桜の園
シス・カンパニー
世田谷パブリックシアター(東京都)
2024/12/08 (日) ~ 2024/12/27 (金)上演中
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2024/12/14 (土) 17:30
ラストシーンが好きな演出でした。
人間関係が良く表現されていて良かった。
竜
TinT!
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2024/12/11 (水) ~ 2024/12/15 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
毎回、近現代史上の実在人物や出来事を元にしたストーリーだが、今回はまたレーベンスボルンというマニアックな歴史ネタを引っ張り出してきて、そこから巧みな構成の実に味わい深い物語を編み出している。俳優たちの演技も良く、演劇の魅力が凝縮された舞台で素晴らしい。
囲われた空
劇団民藝
紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)
2024/12/07 (土) ~ 2024/12/15 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
俳優陣は悪くない舞台と言え、主役2人は好演だし日色ともゑ氏は休憩後の後半でぐっと存在感を増す。しかし、どうにもストーリー展開が深まらず内容が薄い。結局、恋愛感情だけなの?特に後半は安っぽく落ちてしまった感が否めない。原作が悪いのか、翻訳が悪いのか、上演台本が悪いのか、演出が悪いのか?
劇団が悪いわけではないが、会場内では盛大に咳をする人がちらほら見られ、大事なところでセリフがマスクされて聞き取れなかったのは残念。
NO.6
ミュージカルNO.6製作委員会
梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ(大阪府)
2024/11/22 (金) ~ 2024/11/24 (日)公演終了
映像鑑賞
満足度★★★★
学生時代に読んでいた作品の舞台化で、観るまでドキドキしていた。
過不足なくテンポ良くしっかり最後までやりきってくれて嬉しかった。
まうしずむ
ENG
六行会ホール(東京都)
2024/11/13 (水) ~ 2024/11/17 (日)公演終了
LOVE TOURNAMENT
壱劇屋
AI・HALL(兵庫県)
2024/06/14 (金) ~ 2024/06/19 (水)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
女子高生達のモテを競う大会ということで、学生を意識した服装で観劇。没入感マシマシですごく楽しかったです。
壱劇屋さんのオールスタンディングは絶対現地で見るのがおすすめです。
桃源暗鬼
舞台「桃源暗鬼」製作委員会
梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ(大阪府)
2024/02/29 (木) ~ 2024/03/03 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
原作未履修で観劇。少し駆け足にも感じたがわかりやすかった。
映像投影は少しチープかも。
集団で表現するアクションがとても良かった。
S(さりげなく)F(fiction)~知る由もない彼らの人生~
藤一色
中野スタジオあくとれ(東京都)
2024/12/14 (土) ~ 2024/12/15 (日)公演終了
HiGH&LOW THE 戦国
HiGH&LOW THE 戦国 製作委員会
THEATER MILANO-Za(東京都)
2024/01/29 (月) ~ 2024/02/25 (日)公演終了
映像鑑賞
満足度★★
砂の国!白!
水の国!青!
火の国!赤!
あと黄色と緑もあります!
の立木ナレからはじまる今作、白青赤の国メインでストーリーが進むがアタマの2/3が結構な尺乱心してるせいで臣下がいのちをかける説得力が物足りず。ちょっと勿体無い。
ミシンとこうもり傘が解剖台の上で偶然に出会ったように美しい
Alice Theatre Laboratory
あかいくつ劇場(神奈川県)
2024/12/13 (金) ~ 2024/12/15 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
開演の20分ほど前から謎のパントマイムが始まるので早めの入場をお勧めします。本編は大小のプロローグとエピローグに挟まれた3つの場面からなる休憩無し約1時間50分、ストーリーのないシュールな不条理劇かと思いきや、ちゃんと筋のある内容だったので驚きました。<以下ネタバレにて>
はんなま砦は夜更けまで
大統領師匠
駅前劇場(東京都)
2024/12/04 (水) ~ 2024/12/08 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
RPG内世界?な状況から始まるがそれに続くガラリと変わった場で「あ、そういうことか」と明かされるSF(?)系ファンタジックアクションコメディ。
1960年代の「あの映画」や日藝出身の「あの団体」の作風を思い出して懐かしさに囚われるとともに「大統領師匠、ここまで来たか」な感慨も。
2019年までのコント集を上演していたのが「第一期」とすれば2022年以降の長編作品群が「第二期」であり、本作は第二期の(現時点での)代表作と成り得るのではないか?
