1
フィクション・モテギモテオ 2023
ライオン・パーマ
とにかく最高に面白かったです。終演後,興奮が冷めやらず思わず過去公演のDVD(「歌姫…」)を買ってしまったほど^^。キレ味は前回よりも鋭いです。初演も観ているのに,最後は見事に落とされました。観劇の醍醐味だよなぁ。千秋楽でしたけど,とにかくこの劇団さん,この公演はおススメでした。
2
六英花 朽葉
あやめ十八番
大正ロマン観劇。いつも思うのですが,あやめさんの芝居は舞台装置が秀逸で,芝居がホント立体的で臨場感を創り出しています。楽団さんの配置もその一つで,舞台造りの構想には感心させられてしまいます。さて,今回のこのお芝居,入り込むのに時間がかかりましたが,時代背景が理解できると加速度的に面白さが増していきます。良く出来たホンだと思いました。そして,キャスト,金子侑加さんが物凄かったのですが,皆さん,お上手だし,しかも味のある人物を演じ切っていました。個人的には,ラビット番長さんも大好きなもんで,鈴木彩愛さんの活躍が嬉しかったです。とにかく,隙の無い良い舞台,絶対におススメの一作です。
3
コウセイ
ラビット番長
今年初めての観劇。このような素晴らしい芝居に出会えてとても嬉しい。
ラビット番長さんの定番の芝居ももちろん好きであるが,「虹の人」のようにラビット番長さんの別の顔を観れたようで,幅広く奥が深い劇団さんと,改めて感心させられました。
まず井保さんの脚本が良い。問題提起した視点が良いし,重くなりすぎず適度な人の温かさが保たれ,観劇後感も心地よい。そして役者さんの表情や演技も素晴らしい。もうケチをつける余地なんてないんじゃないかと思えるほどでした。総じて,安心して観劇出来,期待以上の満足感を得られた芝居。
やはりラビット番長さん,この劇団,この芝居は絶対おススメである。
4
親の顔が見たい
劇団昴
まったくお見事としか言いようのない完成された舞台。この演目はずっと観たいと思っていて,それが叶って嬉しいが,こんなに目が離せない,そして親のエゴと正義の在り方について考えさせられる芝居であったとは,想像以上であった。ホンが良いのはもちろんであろうが,役者さんたちの演技が素晴らしい。しぐさ,発声のみならず,その場に自分がいるような存在を感じさせてくれる。さすがに歴史のある劇団さんで,至福の観劇時間であったことに感謝ばかりであった。
5
「その先の闇と光」
ISAWO BOOKSTORE
ACを観劇。それぞれの事件の側面を創作した物語ではあるが,実際にあったのではと思ってしまうほどの力のある作品。いずれも考えなければならない内容の芝居であり,気楽には観ていられない。しかし,観劇後には見て良かったと思うほどの訴える力はあった。おススメしたい芝居である。個人的には,お目当ての役者さんを久々に観れてとても嬉しい。