最新の観てきた!クチコミ一覧

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晩餐

晩餐

タクフェス

サンシャイン劇場(東京都)

2023/12/08 (金) ~ 2023/12/17 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2023/12/11 (月) 18:30

前説から本編終了後のダンスタイムまで約3時間、サービスたっぷりのステージ。笑いと涙、SF、全てのツボを押さえた傑作でした。

皇帝X

皇帝X

ももちの世界

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2023/12/07 (木) ~ 2023/12/12 (火)公演終了

満足度★★★★★

この劇団は誰に対しても配慮感が半端無い(字幕スーパー有り)
何時からかは忘れだが、健常者と聾唖者等々を融合させ、手話を使いながら誰にも楽しめる演劇を目指している 
これだけでも存在意義があるのにも関わらず、内容も世間の不平等さだけでなく、現代の天皇制や政治についても深く切り込んでいっている 実に演劇というものを色々なベクトルで見せてくれる、希に無い劇団 
今回も考えさせられました‼️

希望にしては安すぎる

希望にしては安すぎる

ポッキリくれよんズ

小劇場 楽園(東京都)

2023/11/24 (金) ~ 2023/11/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

めっちゃ面白かった。演者も見せ方もいい!良い時間をありがとうございました。

バラ色ダンス 純粋性愛批判

バラ色ダンス 純粋性愛批判

バラ色ダンスプロジェクト

那覇文化芸術劇場なはーと・小劇場(沖縄県)

2023/09/02 (土) ~ 2023/09/03 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

舞踏公演というのを初めて観劇しました。

宣伝で見かけた巨大なバラのオブジェのようなかぶり物を生で見れ感動でした。
川村さんを見たかったんですけれど
体調不良とか大丈夫とかアナウンス二転三転したのはよくなかったかな。
あと全席自由席なんですけれど
1時間以上前から入口にいたのに誘導が不慣れで悪いお陰で
10分位前に来た人がどんどん先頭になって開場する羽目に…
そりゃないよーって感じでしたが
舞台そのものはとても素晴らしかった。
なんと言えばいいのか分からないが、非日常的な時間で日常をすっかり忘れる観劇でした。
ありがとう(^-^)

ネバーランド革命戦線

ネバーランド革命戦線

名古屋大学劇団新生

七ツ寺共同スタジオ(愛知県)

2023/12/09 (土) ~ 2023/12/10 (日)公演終了

実演鑑賞

会場が狭くて空気がよどんでいる感じ。
しかも暑くてちょっと気分が悪くなりました。
感想は、何か書きたいとは思うんだけれど
何を書いていいのかわからない。
漫画、映画の見過ぎなのか
二番煎じ三番煎じのような作品で
オリジナリティも何も感じられませんでした。
まあ、1時間ちょっとでコンパクトにまとまってはいましたが。

令和5年12月文楽公演

令和5年12月文楽公演

国立劇場

THEATRE1010(東京都)

2023/12/04 (月) ~ 2023/12/14 (木)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

国立劇場が休館して別の劇場での公演なので雰囲気が変わってしまうのではないかと心配したが、観ている限りそれほど違和感はなかった。やる側は、いろいろ勝手が違ってやりにくいところもあるのだろう。

Free Flow Sensation!

Free Flow Sensation!

One Bill Bandit

中野スタジオあくとれ(東京都)

2023/12/09 (土) ~ 2023/12/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

他の方は高評価のようだが、自分には心に引っ掛かるモノがなかった。確かに表層的には笑えるが、真に面白可笑しかったかと言えば疑問符が付く。
前回公演「No Robot」も笑わせるといった観せ方だったが、内容は心を育んでいく成長譚、表層的な面白さだけではない 〈ヒューマンドラマ〉としての奥深さも垣間見え 楽しめた。その期待感が大きかっただけに少し残念だ。

物語は、説明の「『本当の保険の契約者』に出会い、唐突に国家を揺るがす陰謀の渦に巻き込まれていく」の通りで、荒唐無稽に展開していく。多くの人が爆笑していたが、漫才のボケとツッコミ のような会話が全編で繰り広げられ、物語そのものの面白さが解らなかった。
(上演時間1時間40分 途中休憩1分)

