じべ。の観てきた!クチコミ一覧

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なまけ者は夕暮れ時から忙しい

なまけ者は夕暮れ時から忙しい

BASEプロデュース

BAR BASE(東京都)

2017/10/25 (水) ~ 2017/11/01 (水)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/10/30 (月) 15:00

価格2,500円

コミカルに始まりさざ波が立ち始め二転三転を経てヒロインが少し前進する中篇、女優お二方のキャラクターに納得。そう言えばこの前日から3ステージ連続で「少し前進する」ハナシのような……(それぞれタイプは異なるが)

でんせん

でんせん

EgofiLter

ステージカフェ下北沢亭(東京都)

2017/10/27 (金) ~ 2017/10/29 (日)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2017/10/29 (日)

観客の判断に委ねる(聞こえたのか聞こえなかったのか、聞こえないがふりをしたのか聞こえたと信じこんだのか、できていたのかいないのか、など)部分が複数あり解釈が様々になりそう。
が、旧態依然とした村社会の中から少し新たな方向に向かい始める人々(と取り残される人/旧態にしがみつく人)の話かな、と。そして「えびす様の声」から「アマチュア無線」への転換/乗り換えが面白いなと。

昭和63年とその10年前を描き、時として「あれ、これはどっち?」と思ったことがあったが、それは両者が混沌とした千鶴(=離人症という設定)の主観で描かれていたのではないか?とも。

(余談)
装置で使われていたSONYのカラーテレビ、σ(^-^)が中学生時代にウチに来た最初のモデル(の画面がやや小さいヤツ?)ではないかと。もちろんそれまではモノクロテレビで、番組アタマに表示される「カラー(放送?)」の文字を怨めしく(笑)見ていたのだ。

ネコガミロックンロール

ネコガミロックンロール

劇団SUBUTA!

キーノートシアター(東京都)

2017/10/28 (土) ~ 2017/10/29 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/10/29 (日) 13:00

価格2,000円

ロマンティックコメディ探偵モノ風味。終盤で明かされる事態の真相やそこからの主人公の成長などはとても良いが、そこに至るまでを引っ張り過ぎた感無きにしも非ず。
とはいえ殺陣や歌も盛り込み作品を多彩にしたのは◎。依頼された件の調査パートをもう少しコンパクトにすれば……おや、某団体(同じ大学出身らしい)を初めて観た時に似た感覚?(笑)

お父さんとお母さん

お父さんとお母さん

オーストラ・マコンドー

新宿眼科画廊(東京都)

2017/10/26 (木) ~ 2017/11/05 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/10/27 (金) 19:30

価格3,000円

正直なところ、序盤は「え、このトーンで2時間超えはキツいのでは?」と思ったものの、終わってみればせいぜい2時間程度にしか思えずしかし130分あったという。事前に時制が前後するとの情報を得て臨んだので脳内に年表的なものを作りながら観たからか?(笑)
いや、それもあるが、自らもお父さんとお母さんである主人公夫妻と周囲の人々のお父さんとお母さんとの関係などを語り、また、主人公の人生(の一部)が見えてくる内容がジワジワ効いてきたんだろう。
あと、あの終わり方は卑怯にして巧み(笑)
とはいえ、序盤は時制的にどこに入るの?な部分やナンじゃこら!?な部分もあったけれども(爆)

Maria

Maria

牡丹茶房

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2017/10/20 (金) ~ 2017/10/29 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/10/26 (木) 19:00

