満足度★★★★★
空気
4人の役者さんが それぞれ 語ったり 動いたりするたびに いろんな世界が見えそうな 空間はすごいな と 思いました。
私が昼間に観たのでして。
夜に観るんも 良いかもしれないと ここで 見て思いました。
満足度★★
空気感と俳優陣が素晴らしい
少し古びた教会の礼拝堂。始まるまでのピアノ演奏で12月の気分が高まる。イエス様(十字架)に対して、どのような向きで舞台を作るのだろうかと何となく気になっていたら、十字架に向かって左半分が右側向きの客席、そして右半分が舞台として使われていた。なるほど、これなら失礼にはならない。
他の方の「観てきた」を読んでいたので、難解だろうという覚悟はあった。難解は難解なのだが私の場合は、俳優陣の演技や動きが素晴らしすぎるため、目で追うのに必死でセリフが頭に入って来なかった。
満足度★★★
余りにもカフカの世界
理不尽なほど不条理と言うのがカフカの小説の印象だったので、それを芝居にするのだから不思議でイッチャッテるんなんだろうなあと身構えて行きましが、これほど暴力的に不可解とは驚きでした。
無論カフカの小説自体が娯楽性と合理性が全く無いのでしょうがないんですが、演劇と言う事でもう少し門戸を開いてあげても良かったのかなあと思いました。
夜の教会は、幻想的な雰囲気で見事に作品にマッチしていました。
満足度★★★★
カフカはほとんど知らないけれど
広い教会のスペースに作られていく
役者たちのさまざまな関係性に目を奪われました。
カフカの作品とのリンクはほとんどできませんでしたが、
にも関わらずとても刺激的な舞台でありました。
満足度★★
難解
カフカは嫌いじゃないですよ。何作品も読んでるし。ただ,それを芝居となると難しかったなぁ。恥ずかしながら自分の理解力が及びませんでした。カフカだなぁってことはわかったくらいで。それでも芝居は教会にマッチしていたし,中村さんのひょっとこらしい動きには目を引かれたし,役者さんの演技は見応えあった事は収穫でした。
満足度★★★★
無題217
9月、「母語を醸す」をみたので今回も…カフカは殆ど知りません、役者さんは公演をみたことがあります。特に予習などせず、教会という場所にひかれてやって来ました。13:30開場とあったものの初めなので早目に到着、受付は1時間前だったそうです。靴を脱ぎスリッパを履いてなかに入ると鳴海さんがいらっしゃいました。先日、学習院女子大で、それ以前にSENTIOでよくお見かけしました。会場は2階、入って正面奥に十字架、会場を横に使って、一番前が座布団、その後ろに長椅子の席。ピアノがあって男性の方が(開場前から)弾いています。下手、椅子2脚、上手、木製ベンチ。床には白い紙が散乱、白い壁にも貼られています。十字架の前に大型のスピーカ。手元の当パンをみると「構成・演出」は鳴海さん…ここで今日は普通の(何が普通かは、人それぞれとして)お芝居ではなさそうな予感。教会でのお芝居は2回目(「シルシルシ」根津教会)でした。
満足度★★★
演出で魅せる
たしかに万人受けする作品ではなかったと思う。
でも、カフカの様々な作品の文章を継ぎ接ぎして、また大きな一つの作品として成り立たせる演出の技量には感服。
また何より役者が全員良かった!
難解な演出を演出家の希望通り体現させていたと思う!
面白い、というより大変興味深いと感じた作品でした。
チケットプレゼントありがとうございます。
満足度★★
好奇心は止まらない
ジャンル的には朗読劇に近い。カフカのテキストの概説。作演出担当者の解説のようにはなっていないと観客は大半感じたかも。構成力と題材咀嚼力、再構成センスが不足だ。演劇としてやるかぎり、いかにわかりやすくつたわるように造るのは仁義だし、カネをはらう、遠方からつらい労働のあと観劇に時間かけてきてくれる観客にたいする義理がある。演劇というのは造ってみてわかりにくいところ、不明な構成はクリニックしながら初日をむかえるものです。一粒のギモン、一滴の関心、こだわりに執着することがいけないとは云わないがこの公演は「主催者の好奇心は止まらない」公演でした。人間に生と死があるかぎり、人間の葛藤は不変だ。叫喚も絶望も自殺も原始共産制の社会でも不変だ。あと2億年後もそれは消えない。たとえ、人間から絶望や叫喚が失せたとしても、当然のように新しいアンチテーゼが生まれるわけだし、永遠にくりかえされる営みだ。一般民衆は作家や文芸アナリストと心中はしない。民衆がもとめるのは「救済」「救い」である。中身のない作家、表現者、アナリストと心中しないかわり「救い」をもとめている。現代作家、アナリストには民衆を救済するコンセプトが無い。その作品のストラクチャーにもアンチとなる呼びかけも無い。当該公演はカフカテキストの概説、アナライズだったが、一般民衆に「死ね」か「たちなおれ」かつたわらない。伝わらない芸術家か?態度を決めてほしい。こういった覚悟を決めていない作家やブンガクもどき、小劇場がはびこる平成日本が気になる。私は日本人は世界にさきがけて、大戦被曝国、施政権植民地状態から独立再出発した民衆民族だという自覚をもっている。世界に「平和と救いを発信する推進力」の文化形成の義務を忘れてはならないとおもっている。日本民族の失地からの推進力という視点が全表現者的に欠如しているところがむなしい。世界の恥だ。がんばれ小劇場。
満足度★★
感性とか文学性とか
チケットプレゼントにて鑑賞。
カフカ作品はろくに知らない。そのせいかわけわからんかった。序盤と終盤はおっと思わせるところもあった。
満足度★★
可?不可?
正直言って、内容はよくわからないし、面白さのツボもわからない。好きな役者さんのパフォーマンスを見れたのはよかったかな。1時間で終わってホッとしました。会場の雰囲気はいい。
満足度★★★★
「孤独」に「福音」が降り注ぐ--「現在進行形」の未完
カフカの小説から、再構成された舞台。
台詞と演技と空間から、観客は「どのキー(鍵)」で読み解いていくのか。
それが楽しみのひとつでもある