ハッピー・new・メリークリスマス

劇団マリーシア兄弟（東京都）

公演に携わっているメンバー：7人

団体紹介

劇団マリーシア兄弟は、男性俳優のみで結成された団体です。
会話劇を中心とした日常系舞台を得意とし、ワンシチュエーションで物語を展開していく。歌や踊りなどには一切頼らず、派手な照明や爆音も使わないシンプルな舞台でありながら、奥深いメッセージ性を秘めた作品で、喜怒哀楽を超えて人々の心を掴む物語。

「悲しませる」のではなく「感動させる」
「笑わせる」のではなく「楽しませる」
「説得する」のではなく「納得してもらう」

抽象的で観客の想像力に頼る舞台演劇ではなく、観ている人が「期待」と「共感」を得られ、安心して観ていただける舞台演劇を目指す。

応募公演への意気込み

作品内では、舞台が刑務所、登場人物は囚人です。形は違えど罪を犯した人間達、ただ彼らにも家族があり、友人がいて、当たり前の幸せや不幸があります。端的に罪人や反社会的人間を擁護するのではなく、本来彼らが見せない一面を見ていただく事で、どこで道を外れたのか？本当に公正は出来ないのか？また、観る側の人々が、彼らと何が違い何が同じなのか知っていただき、日常の当たり前や普通が、どれほどかけがえのないものか気付いていただければ幸いです。そして犯罪を犯した人々に対する正しい見方と、彼らが再犯の道へ進まない為の、社会復帰推進の環境作りへ繋がる作品になればと思います。

将来のビジョン

劇団結成当初から「観やすい劇団」「観やすい舞台」を劇団理念とし、金銭的に敷居の高くなっている舞台演劇の現状を変える為に活動しています。
当劇団はこれからの舞台演劇のあり方と価値観を改め、もっと観やすく、もっと劇場に足を運んで頂けるよう、金銭的利益を考えない活動をしています。
「観やすく親しみやすい作品」を演劇ファンだけでなく、一般の人々にも幅広く楽しんでもらうために活動していきたいと考えています。