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舞台芸術まつり!2019春
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公演情報
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公演地:東京都
観たい!
公演地:東京都
思想も哲学も過去も未来もない君へ。
散策者
(東京都)
公演に携わっているメンバー:8人
団体紹介
主宰は中尾幸志郎。2018年9月に旗揚げし、活動開始から半年程度が経過。旗揚げ当初は、「テクストという「読ませる」権力との向き合い方を考え、それをよりよく実践することを目指す」をコンセプトに、テクストを演劇における一つの権力と見立て、そこから生じる(かもしれない)中動態の演技を模索した。同年12月には、発表会 vol.1として新聞家『白む』を上演するとともに、見るだけでない演劇とのかかわり方を模索すべく、「書きことばに耳を傾けてみる」と題したワークショップを実施した。
この半年間、舞台上の「演技」について思考し、実践してきた。もちろん、蓄積と呼べるようなものはまだないし、今回もこの延長線上で目一杯遊ぼうと考えている。稽古はまだ始まったばかりだが、さしあたり「役と重なる / 役から外れる」という、問いとも標語ともとれる言葉をメンバーと共有した。
応募公演への意気込み
俳優がテクストを自らの腑に落とし込み、そこから生まれた流暢な発話によって、ある種のイリュージョンがもたらされたり、生き生きとした現前が披露されたりする。そういう場こそが演劇の舞台であると、私は決して思いたくない。むしろもう一つの可能性、エクリチュールとパロールが戯れる場、幽霊のテクストと現前の身体が戯れる場、として舞台を捉えてみたい。
このようなことを考えていて、「手紙」を上演したいと思うようになった。たとえば、結婚式の披露宴で両親に宛てた手紙を読む花嫁のことを、一つの理想モデルとして思い描いてみる。手紙は、特定の人物への、特別な思いが綴られた書きものだから、その書きことばには<声>が滲んでいる。また、あらかじめ刻み込まれた文字をそのままに読むため、花嫁の声には<書きことば>が入り込み、それが読みをぎこちなくする。手紙を読んでいる花嫁は、「流暢に」「うまく」読むという制約から逃れ、ただ文字通りに読むという制約のみに忠誠を尽くしつつ、自由にテクストとかかわる。「ありがとう」という言葉を、気持ちを込めて言いたければ、<まるで今ここで紡ぎだした言葉であるかのように>発話するだろうし、照れくさいと思えば、<そこにあらかじめ書かれた、今こことは無関係のもの>として発話するだろう。このようにして、<理想的な花嫁>は、役と重なったり役から外れたりする営みを自由に遊ぶ。
今回、手紙の文章を含んだ素敵な日記小説、『思想も哲学も過去も未来もない君へ。』を原作にして、この思考を実践してみようとしている。
将来のビジョン
他団体の「将来のビジョン」を読みながら、みなさん腹が決まっていてすごいなと、たじろいでしまった。散策者メンバーのうちには、これから就職活動を始める人、アルバイト生活をしながら俳優業に打ち込みつつある人、一寸先のビジョンも持てない人など様々いる。もちろん、主宰の私としては、これからも散策者を細くとも長く続けたい思いでいる。だが、今の私たちにとって、将来のビジョンを口で語ることが、本当に有意義なことなのか正直自信を持てない。今私たちは「これからどうしていくか」という問いに対して、口ではなく、自分たちの生活をかけて答えることになるちょうど手前のところまできている。(こんなところで何を、と思われるかもしれないが、実生活を見つめることなしに演劇は起こりえないと思っているのだから仕方がない。)
とはいえ、私たちは散策者だ。とりあえず数歩先だけ見ておくのも悪くないように思う。次回公演が終わったら、今度は順番的に発表会vol.2がくる。この前、稽古場で太田省吾のテクストを、俳優を取っ替え引っ替えしたり、文脈に変化を加えたりして読んでもらったら、面白い現象や変化がたくさん観察できて楽しかった。演劇をやるとき、こういう素朴な楽しみは大事にしたいと思う。これは読み手のみんなも面白がっていたから、毎週人を集めていろんな相手と戯曲の一部を読み合うような会にするのも良さそうだな、などとぼんやり思っている。
公演に携わっているメンバー(8)
なつめ
制作
「思想も哲学も過去も未来もない君へ。」に携わっているメンバーです。
Koshiro Nakao
脚本
演出
「思想も哲学も過去も未来もない君へ。」に携わっているメンバーです。
あっちゃん
制作
当日運営
「思想も哲学も過去も未来もない君へ。」に携わっているメンバーです。
笹原
役者・俳優
「思想も哲学も過去も未来もない君へ。」に携わっているメンバーです。
原涼音
役者・俳優
「思想も哲学も過去も未来もない君へ。」に携わっているメンバーです。
田中優之介
制作
「思想も哲学も過去も未来もない君へ。」に携わっているメンバーです。
長沼航
役者・俳優
「思想も哲学も過去も未来もない君へ。」に携わっているメンバーです。
岡澤由佳
役者・俳優
「思想も哲学も過去も未来もない君へ。」に携わっているメンバーです。
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