カゲキ・浅草カルメン
劇団ドガドガプラス
浅草東洋館(浅草フランス座演芸場)(東京都)
2016/02/19 (金) ~ 2016/02/29 (月)公演終了
満足度★★★★
初ドガドガ
芝居はもちろん、歌も踊りもグッドでとても楽しめた舞台でした!
ゆうき梨菜さん(カルメン)、良い雰囲気出てました。
小玉久仁子さん(禅左衛門)、凄い存在感。
丸山正吾さん(勝麟太郎)、表情が豊か。
戸田佳世子さん(勝信)、色っぽ~い。
素晴らしい!!
何様の楽園【東京公演】
冗談だからね。
RAFT(東京都)
2016/02/19 (金) ~ 2016/02/21 (日)公演終了
Revenge of Reversi
PocketSheepS
萬劇場(東京都)
2016/02/11 (木) ~ 2016/02/14 (日)公演終了
満足度★★★
劇団のカラー?
“PocketSheepS”は本作が初見。
ストーリー自体は面白いのだが、全体的に冗長な印象を受けた。
少し整理をすれば、90~100分程度にまとめられたのではないだろうか。
そして、いちばん気になったのが、
ストーリーに対して、役者の芝居が“ミスマッチ”と感じたことろである。
まあ、これが“劇団のカラー”であるということなら、
致し方ないところであるのかも知れないが・・・。
万世不易
劇団Athletics
ART THEATER かもめ座(東京都)
2016/02/05 (金) ~ 2016/02/07 (日)公演終了
満足度★★
旗揚げ公演
「あたらしい演劇を模索する」という謳い文句に、期待しての観劇であったが、
何を以って“あたらしい演劇”としたいのかが、伝わらなかった。
物語の設定や構成に、無理なところや強引なところが多々見受けられ、
釈然としない気持ちが残った作品。
先ずは、“虚構と現実”のバランス(調和)を考えた脚本創りからだろうか・・・。
大仰に構えず、真摯な姿勢で頑張っていただきたい。。。
ミルフィーユ
aibook
OFF OFFシアター(東京都)
2016/02/03 (水) ~ 2016/02/10 (水)公演終了
満足度★★★★
要注目!
“aibook”初見。
前作の高評価に違わず素晴らしい作品。
その素敵な物語は、役者さん達の好演と相まって訴求力が高まった。
よく出来たセットや小道具も、それに一役買っていた。
女性ならではの“視点・作風”で、クオリティの高い作品を創り上げる“笹峯愛”さんの作品は要注目であろう。
次回作が楽しみ。。。
ミラクル祭'16
新宿シアター・ミラクル
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2016/02/05 (金) ~ 2016/02/14 (日)公演終了
満足度★★★
楽しめました!
〔Cバージョン〕を観劇。
『ペルソナサークル』/何か、わかり難いことするな~と、思っていたのだが、
終わってみれば、面白いアイデアの“へんてこミステリー”といった感じでいいネ!。。。
『アレルギー』/二人の人物造形がよく出来ており、台詞、そしてそのやり取りも絶妙で面白かった!
こんなアレルギーがあると困っちゃうけどね~。。。
馬鹿とは、
多摩美術大学映像演劇学科3年表現ⅡAコース
多摩美術大学 上野毛キャンパス 演劇スタジオ(東京都)
2016/01/31 (日) ~ 2016/02/02 (火)公演終了
満足度★★★
いいんじゃな~い。。。
“多摩美”は、そこら辺りが元々地元なのですぐそばはよく通るが、
中に入ったのは初めて。
“演劇スタジオ”が立派でちょっとビックリ。
さて、作品のほうですが、
“アバンギャルド風刺エンターテイメント”といった感じで、面白かった!
出演者の中に、顔もスタイルもバッチグー(古っ)の娘を発見!
水着姿も見れて、目の保養もバッチリ!ヨカッタですね~(笑)。
その流れを渡れ
各駅停車
小劇場 楽園(東京都)
2016/01/28 (木) ~ 2016/02/01 (月)公演終了
ティーチャーズ・ルーム【ご来場ありがとうございました!!】
劇団マリーシア兄弟
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2016/01/27 (水) ~ 2016/01/31 (日)公演終了
満足度★★★
独特の“演劇スタイル”
“マリーシア兄弟”は本公演、番外公演含め本作で三作目の観劇となる。
『脱古流演劇』を理念とする団体ということだ。
今まで観た三作では、その“理念”が具現化されていると感じている。
ただ、その“演劇スタイル”が受け入れられるか否かは、何ともいえないところではあるが・・・。
“マリーシア兄弟”の“演劇スタイル”、私は割と好きです。
厳冬 ―父殺し篇―、厳冬 ―子殺し篇―
鬼の居ぬ間に
古民家asagoro(東京都)
2016/01/27 (水) ~ 2016/01/31 (日)公演終了
満足度★★★★
切ない・・・
【―子殺し篇―】
登場人物それぞれに自身を重ね合わせ、「もし、自分だったら・・・」と、胸が痛くなった。
自然光を活かした、薄暗い中でのラストシーンは目頭が熱くなった。
重たい空気感の50分。
厳冬 ―父殺し篇―、厳冬 ―子殺し篇―
鬼の居ぬ間に
古民家asagoro(東京都)
2016/01/27 (水) ~ 2016/01/31 (日)公演終了
満足度★★★★
生々しい芝居
【―父殺し篇―】
当日パンフによって、この作品は、○○市で実際に起きた事件と知るが、
その事件自体、記憶にないので、興味深く観せていただいた。
古民家が舞台ということもあり、生々しい芝居に終始惹き込まれた40分。
帰宅後、当事件を調べながら観劇の余韻に浸りました。
犯人はお前だ!と突き出された手はパーだった
GRahAMBox
小劇場 楽園(東京都)
2016/01/22 (金) ~ 2016/01/24 (日)公演終了
満足度★★
シュールな笑い・・・?
