1
奇行遊戯
TRASHMASTERS
3時間近い大作。面白すぎて最後まで集中力が全く途切れなかった。
モノローグだけで進む一部と二部の間の怒涛の展開が印象深い。
2
埋没
TRASHMASTERS
リアルで重厚。まるでドキュメンタリー作品を観ているようでした。
3
Nf3Nf6
パラドックス定数
チェスと数式と暗号解読。モロに好みの内容でした。
壁を黒板に見立てた演出がお気に入り。
4
遺産
劇団チョコレートケーキ
医学の進歩と倫理観。難しい。
2018年は731部隊に関する作品をよく見かけたのですが、「マルタ」側も描いた作品は珍しかったです。
王さんと鏡のくだりに涙腺が緩みました。
5
蛇と天秤
パラドックス定数
他人事のような会話と責任のなすりつけ合いが腹立たしくもあり、恐ろしくもあった。
結核についての新しい知識も得ることができました。
6
夕闇、山を越える/宵闇、街に登る
JACROW
政治音痴の私にも非常に分かりやすい内容でした。
こういった作品がもっと増えて欲しい。
7
陳弁ピクトグラム
春のミニャルディーズ祭り
死体無き殺人事件を描いたサイコサスペンス。
ダークな雰囲気を盛り立てる演出、構成が出色でした。
8
最後の1フィート
犀の穴プロデュース
3話の短編オムニバス。
『あの場所であの時間に起こった出来事』の鮮やかな伏線回収が素晴らしかった。
9
「Dの再審」
かはづ書屋
明智小五郎が手掛けた初めての事件『D坂の殺人事件』の結末をひっくり返す。
原作を巧みに利用した良二次創作。
安楽椅子探偵もの好きにはたまらないお話でした。
10
幻書奇譚
ロデオ★座★ヘヴン
最古の本、ナノ文書をめぐる論争劇。
緩急が絶妙。驚き?の真相を際立たせる筋立てが抜群に上手かったです。