満足度★★★★★
鑑賞日2019/10/29 (火) 18:30
数年前に続いて2回目の観劇。今年は身内が癌で入院するなんてことがあったので、前回の数倍の興味を持って見ました。
満足度★★★★★
鑑賞日2019/10/31 (木)
中野ザ・ポケットにてワンツーワークス『死に顔ピース』を観劇。
遅かれ早かれ誰にでも訪れる《死》。人間の最期の迎え方、過ごし方について、医師・看護師・患者・その家族など様々な立場の視点から鋭く斬り込んだ、とても考えさせられる内容でした。国民の2人に1人がガンになると言われている現代社会において、決して他人事では片付けられない問題だと思いますが、今まで漠然としか考えていなかったものが、今回の作品を拝見したことで、一気に身近になったというか、何となく一つヒントを得たしたような感覚になっています。とはいえ、当初、物語の中に登場するガン患者と家族が、死を受け入れて笑って過ごしている部分に違和を感じましたし、あまりにも大袈裟過ぎないかとも思いましたが、この日のアフタートークで「実際の現場のケースに似ている部分がある」との話を聞き、その違和感はスーっと和らいだような気がします。この考え方は今まであまり持ち合わせていなかったので、発見になったと同時にとても勉強になりました。もちろん人の生き方はそれぞれですし、何が正解で何が不正解なんていう考え方もないと思いますが、どんな人間でも必ず死を迎えるというのは決定事項なので、それなら少しでも一秒でも長く笑って楽しまなきゃ損、…いや、損得感情では到底片付けられない深い問題ではあるものの、少なくとも自分個人としては、今回の作品の中に登場する患者の生き方に共感出来る部分は多いような気がしたので、出来る限り楽しみながら死を迎えたいなと感じました。(まぁでも実際に死を意識しなければならない事態に直面したら、恐らくネガティブな発想しか生まれて来ないだろうな…。その際はこの作品を思い出したいところ)。ちなみにこの作品の中で大きなテーマとなっている「どこで死にたいか」の部分に関しては、やはり「自宅」と答えてしまうような気がしますが、その時の家族構成だったり周りの環境によっても変わってくるような気もします。結局難しい問題だと改めて感じました。
ワンツーワークスさんの作品観劇は昨年の『善悪の彼岸』以来1年ぶり4回目でしたが、毎度の事ながら観客の心に突き刺さる何かがあるような気がします。様々且つ身近な社会問題を独特の鋭い視点で斬り込む作風はお見事。物語の世界に引き込まれる感覚を強く体感します。冒頭のテンポをズラした動作パフォーマンス、統一感も素晴らしい。演者さんでは奥村洋治さん、藤敏也さんが特に存在感あると感じました。YAMAさんの大道芸はずっと見ていたいと思えるスゴさがありました。まさにプロ。上脇結衣さんはドラマの印象が強かったですが、舞台での演技もさすが。みとべ千希己さん、小林桃子さんは感情表現が素晴らしかったです。小熊綸さん、榊原あみさんの娘役2人も好演。藤村忠生さんも味のある芝居が印象的でした。とてもよく研究し創られた脚本、演出、メッセージ性などどれを取ってもさすがワンツーワークスさんだと感じました。
満足度★★★★★
現実的には難しいと思いますが(家族の構成とか事情とか色々あるし)出来るだけ楽しく死んでいけたらいいなと思うものです。順番的にはその前に送らなければいけないのですが、さてどう思っているのやら。
満足度★★★★★
本当にうまく出来ているなあと唸ってしまった。構成、演出、演技すべてがピタッとはまっている。ただ、お話は全くよくわかるのだが、私自身は都会のマンションの片隅で一人静かに死にたいという思いを強くした。在宅医療よりネット医療が良いし、ロボット看護・介護も早くお願いしたい。
場面転換ではマイケル・ジャクソンかボブ・フォッシーかというようなstop&go的な切れの良い動きが披露される(かなり盛ってます)。オープニングではいくつかのパターンを連続して行うが、それは立派なダンスパフォーマンスになっている。こういう無機的な動きが人間の生死という真逆なものとうまく調和して全体の雰囲気を作っている。クラウンが帽子を下から投げて上で受け止めるのは "Steam Heat"にあるやつで帽子の回転も飛距離も十分で見事に決まっていた。ボブ・フォッシーと書いたのはこれで思い出したのだった。
以下独り言:30乃至50歳代で癌に冒された方は本当に大変だ。癌になったら儲かるくらいの支援があっても良いと思う。一方で70歳以上の方は自然な成り行きなのだから治療などせずに緩和ケアに徹するべきだ。むしろ癌になったことを感謝するくらいの気概を持とう。そして最期はNHKでやっていたオランダでの安楽死のように「皆さん、さようなら」でクスリを入れた点滴の栓を自分で開けて穏やかに消えて行きたいものだ。
満足度★★★★★
この作品3度目の観劇。やはり何度観ても唸らされる作品である。だたその時々で感じ方が変わってきますね。身内を看取らなければならない状況になると尚更です。
満足度★★★★★