ネタバレBOX

「本当の保険の契約者」は某国の王女リシェ(原千晶サン)。観光で来日していたが、本国の革命組織に命を狙われ、日本人男性 光屋に救われる。その お礼として滞在中に亡くなった時、保険金の受取人を光屋にしたいという。行き掛かり上、光屋を始め保険会社の川村・堀田・細谷、中学時代の同級生 近藤などを巻き込んで 彼女を匿い無事本国へ帰国させる迄を描く。

*アンケートを書くと「裏パンフレット」がもらえる。それによると某国とは「アンチグア・ダブーバ」という架空の国。また、冒頭 オールロケのオープニング映像(役者紹介を兼ねた)が、物語概要・観光イメージといったところだろうか。

何となく心に引っ掛かったのは、リシェが<王制は国民あってのもの>といった旨の言葉。彼女の言葉の端々には自らの命を軽んじるような発言があるが、逆に それは命に替えて王制を支えていることを示す。一方、革命組織<荒地のチンチラ日本支部2人…ネイサン・マイサン>は民主主義を標榜しており王制打倒を企てている。民主主義の象徴とも言うべき多数決の場面は皮肉が利いており面白い。

全体的にドタバタとしており、その表面的な面白さだけでは勿体ない。他人のために真剣になる、今 失われつつある優しさと温かさを もっと物語に落とし込めたら…。
次回公演も楽しみにしております。
見よ、飛行機の高く飛べるを

見よ、飛行機の高く飛べるを

劇団皆奏者

大阪市立芸術創造館(大阪府)

2023/11/24 (金) ~ 2023/11/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

何度も「見よ飛行機の…」を拝見し、展開を全て知ってるが、それでも(初回観劇時とまではいかないが)とても感動した。
丁寧に作り込まれ、
中村ユリ,石崎紗耶さん等の社会人の役者が支え、
野口萌花さん等の若い学生の役者さんが熱演、とても皆奏者さんらしくて良かった!

罪と罰

罪と罰

近畿大学 文芸学部芸術学科 舞台芸術専攻 34期

近畿大学東大阪キャンパスD館3階ホール      〒577-0813 大阪府東大阪市新上小阪1-7      近鉄大阪線「長瀬駅」、近鉄奈良線「八戸ノ里駅」 から徒歩20分(大阪府)

2023/11/24 (金) ~ 2023/11/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

盲信に取り憑かれ、ラスコーリニコフは罪を…
貧しくも信心深く生き、献身的なドゥーニャやソーニャは…

男達は多かれ少なかれ罪を犯し、女達がその罰へ誘う…

2時間30分の大作、舞台セットの工夫も面白く、高いセットは観やすかった。

INDEPENDENT:23

INDEPENDENT:23

INDEPENDENT

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2023/11/23 (木) ~ 2023/11/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

金曜20時の回観劇。

c)岡田怜奈:みそやだ
味噌屋の味噌が付いた娘の”ん(運)廻し”、テンポ良くて楽しかった😃

e)亀山貴也:Too Late To Die
前職タモリからの…バキューン!
亀山さんのラスト🤩二朗さんらしくて💕

d)おぐりまさこ:ある人生
彼の物悲しい人生に👠!
グッときた👍

INDEPENDENT:23

INDEPENDENT:23

INDEPENDENT

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2023/11/23 (木) ~ 2023/11/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

金曜18時の回観劇。

t2)もえりーぬ:シチューライス
合田団地さんが描く女性が更にPowerUpした感じで、もえりーぬさんも良い感じ✌️

g)月亭文都:落語家になれなんだ男
なれなかった自分に励まされ…
上を向いて…👍

a)犬養憲子:はぐ
半生振り返り?
小さい人同士の会話!?
愉し!

ザ・スコテッシュプレイ

ザ・スコテッシュプレイ

劇団五期会

ABCホール (大阪府)

2023/11/23 (木) ~ 2023/11/25 (土)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

マクベス夫人が見事でした。
悪女とされる夫人が悲劇のヒロインにすら見えた。

3人の魔女に誘われし、弱き人間…
確かに決断したのは人だが…

夫人視点、面白かった。
良かった!

