ハナミズキの観てきた!クチコミ一覧

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よ~いドン!!死神くん

よ~いドン!!死神くん

ポップンマッシュルームチキン野郎

吉祥寺シアター(東京都)

2011/04/29 (金) ~ 2011/05/02 (月)公演終了

満足度★★★★

芝居に背骨があったので一安心。
何人死人が出るのか判らない殺伐としたブラックコメディと予想していましたが・・。(ネタバレへ)芝居中の仕切りから終幕後も含め、吹原さんの言動等を拝観し、非常に真面目で意欲的に芝居に取り組んでいる好青年との印象を持ちました。面白い芝居でした。次回作、期待しています。又、スタッフさんを含め良いメンバーに恵まれている様に、お見受けしましたので、もっと経験を積まれて良い芝居を続けて下さい。荒削りで繊細な若い才能の将来に期待し伸び代も含め、今回は、☆3.5です。
お見送りの際、ともすると役者さんは招待者・知人への対応を優先せざるを得ないケースが多い中、スタッフの方々が一元さん等への御対応を十分されていた事に関しても好感が持てました。
<ハナモズクさんのコメント>
ストリー性があり筋の通った芝居で、少し笑いもあり、最後はホロリとする場面もありました。コメディタッチではないと感じました。[☆3]

ネタバレBOX

その実は、「ハートフルコメディ」じゃ~ないですか?先ずセットの和室を観て一安心、んでもって旅館の設定?[物書き・旅館・殺人事件絡み]と、来れば昨今旬のコテコテ流行セットですよ。最所さん(刑事)と部下の絡み、今井さん(温泉旅館主人)と女将・孫、等々との絡み、最高ですね!嫌いではありません。しいて個人的な希望を言えば、初原さんの出番を多くして、ウエイトレスさんがツンデレ系の設定であれば文句なしです。映像もアニメも良かったです。但し「よ~いドン!!死神くん」の歌のプロモが弱々しいBGMで今一。折角作ったのだからもっと積極的でも良かったのでは?
ゴドーを待ちながら

ゴドーを待ちながら

新国立劇場

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2011/04/15 (金) ~ 2011/05/01 (日)公演終了

満足度★★★★★

黄昏時に・・何を待つ。誰と。
時代・世相が変わっても誕生と死は繰り返えされ、気がつけば・・、ごっこ遊び~靴・帽子遊び~夫婦の様な会話遊び~静寂・怒号~歌・ダンス~権力・脅威・異端・格差との遭遇と押えられない好奇心~時を経て~権威・脅威との再会そして克服(経験と成長)、落差(栄華と衰退)を目の当たりにして出てきた余裕(脅威のトラウマの克服は?)、而して、皆、母なる大地に横たわれば・・。何かがやって来るのを待つのも、待ち続けるかどうかを決めるのも人生、最後に同じ道を歩んだのか、別の道を選んだのかは・・。世相風刺を織り込んだ黄昏時のお芝居と解釈しましたが、橋爪さん石倉さん名コンビの好演、石井さん「ラッキー」の鬼気迫る長台詞、いやぁ~、良かった。不条理な・・展開故、思わぬところで前の台詞が繋がる可能性もあり一言も聞き逃せない中、2幕2時間半強、珍しく集中できました。時代・世相がどうであれ、如何に心豊かな老後を送るべきか、老いは経験を積む楽しさがある事を知っている60代の尊敬すべき凄すぎる先輩諸氏(演者)には負けられないという気持ちにもなりました。それと、相棒さえいれば何とかなるのかも・・。
モナカ興業と森さんに関しては、「理解Understanding」1作品を拝観させて戴きましたが、芝居のインパクトはあったものの、ん~Under抜きのスタンディングリーディング劇?と思える様なシンプル過ぎる演出は、正直いって下名素人故「理解、不能?」でした、が・・、今回は、大ベテランさんを、お相手に大変なお仕事をされたと感服致しました。
<ハナモズクさんのコメント>
ベテランの役者さん個々の演技力が凄いと思った。
只待つことの退屈さ、如何にその時間を大切に過ごし心のバランスを取るか、自分の気の持ちようで、変えられるものと感じました。[理解できなかったので、☆2]

燦燦(さんざん)

燦燦(さんざん)

ロ字ック

王子小劇場(東京都)

