実演鑑賞
こまばアゴラ劇場(東京都)
2019/08/13 (火) ~ 2019/08/18 (日) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
https://www.setagaya-silk.com/posts/6352211?categoryIds=954373
期間 | 2019/08/13 (火) ~ 2019/08/18 (日) |
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劇場 | こまばアゴラ劇場 |
出演 | 石川彰子、中藤奨、堀川炎、大迫健司、荻野祐輔、代田正彦(★☆北区AKTSTAGE)、中島有紀乃 |
脚本 | 堀川 炎 |
演出 | 堀川 炎 |
料金(1枚あたり) |
2,500円 ~ 3,500円 【発売日】2019/06/29 一般(前売・当日)3,500円 U-25(前売・当日)2,500円 *日時指定・自由席*未就学児入場不可 *受付は開演の45分前、開場は開演の30分前 *U-25は25歳以下のお客様限定。当日受付で身分証明書をご提示ください。 |
公式/劇場サイト |
https://www.setagaya-silk.com/posts/6352211?categoryIds=954373 |
タイムテーブル | 8月 13日(火)19時30分 14日(水)19時30分 15日(木)14時/19時30分 16日(金)19時30分 17日(土)11時/18時 18日(日)14時 |
説明 | 『世界は"すこし変"で彩られている』 自分はこの国では外国人だ。 この工場にやってきて、廃液処理の仕事にありついた。 職場の人間はやさしい。だけど、規則が山のようにある。 会社への到着は始業 30 分前、朝の 7 時 45 分からは全員でラジオ体操。 朝礼、過去のトラブルを復唱、業務。 廃液を適当に流したら、ブザーが鳴って重大責任。始末書を書かされた。 お昼は 30 分間職場の電気がついて、残りの 30 分は節電消灯。 昼礼、また体操、企業理念の唱和。 指をすりむいてシップを貼ると、労災だとえらい騒ぎのように近寄ってくる。 床のボルトにつまずけば、理由を労働環境から書き、最後にはその時の精神状態まで提出する。 終わりのチャイムが鳴った。 勢いよく席を立つと、空気を読めと注意された。周りはまだ、仕事をしている。 調和、規則、団体行動。 一日でいやになったが、出稼ぎにきているから辞められない。 そしたら、ドモリの社員がチョコをくれた。 彼はほとんど、話さない。 話してドモルと、言いなおすまでに時間がかかる。 すると待っている相手との間に、変な空気が流れる。 だから話さない、のだと思う。 屋上で廃棄ダクトの点検中、そんなことを考えていたらドモリの彼がやってきた。 それで急にタバコを取り出してふかしはじめた。ここは禁煙だ。 それなのに、「イイイイ、・・・イイッポン、ドドドドウ・・?」なんて勧めてくる。 自分は煙草が吸えないと断った。 しかしその煙草をふかしている後ろ姿をみながら、 意外と度胸があるし、こいつもうまいことやっているなと感心した。 それからして気がついたことがある。 トイレには携帯を持って行く人がいる、ラジオ体操は、目をつぶったままの人がいる、 仕事をしているようで、マウスをコロコロしているだけの人がいるということだった。 規則の多いこの工場は、色々なものに縛られている。 だけど、案外それを窮屈に感じていないのか、意外とみんな上手くやっているようだ。 |
その他注意事項 | |
スタッフ | 脚本・演出・チラシデザイン:堀川 炎(世田谷シルク/青年団)、演出補:早坂 彩(青年団)、 演出助手:福井 花(青年団)、海野広雄(世田谷シルク)、美術:鈴木健介(青年団)、 舞台監督:土居 歩、音響:佐久間修一、照明:阿部将之(LICHT-ER) 、 写真:三浦雨林(青年団)、映像:畑中涼真、制作:金城七々海、メンバー:佐藤優子、武井希未 協力:★☆北区AKT STAGE、LICHT-ER、レトル 助成:文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)|独立行政法人日本芸術文化振興会 |
[情報提供] 2019/06/13 13:05 by CoRich案内人
[最終更新] 2019/07/10 23:57 by みぃさんとてんちゃん
自分はこの国では外国人だ。
この工場にやってきて、廃液処理の仕事にありついた。
職場の人間はやさしい。だけど、規則が山のようにある。
会社への到着は始業 30 分前、朝の 7 時 45 分からは全員でラジオ体操。
朝礼、過去のトラブルを復唱、...
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