INDEPENDENT:23

INDEPENDENT:23

INDEPENDENT

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2023/11/23 (木) ~ 2023/11/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

初日20時の回観劇。

j)未彩紀:デッドリフト
101Kgからの…
ちょっと引く展開。
とても面白かった。

f)キサラカツユキ:サムライキサラ
霊魂侍キャラが愉し。
女中との??

h)西原希蓉美:歌向ける
2人を重ね、西原さんを活かした池山ユラリさんらしい優しいお話し。
歌も良かった。ただシンプルなフレーズの繰り返しの方が…

INDEPENDENT:23

INDEPENDENT:23

INDEPENDENT

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2023/11/23 (木) ~ 2023/11/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

初日18時の回観劇。

t1)清水咲歩:膨らむ○○
膨らむのは欲望?嫉妬?
幸せって何?
物悲しかった。

i)細田昌宏:泥棒初め
正直者の罰は…?
とっても落語でした。

b)江本真里子:テネレの木
砂漠で消息絶った飛行機乗りを探し、最も淋しい木へ。
高橋恵さんの本、こちらも物悲しい。

アンナ・カレーニナ

アンナ・カレーニナ

Bunkamura

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2023/02/24 (金) ~ 2023/03/19 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

喜劇やミュージカルばかり見ている、おめでたい演劇ファンのわたくし、縁あって本格悲劇を鑑賞。悲劇って、こんなにも悲劇的なんだ! と、小学生のような感想を持ってしまいました。それは原作に対して。
舞台としては、実演鑑賞の醍醐味をたっぷり味合わせていただきました。

ネタバレBOX

音が怖い! 悲劇なんだから容赦ないんですけど、いやはや、びっくりしました。
冒頭と、終盤近く。

そのかたわら、はじのほうで若い佐々木奏音さんがお名前のとおり奏でるおもちゃのピアノとか、めまぐるしく変わる装置の動く音とか、なんといってもクラシックの奏者による生演奏とか、繊細かつ快い音もたっぷり。
めまぐるしく変わると申しましたが、これ、舞台に立っている俳優さんたちが、子役さんも含めてみんなで動かすんですよ。重いものも。いやー、働く働く。重厚で華麗なお衣装のまんま。
次は何をするんだろうと見とれてしまいました。
Free Flow Sensation!

Free Flow Sensation!

One Bill Bandit

中野スタジオあくとれ(東京都)

2023/12/09 (土) ~ 2023/12/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

今回もめちゃくちゃ楽しみました。

ネタバレBOX

いつものミュージカルシーンは、なんと新機軸に挑戦! 次から次へと出てくるアレに、腹筋が6つに割れるほど笑いました。

リシェさんがあんなにも女子力爆発の演技をされる方だったとは。笑い声も愛らしい仕草も、ワンビル歴の中でパーソナル・ベストではないでしょうか。
ネイサン、マイサンも別方向の女子力さく裂。美しければ美しいほどに不条理が深まるのが最高でした。

いつも可笑しい錦織さんは、ひたすら真面目な役柄。いじり回される姿はファン必見です。

全体に、話が通じそうな人も変な人も、途中から変になる人も、演技にまったく隙がなくて、観客をこの世界に(なんの世界だ?)つれてってくれました。

うああもっと書きたい。また来ます。
無駄な抵抗

無駄な抵抗

世田谷パブリックシアター

兵庫県立芸術文化センター 中ホール(兵庫県)

2023/12/09 (土) ~ 2023/12/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

鑑賞日2023/12/09 (土) 15:00

*

#34「闇の将軍」四部作

#34「闇の将軍」四部作

JACROW

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2023/12/08 (金) ~ 2023/12/17 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

ネタバレ

ネタバレBOX

JACROW『闇の将軍・四部作』を観劇。

初見の劇団。

田中角栄の政治家時代の物語で、今作は三話目の『常闇、世を照らす』。
金脈問題、ロッキード事件などの問題で首相を辞任し、自民党を離党するが、闇将軍として裏の政界に君臨するのであった……。