2011/04/28 (木) ~ 2011/05/01 (日)公演終了

満足度★★

終わりよければ全てよし・・?
「みどりさん」の憤懣やり方ない「燦燦」の終息が“うだうだ”で不十分であった為、終幕が判らず、役者さんの登場もない中、最後に観客として“役者さんの熱演に対し”拍手が送れなかったまま劇場を後にした事がとても残念でした。スタッフさんの登場・説明で終幕を理解した次第・・。たとえば、最後にもう一度、演奏とダンスを行いハッピーエンドで終わるとか、有り無しは判りませんが、スタッフさんが拍手をされ切欠を作るとか、役者さんが舞台で拍手を受けられ、アンケートを促し暫し時間かせぎをした後、お見送りされるとか・・。(しばし絶句状態が続きアンケートに何もかけませんでした。)終演後、衣装を着替え、化粧を落とされた役者さんに、見送られるのは大変結構な事なのですが・・。
内容はありがちで・・ドラムセットの存在感と笑々さんに関しては、先程コメントを観ましたが、ラスカルさんと同じ意見です。、一生懸命さは伝わりました。若い劇団ですので、今後に期待します。北村さん、小野寺さんが、良かったと思います。
<ハナモズクさんのコメント>
役者さんはそれぞれ一生懸命演じられていて好感が持てましたが、芝居内容はタイトル通り、「さんざん」でした。[☆1おまけ]

欲望という名の電車

欲望という名の電車

パルコ・プロデュース

PARCO劇場(東京都)

2011/04/12 (火) ~ 2011/05/01 (日)公演終了

満足度★★★★★

混乱・笑い・暴力が織成すダークファンタジー!
小田島さんの批評家さんの叱責をものともしない斬新な翻訳(普通の会話のやり取りでも、すれ違い、受け取り方の違い等々で十分笑える場面もあり、力量のなせる業と感服)、松尾さんの綿密な演出(プリミティブな混乱、笑い、暴力/シャツ・衣類、シーツ、裸電球、扇風機、飲料等々小物の扱い方迄、繊細)、秋山さんの妖艶で危うい狂気のブランチ(最高!≦「まほろば」)、池内さんの野卑で下品で子供ぽくワイルドな、なりきりスタンレー(「コースト・オブ・ユートピア」「ザ・キャラクター」今回と3作拝見させて戴き、遅まきながら良い役者さんと痛感。)、鈴木さんの愛すべき2頭の猛獣の間で困惑する献身的なステラ(お初ですが、さすが文学座)等、主演お三方の精魂尽き果てた熱演、脇を固めるオクイさん村杉さん猫背さんの好演、映像・音響・照明全てが一級品でした。あっという間のワクワクな3時間でした。
欲を言えば、ニューオリンズっぽく、も少しジャズが欲しかったです。
追伸、身近な席に本田劇場「桃天紅」の楽日を終えて間がない中、生「平田敦子」さんの、ふ(失礼。)とってもチャ~ミングな、ご尊顔も拝する事が出来、さらにテンションが上がった一日となりました。
<ハナモズクさんコメント>
面白いお芝居でした。人それぞれが、関わっていく中で、心のバランスを取るのが如何に難しいか、という事を痛感しました。

俺のカー・オブ・ザ・イヤー

俺のカー・オブ・ザ・イヤー

売込隊ビーム

「劇」小劇場(東京都)

2011/04/21 (木) ~ 2011/04/24 (日)公演終了

満足度★★★★

コメディー~ブラック・コメディーに、そしてディープな・・。
「星が降り、夜が来て」小さな隕石がもたらす小さな日常の変化、「徹底的に手足」無駄な兵器(戦闘機)の整備物語、「トバスアタマ」母子家庭物語、そして・・。今迄山田さん宮都さん三谷さんが中心的存在と思っておりましたが、完全復帰された小山さん/[客演]津留崎さんとの絶妙な掛け合い、[客演]行澤さんと渡り合ったスパイシーな杉森さん、新境地を開いた竹田さん、前作頑張った辻さん他、今回本が良かったのか、役者皆さんの演技が揃って来たなぁと感じる様になって・・・、充電後は、横山さんの本・演出にも注力させて戴きます。個人的には「徹底的に手足」が好みです。
充電前公演で三谷さん(今回お休み)不在はとても残念でした。
<ハナミズキJr①コメント>
面白、深い内容でした。
表の世界も裏の世界も紙一重で、自分の身に振りかかってきた時にどうなるのか想像させられました。

桃天紅

桃天紅

wat mayhem

本多劇場(東京都)

