みなみが投票した舞台芸術アワード!

2020年度 1-10位と総評
メル・リルルの花火

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メル・リルルの花火

おぼんろ

メル・リルルの花火千秋楽。
こう言う形でも上演してくれたことに感謝します。ここ何年か、観劇体質になっているので何の予定もない日々は耐え難く、体調崩したりしていたのでしたがメルリルが始まってから取り戻せました。YouTubeを始めとして、いろんなところでお芝居の配信はありますが、上演予定通りに毎日(休演日もありました)予定通りの時間に開演されるのがとても良かったです。自宅の座席に座って観劇することができました。自宅なのでお茶やらお菓子やらをお供にできると言うおまけ付き。自分だけの空間をクルパジムン仕様にできるのも楽しかったです。
上演後のメイキング映像を見ていたら、サテライト上演も見たくなったし、もちろん劇場で語り部さんや幽霊さんたちともお会いしたいです。ぜひ劇場での再演を希望します。
一見ラジオドラマではあったのですが、ラジオドラマとはいきません。ラジオ放送初期のラジオドラマに生放送があったかもしれませんが、あくまでもみんな同じ場所にいて効果音とかやる人がいてと言う形かと思います。メイキングを見たのですが今回は効果音も自前でした。足音、倒れる音、など自分でやっていたようです。そうですよね。目の前にいない人に効果音は出せないですよね。送信受信のネット環境や機械操作の腕前(?)の差か、時々音量が不安定になったり聞き取りにくかったりしました。台本もラジオドラマとしては無理があったのではないかと思われるところもありました。今回がおぼんろ初参加という方がいらしたら、感想を聞いてみたいです。

ザ・ボイスアクター2020~アニメーション&オンライン~

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ザ・ボイスアクター2020~アニメーション&オンライン~

劇団6番シード

《アニメーション編》こちらも面白かったです。新人として頑張る前田君でしたが、現場の常識(?)の違いに翻弄されていました。収録現場って本当はどんなのでしょうね。
終演後のイベントがとても楽しかったです。
オンライン編もそうですが、皆さんあちこちでいろいろやっているので1回だけでは見尽くせません。時間があったらまた見たいですが、なかったらDVDが届くのを待ちたいです。
あ、でもそれだと見たいところが見られないかも・・・

ザ・ショルダーパッズ

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ザ・ショルダーパッズ

劇団鹿殺し

「少年探偵団」を観ました。先日の「銀河鉄道の夜」とは全然違って、スピーディで笑える舞台でした。ランドセルが小さすぎる小学生も可愛かったです。
あのシーンではきっと違う展開があるものと思っていたのでしたが・・・
エスパー伊藤(だと思った)が登場すると、ビニールの水色の薄い手袋を膨らませて頭にかぶろうとするのですが失敗。さらにもう片方の手袋を膨らませるのですがまたしても失敗。何事もなかったかのように次のシーンに行ってしまいます。え?そんな?うまく行ったら行ったなりに、失敗したんだからそれなりに何か突っ込まれると思っていたので「へ?」の気分。気になったので終演後にスタッフさんに聞いてみたら「あれでいいんです」とのこと。成功するとは考えられていないとのことでしたが、もしどなたか成功(頭にかぶることができたら)シーンを見た方がいたら、その後の展開を教えてください(笑)。

『どんとゆけ』

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『どんとゆけ』

渡辺源四郎商店

「どんとゆけ」そういう意味だったのかと分かった時の衝撃。

『虚数』

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『虚数』

演劇ユニットG.com

「架空の書物」に対する『序文集』の方を読んでも私にはきっとよくわからないだろうけど、舞台は面白かったです。それぞれの書物の著者たちが登場して、自分の書物についてのあれやこれや。人工知能ゴーレム14との対話・・・
人工知能ゴーレム14が自分で機能を停止したのは、40万年(だったか?)という年月に虚しくなっちゃったのでは?と思いました。
アトリエ第Q藝術の変わった作りも覗けました。秘密の地下室の隠し扉とかあるんじゃないでしょか?自力で登場するみなさんに見事に騙されました。

