無題1726(16-016)
19:00の回(晴)
18:30会場着、受付、開場(1-35番まで整理番号順)、19:05開演~21:09終演。もちろん原作等知らずに観に来ています。
@絵空箱公演でお世話になっている蜂谷さんが出ていらっしゃるので観にきました。指定席ではなく自由席なのでやや前方席(中央)に座ります。
広い舞台のものはほとんど観ないので、ある意味新鮮。
「吉原」については数冊本を読んだ程度。「時を超えて」約束を...という設定は、先日の学生演劇にもあったパターン。重過ぎない内容、演出なのでだいぶ薄味。
満足度★★★★
見応えありました
江戸と現代が交錯していて、ガチガチの時代物ではなかったので、観易いと感じました。役者さんの演技力の差があるのか、江戸時代は重厚な雰囲気があり良かったのですが、現代が軽い(?)感じで、江戸と現代が上手く繋がっていないように感じました。衣裳・三味線などは本格的で、見応えがあり良かったです。ラストの、逃げる二人の心中までのシーンは、切ないけど素敵で、魅入ってしまいました。見応えのある良い舞台でした。
満足度★★★
時空を超えた繋がりの説得力は薄かったように感じました
いろいろと人物群が入り組んでましたが、
わかりやすい配置とかになってましたけど・・・。
何かそのせいか軽めの感じがしましたね。
三味線の生演奏バックの芝居もあり
ユニークなことはしてるなぁと思った2時間10分
全席自由
満足度★★
“スタート地点に立った”
「時代劇と現代劇が融合する新しい演劇が始まる」と謳っているが、その完成度は低く、まさしく“始まり”であり、“スタート地点に立った”という感じの舞台。
自然発生的に“新ジャンル”とラベル付けされるものは別として、
自ら、新ジャンルを確立するべく創作するには、それ相応の「試行錯誤」が必要になるだろう。
次回作に期待したい。
本作、音楽は素晴らしかった。殊に“新内剛士”さんの生演奏には感動した。
満足度★★★★
現代と過去が融合していない
落語には「人情噺」と「滑稽噺」があるという。本公演「明烏」は前者であろう。説明にあるとおり過去を落語噺と現代を重ね合わせ、男女の情愛が展開されるが、その繋がりが...。
さて明烏は、その名の通り明け方に鳴くカラス、その鳴き声を聞くと吉原遊郭から帰らなければならない、という合図のようなもの。落語噺では、その男女の切ない別れ話が情感豊に語られるところ。
満足度★★★★★
重なり合う世界
江戸吉原と現代の芸能界が複雑に絡み合って面白いステージになっていました。音楽のレベルも高かった。
キーワードは「心中」というよりも...
満足度★★★
AKEGARASU―明烏 転生
新内節を検索しないまま見に行きましたが、あの三味線で語るのがそうなのだろうと想像はできました。同じ日本語なのだろうに、言葉の区切り方や長さのせいかよく聞き取れず、さらにそこにセリフがかぶると言う、これは聞かなくて良いのか?と疑問でした。心中に至る二人は気の毒でしたが、時次郎は浦里があんなにつくすほどの男には思えませんでした。これを浄瑠璃で聞く人たちは、語りだけで自分の時次郎、浦里を思い描く訳で、それはそれで楽しかったのではないかと思いました。
満足度★★★★
時空を超えたロマンス!
現代と江戸を舞台にロマンスが繰り広げられた。登場人物の「心中」の表現がとても素晴らしかったと感じました。
いつの世も愛というのは、素晴らしく難解なものだと改めて思った。
満足度★
がっかりでした
名作の浄瑠璃を下敷きにして、よくもまぁこれほどダサいつまらない脚本が書けたものだとびっくりした。
バラバラでちぐはぐで筋が通っておらず、上演時間はダラダラと長い。特に現代パートは無駄にとってつけられた感じでひどかった。
作品に新内を取り入れただけで満足してしまった印象。演奏が素晴らしいだけに残念で、とにかくがっかりした。
満足度★★★
期待したが・・・
舞台に音と明かりが入って・・・舞台中央に置かれた着物に様々な角度から照明が当る。まるで着物がものを言っているような、わずかに動いているような錯覚を起した。実にイイ演出だ!と、その後に期待したが、太鼓持ちが話し始めた途端、その期待は萎んだ。お決まりの語り口だが硬い!粋を感じられない。そして続く現代。全体的に芝居を作りすぎているように感じた。ラストの心中シーンのような観客の目が一点集中するときはとても美しい絵がそこにあるのだが、逆に多数の登場人物がいる時、座・高円寺の舞台の空間の高さが仇になっているようにも感じられた。メインのもとアイドルと母親の関係にも違和感を感じる。私には合わなかったようだ。
満足度★★★★★
素晴らしかった
現在と過去(現在かも)を交錯させ、元は悲しいお話を、極上のエンターテイメントに、仕上げてました。こんな構成も、有りなんだって思いました。時代劇と現代劇の両方を楽しめて、とってもお得な舞台かも(^O^)/