田中角栄と田中派の面々が登場し、内幕が群像劇として展開されていく。
闇将軍が裏で政治を差配していくのが丁寧に描かれ、フィクションとノンフィクションの狭間を行ったり来たりしながら、時代の当事者になったような錯覚を覚えてしまい、のめり込んでしまう。俳優の演技合戦は手に汗を握り、目が離せない瞬間ばかりだ。ただ観客が期待しているのは魑魅魍魎が跋扈する政治の内幕なのだ。汚く、どす黒く、恐怖すら感じる何かを物語に期待しているのだが、清々しさすらを感じるビジネス、サクセス、ヒーロー物に見えてくる。更に各々が政治家の特徴を捕らえ、雰囲気作りをしているからか「再現ドラマかい?」とも思えてしまう。
その時代の出来事を見たいのではなく、作家がどのように田中角栄の実像を捉えたかを、嘘でも出鱈目でも妄想でも良いので創作して欲しかったのである。
観劇中に転位・21『子供の領分』を思い出したのは、自然の流れであろう…。
ブラック・フラッグ・ブルーズ

ブラック・フラッグ・ブルーズ

ミサキカク・秋月はる華共同プロデュース

小劇場 楽園(東京都)

2023/12/08 (金) ~ 2023/12/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

千秋楽公演を観劇
話は ふ~むキャラメルボックス初演は1997で再演が2004かな
{おっ’14にクリエイティブカンパニー時遊人さんもやってるな)
ですんで古さもあるかと思えたが
そんな事は無いファミリー向けのエンターテイメントで
日曜の午後に家族で見るのに適していそうな芝居に仕上がってました
小さめで柱のある劇場を左右に分けての中央部分を
柱を交えて上手に使って見せてましたわ
SF部分の期待はミリミリとはしてなかった分
コロコロコミックな感じの
少年少女向けSF漫画的で楽しめた110分の作品
チケットは無く開演前BGMは
微かに聞こえるNASAとかの管制室内音みたいでしたが
話の雰囲気考えると
フラッシュゴードンとか流したてたら受けたかも~♪

ネタバレBOX

オープニングダンスもあり古風な作りを感じたが
今だと逆に新しいかな~とか思えた
=宇宙船パイロットの選抜試験をダンス交えたプロローグにして
舞台セットの角部分にマックミラーで中に3D映像風に
頭脳船=ブレインシップ=の脳である主人公母が現れる仕組み
船設定とかは まんま「歌う船」でしたねー
骸枠のラブロマンスの部分もラストに持ってきたのは
成井さんも作品のコノ部分は外せなかったのかしらねぇ・・・
さすがSF各界に影響を与えた作品だわーとか思った

で お話はー共感できそうに無い
狂犬とかピラニアとか二つ名で呼ばれる
キャンキャン吠える系の主人公さんが
共に残ったパイロット候補生二人と共に
母が頭脳となった宇宙船で最後の第6次選抜試験を受け
船の中でミッションをしてると
漂流貨物船を見つけて生存者二名を救助するのだが
この船の目的である火星へと
=船と犯罪者を届ける=
海賊アシュラのモノと思われる飛行艇と
捉えられた海賊と思わしき容疑者と
それを捕えた海賊課の刑事が乗船しており
船内のキャプテンとコック~Drが
候補生3名と交える船中劇でした
まーやはりとういうかー救助した二名は
海賊で拿捕された飛行艇の船内にあるボイスレコーダーを
盗み出す目的で潜入し
頭脳船は居住区のシステム以外を奪われて
ドタバタとそのデータを巡っての争奪戦から
頭脳船の破壊活動に至るまでの騒動となるのでしたが
無事に一人の死者も出すこと無く
データも解析できアシュラの実態も判明して
頭脳船も破壊をまぬがれ大団円となるのでしたー
ほんに日曜ファミリー劇場な展開でした(^-^)

