1
夜会 VOL.20 「リトル・トーキョー」
ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス
2回目だったせいか、ラストを知っていて見たせいか、席が前回と全然違っていたせいか・・・。久々に涙腺崩壊しました。★追加したいくらいです。でもみゆきさん歴とか好きな曲とか個々人の差があると思うのでした。
実はチケットを発券したとき「えーっ!先行予約でこの席かよ!?」と思ったくらいの席だったのですが、実際行ってみたら思っていたよりずっと良かったのでした。自由席ではついつい最前列を選んでしまうのですが(ACTシアターで最前列だったらそれはそれで素敵)、全体が見えないという弱みがあります。しかし前方に人がいるというのはそれはそれでストレスだし・・・となんとも悩ましいところです。
2
ビョードロ
おぼんろ
日付は公演終了日までにしないといけないのでそうなっていますが、このイベントに参加したのは2019年12月21日です。
初演と17回本公演のDVD上映会がありました。どちらもアフタートークの会と演者による副音声付きの会があり両方参加しました。初演時はまだおぼんろを知らなかったので見ることができずとても残念です。17回公演は参加したのですが、編集によって自分が覚えているシーンや見たかったシーンが入っていないなどやはり生で参加しないことにはと、つくづく思いました。とても素敵なお話ですし、演出によって随分違った感じになるので、繰り返し上演されたらいいな。
メンバーによるオリジナルドリンクのサービスもありとても楽しかったです。
3
かげつみのツミ
おぼんろ
とても良かったのですが・・・
これを見る直前に「信長の野望」の感想に「2作品見ないと全容がわからないというのは如何なものか」などど書いてしまった私としてはどう書いていいのやら・・・。
しかし、つみツミは全4チーム見る価値のある物語でした。全部の物語が繋がって、さらに前作「キャガプシー」を見ている人にとっては胸を打つものがあったと思います。
最初の告知から実は心配していたのでした。座席にじっとしていないで場内を歩き回るらしい。王子モンスターの作りはよく知らないけど、あちこちで物語をしたらお互いの声が邪魔になるのではないか。連れ回されるときに、ちゃんとみんなに声が届き、場面を見ることができるのだろうか。おぼんろは来るものは拒まずなので、日によってはすごく窮屈なことになるのではないだろうか。等々。
結果としては、うん、確かに別の場面の声やら音が聞こえてくるなと思ったりしましたが、それはさほど気になりませんでした。しかし、やはり場所によって、混み具合によっては窮屈だったし見えにくかったりしました。そして各物語の進行がずれて、キャストさんたちが苦労しているのがわかるのは、まあご愛嬌としておきましょう。
今回は4チーム全部見た方が良かったので、びーだまさんもおっしゃっていましたがリピーター割引があったら良かったと思います。でも、最初から「4チームありますよ」「全部見た方がいいですよ」では、そこでもう引いてしまう人がいる危険もあるわけで、難しいですね。
それでも4チーム全部見たら5500円(ドリンク代が必要なので)✖️4で22000円になってしまうので、始まってからでもリピーター割りをしてあげた方が良かったと思います。最初から4回以上のチケットを取っているおぼんろファンは文句言わないと思いますし、さらに見る回数を増やせたかもです。
「キャガプシー」のスピンオフということなので、上演期間中だけでもHPでDVDを公開しても良かったのではないかとも思いました。
つみツミは客演さんたちやパフォーマーさんたちも素晴らしく、素敵な物語でしたのでまたどこかで会えたらいいなと、切に願っています。
4
ヘレン・ケラー ~ひびき合うものたち
東京演劇集団風
舞台奥のスクリーンには字幕、生の音声ガイド、舞台手話通訳も付いていました。さらに開演前には出演者が一人一人自己紹介。「私はアニー・サリバン。白いブラウスに黒いスカート。黒い靴を履いています」と声と靴音を知らせます。スタッフさん(舞台監督さん?)が劇場の広さや天井の高さ、舞台の広さや奥行き、向かって左には手押しのポンプがあることや左奥に階段のセット、開演時には中央のベビーベッドに赤ちゃんのヘレン(人形)が寝かされていることなどを説明します。開演前と終演後には観客が自由に舞台に上がって見学することもできました。
手話通訳の方は舞台をあちこち移動しながら、全員の通訳をします。人物が変わるたびに自分の向きや雰囲気を変えて、話している人になっていました。時々手話通訳者も登場人物のように演じるという演出もあって楽しかったです。
良く知られているヘレンケラーのお話ですが、舞台によって違いがあって面白いです。今回はバリアフリーということもあり、いろんな方が楽しまれたのではないかと思います。
手話通訳者は一人なので出ずっぱりです。お疲れさまでした。
できたらGMG(現代名作劇場)のような、演者一人に通訳者一人がつく舞台をまた見たいと思います。
5
地球防衛軍 苦情処理係
サードステージ
なんだかんだ言っても鴻上さんが描くのは愛!
6
トリコロールスター
X-QUEST
「なにもない空間の男」
汐美さんが歌のシーンで手話を交えていらしたのですが、後で汐美さんのツイッターを見たらろうのお友達がいらしていたのだそうです。聴覚や視覚に障害のある方達と一緒に舞台を楽しめたらいいのにと思います。
トクナガさん!ここだけでも読んで!!
X-QUESTで誰でも楽しめる、一緒に観劇できる舞台を作っていただけませんか?
聞こえない方のためには手話をつける(役者さんが直接やったらすごいですが)、字幕をつける、見えない方のためには解説をつける(歌舞伎でやってるみたいなの)など、全公演の1日、1回でもいいのでそう言う回があったらいいなと思うのです。
ご一考ください。
7
新浄瑠璃 百鬼丸~手塚治虫『どろろ』より~
劇団扉座
浄瑠璃コロスの皆さんの衣装はともかくとしても、奥方・阿佐比の衣装は地味すぎる、というか弥生時代の人のようだとか、ラストシーンの絵はちょっと違うのではとかあるのですが、そんなことはどうでもいいかと思えるくらい良かったです。
原作を知るものとしてはどろろが・・・
当日パンフで山中さんと知って、まずは驚きました。どろろは女の子だったはず。それがオッサンで、それにふさわしい半袖下着(Tシャツとも言う)に膝丈の短パンです。そこも、もちょっと時代がかった衣装にしてよ!とは思うわけですが。
このオッサンどろろと、百鬼丸の魔物に奪われた肉体を取り戻す旅の物語が良かった。
そうか、オッサンじゃないと語れないこともあるんですね。
8
光垂れーる
ぽこぽこクラブ
人を思う心が奇跡を起こすことがあるのかもしれないと思える暖かいお話でした。
可動式のパネルがいろんな場を作って面白かった。
内子座にもいってみたかったです。
9
MITUBATU
なかないで、毒きのこちゃん
面白かったです!
変わった劇団名は猪股さんが好きな絵本から来ているそう。さっそく「なかないで、毒きのこちゃん」をネット注文しました。
再開発に失敗した下北沢(らしい・・・)の元は劇場だった廃屋で暮らす男たち。みんなそれぞれいわくありげで、ドラじゃんと狩に興じる日々。ある日一人の男の娘がやって来て・・・。破茶滅茶な設定とストーリーで笑わせておいてラストにスタンドバイミーなんてずるい。「許されていいわけがない」と言うけ太郎は、それであんな格好を自分に課していたのでしょうか。
10
かんむり
円盤ライダー
今回もたくさん笑いました。冠仁さんの卒業は残念です。