟哭を聞き、無念さに思いを馳せ、泣きそうになった。
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明るい家族、楽しいプロレス!

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明るい家族、楽しいプロレス!

小松台東

登場人物が相互に、それぞれの役を成立させる見事な関係にある。それは物語と深くかかわっていて、誰かが誰かを気にして、支える、家族や友人のコミュニティの形に似ている。
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ポンポン お前の自意識に小刻みに振りたくなるんだ ポンポン

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ポンポン お前の自意識に小刻みに振りたくなるんだ ポンポン

ハイバイ

笑ったけど、実は最初から、なんか泣けた。
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うれしい悲鳴

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うれしい悲鳴

アマヤドリ

舞台が物語と肉体でうねるようだ。深いところを描いたと思うと、遠いところから、気がつくとすぐ間近まで来ている。 やっぱり、「日本」なんだよな、「日本人」だよな、と感じてしまう。
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愛と平和。【ご来場ありがとうございました!!】

7

愛と平和。【ご来場ありがとうございました!!】

バジリコFバジオ

最高傑作! ストーリーを貫くアガペー。
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西暦2222年2月22日の22時22分22秒

8

西暦2222年2月22日の22時22分22秒

劇団鋼鉄村松

鋼鉄村松史上ナンバーワンの作品ではないかと思う、と、見終わった後、ボス村松さんに伝えたら、少し間を置いて、「ちょっと悔しい」と笑っていた。
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泳ぐ機関車

9

泳ぐ機関車

劇団桟敷童子

生きろ! 生きろ! 生きろ! 機関車のように力強く、向日葵のように明るく。ユーモレスクに導かれながら。
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評価

10

評価

大ナカゴー

とにかくしつこい。ナカゴーでしか、絶対に為し得ない劇空間がここに存在する。
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総評

毎年10本を選ぶのに苦労する。それだけ面白い作品が多いということだ。2012年は再演以降の作品で、前回を見ているものは外した。すなわち、パラドックス定数『東京裁判』と葛河思潮社 『浮標』の2本だ。前回見ていなければ、この2本は間違いなく10本に入れたと思う。

そして、11から20はこんな感じになった。
11.『祈りと怪物~ウィルヴィルの三姉妹~』KERAバージョン
12.shelf『構成・イプセン― Composition / Ibsen』
13.ままごと 『朝がある』
14.加藤健一事務所 『バカのカベ~フランス風~』
15.Aga-risk Entertainment 『ナイゲン』
16.ナカゴー『黛さん、現る!』
17.東京芸術劇場 『THE BEE』English Version ワールドツアー
18.地点『トカトントンと』
19.パルコ・プロデュース『ヒッキー・ソトニデテミターノ』
20.劇団 東京フェスティバル 『泡』

さらにコメディ部門を勝手に設けてみた。結果はこうなった(劇団的にはコメディと称してないものも含まれている)。
<コメディ>
1.加藤健一事務所『バカのカベ~フランス風~』
2.Aga-risk Entertainment『ナイゲン』
3.ハイバイ 『ポンポン お前の自意識に小刻みに振りたくなるんだ ポンポン』
4.オイスターズ 『トラックメロウ」
5.ブルドッキングヘッドロック 『スケベの話』
6.あひるなんちゃら 『ニアニアフューチャ』
7.五反田団『宮本武蔵』
8.劇団鋼鉄村松 『西暦2222年2月22日の22時22分22秒』
9.8割世界 『ウェディング、ラン!』
10.ハイバイ『ある女』

企画で素晴らしいと思ったのは、次の2つである。
・日本の問題 『日本の問題 Ver.311』
・演劇イベントLINX’S『LINX\\\\\\\'S TOKYO』

2012年は「観てきた!」の書き込みが滞りがちで、今現在においても書いてない公演が多数ある。そのうち書くかもしれないし、書かないかもしれない。
今年も新しい作品や素晴らしい才能との出会いを期待したい。

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