浪漫活劇譚「艶漢」第四夜

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浪漫活劇譚「艶漢」第四夜

CLIE

大千秋楽。金魚鉢の金魚が増えていたり(これは尚先生のイラストに由縁するらしい)安里のバナナをむく係が観客からキャストに代わっていたり(接触を避けるため)入り口のイラストがなくなっていたり(これもいろんな人が触ってしまうかららしい)と途中からいろいろ変更があったようですが、最後まで上演できて本当に良かった。
今回も素敵な舞台でした。
光路郎と詩郎の旅の行方は?詩郎の故郷で待っているのは?次回も楽しみです。

雲の切れ目からのぞいた町

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雲の切れ目からのぞいた町

大人の麦茶FLYING COLUMN

あの終わりで良かった!
マスクで泣いちゃうと大変なことが分かりました。
前回と何が違うのか(会場?マスク?環境?)フェイスシールドが曇って困りました。
それでも見ることができて良かったです。これから配信の方も見てみようと思います。

You'll Never Walk Alone

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You'll Never Walk Alone

青春事情

そうかあ、保険会社の新入社員君があんなに熱心にサッカーを語ったのはそう言うわけだったのか!!と配信で見ている私は見直した時にやっと気がついたのでした。面白かったので、生で見たかったなあとも思いましたが、何度でも見られる配信もいいですね。エアギターのくだりは笑えました。お芝居だとそう言うこともできるもので。
ただ、劇場ではどうだったかわかりませんが、役者さんによって声が聞き取り難かったりしたのが残念です。次回は劇場でお会いしたいです。

はみだしっ子~White Labyrinths~

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はみだしっ子~White Labyrinths~

Studio Life(スタジオライフ)

確か昔原作の一部を読んだ時は、彼らは小学生くらいだと思ったけれど、舞台上なので仕方ないけれど、どうしてもそんなに幼くは見えない。読んだ頃にはなんとも思わなかったけれど、彼らはどうやって暮らしているのか、大人に保護されてしまわないのかといろいろ気になって、図書館で三原順氏の本を借りて読み、ついには「はみだしっ子」全巻買ってしまいました(しかし読んでいない(笑))。
続きも気になるので、次回も見ます。
セットは舞台上に階段だけのシンプルなものでしたが、バスになり、雪山になり、街になり。
面白かったです。

絶響MUSICA THE STAGE

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絶響MUSICA THE STAGE

「絶響MUSICA THE STAGE」2020製作委員会

舞台は生でなくっちゃ!とほざいていた私がビデオを買いDVDを買うようになりそれを見ては「違う!」と呟いたのは、このシーンはここじゃないだろーとか、ずっと推しさんを見ていたいのにーということでしたので、初めから推しさんがいない舞台なら、見るべきところ、見せたいところを見せてくれる映像でもいいのかなと思いました。
最初から配信を目的の映像なので、画像はきれいだし音声もいいし、楽しい舞台だったし劇場へ行くよりだいぶ安いし(2800円!!)で、1日だけのつもりが千秋楽も購入。
最後に全員の挨拶もあってよかったです。オンライン観劇のお客さんに向けたカメラをちゃんと決めておいて、役者さんたちがこっちを見てくれたらさらに嬉しいかと(笑)
次回もオンライン配信をしていただきたいと思います。

総評

コロナ禍で今年は5月の観劇は0でした。しかしこうして振り返ると結構な数を見ていました。中には配信のものもあり、今後はこうした工夫も必要になってくるのでしょうか。舞台は生が一番と思いますが、配信になることで地方でも見られるようになるのはいいことと思います。この先、年寄りになった時にも配信なら楽しめるのかなと。ただ、やはり課題はあって、特に音声は余程しっかりした舞台でないと酷いものです。いろいろ機器が開発されている昨今、よりよくなることを希望します。
コロナが早く収まって、安心して劇場に行ける日が来ることを祈ります。

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