また、劇中の「二つの世界」を簡単な換装で表現する装置も「いかにも舞台演劇」で、「舞台芸術」たる所以だな、とも思った。
お婆ちゃんの詩的な生活
shelf
THE HALL YOKOHAMA(神奈川県)
2024/12/14 (土) ~ 2024/12/14 (土)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
世界中の孫達から世界中のお婆ちゃん達に贈るLOVE SONG。
冒頭、主演の女性がお婆ちゃんの想い出を語りながら衣装をまとっていく。「小さい頃はいつもお婆ちゃんの背中に乗っかっていた。ある日気が付くとそれはとても小さな背中だった。そして小さい頃はいつも後ろを追っ掛けていたがいつの日か自分が道の先を急ぐようになっていた。お婆ちゃんは夜空の星を捕まえて瓶に詰め戸棚に隠した。その戸棚の開け方は私とお婆ちゃんだけの秘密だった」。女性はいつのまにかお婆ちゃんの扮装になっている。
お婆ちゃんは田舎の村で一人暮らし、息子一家は飛行機を使わないと会えない都会に。大好きな可愛い孫の男の子。ついその子の事ばかり考えてしまう。孫の為に手作りで人形を作っている。まだ未完成の彼はコピーロボットのような顔。早く遊びにおいで。
人形は後頭部と背中に棒が付いており、頭と左手を操作、胴体と右手を操作、両足を操作の三人遣い。非常に滑らかな動きを表現。お婆ちゃんがいない、もしくは眠っている時だけ自由に動くことが出来る。孫への愛情を代わりに受けてきた人形は自分が孫の代替物だと認識しており、何とか本物の孫がお婆ちゃんに会いに来るよう企む。アンサンブルの子供達がボール状の光る星を上下にバウンドさせる。星は願いを受け止めて必ず地上に降りてくる。
中国語に下手のスクリーンに英語と日本語の字幕が投影される。お婆ちゃん以外に役者として登場する人間はいない。後は人形と星の球を揺らす子供達だけ。
好きな世界。思わず、帰りに小さなコピーロボット風人形を買ってしまった。そんな気持ちになる舞台だってこと。
『楽屋~流れ去るものはやがてなつかしき~』
あやめ十八番
澤田写真館(東京都文京区本郷4-39-9)(東京都)
2024/12/12 (木) ~ 2024/12/15 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
観てきました☆ 役者さんとの距離がとても近くてドキドキでした☆ 自分はあらすじなど知らずに観たのですが、あとから知ってなるほどって感じでした☆ 蓮見さんがとても素晴らしかったです☆
S(さりげなく)F(fiction)~知る由もない彼らの人生~
藤一色
中野スタジオあくとれ(東京都)
2024/12/14 (土) ~ 2024/12/15 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
すばらしかったです。まず『ちぐうはぐう』ですが、わかりやすいクリストファー・ノーランぽい舞台でなかなかよかったです。『Fujimattyu.』は夢野久作ぽいというか意味不明なところがグッドです。よく1人で演じきったなーです。『Fujimattyu.』は観る側の演劇鑑賞能力が問われるもので観劇偏差値が65は必要ですね^^
S(さりげなく)F(fiction)~知る由もない彼らの人生~
藤一色
中野スタジオあくとれ(東京都)
2024/12/14 (土) ~ 2024/12/15 (日)公演終了
ミュージカル『翼の創世記』
Theatre Polyphonic
ブルースクエア四谷(東京都)
2024/11/29 (金) ~ 2024/12/25 (水)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
小劇場空間での最高級ミュージカル、という超贅沢な舞台は、石丸さんの本当に素晴らしい脚本演出、ハイレベルな役者陣の心震わす歌声と演技にて、創り出される没入感と感動が半端なく、まさに圧巻でした!!
人間の生き様、家族の思い、人間社会と人生観。深く心に響くシーンと歌の数々、そして私たちへの考えさせられるメッセージ。。想像を超えての深い感動に、50代の演劇好きオジサンの私でさえ終始、涙と感動が止まらず。。今年観た舞台の中で断トツで最高、大満足の1本でした!
ミュージカル好きだけでなく、演劇、小演劇好きの方々にも、たくさん観て欲しい、本当にオススメの舞台でした!
