満足度★★★★
「もう後は結構どうでもいい」
という言葉がこの公演の真実だなあと。「きみとぼく」がどうなりかすればいいハリウッド的ラヴ世界の穴、「あいつ」の世界の存在の出現。
盲目とも醒めてるとも違って、役者も演出も、どこか嗤う視点を持ってるとでも言ったらいいのか。そこが欠点にも見え、リアリティにも見え。不思議だなあ。
気持ちを
風船に代えて受け止めたり突き放したり弄んでは自滅したり、ロロのロマンチックは忙しい。いつも同じこと云って悪いんですがオブラートに包まないダイレクトな演出に我慢がない、はっとしたりときめいたり。短距離走を20本にしずに10本くらいでも十分伝わります。☆4つの手前。楽しい時間だった。
満足度★★
話は…
本筋の話は面白そうだから
そちらにもうちょっと重きを置いて
練ってくれればよかったんだけど
演出に走ってしまっていたのが残念。
まぁそれを楽しむ芝居だったんでしょうけど…
話の内容の割に長いかなと。
満足度★★★
うわさのロロ
これがうわさのロロかぁ。爆発力のある劇団でした。
おもしろかったところと、????のところが混在なので
何作か観てみたい。
シンプルなセットよかったな。
満足度★★★
エンタメじゃなく楽しい
やっと観れました。身体表現がメインなんでしょうか、やってることは好み。所々ある笑いの要素とか、センス良く面白かったです。全体的にいまいちはっきりしない印象がありますが。 個人的に、メインの2人がどうも好きになれませんでした。ちょっと長く感じてしまった。 ボス、タカシマ、サンシタがキャラクターにも役者さんにも魅力感じました。 登場人物みんなの、好きって気持ちが感じたかったですが残念。
満足度★★★★★
モテナイ男も錯覚するっっ
千秋楽に感激。誤字ではないです、感激。頭じゃなくて心に直接訴えてくるバラエティィィィ!!!!頭が物語を整理するより先に目の前に、見たことないような楽しい空間が広がるワクワクするような舞台。話のあらすじなんて「ボーイ」が「ガール」と「ミーツ」する話としか言えないけど。こういうのだよ、見たかったやつって思いました。何より楽しいのは、コリッチに書き込んでいる人達の評価がイロイロなこと。いろんな見方が出来るって嬉しいなぁ。
満足度★★★★
堂々のK点越え!
一つの事件であって、これはもう演劇とかそういうものではない。例えばあまりにすごい物をみたあとに感じるあの打ちのめされた感じだけがばりばりと。
人生に退屈してる人がいるなら見るべき
話の筋はめちゃくちゃで、宇宙にもフランスにも平然といってかえってくるけれど、あっけらかんとした出来事や雰囲気の怒濤野中で、猛烈にどうしようもないほど悲しくなる。でも何で悲しいのかぜんぜん分からない。
圧倒的な俳優の技量と、演出力と身体性。そんなことも人の体でできるのか! なんてね。なんだかわけがわからない祝祭と、踊りの渦中に巻き込まれて、椅子から立った瞬間にまたへたり込んでしまいそうになるよ!
満足度★★★★
怪作にして快作
「異性を想う気持ちがあれば何でもできる・何にでもなれる」なテーマを核に、時に思い切りシュールやナンセンスな方向に振れ(踏み外し?)て楽しい。
また舞台ならではの変幻自在な表現や恋愛コンピレーションアルバムの如き選曲も◎。
満足度★★★
ふーん
これがロロの作風なんだろうね。理解できるところもあったけど,個々のシーンでは何をやりたいんだろうと思ったり,結局のところよくわからなかった。芝居への好みの違いなんだろうと思うけど,1時間半程度に凝縮してくれたら,エッセンスを感じられたかも。あと,演技はともかくも女性はみんな素敵でした。
満足度★★★★★
タイトルそのまま
前作がとても良かったので、期待して観に行きました。前作の方が好みですが、今回もとても良かったです。
物語としてはタイトル通りで、男が女に会って恋に落ちるというだけで、各キャラクターのバックグラウンドなども全然説明されません。しかしそれでもテーマは十分に表現されていたと思います。
演出の一つ一つの要素は結構ベタなものも多いのですが、トータルで見たときに今までになかった様な新鮮な雰囲気を感じました。相変わらず小道具の使い方(見立て)や言葉の繋げ方のセンスが素晴らしかったです。
俳優陣は正直それほど演技が上手いとは思えませんでしたが(そもそも、そういう上手さを狙ってないとは思いますが)、とても魅力的でした。
今後の公演も色々決まっているそうで、楽しみです。
満足度★★★
君の瞳に恋してる
初ロロ。
奔放に連なる悪ふざけと紙一重のシーンの数々。
「おっ、いいねぇ」と思うところもあり、全く理解できないところもあり…。
どうにもかっちりハマらないんだが、これ一本では無視できない独自のセンスを感じた。
既製曲の使い方が上手い。女優陣みな可愛い。島田桃子と北川麗が特に印象的。
ラストはベタでも名シーンだなぁ。
恋する気持ちは天高くどこまでも~。
というのは老いも若きも変わらないってことですな。
満足度★★★★
貫かれる寓意に目を見張る
冒頭のシーンから、
その表現に一気にとりこまれて・・・。
貫かれていく寓意の鮮やかさに目を見張り、
ストレートさで編みあげられていく
その心情のしなやかな弾力が
舞台を閉塞させずに突き抜けてさせていくことに
息を呑みました。
満足度★★★★★
文句なく名作!
スタートシーンから釘付けになった。胸がときめくシーンが何度あったことか。これが三浦直之の真骨頂だ。
役者も素敵だった。いつもロロを見るとき、女優のかわいさに目を引かれるのだが、今回は男性陣も素敵だった。
篠崎大悟、望月綾乃というロロの看板は当然として、ボスを演じた板橋駿谷、三下役の亀島一徳、タカシマ役の田中佑弥がかっこよかった。女優陣は皆素敵だったが、北川麗が特jに輝いていた。ラストシーンは神々しいばかりだった。