1
コンボ・イ・ランド
THE CONVOY
昔はひたすらねずみさんを見ていましたが、今となっては同世代のおじさんたちはみんな愛おしい、そして2、5次元やら踊る役者やら振り付けが細かいダンサーやらやけに老けてる10代やらの若者たちがかっこいい。それがみんなで14人なので、もうどこを見てたら、誰を見てたらいいのか分からなくなる、3時間のとっても楽しい舞台でした。2回で我慢する予定でしたが、我慢できなくて「〇〇のパンフもTシャツも買わなかったし、〇〇を見るのは諦めたし、いいよね?」と自分に言い訳して、定価で譲渡のチケットサイトでチケットが買えたので、千秋楽も行きました。
とても幸せな1週間でした。
2
15(Fifteen)
円盤ライダー
円盤ライダーさんを初めて劇場で観るわけですが、そこは円盤ライダーさん。え、劇場もそう使う?普通開演時には客電が消えて暗くなるのに・・・。
最近にはないくらい笑いました。劇シーンの渡部さん登場には思わず悲鳴(笑)。
サムさんも最高!!予定になかったのに思わずDVD予約してしまいました。
3
ME AND MY LITTLE ASSHOLE
藤原たまえプロデュース
面白かったです!!笑っちゃいました。思わず隣の人には・・・
どんな本音さんがくっついているのかななんて考えちゃって。
4
クロノス
LOGOTyPEプロデュース
公演も終わったので原作を読んでみました。見る前に読まなくて良かったです。どなたかも書いていらしたように原作の「吹原和彦の軌跡」とはだいぶ違いました。大筋(本当に大筋)は同じなのですが脇の登場人物が違うので、もし読んでいたら最初から戸惑ってしまったと思います。まずは・・・(以下ネタバレ)
このお話をあんなに膨らませて説得力を持たせた成井さんはすごいと思います!
科幻博物館の館長は女性ではありません。焼酎「さちえ」もありません。吹原が愛した来美子は花屋の前で一目惚れ。カエルのブローチは渡せたものの(渡せないとお話にならない)やっと食事の約束ができただけ。まあ、それまで1年余り毎朝挨拶をしていた実績はあるものの、それだけのことで命がけで彼女のために何度もクロノス・ジョウンターに乗れるでしょうか。中学生の時からずっと片想いだったと言う方が、納得いきませんか?
来美子の弟との関係や、吹原の妹とのやりとり、そしてラストにつながる科幻博物館の館長の正体と、舞台ではずいぶん違う展開になっていて、見に行って良かったと思いました。
5
瓶詰めの海は寝室でリュズタンの夢をうたった
おぼんろ
千秋楽も終わったので書きますが今回の舞台、開演前のアナウンスで「このお話は夢落ちになっております」と言うとんでも無くびっくりの始まりでした。「え?それ言っちゃう?」なんでなんでなんで?今までの舞台なら終演後のお見送りの時にでも「なんで?」と聞けたのに。それで答えが返ってくるかは分かりませんが・・・。
そして話の内容にもモヤッとしたものがあったのでしたが、何回も見ているうちにこのアナウンスは主宰の気遣いだったのではないかと思えてきました。元からのおぼんろファンにはどんな展開でも大丈夫なお話でも、最近増えたに違いない新しいファン(主宰があちこちで客演したり、脚本、演出したりで)にはしんどい話かもしれない。だから最初に「これは夢なんですよ」と断っておこうと思ったのかもしれない。それを素直に聞けた人には「夢だったんだ」と思えたのかもしれない。全部私の想像のうちですが、そんなふうに思えてきました。素直じゃない私にはしんどい話になりました。
6
神様はつらい。 ご来場ありがとうございました。
演劇ユニットG.com
結局マチネ配信も購入しました。何回か見ていると、舞台を見た時にはわからなかったことが「ああ、そこはそういうことだったのか(多分)」と思えたり、ソワレ時には帽子を被ったんだと改めて気付いたりしました。それでも、うーん、そこは何をしているんだか、どういう意味があるのかわからないままの箇所もありました。配信もいよいよ今日までなので、マチソワの配信を並べて見てみると言う暴挙(?)も果たしました。頭を揃えて見始めても、途中でずれていくとか、カメラワークが違うとか、役者さんの動きも違っていたりするとか色々発見できて面白かったです。
7
チーチコフ
劇団俳小
チラシの意味はそのまんま「あっかんべー」で良かったみたい。想像を超えた舞台でした。生演奏のピアノにコーラスガールの皆さんが素敵!女性の私でもドキドキしました。オープニングも面白かったです。
このお話、小説の原タイトルが「死せる魂」なんでしょうか?このタイトルでこの内容だったら騙された気になりそうなんですが。あ、だからこそ「あっかんべー」?
感染対策がしっかりされていました。劇場の入り口(外のところ)に流台が作られて、石鹸で手を洗い、ペーパータオルも用意され、入り口では足裏消毒、検温、アルコールの手指消毒といった具合です。ここまでは萬劇場の仕様のようでしたが、さらに観客にはもれなく不織布のマスクが配られて、観劇中はこちらを使うことになっていました。場内は2列目以降は市松模様席、1列目は座席の間が開けられていて、さらに間にはアクリル板という対策がなされていました。
8
フェイクスピア
NODA・MAP
2回目。前回の初日と比べてリピーターが多いせいか、演出のせいか笑いが多かったです。あのラストシーンはやはり最初の衝撃が大きかったのだと思えました。
月刊新潮に脚本が載っているようなのですが、会場では売り切れていて、帰宅後通販サイトで調べたのですがどこも在庫がないか、高くなっているようです。
今回もお父さんと息子の年齢のことが解明しませんでした。どうやらこの新潮には載っているらしいのですが。
追記 高くなっていた新潮、悔しいですが買いました。戯曲の冒頭に[時]2051年8月12日とありました。セリフも「永遠プラス66年前」です。これなら息子があんなおじいちゃん(70歳くらい?)でも不思議はありません。それがなんで「永遠プラス36年前」になったのか、野田さんにお会いできたら聞いてみたいです。どなたかどこかでこの話を聞いた、読んだという方がいらしたら教えてくださいませ。
36年前だと息子は40歳くらいなので、パパと同年代になって、それはそれで面白かったか物足りなかったかは見てみないと分かりませんね。
9
うちのばあちゃん、アクセルとブレーキ踏み間違えた
劇団チャリT企画
ふざけた社会派・チャリT企画がお送りする最新茶番コメディ!に偽り無しでした。
「うちのばあちゃん、アクセルとブレーキ踏み間違えた」と言うタイトルから、どうしても池袋の事故が連想され「ばあちゃんが上級国民で・・・」みたいな展開かと思いきや、加害者になってしまった(と思い込んだ)家族や、同姓同名のYou Tuberも巻き込んでのネットでの拡散やデマ、普通の人々のその気はない(多分)悪意の話になっていました。SNSや電話で誹謗中傷している人たちが、日常生活では普通にいい人らしいことが怖かったです。みんな暇なのね。
淳くんの見た夢のひとつ「オリンピック中止」も正夢になるといいですね。
10
29万の雫-ウイルスと闘う-
ワンツーワークス
時節柄、なるべく重いお話は見ないようにしていたのでしたが、行って良かったです。
ドキュメンタリー・シアターというジャンルは初めてでしたが、インタビューの生の声で構成されているとのこと。迫力があり、切実さもいっそう感じられました。