これー
ハードにSF詰めてって
いろいろと放り込んで煮詰めたら
出来の良い優良作になること間違いなしの話やわ~
とか思えたっす

うどんの喰い逃げで海賊と間違われて捕まってた子
=これ「敵は海賊」=と混ぜて
黒いツナギに赤系のベスト着せて金の首輪つけてアプロって
名乗らせて~捕まえた海賊課刑事も灰色系の繋ぎに
金の腕輪にゴツイ銃持たせたらベストだったろうに・・・
変えるのはそこだけでー
食い逃げ時のウドン小話に
たくさん注文したうどんを「ひとつでじゅぶんですよ」
とか台詞入れたらブレードランナーファンが喜ぶでしょうし
海賊台詞で笑いとるなら
「海賊」と言われて皆が注目すると
「海賊課」だ「対海賊課」!「刑事だ」というセリフ入れると
神林長平ファンが喜びましょう(^-^;)
ついでに船の行き先を火星ダイモス基地とかに変えるだけでも~♪

あと普通に危機管理として
救助した貨物船の乗員の武装は解除して
武器とかは船長預かりとかにしないと不自然だったー
現実での旅客機での搭乗でも刃物類でも預けるでしょう
まして海賊のでる太陽圏内航路でねぇ・・・・

ブレインシップでの母が時々娘のとこに
モニター以外のトコに出てくる設定なら
ロストユニバースのキャナルみたくするとか
下着漫画で有名な漫画家の
「トラブル急行」みたくエネルギー供給式の
頭脳体が扱える宇宙服をホロ映像でカモフラージュするとか
そーゆーミリミリとした設定つけて出して欲しかったなぁ
マップスのリプミラ達みたく
いっそ実体で出しても・・・設定ややこしくなるかー
未来騎士みたく付帯脳でも付けて
処理能力を増大させたとかゆう設定も良いなぁ・・・
あぁいろいろ出てくるわ~・・・
(^-^)良い設定の作品でした

金持ち配信企業が設定とか凝って映像化とかしないかなぁ
でも実写の「カーボーイビバップ」みたいにさせるのは嫌だなー

衣装は母さんは別にーでしたが
他の方々
SF風にと頑張ったんでしょうが
普通にツナギとかKCとかドクターフォームみたいんで
よかったんじゃーとかも思えた
海賊さんも黒ツナギーとかでね
光るネックレス状の端末設定は解りやすかった

小さめの劇場だから仕方無かったが
柱付近の方が見易くて
壁に沿った側はチトだったなぁ

加速装置は懐かしの~ですね
奥歯のスイッチではないようでした
頭脳船補助の宇宙服で
加速装置と互角の格闘出来るという話は良かった
ここはハードSFなら
スーツ内に人を入れる必要性とか
人体が壊れないレベルの運用用のOSの調整とかね
そして~加速と言えば~
仮面ライダーネタ入れるとこでしょう(^-^;)
ほれカブトと555の加速ネタをー
再現シーンで海賊さんには
「クロックアップ」と言わせてから動いて
対決シーンでは相手に「アクセル」と言わせるんです
それにしても殺陣は頑張ってたなぁと感心

あー宇宙船の機関部の空気圧調整だけで爆破は・・・
無理ないっすか
機関部制御装置の無効化とかにした方が・・
ついでに声だけでも機関長とか出したら
スタトレファンが喜ぶ?かも
「慈善家-フィランスロピスト」「屠殺人 ブッチャー」

「慈善家-フィランスロピスト」「屠殺人 ブッチャー」

名取事務所

「劇」小劇場(東京都)

2023/11/17 (金) ~ 2023/12/03 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

