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- 舞台芸術まつり!2019春
- 応募作品
とびらの向こう
ワンブリカ(東京都)
公演に携わっているメンバー:6人
- 団体紹介
- 私たちの団体のコンセプトはエンターテイメントと芸術の融合です。演劇を観る習慣がない人にとってアングラ演劇や抽象的な舞台はハードルが高いと考え、初心者の方も世界観に入り込みやすいように、エンタメ色の強い演出と、昔の学生演劇のような文学的でメッセージ性の強い作品を作っていきたいと考えています。独創的で見に来て下さる方々が非現実感を感じられるような空間にできればと思い、そのような作品作りに力を入れています。旗揚げ公演ではSFを舞台でやる、というテーマで難しいジャンルに挑戦しました。
- 応募公演への意気込み
- 「とびらの向こう」は現役の国語科高校教師が書いたメッセージ性の高い作品になっております。主宰が高校生の頃に所属していた演劇部にて代々上演されてきました。今回はその思い出深い作品を、悩み多き社会人から多感な年ごろの子供に向けて、「一歩踏み出す勇気」というテーマを元にリメイクしました。主人公は引きこもりの高校生で、現役教師ならではの観点から子供の繊細さ、苦悩を描いています。「竜馬がゆく」をモチーフに幕末の志士たちと高校生が薩長同盟を成立させるため奔走する、コミカルかつパワフルな展開と、大人が忘れてしまう子供の世界をきめ細やかに演出し、そのコントラストを表現したいと思います。今回の公演は二回目ですが、他の現場で数々の舞台を経験してきた役者やスタッフをそろえています。脚本の思いを全力で表現し、観客の方々の胸に何か突き刺さるような舞台を作り、私たち自身も一歩成長できればと思います。
- 将来のビジョン
- 何も考えないで観られる舞台というよりは、見てくれた方々の記憶にいつまでも引っかかるような濃い演劇つくりを目指しております。将来的にどんどん観客を増やして、大きな舞台で上演して、と言いたいところですが、まずはしっかり内容のある舞台を作り、作品だけではなく、運営面でも快適に観劇できる環境を整え、総合的に評価されるような団体を目指したいと思っております。具体的には、殺陣の得意なメンバーや英語ができるメンバーもいるので、海外に向けて発信できるようなコンテンツ作りも考えております。今回の公演は殺陣アクションもある時代ものなので、この公演を期に海外の方面へのプロモーションを視野に入れていきたいと思います。まずは独自の世界観を確立させて、日常生活からの解放の場として、見に来てくれるお客さんを増やしていきたいです。
公演に携わっているメンバー(6)