満足度★★★★
月子さん
誤意訳・ワイルダー初体験。
誤意訳というのは日本語を話す現代の身体に合わせて適宜調整された翻訳(翻案?)ということで大筋間違っていないだろうか。名前は西洋圏のままだったけど、身体感覚は日本のものだったので、新劇調の翻訳物に感じるような違和感がなかったのはとても新鮮だった。おかげで変な所に惑わされず本質に近い(と思われる)ところで内容を追うことができたと思う。
どこまでが原作通りでどこまでが演出なのかはわからないのだが、物理的な制限から自由な視点が内、外、さらに外へと向かって同心円状に拡大する軌道を描く涼やかな時間が美しい。ワイルダー好きかも。
やっと「分かった」ような・・・
初日に観たときには、正直言って「これが、あの、有名な(らしい)、ワイルダー?」・・・て感じだったのですが、どうやらこれが「よかった」という人がかなりいるらしいことを知って、逆にショックを受けました。自分は、そんなに感受性がないのかと!
で、同じ作家のJAM SESSION『わが町』も観てきました。さらに、この作品のオリジナル版の日本語訳の脚本を読みました。さらにさらに、念には念を入れて、英文の原典も読んでみました。で、今度は違う席に座ってもう1回観てみました。(人生で、こんなことをするのは初めてです!)で、よやく、「分かった」ような気がします。
満足度★★★★
旅をする気持ち
それぞれの想いを乗せた列車の揺れが
軽快で、ちょっとわくわくして。
新しい場所への移動や、
別れへのペーソスを含めて
旅の感覚に浸ることができました。
満足度★★★★
どこに連れて行かれたんだろう?
すごーくナチュラルに虚構の中に取り込まれ、ナニナニ?っていう間に過ぎ去って行きました。突拍子もなく突き抜けていくのに、置き去りにはされない感覚がすごく中フラってこうなんだぁ、って居心地良かったです。残るのは幸せ感覚ばかりっていうのはなぜなんだろう?
満足度★★★★
生演奏に痺れる
中野成樹は、演劇の一番の魅力は「ライブ性」ではなく「ウソであること」だと昔からいいつづけてるらしいんだけど、だからといって中フラの作品にライブ感がないわけではまるでなく、今回なんか、一枚のアルバムを聴いたというよりも、一度だけのセッションを体験できた感じで、ほぼ繰り返し忠実に再現しているんだろうけど、どこか漂う即興感、という嘘(?)がたまらないのです♪
しかも、曲と曲のつなぎ目が少しガタッ、ゴトッとしていて、それだけで線路のうえを走っている旅気分を味わっていると、いつしか素敵な場所に辿り着いちゃったよ、わお!
満足度★★★★★
満足です
ワイルダーファンですが、フランケンズは初めて拝見しました。
面白かったです!
笑って泣きました。
妻役の小泉真希さん、素敵でした。
何でしょう、声が素直で透き通っていて、作られていない演技が良かった。
もう一度見たいです。
満足な時間でした。
満足度★★★★
生きてる自分の時間は特別で、でも平凡で。
いつもながらきちんと作りこまれている、おしゃれで優しい時間でした。幼稚園で上演される園児によるペープサートを思い出しました。
満足度★★
慣れない分野
この劇団も作家も初めてです。
『わが星』がすてきだった柴さんといっしょに「WWW」やるというので見ました。
でも、全然味わいが違うのですね。
すみません、おもしろさがよくわかりませんでした。
たぶん、期待していたことが違ったのだろうと思います。
最後の壁の使い方は、面白かったです。