2011/04/15 (金) ~ 2011/04/24 (日)公演終了

満足度★★★★

ストーリを、忘れる程のバカ笑い、かな。
出たがる演出家に比べ、主役でありながら、控えめに他の役者さんを引き立てた演出・・。その実は、福田さん平田さん松尾さん他、野放し自由演技に圧倒され山内さん自ら暫し観客側に身を置かれ・・、前説の諸注意事項から最後迄、笑わせて戴き、観終わった後、ストーリを思い出すのに、かなり時間がかかった次第です。次回も、おバカ芝居 期待しています!!「竹輪」投げット、食べたかった~。
<ハナモズクさんコメント>
アドリブが多くて・・、たまにはこの様なお芝居もありです。
久々に、涙・ハナミズが出る程、大笑い出来た事に感謝で~す。

裸の女を持つ男

裸の女を持つ男

クロムモリブデン

シアタートラム(東京都)

2011/04/16 (土) ~ 2011/04/24 (日)公演終了

満足度★★★★

初観ですが、2作目です。
さてと・・観に行けなかった「恋する剥製」のDVDでも観て・・、ん~如何わしい占い屋と結婚相談所との対決もの!本・演出、役者さん達も個性的で、こりゃ~面白いワイ!劇場へ行けなくて残念。[☆4.4]

⇒ 出だし、辰巳さん・作家・○体・「軋み」再々演?と思いきや・・、誰かが取上げて後世に伝えなければならない、世間を騒がせた、あのそのこの事件を不の連鎖により共犯者を増殖させ乍、展開。・・昔の漫画ネタのどうでも良い話も伝言リレー化され、次のパターンが非常に気になり出し、ついに原作を見たくなる衝動に迄、からせられ、又、オビーとの絡みも、もう少し観て観たいとも思いましたが、エンディング同様、ほどほどのところで良かったのかも?
[ライブ初観]音響・場面転換時の集団円舞(ダンス?)等、観・聞きどころがあり、面白かったです。[☆3.8]
然而、前作客演小林タクシーさんの仕掛けで、「チラシ買い?」 いやいや、前作からCr-Mo目が離せない劇団と思っておりましたよ。。(DVD観といて良かった。)

湯煙の頃に君を想う 舞台写真UPしました!!!

湯煙の頃に君を想う 舞台写真UPしました!!!

ホチキス

テアトルBONBON(東京都)

2011/04/13 (水) ~ 2011/04/19 (火)公演終了

満足度★★★★

演芸場感覚・役者個性の競演!
凛として華のある村上さん、巡査部長も(前回のシェフ役も)適役で独特の味をかもし出す加藤さん、客演よりホームで生き生きとしてた小玉さん、新境地開眼の齊藤さん!に加え、存在が狂気な“演者を喰う柿”の村上さん、客演の方がねちっこさも増し、ハイテンションでしたね~、郷ひろみを越えたハッピの早脱ぎ早着、無意味な肩チラ見せ、途中で回数を数えるのもバカらしくなってきました。でもホチキス演者は喰われません、齊藤さんがシュートコースを消し、更にオーバーラップし、あわや・・。
渡邊さん、下名・・ボックスさんは卒業(上川隆也さん出演作は別)し、お蔵入りしましたので、他の客演作品、伺います。
本、台詞カミカミは兎も角(本当はダメじゃん)、あ~ぁ、ホチキスらしくて、プチ楽しかった!

アンダー・ザ・ロウズ

アンダー・ザ・ロウズ

虚構の劇団

座・高円寺1(東京都)