事前に目にした感想ツイートなどから予期していたものと裏腹に、フィクションとして面白く、戯曲/芝居としてよく出来ていて存分に楽しんだ。とはいえこれ、二日酔いのまま観るのは避けた方が良さそう。(謎笑)
前半の展開に半世紀ほど前のフランス映画を(そういやアメリカでリメイクされたっけ)、後半に某女性劇作家の作風をそれぞれ想起。それを経てのあの収束のさせ方、好きだなぁ。あと、ヤマ場での7(+1)色ならびにラストの「アレ」な照明もイイ。
もちろん「病んでるなぁ」や「こいつったら!(怒)」な人物は複数いたけれども。そして事前の評判から「覚悟していた(笑)」ものよりは穏やかだった、あるいはフィクションとして割り切る下地ができていたのかも?
(ご隠居風老人の語り口調で)「あー、このあたりは昔は花街でしてな、惚れたはれたの挙句の刃傷沙汰など日常茶飯事、未練を残して亡くなった方が沢山いたそうで、地縛霊もさぞ多いことでしょう。そんな霊が悪さをしても、それはもう仕方のないことで……」なんてことも考えた。

ネタバレBOX

連想した映画は「太陽がいっぱい」(リメイクは「リプリー」)、親しい相手を殺してしまいあれこれ偽装するところがね。作風は実際にあった猟奇事件を題材とすることが多い角角ストロガのフの角田ルミさん。照明は「虹」と「モノトーン」。
作風に関しては、観ているうちに「これ、実際にあった事件をモデルとして作りました、みたいな味わいがあるな」という気がし始めて、「あれ、この感覚、覚えがあるぞ」になって、「あ、そうか、角角だ……」と気付いたのだった。
見果てぬ月

見果てぬ月

文月堂

劇場MOMO(東京都)

2017/10/24 (火) ~ 2017/10/29 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/10/25 (水) 14:00

座席F列7番

価格3,300円

探偵事務所シリーズの2時間スペシャル的なフレームにダークだったりビターだったりな部分も挟み様々な人間ドラマを見せた感じ?
客入れBGMが70年代までは1つのカテゴリーを成していたあの系統だし、それをひいてのオーブニング曲からのあの懐かしきナレーション……どのあたりの世代まで通ずるかな?

ネタバレBOX

開場から開演まで流れていたのは「イージーリスニング」名曲集。そしてM0の「ミスター・ロンリー」に重ねて流れるナレーションは往年のFM東京(現・TOKYO FM)の長寿番組「ジェット・ストリーム」のオープニング。
知っている人はこれで時間が午前0時と察するシカケ。
落ちるな中学生

落ちるな中学生

FunIQ

Ito・M・Studio(東京都)

2017/10/23 (月) ~ 2017/10/29 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/10/23 (月) 19:30

価格2,500円

男優が女子中学生を演じると事前に知って奇策?と思ったが、ちゃんと意味が感じられた。「観ているうちにだんだん可愛く見えてきた」なんて表見的なものでなく、説得力が出た、みたいな。
男優が女性を演じた時にままある「次第に可愛く見えてきた」「とても女性らしかった」的なものとはほぼ無縁(爆)ながらむしろ「女子中学生という概念」のようなものがそこにあり、「芝居内容を伝える」ことに大きな効果をあげていたのではないか?
もしも女優だったら「女子中学生(高校生ならまだしも)」を20代の「女性」が演じることで「半端に近い」ことが災いし、「JCあるある」っぽさが前面に出てしまい各人物の個性・存在が薄れたのではないか?女子中学生の欠片もない(笑)男優が演じたからこそ人物や物語の本質的な部分が表に出てきたのではないか?
芝居表現において「半端にリアル」にするよりも開き直って「全然そう見えない」にした方が客にとってはむしろ「芝居らしい」感じで割り切って観ることができるのではないか?もちろんそのことによって嘘臭くて入り込めないと感じられてしまう危険性も多分にあるけれども。(私見)

舞台美術……と言うか「会場美術」も「バカじゃねーの?」級(笑)にスゴい。客席に入った時はさはど驚かなかったが、観ている途中にあることがきっかけで改めて見て驚愕。

しかし中学生、めんどくせー!(笑) また、めんどくせーヤツに近いポジションだった身としてちょっと反省……いやもう時効でイイか?(爆)
終盤でトーンが変わって以降は昔、児童文学を読んでその主人公に共感したりそこから何かを得たりした時の気持ちを思い出したりも。