ワンツーワークスさんの事を知る以前の過去公演の中で、最も観たかった作品。
観る事ができて本当に良かったと!心から思える公演でした。
「将来癌になるのでは」という思いは自分にもあって、保険もしっかり癌になる前提な入り方をしているくらい。
自分自身だけでなく家族も含めれば「癌」と全く無縁のまま生涯を終える。なんていうのは、現代の死亡原因の割合から考えてもかなり難しく、それだけに非常に関心の高いテーマでした。
最期の場所は自宅を望む「在宅治療」講演やセミナーとは全く違ったアプローチでもっての説得力と迫力。
演劇テクニックの宝石箱か!というくらい上質な魅せる工夫が駆使されているのがビシバシ伝わってきますが、難しい事抜きに引き込まれてしまうのは、その全てが登場人物の心情表現に繋がっていたから。
「家族に負担をかけるのでは」という理由もあって、自分の中で在宅治療という考え方は無かったし、観た後もそれ自体には変わりないのだけれども、いろいろ問いかけられたり参考になったり、何より実在の医師と家族で紡がれた物語として心揺さぶられ、とても実の多い観劇になりました。
演出・演技力をはじめとした公演に関わる全てのクオリティーの高さはもう言わずもがな です。
満足度★★★★★
再再演という作品を見に行ってつまらなかったことが無い。 どの劇団も流石に3回もやるというには所謂「自信作」であり「観客の満足度も高い」はずだからだ。「死に顔ピース」はまさにそんな作品だった。 ガンにかかる、そして死んでいく、という身もふたもない話を、医者、看護師と言う立場と、患者、家族の立場の双方で、正面から、そして決して暗すぎもなく、むしろエンタメに仕立てることができるって凄いこと。 このカンパニー、いつも期待通りのクオリティ。たまたま自分が見た回には終演後「バックステージツアー」までついていてなんともお得でした。
満足度★★★★★
鑑賞日2019/10/26 (土) 18:30
座席1階
爆笑あり、拍手あり、すすり泣きあり。こんなふうに人生を締めくくったらいいだろうな、と大いに共感する。作演出の古城十忍さんが「この演目が一番再演希望が多いんですよ」と言っていたが、十年越しの再再演という人気の秘密は、この舞台を見れば分かる。2時間余りの上演時間を長いと感じさせない、観客の心をつかんで離さない舞台だ。
それは、キャストや観客のもれなく一人一人が、遅かれ早かれ自分の死というものに直面することになるからだ。いつもは意識の外に放り出していた自分の死をどう迎えたいのか、という問題に引き込まれる。そのヒントの一つとしてこの舞台はある。
今日は、この舞台の主人公の医師のモデルとなっている山口県周防大島町の在宅診療医師、岡原仁志さんがアフタートークで登場した。岡原さんは舞台で描かれる奇抜な在宅診療を「ほぼ実話です」と話していた。
物語はこうだ。末期の進行がんの女性が積極的な治療を拒んで自宅に帰る。かつては患者を一日でも長く延命させることが医療の勝利だと言っていた優秀な外科医が、大学病院での地位を失ったことをきっかけに在宅医に転進。この女性患者を笑わせ、少しでも楽しい家族との最期にしてもらおうと奇抜な往診を繰り返す。
住み慣れた自宅で家族に囲まれて死にたいと思っても、病院死がほとんどである現在、なかなか思い通りにはならない。在宅医療を支える医師たち、家族の理解、そして命の主人公である自分の明確な意思表示。この舞台は、いろいろなことを教えてくれる。そして、客席にリピーターが多いという現実は、見るたびに新しいことに気づきを与えてくれる舞台だということだろう。
満足度★★★★★
鑑賞日2019/10/24 (木) 19:00
135分、休無。
ターミナルケアなどのテーマに関心があれば、ストーリーは割とオーソドックス。映画「パッチ・アダムス」に似ている部分もあり。
古城十忍の「ここは譲れない」という想いや主張は交えつつ、死に至る人の物語を、一般論ではなく「物語」として触れていた作品。観ていて爽快感。ラストに至るまで、涙が止められない、という場面が何度もあった。
この公演に関するtwitter
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月刊保険診療 2010年6月号 P40~43 「在宅医療中心の診療所における戦略と対策」
5年弱前
東西堂鍼灸指圧整骨院 さいたま市西区 予約制☎048-625-8210 (健康保険 自賠責交通事故 在宅医療マッサージ取扱) AKA療法=関節運動学的アプローチ スポーツマッサージ スポーツ鍼治療 医療氣功ヒーリング… https://t.co/UUQKm24wqe
5年弱前
@kobayashi_momok 『死に顔ピース』、お疲れ様でした。また、ご丁寧にありがとうございます。観劇から数日経ちましたが、プロローグの不穏な雰囲気が衝撃的で、今も余韻に浸っています。ついつい逃げたくなるテーマですが、だから… https://t.co/GFdGgb3nNP
5年弱前