2011/04/08 (金) ~ 2011/04/24 (日)公演終了

満足度★★

笑えなく感動もなく、「書簡」にプン・・狙いはこれ?
<笑えなく、感動もなく、「書簡」にプンプン・・はっ、狙いはこれ?>
役者さん、映像宣伝・美術、振付等スタッフさんには、誠に申し訳ありませんが、中途半端で、伝わって来るものが無く、更に「書簡」を見て、率直に「じつに困った作品であった(引用文)」と思いました。原因は背骨のない「本」、久々に登場の時は、監視社会うんぬんで、ん~さすが、と思いましたが・・。人生経験も豊富であるハズなのに、相も変わらずのネット(といじめ)でも良いのですが、その取扱いが、偏って散らかったままで、大人なのに遊び心も・・全て短絡的で中途半端で、挙句にいじめの解消(解決)策が「目には目を」でバットによる頭部殴打(R15指定)やりっぱなし、とは・・ん~煮詰まってきているのかなぁ。。
要は今も昔も、簡単明瞭、面白いものは、「面白く」、つまんないものは、「つまらない」なのです。
ご丁寧に「ごあいさつ」状での(言い訳)演劇論、書込み威嚇等、矛先を交わす大人の術は・・さすが。
この演劇界も仮想現実の世界、本の出来・不出来は別として、発表した時点で作者を離れ一人歩きし、良くも悪くも評価を受けるのは宿命でしょ?第一線ライブ(劇場)での勝負に、昔の名前は関係無く(大人だからなぐさめない)、ネット社会同様、評価が怖ければ、他の劇団、別のペンネームで勝負されては?時代・世代と戦っている事には最上の敬意を表します。劇団も役者さんも良いと思いますので、次回作の奮起を期待します!

八犬伝

八犬伝

劇団S.W.A.T!

SPACE107(東京都)

2011/04/07 (木) ~ 2011/04/12 (火)公演終了

満足度★★★★

やってくれました!
前作「大忠臣蔵」に続く、時代劇と思いきや、今回は千葉県某所にある“南総里見大学”の本を読まない文芸女史サークル?での出来事、(ハチャメチャな)八犬士は仲間を、転生した玉梓を見つけ出し、本懐を達する事が出来るのかって、ところなんでしょうが、手に汗握る緊張感をも出番を忘れさせるくらいの、大人のおバカ芝居を、ありがとうございました。何も考えずに観れ、バカ笑いのおかげで脳味噌もほぐれ、腹筋も鍛えられました。
前回挨拶した新人さんを行き成り主役級に大抜擢(期待に答え好演)!そりゃ~そうだ、他の先輩キャスト諸氏では・・新入学生はチト無理がある・・。そして「船虫と道節」の悲恋は・・もう、ど~でもエエ加減!
次回、スペース・アクション・青春・グラフティもの?(本当とは思えないが・・風呂上りにでも、観に行こぅ~と)

廃墟

廃墟

時間堂

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2011/03/30 (水) ~ 2011/04/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

楽日、間に合った!
「廃墟の下は素人作りの防空壕、いつ底が抜けてもおかしくない」
唯一、おとっあんだけが、せっせと埋戻ししてますが、その内崩れ去ったら、住む所までも無くし、ルンペンさんと犬小屋に寝る事になりますぞ・・・。

<「担う時代」~「時代を担う」>
生き抜く為の日常を支えているのは、闇取引と女達のヤリクリ、真っ当な仕事がない、男達は、存在感を消した昼間と違い夜になって酒の力も借りながら、
空論(理想論)を振りかざす、挙句に・・・。
時代を超えても、いつの時代も変わっていないこの国の明日は・・・。
(だいじょうぶ「十把一絡げ」→「十人十色」→「一人十色」→「○・・○」この難解な時代を生き抜く、更に進化した期待の若者がいるでは、ないか!)
闇買いを拒否し餓死を選んだ、山口判事と旧制東京高校亀尾教授に合掌。

<時間>
演目が急遽変更し、約1ヶ月で本当に良くぞここまで・・・。[猿田さん逃げ出さずに/酒巻さんと百花さん要チェック]
楽日で一番美味しいところを戴き、得した気分になりました。
スタッフさんを含め芝居への取組の謙虚さに脱帽。次回、吉田さん新作伺います。その前に、KAATへ行こ!

毒見<全日程終了致しました。ありがとうございました!!〉

毒見<全日程終了致しました。ありがとうございました!!〉

味わい堂々

OFF OFFシアター(東京都)

2011/04/05 (火) ~ 2011/04/10 (日)公演終了

満足度★★★★

友達と言う言葉は、毒にもなる!
別れた男女の友情は?異性が絡んだ時の同姓間の友情は?「友達」と言う言葉は、薬にもなるが、毒にもなる・・と、理解しました。
客観的思考(男)と、主観的思考(女)の違いで、友情のあり方も変るのでしょうねぇ~、若者の特権!恋愛ゲームとゲームのみに夢中!?もぅ少し、話の広がりを・・、無理か?もっと収集が着かなくなる。
爽やか系より、どろどろ系の方が扱いが難しい中、個々の演者さんも旨く、照明・映像・音響のプチ効果も有効でした。(渡部さんが怖~かった。)
普段着の「味わい堂々」さんは、どんなんかなぁ~。

