しげが投票した舞台芸術アワード!

2017年度 1-10位と総評
GO ON

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GO ON

演劇企画 heart more need

疲れた。 年一本ぐらいが限界かなーと思うくらい。動きは少ないですがその分台詞や表情に意識が集中している感じ(個人の感想です)それだけに見にくい席が多く残念。マイナスしたのはその点のみ
全体的に見にくい席で残念。

ペーパーカンパニーゴーストカンパニー

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ペーパーカンパニーゴーストカンパニー

OIL AGE OSAKA

久々の「打ちのめされた感」SNSでスタンディングオベーションしたかった云々との書き込みを見たが「あれ見てそんな余力あんのか?」と観終わって思うほど。
特筆すべきは最後には笑って終わる構成。

ごめんなさいが言えない人々

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ごめんなさいが言えない人々

劇団6番シード

過去公演を観ていないので確かなことはかけないが、松本さんっぽい感じがあまりしなかったのは結構変わっているせいなのだろうか?6番シードの役者さんが客演している舞台のように楽しめた。演出してみた感想をぜひ聞いて見たい。チラシの遅れ、パンフに役名がないとこが個人的にマイナス
高畠籠城シーンの妹の記者会見(フェイク)のシーンは女性にどこまで通じたのか

D・ミリガンの客

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D・ミリガンの客

劇団6番シード

どんでん返しのあるストーリーではあるけどもあくまでもその過程の芝居を楽しむ芝居。ストーリーを知っていても楽しめる古典作品のような感じか?
出ている役者さんを知らないでどこまで楽しめるのかは正直わからないが、今回のレベルの役者さんであれば初見でも十分楽しめる

サンサーラ式葬送入門

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サンサーラ式葬送入門

シアターKASSAIプロデュース

一言で表現するとすれば興味深かった。
世にも奇妙な物語は言い得て妙。ラストに向けてもっさり感があったがあえて全編同じテンポでやったかもしれない(淡々とストーリーを進める)ので好みの問題かも。殺し方や捜査陣の靴カバーなど、大嘘をつくための細かい下準備は流石。

飛ばぬ鳥なら落ちもせぬ

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飛ばぬ鳥なら落ちもせぬ

企画演劇集団ボクラ団義

2度目ということでダブルキャストなところと、本筋以外のところをゆるっと観劇。2度目でもオープニングはゾクゾクきた。それだけでも観た甲斐があった
が。2度目だけにあらも目立ってしまい評価は下がった
どうにもこうにも今出さんのセリフが聞き取れない。聞き取れる箇所があるので声量が足りないわけではないのだと思うが。周りと比較して酷い、変な抑揚が付いているんだが、息が続かないってこと?演出はどう考えてるんだろうか?芝居はできてるのに勿体無いし可哀想。
空いていた上に残念なお客様も多かったです。まあ、その辺ははたから見れば自分もなにがしかおかしなとこもあるかもですが。
それにプラスして何故か観た回に限って噛みまくる沖野さんが順調だったのに対して他の方が結構噛んでて、ただでさえ難解で飽きてきている客の集中力が途切れたシーンが多々あったように思える。仕方ないことだけども難解な上に長い作品を上演する以上、そうでない芝居に比べ致命傷になる度合いは大きい。

人生の大事な部分はガムテで止まっている ≪現代編≫≪大正時代編≫

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人生の大事な部分はガムテで止まっている ≪現代編≫≪大正時代編≫

劇団6番シード

人が生で演じている以上その演じてる人が嫌いな場合と、好きな場合とでどうしても評価が変わってしまうのは仕方がないことですが、それを踏まえた上で、この作品は自分は楽しめた。お笑いは好きだけど芝居は見たことないという方の導入として強く推せる「大人の全力のくだらないネタ」を「芝居として」比較的気楽に見られるはず。大きな違いとしては個々の役の芝居、役作りという面ではやはりこれはちゃんとした(コントはコントの良さがあるわけですが)芝居なのだなと思ってもらえるとおもう。
全体があるきっかけで動くシーン(何回かあったが)若干台本どおり感があった。ラストまで行くとそれも台本どおりという感じではあるのですが。

ももがたり

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ももがたり

@emotion

全てのセリフが明確に聞こえるってこんなにストレスがないもんなんだということを実感。
無理して設定や結末を書いていないが中途半端で終わった感はない。キャラクター役割がわかりやすくスッキリしていたことも大きいか。桃太郎の苦悩なんてムアコックのエターナルチャンピオンシリーズのような感じで好きな感じでした。自分が作られた世界にいて人口を調整するために殺されることをみんな知ってそうで(記憶まで作り物らしい)なかなかエグい設定(自然死は克服されててかなり停滞した閉じた世界がベースなのか?漂流している移民宇宙船とかバックボーンの設定を考えるのも面白い)
骨になっても蘇る桃太郎が一番バケモンなのに誰もきずかんのかなーw
要するに物語の世界といえばそれまでなんですが

ももの精はマザーコンピューターだな 狂ってる系

アリスインデッドリースクール・ノクターン

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アリスインデッドリースクール・ノクターン

アリスインプロジェクト

麻草さん脚本、松本さん演出ということで。
「どうなるのだろう」と興味が湧き観劇。
思いのほか状況に至る細かい設定にはこだわらず「そういう状況ですのでよろしく」的な作り、これはこれで難しい、どちらが正解とはいえないが(例えば原因説明などこの尺では無理)良い感じにまとまっていたように思う。
細かいことは書けないが、このシナリオで松本さんの起用は正解だと思った。
帰宅部なのに、あの黒さはないな

イリクラ ~Iridescent Clouds~

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イリクラ ~Iridescent Clouds~

イリクラ製作委員会

昭和の特撮ものを見ていた人は初見でもある程度先が見える(お約束)ものであるかもしれない。それだけに役者の細かい芝居に目がいく。無駄遣い感半端ないほどの役者陣は流石。特に主演の門野さんの芝居は今まで見た中で個人的にはダントツ(元々好きなので贔屓目はあるかもしれない)でした。
狂言回し役が一人入るだけでよくなるような気がしないでもない。
楽しい時間ではあったが、あのアイキャッチ的なところを本当にcm前のアイキャッチとして作り込んで30分番組×5本(最終回はちょっと長い尺)なんて作りにできないだろうか。できれば2時間くらいで収まると良いかも。歌も特定の時間帯にはめ込んで規則性を出す。

感想を見ると必然性がない歌がミュージカルでないと気になる方がいるようだ、ミュージカルがあまり好きでない側から見るとそもそも必然性のない歌が入っているのがミュージカルだと思っていたのだが、違うのだろうか。面白い。

総評

あまり冒険しない観劇でしたが逆にそんな感じでそれなりの数観劇できた現場がいつまで続くのか不安ではある

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