あるアーティストのファンとしては、冒頭いきなりニヤリとしたし、途中で同じアーティストの楽曲2曲を連想したりも。
いや、ニヤリとしたどころか頬が緩んだし、アーティストとは関係なくも中盤過ぎあたりまではほぼ頬が緩みっ放しだった。

ネタバレBOX

冒頭で欅坂46の「サイレントマジョリティー」が歌って踊られテーマを暗示するが、途中の展開に「不協和音」「エキセントリック」を連想。ちなみに作演出の舘そらみさんはこちらの2曲はご存知なかったそうで。
そんなところから、この3曲ってテーマに共通する部分があるな、と改めて気付いたりもしたのだった。
ベチャロンドン

ベチャロンドン

くによし組

中野スタジオあくとれ(東京都)

2017/10/18 (水) ~ 2017/10/22 (日)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2017/10/19 (木) 14:00

価格2,300円

素朴と言おうかのどかと言おうかどことなく間が抜けたような空気の中で描くあれやこれや。基本的には笑える系ながら1つの流れはここのところ何故か多いアレでちょっとしんみりしたりも。そんなあれこれのバランスが絶妙。
なお、映画「大怪獣東京に現わる」も連想。

鋼鉄の泡

鋼鉄の泡

劇団鋼鉄村松

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2017/10/19 (木) ~ 2017/10/22 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/10/20 (金) 14:00

価格2,500円

なんちゃってSFあるいはナンセンスSF、シリアス気味なSF、時事ネタ風刺コメディ、ファンタジックコメディ(?)と味わいの異なる4編を「これしかない!」な順で配置したお得アソート。しかし十何年か前に書かれた4編目がイマの日本に効いてくるとは皮肉。
3編目で劇中アイドルの持ち歌として使われる曲とグループ名にニヤリ。団員に元Pがいるもんなぁ。

第25次笑の内閣『名誉男性鈴子』

第25次笑の内閣『名誉男性鈴子』

笑の内閣

こまばアゴラ劇場(東京都)

2017/10/12 (木) ~ 2017/10/16 (月)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/10/15 (日) 15:30

価格2,500円

岡山県の架空の市での市長選を描いた風刺喜劇。最近話題となったあんな言葉そんなフレーズがガンガン出てきてそれらをまた上手く組み合わせたものだと感心。(再演だというのに)
あ、それね、であり実際にありそう……というよりありがちなラストも最後の一刺し的で鮮やか。

Hello World

Hello World

ソテツトンネル

RAFT(東京都)

2017/10/11 (水) ~ 2017/10/15 (日)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2017/10/13 (金) 19:30

価格2,200円

何やら「シカケ」があるらしいことを事前に知り、某所では「合いませんでした」との感想も目にして戦々恐々で臨んだが、早い段階でのヒント(?)で抱いた疑いで大体当たっていたという。
これも演劇ならではのトリックを使っていて、映像化は不可能と思われる。

家族百景

家族百景

七味の一味

ラゾーナ川崎プラザソル(神奈川県)

2017/07/14 (金) ~ 2017/07/17 (月)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/07/16 (日) 16:30

価格4,000円

通常は変化球専門のピッチャーが直球を投げたらとんでもない剛速球だった、的な?(笑)
仕掛けも含めて上手く練り上げられた物語を役者陣が綺麗に編み上げた、ある家族の三代記。
冒頭、客電が落ちる前に上手奥に登場した男性が下手手前の門/玄関とおぼしき所まで懐かしそうにあちこち見回しながら平台で組まれた舞台を半周し「かつて住んでいた家に久しぶりに帰った?」と思わせる演技が絶妙。
また、それに続いて家族集合という状況を見せてから本編たる家族の歴史編に入る時に、当時の教え(?)や標語などをさりげなく入れることで説明や字幕なしにその場面の時代がいつ頃のことか表わすのも巧い。

