『ハチクロニクル』 (公演終了) 公演情報 劇団鋼鉄村松「『ハチクロニクル』 (公演終了)」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度

    アイデアセンスはいいけれど
    前回公演、御ひいきの8割世界、吉岡さんの客演に惹かれ、観に行って、一度でファンになった、剛鉄村松。
    だけど、どうも今回は、波長が合いませんでした。
    「ハチミツとクローバー」を全く見たことがないので、台詞とかは、なるほど!と共感する部分もあるけれど、「これは誰さんスタンス」とか言われても、全然理解できないというネックもあったけれど、それ以上に、どうもストーリー運びがスマートでない感じを受けました。
    理系、文系、哲学など、ありとあらゆる思考回路で、話を進める、斬新なアイデアと、小道具や大道具に名札つけたりするセンスには、好感持てたのですが、前回の、弾けるような面白さはなく、どうしてか?と改めて、当パン確認して、納得!
    前回と作者が違うんだ!!
    前回大変面白かった戦隊ものの作演は、今回、吉村役を演じた、バブル村松さんで、この芝居の方は、ボス村松さんだったのですね。
    次回は、また、バブルさんの方の作演のようなので、次回に期待したいと思います。
    前回、一目惚れした、ムラマツべスさんと村松かずおさんは、今回も、とてもナチュラル演技で、素敵でした。

    ただ、この劇団、どうも、一般客を想定してない空気が…。
    受付で名前を名乗ったら、「どなたのご関係ですか?」と聞かれ、ビックリ。
    まるで、関係者しか来ないと想定してるみたい。終演後、ほとんど誰も席を立たないのも、皆、劇場内での役者面会を待っていたかららしく、私のような一般客はかなり少数のようでした。
    だからなのか、あまりお客さん目線で、作劇されてない雰囲気があるのかも。
    これは、前回も感じたのですが、べスさんや村松かずおさんに、他にない魅力がある反面、かなり、素人レベルの役者さんもいるのです。
    何となく、どこかの学祭の催し物的な演劇表現レベルなのが、今回も気になったところでした。

    ネタバレBOX

    私も、以前、著作権関係の仕事をしていたので、皆さんと同じに、版権問題とかはやたら気になりました。
    ウサギの洗濯機は、なかなか笑えました。
    パソコンの蓋が透明なのもグッドアイデア。
    いろいろ、着想が面白いだけに、劇団内部の自己満足に留まらず、もっと、客の思いを察した芝居作りを心がけてもらえたら、凄く、ユニークな劇団になるのではと思いました。

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    2010/04/18 20:05

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  • 数学者の奥さん様

    コメントありがとうございます。
    そうでしたか!同じ質問されていたんですね?
    私は、「どなたか関係者はいますか?」的な質問は経験ありましたが、関係者がいるのが当然的な断定質問は初めてでしたので、ちょっと驚いたんですが…。
    よくあることなんですね。勉強になりました。(笑)

    2010/04/19 15:33

    > 受付で名前を名乗ったら、「どなたのご関係ですか?」と聞かれ、ビックリ。

    私も聞かれました。この劇団に限らず、時々聞かれます。
    終演後にまっすぐ出口に向かうのが自分だけという状況も時々あります。

    2010/04/18 21:58

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