パラリンピックレコード

パラリンピックレコード

北京蝶々

シアタートラム(東京都)

2011/04/07 (木) ~ 2011/04/10 (日)公演終了

満足度★★★★

次回作「劇団の覚醒」期待!?
<北京蝶々>
今回のシリーズの大塩さんは、黒澤さん、中屋敷さんを意識し、又、所属役者さんの覚醒を期待し(客演出家さんの力を借り)、挑戦的に今までに全くないパターンで本を書かれた様に思います。
帯金さん、森田さんは客演経験で、幅を広げられていますが、本作では、
[田渕さん]:お蔵入りのパクリギャグをこれでもかと、恥しげもなく、連呼!
[岡安さん]:最終秘密兵器を武器に変えた、キャラ設定。
次回作、田淵さん、岡安さんを含め『北京蝶々』は如何なる進化を見せるか、大いに期待!

<中屋敷さん>
「大人数バージョン」=「旬鮮劇団!人気役者カタログ図鑑」として割り切って観てます。
さすがとは思いますが、観る側特に素人は我儘ですので、最初のインパクトは何処へやら、徐々に薄れて行きますので、先頭集団を牽引するお立場として更なる進化若しくは、鮮度保持を宜しくお願い致します。【ってへ~!】

<客演者様 「旬鮮劇団!人気役者カタログ図鑑」より>
◇山本さん:役者としては初観。「範宙」への興味、更にUPしました。
熊川さんも前作客演は、良い経験になったものと思われます。
◇要チェック:[ハイリンド]伊原さん、[花組芝居]堀越さん、横道さん(2作品
唯一同一キャラ)[浮世企画]今城さん
◇気になる:杉村さん、石黒さん
◇さすが:コロさん(徹底した客先目線演技)、モトキさん

<表現者として・・>
当初「部品リライト」「パラリンピック」のタイトルを観て、非常に難しいテーマに挑まれ、表現の仕方を一歩間違えると、大変な事に・・と危惧しておりましたが・・ホットしました。安堵。。
【御参考迄】東京セレソン「くちづけ」での宅間さんの勇気あるチャレンジが大変良い手本になるかと思います。

すきなひと

すきなひと

かやくごはん

「劇」小劇場(東京都)

2011/03/29 (火) ~ 2011/04/03 (日)公演終了

満足度★★

行って参りましたが。
特段の展開・広がりもなく、淡々と染入るでもなく、メッセージ性も・・・。
動きと言えば、なにげに、執拗に「ホラー映画」の撮影場面・・、と前半導入の兄弟(愛)のエピソードっぽい場面のみ・・。

本公演を以って「無期充電期間」に入られる、との事です。
ん~、納得。。

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劇団†勇壮淑女

ザ・ポケット(東京都)

2011/03/30 (水) ~ 2011/04/03 (日)公演終了

満足度★★★★

ハイ、皆さ~んよく出来ました!
ハッピーエンドで終わり、根っからの悪人が登場しない【R-15指定 教育TV(今日行く?デレッ~be!)推奨 ファンタジー(不安多示威)】てかぁ!
田中さんはThertre劇団子(元所属)の「愛知のオンナ」ぶり、現所属の涌井さんはホチキスの客演「いらない里」ぶり、山口さんは、どこかで・・・。
高梨さんの瞳キラキラに翻弄され、「オリ」の台詞を聞き逃しました、とさっ。。
作・演出者 金沢さんコメント「究極の学芸会」⇒ 賛同致します。
そもそも、「なにげにゾンビ」「無理からゾンビ」「必然的にゾンビ」なのか、思い出せない・・・。

ずんばらりん

ずんばらりん

ふくふくや

駅前劇場(東京都)

2011/03/30 (水) ~ 2011/04/06 (水)公演終了

満足度★★★★

<シリーズもの>継続は力なり?
お初でしたが、活動弁士さんの前説ですんなりと入れ、役者さんも旨く(特に福島さんがいい味を醸し出してました)、安心して見る事が出来る劇団の一つと感じました。又、下北小劇場の観客平均年齢を持上げるのに貢献される劇団でもあると感じました。「水戸黄門」、「釣りバカ日誌」と同じく三本木麗子人情劇一座も旅を続けるのでしょうねぇ~。

うわつら

うわつら

殿様ランチ

サンモールスタジオ(東京都)

