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夏の夜の夢
街の星座(埼玉県)
公演に携わっているメンバー:9人
- 団体紹介
- 街の星座は、主宰 豊川涼太を中心とする団体。
東京・埼玉を活動の中心とする。
POPでどこかおかしな世界やその住人たちと、その根底にある社会や不条理を描く。
劇団名の由来は「街にある風景や音、光を結んで物語を創る」ようになりたいという想いから。
2017年12月に旗揚げ。2018年にはシアターグリーン学生芸術祭や東京学生演劇祭への参加など精力的な活動を行う。
- 応募公演への意気込み
- 「夏の夜の夢」という作品は、妖精の力で真の恋は偽りに、偽りの恋は誠に変わってしまう作品です。
ですので
・真の/偽りの恋とは何か
・恋に落ちる事の偶然性、非運命性
・所有することの暴力性
などについて、シェイクスピアのテキストを下敷きにして考えていければと思います。
「だれかを好きになることは、報われようが報われまいが、それだけで意味がある」という手垢の付いた言葉を、大切に、大切に守ってきました。
ときに否定され、恋愛モノである意味を問われることもありましたが、それでも自分が「好き」と思ったことを信じてやっていこう、そう思っています。
「お前みたいな童貞が何気取ってやがるんだ。妄想ばっかでロクな恋愛もしてない癖に」
うるせえ、だからどうした?
妄想で何が悪いんだ?
想像の世界が現実の下位互換だってだれが決めた。妄想の片想いが、現実の恋よりバチバチにおもしろいって、人間の想像力信じてるの。
だから、演劇やってんの。
恋愛の初期衝動は皆思い込みで、狂気的でおかしいもんだろ?
上手く行かなくて、傷ついて、それでも毎日は続いていて、だから少しでもマシなもんになりたくて。
だから、そんな人間の想像力を信じて、狂った色恋沙汰を紡いでいきたいと思います。
よろしくお願いします。
- 将来のビジョン
- 本気で演劇で世界を平和にしたいと思います。
僕の生まれる前、「Love&Peace」という言葉が歌われました。今じゃこんな言葉、だれも本気で信じてません。皆、嘘っぱちだと気付いてしまったのです。
GoogleでLove & Peaceと調べたら、大宮のソープランドを紹介されました。
今じゃもう、愛と平和は風俗とのセックスの中にしかないのか…。
観てくれた人が、少しだけ優しくなれるような、そんな作品を作って、世界を少しずつ良い方向に向けて行きたいです。
そのためには、全人類に観てもらわないといけないので、最終動員目標は70億人です。
直近では、まずは5年間での動員3000人を目指して活動していきます。
そのために、今ある公演の形を、もっと社会と身近に繋げていけるような形に変えていければと考えています。
また、コンテンツの作り方も、今よりもストレスのない形、演出家と役者とがより対等であるような作品の作り方を模索していきます。
西洋音楽に対するジャズのような、プレイヤー個人のセンスと情動をベースとしつつ、それでいて全体的な調和が保たれるような作品作りを目指します。
以上、童貞のくだらない妄想でした。
間違って信じてくれた人は、一緒におもしろいことしていきましょう。
公演に携わっているメンバー(9)