(ベストテン投票用)
コメントは
http://kawahira.cocolog-nifty.com/fringe/2010/01/post-7dab.html#more
満足度★★★★
2009年に印象に残った芝居3
リズムを刻んでも寒い感じがない役者さんがいることに助けられました。ミュージカルアレルギーが少しなくなって素直に楽しめました。
満足度★★★★★
スゲー!
旗揚げ公演だが、新しいアイディアに溢れてる!!
独特のセリフ廻し、「ラップによるミュージカル」と評されてたが、
近いのは、Tokyo No.1 Soul Set の BIKKEのラップかな?(それでもだいぶ違うけど)
でも、新しい要素が多すぎて、前半は何が起こってるのかよう分からず。
(直前に食べたラーメンで腹が満たされ、ちょっと睡魔に襲われていたのも原因)
頭が追いついてきたのは中盤以降、ものすごいことが起こってることに気づくと同時に
ボーと観てた前半が悔やまれる。
途中ホントに感動から泣きそうになる。この疾走感、細田版「時をかける少女」に似てる。
役者の人も難しそうなセリフ(ラップ)をスゲーな。
音楽は、三浦康嗣[□□□]。その関係だろう、この回いとうせいこうさんが観に来てた。
あえて、気になるところいえば、
中盤の異常な盛り上がりに比べるとラストはいま1つ。
それにアナウンス等ちょっと狙いすぎてるかなって。
満足度★★★★★
時間を切り取る潔さ
一つの星の物語を語る中で、
永遠ではなく誕生から滅失までのピリオドを潔く定めたことで、
ヴィヴィドに刻まれる時間や
一つずつの刻みのうちに秘められた
いとおしい出来ことたちの質感が、瑞々しく浮かび上がってきたように思います。
年初のtoiでも感じた
圧倒的な時間の広がり方が、
今回の柴作品ではさらに進化を遂げていて・・。
この空間でしか体感しえないものに
強く心を揺さぶられてしまいました。
満足度★★★★★
立ち会えた幸せ
こんな舞台に出会っちゃうから、演劇ってものすごい。
「わが町」へのオマージュとしても、素晴らしい作品でした。
涙とまらなかったです。
満足度★★★★★
感覚に浸る演劇
柴幸男氏は、今の若手の演出家・劇作家の中でぬきんでた存在である事は確かだと思います。
演劇という枠にとらわれず、ヒップホップや様々な影響を惜しみなく作品に投入し、出演者たちとそれらを消化しつつひとつのスタイルを作り上げるところが他の演出家と違うところでしょう。
演出家はまず「戯曲ありき」で、戯曲の中から自分の舞台をどう組立てるかが仕事となっているけど、それらから全く自由な柴幸男さんの作風が独特なのは理解できます。
そんな新しい演劇の形の更に進化した姿を目撃する事ができた事が、自分にとって幸せでした。
満足度★★★★★
真上から見たい演劇
演劇とはこういうものだ!などと、誰が決めたわけでもないのに、それを見直しもせずに繰り返すのはもったいないと思う。
駅の階段を上る時、降りてくる人間が一人もいないのに片側通行にこだわるようなもので、そこは左右に広がってさっさと上ろうよと思う。ルールめいたものの中身を覗いてみようよと思う。
反旗を翻すのでなく、力ずくで壊そうとするのでなく、静かに可能性を広げていく感覚が、のびのびしていて気持ち良かった。
シンプルでいて仕掛けに満ちているような舞台も好み。
すごい
集大成。
アルバムのようにぎっしり濃密につまったパフォーマンス。
星のホールが宇宙空間に。
そこにはプラネタリウムの浮遊感と音楽ライブの衝動があった。
鳥肌たちっぱで、感動のあまり観終わってすぐに劇場を飛び出して帰りました。
満足度★★★★★
反復し繰り返す、4秒間ごとの愉悦
もっとみんな、踊りながら観ればいいのに!
と、強く思ったわけですが、両脇に座られた方、迷惑だったかもしれないですね、すいません…。
しかし、三鷹・星のホールでこれだけ立ち見がでるんですねぇ~
とはいえ、こんなに楽しくて切なければ当然ですか。
なんだろう、パーフェクトではないけれどベストな感じ?
あるいは、100億年のなかの一瞬の光芒、その刹那があまりに愛おしくて、
地球に生まれた喜びを噛み締めるように味わってみたり。
満足度★★★★★
包んで、包まれて
「演劇」なのかなんなのかわからない、でも、よかった。幸せな気持ち、愛情に包まれた気持ち、愛情でつつみたい気持ちで見終えた。
主役の人が、ほんとに「女の子」だった。すごい。こんなに女の子そのもので存在してる人、見たことなかった。抱きしめたい。同時に、彼女に抱きしめられている気持ち。
脚本と、音楽と、演奏と演出と役者と、どのひとつもしっかり一つに向かって手をつないでた。どのひとつもはずれずに存在していた。
どれかひとつがはずれたら、壊れてしまう世界だと思った。
前日に他人のブログで知って勢いで行ってしまったけど、よかった。