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チンチンの冒険
演劇ユニット「巨乳の彼女を創る」(東京都)
公演に携わっているメンバー:5人
- 団体紹介
- 2015年彼女のいない高校生らによって結成される。その後、オリジナルメンバーの初代主宰、二代目主宰に相次いで彼女ができ、連絡が取れなくなり蒸発したため、急遽、団体参加直後にフラれ、そこから彼女のできていない葛生大雅が主宰となった。
女性が座組に入ると、彼女のいない男性メンバーに狙われて危ないという観点から、キャストだけでなく、スタッフも男性のみというスタイルは、葛生大雅のおばさんに歌舞伎のようだと評された。
2015年、2016年とスタイリッシュな演劇スタイルで上演し、一部の層から評価を得たのち、巨乳の彼女を作るという意思が足りないというダメ出しを巨乳の女性から言われたため、大幅な方向転換が行われ、くだらないギャグを連発するパンイチ熱血劇団となり、現在に至る。なお、主要メンバーのうち、彼女がいないのは主宰の葛生大雅と、今回の悪役である野口雄大のみである。この団体に出演すると彼女ができるという謎のジンクスも存在する。
- 応募公演への意気込み
- 現代の学生演劇、若手演劇はまじめすぎると思う。
なぜ、ちゃんとやることに美学を持っているんだろう。いじめの芝居とか、震災の芝居とか、くだらない大学生のピロートークの芝居とか、正直どうでもいい。日本はダラダラとただ受動的に毎日を惰性で過ごしても生きれてしまう。だから、みんなお利口だ。ちゃんとしてれば生きれるからだ。でも、違うだろ。芸術はお利口じゃダメだ。本当に今の世の中でいいのか。考えていかなきゃならない。みんなちっぽけだ。言っていることが。若者だからこそ、見栄はってデカイことをやろうぜ。だから俺は走る500キロ。自転車で。無理でもいい。やることが重要。行動を起こすことが重要。バカだって笑われたっていい。無理だって罵られたっていい。だってやらねえ奴らよりはすげえから。若いうちなら無茶してもなんとかなる。無茶しない奴はバカだ。そんな奴に地球の未来なんか託したくねえ。俺たちは最高の演劇をやる。人類のために。ただ、それだけ。
- 将来のビジョン
- 僕はいま、片思いしている女の子とどうにかして付き合って、この団体は東京ドームの1DAYライブで解散し、ゆくゆくはその子と結婚して駄菓子屋を開こうと考えている。
その駄菓子屋はとってもゲージュツ的な駄菓子屋で、たとえば、店内の装飾を子供たちと一緒に変えたり、子供たちが作った陶器とかが売っていたり、週末の夜とかは、大人たちで芝居をやったり。日本の昭和の風景、駄菓子屋と、アートが密接に関わったお店にしたい。そしてゆくゆくは街全体をアートで包み込んで、世界最大のアートフェスティバルを開きたい。
自分の住んでいる西東京市は都会から少し外れたベッドタウンだ。シンボルといえば、別に登ることもできないタワー、スカイタワー西東京くらいだ。そんな特徴もない、静かな街をギラギラしたキッチュな街にするのが僕の夢だ。
公演に携わっているメンバー(5)