このアプリめっちゃ良かったので、薬剤師各位はダウンロードした方が良いです。在宅医療とかで患者さんの家に行った時などに使えてとても便利だと思います。このクオリティで無料アプリなのはすごい https://t.co/UJgpeYrbWW
5年弱前
高齢者住宅新聞 2010年6月25日号 P8 在宅医療講座 番外編―③ 「在宅における専門医療の評価(患者の視点)」
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@p_RYU_q 終末医療で生かされている状況でも寿命は伸びているのがね・・・
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高齢者住宅新聞 2010年9月25日号 P8 在宅医療講座 番外編⑫ 「がん性疼痛緩和指導管理料について」
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高齢者住宅新聞 2010年8月25日号 P8 在宅医療講座 番外編⑨ 「家族からのクレームについて」
5年弱前
みんなからの匿名質問を募集中! こんな質問に答えてるよ ● 神経筋疾患の気切をせずNPPV… ● なぜ在宅医療の道へ?… ● ME1年目から透析クリニックで… https://t.co/wKJJF53Clv #質問箱 #匿名質問募集中
5年弱前
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5年弱前
@iokibesaori ええ。在宅医療のハシゴ外しまだかな〜
5年弱前
「AKA療法 関節運動学的アプローチ」カテゴリ記事 病気や怪我で寝たきり 通院困難の患者さん対象 さいたま市西区 桜区 大宮区 在宅医療マッサージ 鍼灸 指圧 訪問リハビリ AKA療法初回無料氣功経絡指圧 霊氣 氣導術 ヒーリ… https://t.co/XS1sBAD4xP
5年弱前
高齢者住宅新聞 2010年9月15日号 P8 在宅医療講座 番外編⑪ 「在宅医療の各種管理料の留意点」
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先月は横須賀に取材に行きました。秋空の下に広がる港が美しいですね。都心から90分ほどでアクセスできるこの町で、実は高齢化が急速に進んでいます。市医師会は「かもめ広場」という在宅医療推進拠点を作り、市と協力しながら在宅医療介護連携や… https://t.co/6HBCTw0e43
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2011 OCT 3 approach vol.25 P12 アプローチ 「在宅医療の歴史」
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【松本若菜】 ◆映画『ピア~まちをつなぐもの~』 綾部真弥監督作品 日時:11月6日(水) 19:00~ 会場:海老名市文化会館(神奈川) 在宅医療と介護、看取りを通して、働くことの意味、人と人、夫婦(家族)、地域との繋がりの尊… https://t.co/umbvZFabfd
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医療費は県によって違うという不思議な事実がある。なんと、長野県では高齢者医療費が最も少ないのに、男性の平均寿命はもっとも長い。長野県は保健師の数が非常に多く、在宅医療を活用することで医療費を抑えていると言える。もう一つ、患者が何の… https://t.co/StN8oTFSbq
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CLINIC BAMBOO 2010年6月号 P12~21 「特集」開業前から開業後まで 在宅医療集患の手順
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https://t.co/cMQi1Xtn62 2019/11/10(日) 午後2時~3時半 先着150人 無料 在宅医療に関する公開講座 体の衰えのサインともいわれるオーラルフレイルを予防し、口から元気になる秘訣(ひけつ)... #福岡市 #イベント
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個人的に在宅の中心は、訪問看護、介護士だと思ってる。訪問看護や介護士の協力なくして在宅医療は成り立たないやないかな
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【Facebook更新】 今日は午後のひととき、愛西市佐織地区、津島市、稲沢市平和地区の主に女性の皆様にお集まり頂き国政報告会を開催しました。介護や在宅医療、更には外国人の健康保険の話まで多岐にわたる質問を頂きま… https://t.co/PJd9N0fhk3 #岡本みつのり