名取事務所のチラシは毎度定番のデザインとなり、自分はと言えば公演に足を運ぶ頻度も増えた。今回の二本立ても期待大で両作品拝見した。
「慈善家」は新作、「ブッチャー」は再々演(今回初の生田みゆき演出、これも期待大であった)だがどちらも初と思っていたら「ブッチャー」は再演を観ていた(初演を「見逃した!」思いが強く観た事を忘れていた。開演して気づいた)。
いずれも秀作。空間は一つで複数場面の兼用はなく、時間は時系列で進む。局所を描写したドラマから世界で起きている出来事(負の連鎖)を想起させる。「ブッチャー」は架空の国が設定されており、少なくとも大戦後の時代タームである事は分るが、残党狩りという事ではナチスを想像させるし、国内で起きた民族間対立という事ではルワンダ紛争、捕虜・囚人への非人道的処遇という点ではアブグレイブ刑務所を始め世界中にあった(ある)だろう専制下での政治犯の処遇を連想させる。伏せられた事実が一つ一つ明らかになるミステリー要素、深夜の警察署(?)内という密室サスペンス要素など戯曲が持つ面白さと同時に、それを高々と越えて来る圧倒的なメッセージ性(とそれを証明するための様々な身体的いたぶり)に息が詰まりそうになる。(終演後高山氏に寄って来た知人らしい女子学生(位の年齢)が「(すごい)面白かった」と漏らしていた。)
「慈善家」は大資本を牛耳る者、そのステークホルダーと、当事者を登場させて生き馬の目を抜く現場のリアルを描きながら、「金による支配」のテーマを伝える。理念の希求と財政基盤の葛藤、支配欲求からの上昇志向、それらを巡る本音と建前とプライドと正義へのこだわりが錯綜する。まずこちらを観て圧倒され、もう一方を観て(二度目の観劇だったが)更に打ちのめされた。

ネタバレBOX

「屠殺人ブッチャー」とはその者に付けられたニックネーム。巨大な肉を吊るすフックを囚人に対して用いるためそう呼ばれた。アキレス腱を切るのが、この道具の目的だ。激痛と、移動のためには這うしかない身体状況を与える。
彼は捕まらなかった最後の犯罪人で、かつての階位を示す印章と軍服に身を包んだ彼(高山春夫)が運び込まれた警察署に、若い弁護士(西尾友樹)が呼ばれる。彼は警官から事情を聞き、その老いた軍人の首には屠殺用フックが掛けられていて、フックの先に名刺が付いていた。その名刺の名前の当人が呼ばれた訳だった。異国語を話す軍人のため、やがて女性の通訳が現れるが、彼女はこの軍人を巡る弁護士との問答の中で、軍人と彼の関係を明らかにし、次に彼女の正体が明かされ、そこは密室となる。ここからが息の詰まる修羅場である。
この劇のテーマを当たり障りない言葉で言うなら、「法では裁けない罪を個人が法を犯して裁くことの是非」となるだろうか。だが劇が炙り出すのは「法で裁けない、裁かれない罪」とは何かだ。世界は慈悲に満ちた空間でも合理的なシステムでもなく、何らかの復讐が為される事の方が必然と感じられる事がある。この作品では、個人が受けた被害に対する個人的な復讐が要求されるが、その背後に他の多くの被害者(非対称な関係を背景とした)の存在が見えている。
ガザ地区、ヨルダン川西岸地区の人々が日々被って来た緩慢な非人道的扱いや攻撃を、その蓄積を、それ故に閉ざされた未来を、僅かながらの情報の中からも想像していた身(私)には、ハマスの攻撃は、後の事など考えておれぬ止むに止まれぬ挙であると同時に、誰か分かってくれこっちを見てくれと叫ぶSOSにも見える。自然の発露とさえ。そうとしか見えないのだ。
誰も公正に(この場合はイスラエルを)裁かないのなら一体法とは何か、という問題は日本も対岸の火事ではない。止むに止まれぬ挙が、ある法に違反しているとして、その前段に不公正な事実はなかったのかを遡及する想像力を持てるのか否かは、司法を含めて常に問われる。過去の何処か別の国の話でなく、今を突く話としてビシビシと見えない掌が叩いて来る。
作者は、肉親の「処刑」に立ち会わされた男にこう言わせる。「私は(復讐を)しない」「(貴方が想定している人間たちと違って)私は、しない」。
生田みゆき演出はこの台詞を殆ど囁くような小さな声で言わせていた。
このドラマの強調さるべきは「放置された加害/被害」の存在、と私は受け止めた故、復讐の連鎖を誰が止めるかのテーマは関連するとは言えまた別の立論となる。
彼は今為された復讐の起こる根源を理解したからこそ、「自分は復讐をしない」と言えた。テーマはそこに戻って来る。イスラエルが自分らが如何に酷い態度をパレスチナに対して取っていたかを理解するには、一人一人監禁して思い知らせるしかないのかも知れないが現実には不可能だ。それが出来るのが演劇であり、そして観客が受け止めるもの。

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