ゼイラム THE LIVE
カプセル兵団
笹塚ファクトリー(東京都)
2007/07/11 (水) ~ 2007/07/15 (日)公演終了
満足度★★★★★
文句ナシ、完璧!
原作である映画(OVAは未見)の設定や世界観をキチンと活かしているのみならず、新たな設定・登場人物も違和感なく溶け込んでストーリーにより深みを与えており、内容的にもアクション一辺倒ではなく、兵器開発合戦への批判あり、泣かせる部分ありで素晴らしい。
ショコレ!!!
ACTOR’S TRASH ASSH
しもきた空間リバティ(東京都)
2007/07/13 (金) ~ 2007/07/15 (日)公演終了
満足度★★★★
今まで観たことのなかった面も
作・演出が3人で7本のショートストーリーオムニバスというスタイル。昨年3月の『キスと半島と残酷』からとASSH歴の浅い身としては、今まで観たことのできなかった面を観ることができたのが嬉しい。
特に言葉遊びや皇室ネタで笑わせた「高湿アルバム」「匿名係長POO」の「おバカ系」具合(笑)と、そこに至るまでの経緯を劇中の会話からシッカリ想像させ、儚さ、切なさの漂った「芥河」が印象的。
BELL SEARCH
KALAMA WAIOLI appearing 工場
ザ・ポケット(東京都)
2007/07/12 (木) ~ 2007/07/15 (日)公演終了
満足度★★★★
一言で表現すれば「上出来の闇鍋」(笑)
そのココロは、単品なら美味いけれど鍋には合わない、どころか煮ても焼いても食えない具もあるけれど、「こんなものまで入っているんだぁ、しかも意外と合うじゃん」な具が多い。
ただ、序盤が粗くモタつく上に登場人物が多くて関係や背景をのみこむまでしばらく芝居内の世界に入り込めないのは玉に瑕。
当日パンフに人物相関図か勢力図を載せて世界観を事前に観客に知らせておけばもっと良かったのではあるまいか?
神様の夜〜プログラムD「さようなら」
KAKUTA
ギャラリーSite(東京都)
2007/07/07 (土) ~ 2007/07/15 (日)公演終了
大ニンゲン展
モノヅクリズム ソラトビヨリ。
荻窪メガバックスシアター(東京都)
2007/07/04 (水) ~ 2007/07/08 (日)公演終了
神様の夜〜プログラムC「魅せられる」
KAKUTA
ギャラリーSite(東京都)
2007/07/07 (土) ~ 2007/07/15 (日)公演終了
満足度★★★★★
さらに進化した後半戦
往きの電車内で原作を読んでいたら「春立つ」のカナエさんの台詞が麻生美代子の声と言い回しで脳内再生されて、この手法の術中にまんまとハマっている自分に気付く。
前半のプログラムA、Bにはなかった新手法がいくつか取り入れられていることやベテランが参加したことによってさらに進化した、という感じがステキ。
サムシング・スイート
パルコ・プロデュース
PARCO劇場(東京都)
2007/06/17 (日) ~ 2007/07/03 (火)公演終了
満足度★★★
「終わり良ければ…」の逆?
15年の付き合いになる女性2人の無意識的な相手への依存や甘えも含んだ結びつきを描いた脚本(中谷まゆみ)及び演者(星野真里・辺見えみり)が見事だが…(ネタバレに続く)
「桐の林で二十日鼠を殺すには」「ラストシャフル」
劇団6番シード
新宿シアターモリエール(東京都)
2007/06/30 (土) ~ 2007/07/08 (日)公演終了
満足度★★★★
「桐の林で二十日鼠を殺すには」
前半には笑いもありつつ次第にサスペンス調に転じて描かれるマッドサイエンティスト系ストーリー、終盤で免疫学の権威という伏線が活きてくるのと、けっこう重い結末を迎えながら、最後に救いを見せて終わるのは巧い。
あと、紗幕の前で演技している間に換装して客間(ホール?)と実験室を同じ装置を使って見せるのも芝居の面白さだぁね。
「桐の林で二十日鼠を殺すには」「ラストシャフル」
劇団6番シード
新宿シアターモリエール(東京都)
2007/06/30 (土) ~ 2007/07/08 (日)公演終了
満足度★★★★
「ラストシャッフル」
中心となるパートはあたかも創作落語の人情噺というオモムキでやさしくてあたたかく、一件落着の後に明かされるもう1つの真相も(漠然と予測できるものの)好きなパターンで満足。
enter on the DIARY
シネマ系スパイスコメディAchiTION!