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09月16日 講演会 東京青年医会 早朝勉強会 「在宅医療と現状の将来像」
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@i_am_lyn_n 小熊さん こんにちは☀️ 【死に顔ピース】観劇させて頂きました。🍀 有り難う御座いました🎵 リツイートさせて頂きます😀
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その直前までワンツーワークスさんの『死に顔ピース』を観ていました。最期の迎え方をテーマにした作品。振り幅が広すぎる二本を組み合わせた自分に失望しかけたのですが、こちらには「笑い」という柱もあり、最終的にはむしろ「まとまった」と思っ… https://t.co/ub6Rfj5aDV
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おはようございます。ドリーム・クリエーションです。 先週の土曜日、在宅医療病院院長先生とお話しする機会がありました。 その際実際にヘルスビーを見ていただきました。 ストレッチャーはいらないけど、電子カ... 詳しくは https://t.co/73W4f3PLlm
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定期在宅医療通院にゃう。 今日は当たる気満々で予約変更するもんねw
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在宅医療にも積極的に取り組んでいる 店では、 の を行っています。 https://t.co/NzYeEsZsea 興味をお持ちいただきましたら、次のリンク先より是非ご応募くだ… https://t.co/zFxQtAYVRt #サエラ薬局 #泉佐野 #正社員 #薬剤師 #中途採用
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落合陽一が「カースト制」や「士農工商」を、1つの提案や1つの議題みたいに話してたの ほんのちょっと前なだけやぞ で、調子のって今年の初めには、終末医療の対談の中で「事故現場では助かる見込みのない人には〇色のテープをつけて判別~」みたいな話まで展開 意図がないなら正気を疑うわ
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おはようございます☆ 役のこととか書くつもりが、食いしん坊の自分を抑えられず…(笑) これから中野ポケットスクエアで上演される舞台のお誘いにはホイホイのっちゃいそうな私です。 今日も良い一日を❤️ 小林桃子本日のブログ更新 『死に… https://t.co/uQHsJqjV2p
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『在宅医療のフロントランナー佐々木淳医師の講演会レポ』 在宅医療の普及に向けて社会を動かす、若手医師「佐々木淳先生」の講演会レポ書きました✍️ 人生100年現役を目指す私にとっても、目からウロコの貴重な話が!😱 親や自分のコト… https://t.co/VB4TzoJBah
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高齢者住宅新聞 2010年6月15日号 P12 在宅医療講座 番外編―② 「居宅系施設等訪問診療料の見直し」
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桜井隆『終末期医療』日本医師会雑誌 問1. タイトルをつける。問2. 筆者の終末医療に対する考えについて説明。問3. 医療現場におけるインフォームド・コンセントについて自分が必要だと考える3つの因子を上げて述べる。(20字/200字/600字/90分/北里大11/1日目)
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高齢者住宅新聞 2010年6月25日号 P8 在宅医療講座 番外編―③ 「在宅における専門医療の評価(患者の視点)」
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CLINIC BAMBOO 2010年6月号 P52 困った時の道しるべ トップマネージメント講座 「在宅医療の経済学」第3回
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高齢者住宅新聞 2010年8月15日号 P8 在宅医療講座 番外編⑧ 「歯科診療連携促進について」
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