1
イントレランスの祭
サードステージ
私の中では2016年文句なしでぶっちぎりの1位。
お話はもちろん、音楽もダンスも大変素晴らしかった。私の思うエンタメ劇の完成形。
強いメッセージ性を持ちつつ老若男女が笑って楽しめる作品に仕上がっていたと思います。
2
エノケソ一代記
シス・カンパニー
ずば抜けて何か良いものがあったというよりは、減点するところが何一つなかったという安定感と完成度の高さが凄いと思いました。
3
ムーア
日本のラジオ
作品全体、会場全体を覆う不穏でおぞましい雰囲気がもの凄くツボでした。
当日パンフや舞台美術をはじめ、人間の想像力を上手く掻き立てるような演出・表現が素晴らしかった。
4
チェンジ・ザ・ダイアリー!
はらぺこペンギン!
前後編の2本立て。前編もSFチックで面白かったのですが、私は後編の『上書き保存』がとても好みでした。
家族愛溢れる作品。父親の老いた姿がとても印象に残りました。
5
『カガクするココロ』『北限の猿』二本立て公演
こまばアゴラ演劇学校“無隣館”
静かな演劇と呼ばれる所以が分かりました。
会場に入った直後からカーテンコールまで、その作品の世界に入り込んだような没入感に浸れました。
私自身理系学部出身なので研究室の雰囲気のあるある感もリアルで楽しかった。
6
三億円事件
ウォーキング・スタッフ
目と鼻の先で繰り広げられる重厚な人間ドラマに圧倒されました。
三億円事件に対してこの作品なりのアプローチもしっかりされていたのが良かった。
7
8月6日13時 当日券あります!! 虚言癖倶楽部
ピウス
設定が物凄くツボでした。さらにその設定にばっちり合ったキャスティング、役者さんの演技が大変素晴らしかった。
ダブルキャスト作品で、一方のチームしか観劇できなかったのが悔やまれます。
8
新宿コントレックスVol.15
Aga-risk Entertainment
2016年に観劇したコメディ作品で最も笑いました。
コストパフォーマンスの高さも素晴らしい。
9
虚構の劇団 第12回公演「天使は瞳を閉じて」
虚構の劇団
30年近く前の戯曲だということに驚いてしまうほど「今」に即した作品。
視覚表現、演出が素晴らしかったです。記憶に残るタイプの作品。
10
「従軍中のウィトゲンシュタインが(略)」凱旋公演
Théâtre des Annales
暗闇の中の銃撃戦がとても印象に残っています。生で観る演劇ならではの迫力でした。