満足度★★★
難解でした
ハチクロ自体を知りません。この舞台はハチクロを知っていることを前提に演じられていたのでしょうか。ハチクロ初心者にもわかる説明をもりこんであればよかったのにと思いました。
満足度★★
ハチクロ知らない人用では無かったです
話のベースはやはり、ハチミツとクローバーがメインでしたが。
なんかそっちに重き置かなくとも、シュールな哲学劇としてれば、
充分通用したような話の展開でした。
でもって問いの決着は、つかなかったような気がしますが・・・。
満足度★★★★★
ハチクロとは真理である
☆を3か5かで迷う。
高学年も高学年向け、物理学に哲学に歴史学に文学を、会話がいちいち大学院学術論文レベルで行われているよう。まるで気分は外国語放送、日本語を聞いているはずなのに7割ほど何を言っているのかわからないという奇跡。
その中でほとんど唯一の足がかりはハチクロで、それで3割ほどはちゃんと解読できた気がするのだが、それでもハチクロどころかディープな羽海野チカファンぐらいしか知らないような情報をサラッと入れていたりしたので、単にハチクロ読んだことがあるぐらいの知識じゃついて行けないのではないかと思う。他の要素もおそらくこんな風にうっかりディープだったりするのだろう。
カブタンに反応出来る人が一体どれだけいるんだろう。
ハチクロが絡んでくる部分はわりと少なかった印象。
全体的な演技と演出の柔さが自分の許容範囲ギリギリだったのだけれど、全然読めないトリッキーな挿入や何が進展しているのかいないのか全くわからない展開、知的好奇心のおかしな部分が刺激されて、なんだか一筋縄ではいかない魅力を感じた。
これは怪作だと思う。他人にはおすすめできないけれど。
満足度★★★
アニメヲタ向き!(^0^)
だいたいもって「ハチクロ」を読んでない方は全くノレないと思う。でもってこれって少女マンガ(確かマーガレットの月刊連載だったような・・?)なのだけれど、何故ボス村松が少女マンガを愛読してたのかも謎!笑)
以下はネタばれBOXにて。。
満足度★
アイデアセンスはいいけれど
前回公演、御ひいきの8割世界、吉岡さんの客演に惹かれ、観に行って、一度でファンになった、剛鉄村松。
だけど、どうも今回は、波長が合いませんでした。
「ハチミツとクローバー」を全く見たことがないので、台詞とかは、なるほど!と共感する部分もあるけれど、「これは誰さんスタンス」とか言われても、全然理解できないというネックもあったけれど、それ以上に、どうもストーリー運びがスマートでない感じを受けました。
理系、文系、哲学など、ありとあらゆる思考回路で、話を進める、斬新なアイデアと、小道具や大道具に名札つけたりするセンスには、好感持てたのですが、前回の、弾けるような面白さはなく、どうしてか?と改めて、当パン確認して、納得!
前回と作者が違うんだ!!
前回大変面白かった戦隊ものの作演は、今回、吉村役を演じた、バブル村松さんで、この芝居の方は、ボス村松さんだったのですね。
次回は、また、バブルさんの方の作演のようなので、次回に期待したいと思います。
前回、一目惚れした、ムラマツべスさんと村松かずおさんは、今回も、とてもナチュラル演技で、素敵でした。
ただ、この劇団、どうも、一般客を想定してない空気が…。
受付で名前を名乗ったら、「どなたのご関係ですか?」と聞かれ、ビックリ。
まるで、関係者しか来ないと想定してるみたい。終演後、ほとんど誰も席を立たないのも、皆、劇場内での役者面会を待っていたかららしく、私のような一般客はかなり少数のようでした。
だからなのか、あまりお客さん目線で、作劇されてない雰囲気があるのかも。
これは、前回も感じたのですが、べスさんや村松かずおさんに、他にない魅力がある反面、かなり、素人レベルの役者さんもいるのです。
何となく、どこかの学祭の催し物的な演劇表現レベルなのが、今回も気になったところでした。
満足度★★★★
凄いよ、これ!