熱帯夜
カラ/フル
ウイングフィールド(大阪府)
2024/12/13 (金) ~ 2024/12/15 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
世界観はミステリー★だけど登場人生達が皆一癖も二癖もあるキャラばかりなので一筋縄では行かない物語☆とにかく谷屋俊輔さんの表現の振り幅が凄くて谷屋さんのリアクションによりコメディになったりミステリアスになったりする印象で色んな顔を魅せてくれるお芝居でした♪面白かった☆
正直お話自体は分かりにくくモヤモヤする後味やったけど終演後谷屋俊輔さんに「結局どうやったの?」の答えを聞いて衝撃受けた🤯「コレは結末知った上でもう一度観ると改めて面白さに気付くやつやん‼️」僕は夜🌃チーム観たんで熱🔥チームも観たかったなーと思わずにはいられない作品でした🤔
イエス、たぶん
池の下
劇場MOMO(東京都)
2024/12/13 (金) ~ 2024/12/15 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2024/12/14 (土) 14:00
座席1階
難解な戯曲だ。もちろん、主題は理解できるし、役者たちが織りなすせりふのキャッチボールも分かる。考えれば考えるほど理解が遠のく戯曲はあると思うが、この作品は自分にとってそういうタイプなのかも。だから、感じるままに受け止めればいいと思う。
冒頭は衝撃だ。暗転が解けると天井から大きな球体がぶら下がっている。さまざまな原色に照らされて光る球体。そして大音響。戦争を表している。
そこに、女性二人が男の兵士を背負うようにして登場する。兵士は生きているのか。少なくとも瀕死のようだ。この兵士を囲むようにして二人の女性の掛け合いのような会話で進行していく。
どうやら戦争はかたづいている世界のようで、戦いをやりたがりの男たちのために戦場として使う砂漠があるとのことだ。とすると、この兵士はそこから運び込まれてきたのか。
戯曲の中心をなすのはこの二人の女性の言葉だ。発言が切れるところで「イエス」という言葉が挟み込まれる。イエスという言葉でそれぞれの発言をそしゃくし、理解しようとしているようにも見える。客席はこれらの言葉のキャッチボールを体に取り込んでいかねばならない。
寺山修司の戯曲を演じ続けている池の下だが、こうした海外作品も取り上げているようだ。いつもわかりやすい会話劇ばかり求めていた自分には、結構新鮮な体験となった。
黙れ、子宮
KAAT神奈川芸術劇場、韓国国立現代舞踊団
KAAT神奈川芸術劇場・大スタジオ(神奈川県)
2024/12/13 (金) ~ 2024/12/15 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
未来人に「未来ではどんなお笑いが流行っているのか」と訊ねたらこの作品を見せられそう。未来のドリフ。曲に合わせて集団で踊るシーンは未来のダンスシーン最前線を見ているよう。まるで『時計じかけのオレンジ』。全く訳が分からないがきっと未来の若者には大受けなのだろう。
韓国国立現代舞踊団からの三人は子宮(支援)班。
上は銀色の宇宙服のようなへそ出しトップス、背中に小さな赤いマント。下はステンレスたわしのような銀色ゴワゴワのオムツみたいなパンツ。
刺青筋肉質の父親(イ・デホ氏)が「ムクゲの花が咲きました」とだるまさんが転んだを始める。母親(ユン・ヘジンさん)は手足が長く人形のような肢体。三つ編みツインお団子の娘(イム・ソジョンさん)はコミカル。(右膝を桜庭和志のようにガチガチにテーピングしている)。御約束の寄り目。振り向く父親にバレないように動いていく笑い。突然マネキンのように倒れていく二人を慌てて抱きとめる父親。未来型ドリフ。寄り目、振り向く、硬直、倒れる、抱きかかえる、寄り目・・・。延々と続く謎のだるまさんが転んだ。
両腕を鳥の翼のように斜め上に掲げる功夫の鷹爪拳に近い型が子宮のポーズ。一発ギャグとして秀逸。
迎え撃つ日本人ダンサー達は金玉隊。
赤と黄のデザインが入った青い宇宙服のようなつなぎ、腹のあたりがポッコリ膨らんでいる。金玉のポーズもある。
「鹿児島おはら節」、福岡の「黒田節」などが使われる。
「金玉のテーマ」は圧巻。
令和の暗黒舞踏。
是非観に行って頂きたい。
『楽屋~流れ去るものはやがてなつかしき~』
あやめ十八番
澤田写真館(東京都文京区本郷4-39-9)(東京都)
2024/12/12 (木) ~ 2024/12/15 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2024/12/14 (土) 13:00
吉田さんの生演奏と4人の女優さんの相乗効果が良かった。
写真館での上演なので仕方ないのだが、エレベーションの問題で舞台上で見えない場所があり、残念でした。