全14作品のコント集。
団体プロフィールにあるように、たしかにシュールな作品が多かった。
というか、「なんだか、よくわからない」といった感じ。
まあ、わかったとしても、大笑いするようなことは無いだろう。
シュールな笑いというのは、そういうものかも知れない・・・。
そんな中、「おやじ、最後の話①」の脚本は、“シュール”ではなく、“普通”に面白いと思った。
日本語私辞典
劇団三日月座
横浜国立大学 第一食堂下 共用室3(神奈川県)
2016/01/22 (金) ~ 2016/01/24 (日)公演終了
満足度★★★
言葉遊びのような・・・
ストーリーがやや単調な気はしたが、
学生らしい発想でなかなか面白かった。
笑えないギャグを入れ込まないのもいい。
真面目に芝居を作っている姿勢が感じられ好感が持てる。
AKEGARASU―明烏 転生
NPO法人WOMEN’S
座・高円寺1(東京都)
2016/01/14 (木) ~ 2016/01/20 (水)公演終了
満足度★★
“スタート地点に立った”
「時代劇と現代劇が融合する新しい演劇が始まる」と謳っているが、その完成度は低く、まさしく“始まり”であり、“スタート地点に立った”という感じの舞台。
自然発生的に“新ジャンル”とラベル付けされるものは別として、
自ら、新ジャンルを確立するべく創作するには、それ相応の「試行錯誤」が必要になるだろう。
次回作に期待したい。
本作、音楽は素晴らしかった。殊に“新内剛士”さんの生演奏には感動した。
今さらやることじゃない
パセリス
高田馬場ラビネスト(東京都)
2016/01/15 (金) ~ 2016/01/19 (火)公演終了
満足度★★★★
笑えた~。。。
“パセリス”、“ムシラセ”、“ナギプロ”の3団体による5作品の上演。
どの作品も面白かったが、“ナギプロ”の「バーバー・クィーンズ」がよかった。
これは、女性4人のシチュエーション・コメディ。
キャラ設定、それぞれの演技がとてもいい。“笑いのセンス”も私好み。。。
くちづけの麦を
劇団回転磁石
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2016/01/15 (金) ~ 2016/01/18 (月)公演終了
満足度★★★
世界観を大切に・・・
独特な世界観によるファンタジックな物語りは、なかなか魅力的であったが、
場転変化の乏しさ、メリハリのない演技が“世界観”をスポイルしていると感じた。
また、アドリブ的な“お遊び”は、この世界観にはそぐわず不要と思う。
“回転磁石”の世界観を昇華させてほしい。
台風の夜に川を見に行く
マニンゲンプロジェクト
「劇」小劇場(東京都)
2016/01/13 (水) ~ 2016/01/17 (日)公演終了
満足度★★★
人生の意味・・・
全体を通して、作者のメッセージは伝わってはくるのだが、
色々と盛り込みすぎたか、それぞれのドラマの繋がりがやや煩雑で、
メインストーリーがわかり難くなってしまった(ぼやけた)感がある。
また、説明も多すぎるようにも思った。
脚本を見直すことで、より良い作品になるのではないだろうか。
サスペンス的な作り方が良い感じ。
三日月にウサギ
9-States
OFF OFFシアター(東京都)
2016/01/07 (木) ~ 2016/01/11 (月)公演終了
満足度★★★
“欲望と空想”
コメディタッチに始まり、そしてシリアスに核心に迫っていく構成は常套ではあるが、その落差がもっとあってもいいかなと感じた。
自分勝手な登場人物に“嫌な気分”になることろがあったが、観る側にそう感じさせるのは、作品としてある意味成功しているだろう。
「何処にでもある普通の物語」とは思えないが、
人の心の“欲望と空想”を感じた舞台だった。
妖精のテルトコルトランド
菱路コネクト
シアター・バビロンの流れのほとりにて(東京都)
2016/01/07 (木) ~ 2016/01/10 (日)公演終了
満足度★★
先ずは、“物語り”から・・・
“物語り”の骨子が弱く、面白みを感じることが出来なかった。
先ずは、“物語り”、そして“脚本”、さらには“演出”と積み重ね、作品となるのではないだろうか。
出発点である“物語り”がしっかりとあれば、拙い演技でも面白くなると、私は思っている。
次回作に期待したい。
陽のあたる庭
演劇ユニット狼少年
小劇場B1(東京都)
2016/01/06 (水) ~ 2016/01/11 (月)公演終了
満足度★★★★
見応えのある舞台
原作を、1960年代の日本に於ける物語とした翻案は見事。
そして衣装・小道具・音響等、細部にも神経が行き届き、こだわりを感じた。
役者達の演技レベルも高く、殊に“ショータ”役の“曽我部洋士”の演技が素晴らしい。