と、大声ではまだ言えないけど。
冒頭では笑うつもりで観客として待機していたのに、笑うというより驚いた。
ただ、驚いた。笑いはそれほどではなかったけど。
見終わってからちょっと興奮した。
初めて観る劇団だけど、こんな内容だとは思ってもみなかった。
ひょっとしたら凄い金脈に当たったのかもとか思ったりして。
だけど、観客をもっと楽しませてくれよ、とも思ったのだ。
満足度★★
マジでハチクロなんだ…
うーん評価が難しいわこの作品。
作風としてはシュールなんだよね。
意味不明っちゃ意味不明なんだけど、筋が通ってるようにも見える。
台詞は詩的なんだけど訴えてくる手法がくだらない。
飽きたわけではないんだけど、心を掴まれたわけでもない。
つまらなかったわけではないんだけど、面白かったわけでもない。
それでも舞台上でおこるすべての事象を私は観察したわけで…
これは集中していたということなのか??
知的好奇心が満たされていたのかしら。
とりあえず脚本家は頭いいんだろうなぁと思う。
でも作品に寄り過ぎな感じがした。
もっとオリジナリティ欲しかった。
版権ものの許可関係はどうなってるんだろう?
満足度★★★
証明は完結したのか?
当劇団初見。
あらたしい数学の定理を発見した気鋭の数学者。
彼と彼の友人の愛読書は「ハチミツとクローバー」であるという。
ふとしたことから、その数学者は、「ハチミツとクローバー」の世界観を証明すると言い出し。。。
役者陣では、バグちゃんを演じた南部久美子の怪演と、それと対照的な振る舞いを見せた岩出茉莉のコントラストが面白かった。
満足度★★
大衆ウケする作品ではないと思いますが…
終始、客席になにか良い意味での緊張感のようなモノが漂っていたのがとても印象的。たしかに僕も、わけはわからなかったけど、シッカリ観れました。これは一体なんなんだろう…。わけわからない作品である事には確かだと思うのですが(苦笑)。
正直、顔見知りの劇団さんなので、周りの評価も勝手ながら気になっていたところ…既に☆5つが2つもついていてちょっとビックリ。そんなに高評価なんだ!(笑)もしかして「わけわかってない」のは僕だけなのか!?(汗)
とりあえず、たしかにでも僕の拝見したボス村松氏の作品の中では1番‘この作品でやりたい空気’がシッカリ出来ていたと思う。そこは間違いないです。
「ハチクロ」読まなくてもわかりますが(わけわからない感じだけど)、読んだ方がより楽しいんじゃないかなとか思います。そこも多分間違いないです。
満足度★★★★★
ハチクロ史観
理系文系の学術理論をちりばめて無理矢理作り上げたハチクロ史観。アイデアに脱帽!しかも、マンガやTVドラマ、アニメに出てくるようなさわやかな美男美女ではなく、モテることに縁遠い学者や浪人生がこれを繰り広げてるので、妙にアットホームで説得力がありました。ハチクロをおさらいしてから見ていたら、もっと楽しめただろうなあ...。
満足度★★★★★
詩的で哲学的なコメディ。
大変感動した。いやこれは好みの別れる作品だろう。正直私もスタート直後は少し付いていけないものを感じた。しかし、どんどんのめり込んで2時間が短く感じられた。
この作者は間違いなく頭がいい。出てくる台詞出てくる台詞が全て象徴的で奥の深い言葉だ。しかも詩人で哲学者でもある。その哲学者が漫画を素材にコメディを書いたらこんな作品が出来たという感じ。
また役者がみなうまい。うまいというより魅力的と言った方がいいだろう。ダン池田役のムラマツベスと、犬役の村松かずおは1回でフアンになった。その他の登場人物も皆、個性的で魅力的だ。
「はちみつとクローバー」という漫画をモチーフにしているらしい。知らない人にも楽しめる作品なのだが、読んでないことをこれくらい後悔したことはない。明日本屋に行って、全巻買おう、そういう気持ちにさせるくらいの作品だった。