あと、舞台後方の壁、開演前は薄暗いためクリムトの作品(接吻?)の背景を連想したが、開演して明かりが入った時点で家族写真と判明。劇中、昔の家族写真が出てくる場面もあり、「あー、家族の歴史だねぇ……」とシミジミ。

架空の物語のタイトルや好きな台詞を書く紙片は案の定なかったが…(笑)

女ばかり

女ばかり

三度目の思春期

東京おかっぱちゃんハウス(東京都)

2017/10/13 (金) ~ 2017/10/15 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/10/13 (金) 16:00

価格2,000円

昭和54年の解散総選挙、父の急逝により三女が立候補することになった三姉妹を中心とした物語。基本的にはコミカルながら痛烈な皮肉が込められた台詞があったり、当時はそんな社会であったか(具体的にはネタバレBOXへ)と思ったり。また、会場によく合っていて堪能。
急逝した議員が生前「政見ではなく地元に利をもたらすかどうかで選ぶ」有権者たちに憤っていた、というのは痛烈な皮肉。ニヤニヤしながらドキリとした。

ネタバレBOX

男女の雇用機会均等に関しての話題や消費税の是非を公約に盛り込むかどうかなど。
愛だ

愛だ

X-QUEST

新宿村LIVE(東京都)

2017/10/18 (水) ~ 2017/10/22 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/10/19 (木) 19:00

座席G列7番

古代エジプトとエチオピアの戦争で身分を知られないままに囚われの身となったエチオピア王女をめぐる物語。こっぱずかしいほどに真っ直ぐな反戦メッセージからお馴染みのアクション、笑い、言葉遊びなど交えて快調。ベースとなるものがものだけにほんのちょっと格調高さも?
アクションも若手に任せるのでなくベテランメンバーもきっちりこなすのはさすがだし、音響のワザも素晴らしく、ある場面で現実にはいない劇中人物の一方を音によって「見せた」のがスゴい。また、定刻開演もお見事♪(しかし本来は当たり前のことである定刻開演が「お見事」と感じられてしまう小劇場界って……(毒))
あと、戦争のさなかを描いたものの途中に回想場面で戦前の穏やかな時をちょっとだけ見せるのって効果的。

賭け

賭け

guizillen

王子小劇場(東京都)

2017/10/12 (木) ~ 2017/10/15 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/10/12 (木) 19:00

本作とかけまして、鍋料理の老舗の裏メニュー「闇鍋」と解きます。
その心は……ベースとなる出汁・スープはしっかりしていて味は確かだが、何が出てくるかワカらない。(笑)
附加すれば、一見不釣り合いなものなども入っているのに不思議と調和して美味い。ただし人によっては合わないものも含まれるかも?

喩えて言えばクラシックの名曲のディスコアレンジ、原典は知らねどもいかにもチェーホフ(と言うかあの頃の作家?)が書きそうな物語にあれこれ娯楽要素を盛り込んで2時間超を感じさせず。
おバカ、エロ、アクションなど多様なネタがよく馴染んで(私見)いるからか?

なお、開演前諸注意も後説も丁寧かつワカり易くかゆい所に手が届く感じで好感。

「遠くの花火」(新作) 「もう一回の、乾杯。」(再演)

「遠くの花火」(新作) 「もう一回の、乾杯。」(再演)

空晴

駅前劇場(東京都)

2017/10/11 (水) ~ 2017/10/16 (月)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/10/11 (水) 19:30

座席G列12番

【遠くの花火】
可笑しくて切なくて優しくて、な空晴テイスト満載な上に終盤のある部分に空晴の「この十年」の「ある想い」が思い切り込められていてホロリ。まだ、もう、やっと、なそれぞれの十年……。