シアターブラッツ(東京都)
2007/06/28 (木) ~ 2007/07/01 (日)公演終了
満足度★★★★
複数のエピソードを紡いで織り上げる
複数のエピソードを紡いで織り上げる手法にますます磨きがかかったことに加えて、てんこ盛りの小ネタがどれも大笑いできて楽しい。
ただ、終盤のパラドックス関連の説明が、事前に「ルールブック」を読んでいないとわかりにくそうなのが惜しい。
碧玉路
ひげ太夫
ザムザ阿佐谷(東京都)
2007/06/27 (水) ~ 2007/07/01 (日)公演終了
満足度★★★★
巧みなストーリーテリング
観始めてから初の現代劇で「あんなものやこんなもの」まで例の手法で見せることにウけ、同じ高さに揃った樹の喩えなど深いモノも含んでいながら説教臭くならないストーリーテリングの巧みさに感心。
八人目の侍
演劇集団アーバンフォレスト
「劇」小劇場(東京都)
2007/06/28 (木) ~ 2007/07/01 (日)公演終了
満足度★★★
オチが弱い
侍役として集められたのが小劇場系の役者たちという設定で、劇団裏事情などが(誇張・戯画化はあると思うが)妙にナマナマしく、プロデューサーの役者蔑視的発言ももしかすると実体験に基づくのでは? などと思わせるあたりは(自虐的でもあって?)楽しい。
ただ、オチが弱いというか、ちょっと締まりがないのは残念。
神様の夜〜プログラムB「ひとりじゃない」
KAKUTA
ギャラリーSite(東京都)
2007/06/23 (土) ~ 2007/07/01 (日)公演終了
満足度★★★★
誰かがそばにいるシアワセ
コミカルな「オトナの童話」という感じのAに対して「誰かがそばにいるシアワセ」がテーマの2編で、生演奏のピアノ(Bプロのみ)や終盤でフィーチャーされる映像がやさしさ・あたたかさをさらに引き立てており、感動。
神様の夜〜プログラムA「わるくない休日」
KAKUTA
ギャラリーSite(東京都)
2007/06/23 (土) ~ 2007/07/01 (日)公演終了
満足度★★★★
原作にかなり忠実
地の文を語り手が朗読し、それに演者が動きを付けて台詞もその演者が喋るというスタイル。基本的には原作にかなり忠実で「まんまやん!」だったり「なるほど、そういう風に見せますか」だったりして楽しく、それらを繋ぐようなカタチのオリジナルストーリーもイイ。
櫻の園
ネルケプランニング
青山円形劇場(東京都)
2007/06/24 (日) ~ 2007/07/01 (日)公演終了
満足度★★★★★
まさに珠玉の名作
映画(90年)で一目惚れ、原作を読み舞台版も初演・再演(ともに94年)と観ていた身にとってはまさに珠玉の名作。 原作からのもの、オリジナルのもの含めて名台詞・名場面の宝庫で、次の台詞が事前に思い出されたり、映画版での構図や演技が目に浮かんだりする自分の記憶力にも驚く。
すみっこホイホイ!
村松みさきプロデュース
アドリブ小劇場(東京都)
2007/06/22 (金) ~ 2007/06/24 (日)公演終了
満足度★★★★
ゴキ○リの目を通した人間観察
人間に恋をして傷つくゴキ○リという着想がユニークで楽しく、また擬人化された「ヤツら」(衣装もそれっぽくてイイ)と人間を舞台上で同時に見せる一種マルチスクリーン的な手法が上手い。
そんなスタイルで見せる人間観察、結末は予定調和な感なきにしも非ずながら、締め方も巧くて満足。
DOG WORLD
YANKEE STADIUM 20XX
シアターサンモール(東京都)
2007/06/22 (金) ~ 2007/07/01 (日)公演終了
満足度★★★★
クセが強いので好き嫌いは分かれると思うが
子供から大人まで楽しめるストーリーを沢山のダンスナンバー(ミュージカルではないが(笑))や臨機応変のハプニング対応、終盤の見事な大アクション大会などで彩って休憩込み3時間20分の長丁場もアッという間。
クセが強いので好き嫌いは分かれると思うが個人的には大好き。
花音-canon-
進戯団 夢命クラシックス
ウエストエンドスタジオ(東京都)
2007/06/21 (木) ~ 2007/06/24 (日)公演終了
満足度★★★★★
反戦をテーマにした秀作
部分部分は類型的だったり既視感があったりするが、それらを組み合わせることにより新しいモノを創り上げるという感じで、心の片隅にでもやさしさ(小さな命=花を愛でる心)がありさえすれば闘いもいつか終わらせることができるというテーマがイイ。
さらに、それぞれキチンと人物が描かれているキャラ設定が巧いし、高度なアクションやヴァイオリンの生演奏などをここ一番のところのみに使って安売りしないし、ギャグも節度があってしつこくないし、時として文語調の台詞を使って格調高く感じさせるのもイイ。
ノモレスワ。
クロカミショウネン18 (2012年に解散致しました。応援して下さった方々、本当にありがとうございました。)
ザ・ポケット(東京都)
2007/06/20 (水) ~ 2007/06/24 (日)公演終了
満足度★★★★
賛否両論とは思うが個人的には支持
記憶障害系のシリアスなタッチで始まり、しかし中心となる部分は笑える場面も多くなおかついろいろとアイデアが凝らされ、さらにその行く末には泣ける結末が待っているという構造。
ラストでシリアスに転ずるのは、そこまでが軽妙だっただけに落差が大きく、よりドンヨリとしてしまうので評価が分かれるところかもしれないけれど、最後の最後に夫婦の強い絆・愛情が示されるのでσ(^-^) は○。
マイラストセレモニー2007
海千山千プロデュース
駅前劇場(東京都)
2007/06/20 (水) ~ 2007/06/24 (日)公演終了
満足度★★★
「手づくり感」あふれる葬儀
結婚式で言えば「人前結婚式」のような「手づくり感」あふれる葬儀のアイデアがユニークで(ま、あの棺はやり過ぎでしょうが(笑))、遺された人それぞれの故人に対する想いが優しくて、あたたかい気分になる。