2011/03/25 (金) ~ 2011/03/29 (火)公演終了

満足度★★★★★

恐れ入りました。
大変難しい問題を、ユーモアとペーソスを散りばめ、淡々とシュールに演じきった秀作。
本筋のあらすじを語れば2~3行で済むお話を、良くぞ約2時間全く飽きさせずに、場面展開の切替も見事に、一気に演じきられた。やぁ~お見事、恐れ入りました。
押したり引いたり、膨らませたり、ぶれない人物設定、枝葉の展開も非常に気になる憎い脚本・演出、そして、演技。大変勉強になりました。

ネタバレBOX

<気になる事(焦らされた)ベスト5>
●伸吾君の病状・闘病生活はどんなだったか・・・
(主人公より、重病で先に逝く可能性がある事は予見できたが・・)
何度も確認するチャンスがあったのに、敢えて最後まで、触れなかった
●主人公の恋愛関係・・
主人公と義理の妹圭子さんとの関係は?
夏目さんは、主人公に好意を持っている様に見受けられたが、実際どん
な関係であったのか・・・
●後藤(ゴトー)先生の診療所の日常・・・
●既婚者春川(インタビュアー)さんに対する、秋田(カメラマン)さんの横恋
慕の展開は・・・
●主人公PC内の消去される運命の「EROファイル」の中身
(+1)
●自分自身、死ぬ前に、最後に何を食べるのか・・・
<印象に残る場面>
●主人公臨終前の「逝く」お話に対する圭子さんの周りの人に対する「ごめん
なさい」発言
●主人公の小学校終業予鈴に合せた鼻歌
●主人公「羨ましいなぁ~」発言の場面
ニコニコニーコ(仮)

ニコニコニーコ(仮)

ドワンゴ

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2011/03/17 (木) ~ 2011/03/27 (日)公演終了

満足度★★★★

元気をもらいました!
自ら進んで観にいったのではありませんが(言い訳)、「おおいに有り・有り」の行って良かった作品でした。台詞も、歌も、テンポも、会場の笑いも、拍手も、稽古の賜かと思います。脚本・演出・音楽を手がけた湯澤(幸一郎)さんという才能(+役者・声優・カウンターテナー歌手)と、ドワンゴの片岡プロヂューサーの熱意も充分に伝わりました。ニーコさんは間違いなく宇宙人でした。又、女子受けする舞台のセットも良かった様です。
☆見逃した方:4月にシアターテレビジョン/スカパーにてOA予定あり☆
<http://www.theatertv.co.jp/index2.php>

デンキ島〜松田リカ篇〜

デンキ島〜松田リカ篇〜

モダンスイマーズ

あうるすぽっと(東京都)

2011/03/09 (水) ~ 2011/03/16 (水)公演終了

満足度★★★★★

大変な時にご苦労様でした。
大変な時に観劇させて戴き感謝しております。
若手の高橋さん、山崎さんも光ってましたし、作・演出期待の才能の持ち主梨澤さんもちゃっかり役者として出ておられ、かっこ良い松永さんも観れましたし、古山さんがなにげに渋すぎではありましたが、流石、蓬莱さんといえるとても良い作品でした。
(私も最初は去年10月に公演された、西原理恵子さん原作('97年)、森岡利行さん作・演出の「ぼくんち」、と同類の作品なのかなぁ~と思いながら拝見しておりましたが、途中から物語の展開の面白さ、奥行き感等々、間違いなく蓬莱さんのオリジナル作品と確信した次第でございます。)

凄い金魚

凄い金魚

ラッパ屋

座・高円寺1(東京都)

2011/03/10 (木) ~ 2011/03/21 (月)公演終了

満足度★★★★

安心して観られる大人の為のコメディ
ラッパ屋さんは、大人の為のコメディとして安心して観られる数少ない劇団で、今回も、あるあるネタと、わくわくネタ満載で、大いに笑わせて戴きました。
大学教授と息子の元嫁との老いらくの恋、自由奔放すぎる姉、親族・兄弟の軋轢、内に押さえ込んでいた本音をぶちまけ、乱暴な言動、悪態、痴態をさらけ出してしまった幸太郎(福本さん)、等々、出来そうで実際には普段自分自身が出来そうにない、ちょっとした冒険をラッパ屋ワールドで擬似体験するって、とこでしょうかね?まだまだ引出しの多い、鈴木さんの手法はズルイと思います。
それにしても俵木さんは、どんな役でもインパクトがありますね~。
而して、高野家の金魚の もの凄さって、一体全体なんだったのでしょうか・・?(coming soon?)

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