はこがみ 公演情報
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公演地:大阪府

観たい!

公演地:大阪府

はこがみ

ハコボレ(東京都)

公演に携わっているメンバー:3人

団体紹介
俳優の前田隆成が二〇一六年に結成した演劇企画。全公演の脚本/演出/俳優を前田が果たす。大阪を拠点として五人で活動。春夏は俳優として外部で活動。秋には演劇の本公演。冬には落語の研究会を発表する。二〇一九年一月に初の東京公演を終えた。旗揚げ公演は自身の一人芝居。次公演からは二人芝居、三人芝居と、ひと公演にひとりずつ出演者を増やしてきた。

人の記憶の曖昧さが怖くて「忘れられない景色」を魅せる為に日々研究を重ねています。外部で得た知識や経験から自身を削って物語を紡ぎます。
公演チラシはブックカバーに使用できるようになったり、チケットは本の栞に、上演台本と小説を収録した文庫本を販売したりしています。劇場に来て初めて一冊の本が完成するように。どれもこれも、手に取って置いて欲しい気持ちがありまして、忘れられたくないという執着からきています。
 公演の外装は可愛く、品よく、楽しくを。芝居の中身は熱く不器用で、どこか懐かしい。落語に共通した人間の業を切り取り、理解し易く少々考えさせる。それがハコボレの演劇です。
名前の由来は、刃こぼれ、劇場という箱に惚れる。言葉が零れる。解釈はなんなりと。
応募公演への意気込み
結成三年目。俳優として大小さまざまな世界を見せて頂きました。前回の東京公演を終えて、この舞台芸術の世界で生き抜くことを決意しました。まずは今回参加することで、演劇界に通用し、信頼できる団体だということを証明します。
今回の公演はシリーズ三部作の最初の物語です。題は『はこがみ』経済が崩壊し、人口が削減される社会。とある会議室で経歴の違う男四人が、新しい神様を創造する為のマニュアルを製作する奮闘記。現代に起こる多数の社会問題を風刺画のように切り取りシニカルに描く。
更に、次作の五人芝居『はこしき』(仮題)では、その一冊の本を紐解いた男が革命家となりさらに荒廃した社会を統一しようと立ち上がり戦車を製作する革命の物語。そして前回公演の『はこづめ』の世界へ繋がる。
四度目の本公演です。脚本を正しく伝えられる技術に裏打ちされた俳優と。私の観たい景色を彩ってくれる馴染みのスタッフの方々に支えられて、ハコボレは一歩ずつ着実に強くなってきました。数ある若手団体の中で、勢いだけでなく、やりたいことが明確な団体です。どうか覗いてやってください。
将来のビジョン
ハコボレが結成10年目になったとき、自分で上演したい演目が御座います。題は『箱惚』男性5人の芝居。これは私が演劇をする宿命です。
高校生の演劇コンクールで敗退した時、私は脚本を担当していました。審査員の方が「小劇場っぽいから」という理由で落選させたといいました。私は敗退したから今を走っています。その時の脚本の主人公の年齢設定が30歳。私がその年になったときに観てもらいたい。
そのために、ハコボレの演劇が正しく伝わりますように、一歩一歩着実に成長して大きくしていきます。観に来てくれた人も、関わる仲間へも、私は演劇で恩返しがしたい。
 これだけ娯楽と芸術が社会に溢れる時代に、手軽でないこの舞台を創り続ける意味を常に考えています。甘くない、楽しいだけではないと、日々痛感しています。たくさんの傷を負って、それでも身を削って、覚悟を持ってハコボレの作品を創っています。
計画は『箱惚』を大阪のABCホールと東京は下北沢本多劇場で公演するのが目標です。
どうか我々を観に来てください。我々は劇場でお待ちしております。

公演に携わっているメンバー(3)

まえだ りゅうせい
役者・俳優 その他(落語) 脚本 演出 美術 殺陣 Webサイト

「はこがみ」に携わっているメンバーです。
片山 直樹
役者・俳優

「はこがみ」に携わっているメンバーです。
角居 香苗
制作

ハコボレにて制作をしております。

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