芝居を通して団体(なり作家なり)の決意……いやそこまで強いものでなくとも考えや想いを伝えられるとぐっとくるものがある。
しかし切なさと可笑しさのミルフィーユ状態な波状攻撃は「どうせいちゅーんじゃ!」であるとともにその落差でより切ないかも。
奇しくもこの日は隣り合った劇場で「喪失感とのつきあい方」がテーマの芝居が上演されていたんだなぁ。

哀しい夢すら、忘れてしまう

哀しい夢すら、忘れてしまう

sleepwalk [スリープウォーク]

APOCシアター(東京都)

2017/10/04 (水) ~ 2017/10/10 (火)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/10/09 (月) 14:30

価格3,500円

正調上野節と言おうか上野作品ど真ん中と言おうか。
その「あーこれこれ♪」感に加えて本作はオーダーメイドじゃなかろうか?と思うくらいに痒い所に手が届くと言うか「こういう会話が欲しかった」なツボを何度か突かれる。

時制を入れ替えていて、ある好ましくない結果を見せた直後にそっちに進むことになった分岐点をみせるので「そこで別の選択をしたら……」な感が半端ない。が、最終的には好転方向なのが優しさか。
途中のそのビターテイストに、今回はほろ苦系?それもイイかも、という期待(?)をしたのでラストの救済(?)が肩透かし気味にも感じられたり(笑)
いや、そこが上野作品らしいところでもあるけれど。

万年床

万年床

制作「山口ちはる」プロデュース

新宿ゴールデン街劇場(東京都)

2017/10/04 (水) ~ 2017/10/09 (月)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/10/05 (木) 14:00

価格3,000円

当日パンフレットの配役表を見て「好きなアレ」と予見した通り「実録・鈴木美波物語」。公演打合せでプロデューサーに促されて劇作家が語る自らの歴史……継目なく語りから芝居に入りまた語りに、なリズムやスムーズな出ハケでテンポ良く愉しい。
その内容がまた「小劇場あるある」的だったり「そんなことが!?」だったり、前説でご本人が「98%は本当です」とおっしゃったが、ホント?(笑)みたいな。
「事実に基づいたフィクションです」などの芝居を観ながら「どれが事実でどれが創作だろう?」と考えるような癖がついたのか、そうでない芝居を観る時にもすべてを疑ってかかるσ(^-^)である……(爆)
あと、プロデューサー役と劇作家役はそれぞれご本人の前で演りにくくはないか?とか考えたり。

ぼうぼう

ぼうぼう

なかないで、毒きのこちゃん

OFF OFFシアター(東京都)

2017/10/09 (月) ~ 2017/10/11 (水)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/10/11 (水) 14:00

価格2,000円

なるほど初めて観た時とオチを知ってから観るのとで味わいが変わる。初回は「ん、どういう意味?」と思った序盤での やまだ の台詞が理解できる(それどころかかなり核心に触れていることに驚愕)し、終盤の ときめきパイナップルズ の場面で受け取るものが異なるし。
また、それまでの3会場は自然光が入る会場だったのに対してファイナルのここは「劇場」で照明効果もあるのがまた新たな印象の一因でもあるか、と。そういう意味でもアイデアが優れていたな、とも。

なお、開演前トークはRAFTで観た時のマンガ/アニメネタとは別のもの。会場毎?毎回フリー?

ぼうぼう

ぼうぼう

なかないで、毒きのこちゃん

RAFT(東京都)

2017/10/02 (月) ~ 2017/10/04 (水)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/10/02 (月) 19:30

価格2,500円

集団しゃべくり漫才と言うかハイテンションな台詞のシャワーと言うか。いやしかし「面白うてやがて……」の展開が巧み。そして開演までのアレは毎回違うのか会場毎なのか同じなのか???

開場時からJK(役)たちの雑談。そう、それらのマンガやアニメって、彼女たちの世代にはもはやよく知らていないんだ……。で、これはエチュード的なもの?それともある程度は決められているの?少なくともこのイントロ部分は元学校であるココキタの教室然とした中で演るのはピッタリ、などとも思う。

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