少女仮面 公演情報
観たい!クチコミをする

公演地:東京都

観たい!

公演地:東京都

少女仮面

ゲッコーパレード(埼玉県)

公演に携わっているメンバー:7人

【団体紹介】
2015年に旗揚げしたゲッコーパレードは、これまで埼玉県蕨市「旧加藤家住宅」を本拠地として活動を展開してきました。本拠地での上演を始め、各地の文化財や劇場以外の建築での上演が話題を呼び、特に2016年初演の『リンドバークたちの飛行』は早稲田大学演劇博物館(東京都)、旧里見弴邸(神奈川県)、宮城野納豆製造所(宮城県)といった文化財を中心に上演されました。2020年にはチュラローンコーン大学(タイ)に招聘され、同作を現地アーティストとリメイク。2022年には山形ビエンナーレの美術展会場を舞台に『ファウスト』を上演し、大きな話題を呼びました。
また「目的ではなく人の集まりこそがパレードのように活動や表現を形成していく」という信条を掲げ、2021年には美術家、演奏者、会計士、ダンス系パフォーマーなど多様な出自を持つメンバーを迎えると同時に、俳優主宰の上演シリーズ「劇場」を立ち上げコレクティブとしての活動のあり方を加速させています。
【応募公演への意気込み】
この公演の一番の意気込みは、俳優中心の演劇を作ること。
しかし演劇にとって必要不可欠である俳優が消費されず、主体的に演劇を作るのは簡単ではありません。
本公演は「俳優は何かに奉仕する存在なのか?」という疑問をきっかけに、俳優・崎田ゆかり主宰で立ち上がった演劇企画「劇場」の第二作として、俳優中心に創作過程を見直し「劇場とは、観客と俳優がシンプルに出会うための場」という着眼点を確実に形にします。
また『少女仮面』は、アングラ演劇の旗手・唐十郎による作。俳優が自分の存在を追い求める物語は、我々の意気込みをぶつけるにふさわしい戯曲なのです。
もう一つ、本家唐組の圧倒的な魅力ゆえか、唐戯曲は知名度のわりに幅広い世代の上演があるとは言い難いものがあります。日本を代表する劇作家である唐十郎作品が上演され続けるということは、時代ごとに特色ある上演が繰り返し現れることを意味しているはず。本作は2〜30代の関係者の手でバリエーションある唐十郎上演の先駆けになることを目指します。
【将来のビジョン】
この公演が掲げている俳優中心の演劇創作を行うという「劇場」シリーズの目的達成は、一朝一夕に成し遂げられるものではありません。オファーの仕方、稽古の作り方から模索し、演出やスタッフとの連携、本番での観客との関係も含めて取り組みを続けるために、「劇場」シリーズを今後も継続して創作・上演していきたいと考えています。
この俳優中心、はコレクティブとして活動するゲッコーパレードにとっては、美術家中心、演奏家中心、といった他の創作の形も可能にしようとする試みの一環でもあります。場所や人にとらわれず、その度に適切な形の創作を重ねながら、これからも、演劇の可能性と多様性を広げるための活動を展開していきます。

公演に携わっているメンバー(7)

ナオ フクモト
役者・俳優

「少女仮面」に携わっているメンバーです。
崎田ゆかり
役者・俳優

「少女仮面」主宰・出演です。
平野光代
役者・俳優 振付 制作

「少女仮面」に携わっているメンバーです。
サトウコタロウ
役者・俳優

「少女仮面」に携わっているメンバーです。
林純平
役者・俳優

「少女仮面」に携わっているメンバーです。
市松
役者・俳優 ダンサー 演出 振付 Webサイト

「少女仮面」に携わっているメンバーです。
黒田瑞仁
演出

「少女仮面」の演出です!

このページのQRコードです。

拡大