満足度★
酷い
見ていて恥ずかしくなってしまった。高校生に毛が生えた程度のクオリティ。
実際に学生の発表会であれば微笑ましく見れたかもしれないが3500円となると…。
満足度★★★
演出の力
演劇というのは、同じ作品でも、演出、俳優、また当日の観客の反応によっても変化します。だから面白いのでしょう。この話、演出の力が大きかったと感じました。まず、最初の場面、ここが最後まで観ると大きなヒントだったのでしょう。私は「先入観」で乗り損ねてしまいましたが、演劇だからこその舞台進行が上手いと思いました。最近舞台で映像を取り入れ、極端な場合は映像で舞台背景を作ってしまう場合もあります。今回の映像の使い方には納得、映画サークルですから当たり前なのですが。最近休憩無し2時間超という作品をよく観ます。空白を作りたくないという意図は分かるのですが、私にはちょっときつい。1時間半ぐらいなら良いのですが。。。
満足度★★★
謎の違和感
大学の映画サークルの元仲間達が生み出す物語。
学生時代、映画撮影の最中に起きた事故で亡くなった筈の友人が、何故か主人公の目の前に現れる。
友人が成仏出来ないのは、未練があるから。
亡くなった友人の為に、主人公は中断してしまっていた映画撮影を再開しようと、かつての仲間達を再び集め始める。
満足度★★★
なんというか・・・消化不良というか・・・
ステージに明かりが入って、沼田・吉田両君の姿が浮き上がる。これだけで“あっ上手いなぁ”と感じてしまった。多分他の方たちもそれなりのレベルにあると思う。だが、なんか空回りしているというか、上手く流れていない気がしてならない。互いへの遠慮のようなものが感じられた。前半少々まどろっこしてが、ラスト近くになっての演出は面白かった。が、これも出演者たちが上手く流れていないせいか、仕込みの多さのせいか、作り過ぎな気がしてならない。“上手いのにもったいない”少しばかり消化不良で終わった。
満足度★★★★
どんな無名の映画にも、その裏にドラマあり
真摯な舞台づくりの意気込みを感じました。
少し過剰ぎみな演技に最初なかなか入り込みにくかったが、慣れてくると面白くなってきたので公演時間が長いのはそういう意味でもありがたかった。
映画の製作過程シーンにリアリティーと可笑しさが溢れていて見どころだと思います。
満足度★★★
夢という仕掛け
元・青春事情の高桑さんが脚本の、
青春から少し時間が経った人たちの物語。
人間の再生、というか、前に進むことの大切さ、みたいな。
高桑さんのブレなさが伝わってくる本。
しかしあれですね、今この現実がひょっとしたら夢かもしれない、
みたいな感覚は、やっぱ面白いですね。
作中に撮影される自主映画『パラレル』のストーリーとも相まって、
マトリックス的感覚、というかなんというか。
風姿花伝に仕掛けられた盆舞台と、中盤以降の仕掛けがおもろい。
あと、役者のキャラが濃い。
伝説の役者・新崎(平澤智)がキャラ濃すぎでおもろい。
素直に突っ走る青春、から一歩年齢を重ねた人たちの、
ほろ苦い思い。
僕はわりと人間がひねくれている方なので、
「感動したー!!」
というよりは
「仕掛けが面白い」みたいな感想に行き着くのですが、
素直な方は十二分に感動できるかと。
キャラに重心が行き過ぎて、台詞が若干迷子になってる部分とか、
もったいない感があります。
後半の重たさも、もう少し。もう少し短いと、より観やすいかしら、なんて思います。
今の私たちには、前に進むために区切りが必要、
という助監督の決断、かっこよかった。
満足度★★
青春
映画・・というよりドキュメンタリーを見ているような感覚になった。
きっと彼らと同世代、同じような夢を持っている人たちなら共感できそうな物語。
円形の台を使った演出が面白かったと思う。
運営面で難あり
初見の演劇ユニット(劇団ではないという)の初日公演。芝居は面白かったが、運営面で残念なことがあった。観客マナーの悪さと主催側の対応の拙さが気になった。あまり運営面は書き込まないが、今回は危機管理が絡む。
上演時間近くに入場した人が、通路最前列に椅子を置き観劇していた。実質一番観やすい席となるが、そこは通路である。非常時の際の避難通路として確保しておくもの。客とは言え、主催者はしっかり断る等の対応をすべきである。この危機管理の甘さと他の観客(自分も含め)の心証を悪くしたと思う。
芝居は先に書いたとおり面白い。それは映画製作に関わる若者の群像劇で、等身大と思えるような清々しい印象を受けた。
芝居は★4である。
(上演時間2時間15分)
運営が
小劇団ではよくある光景と言えば光景ですが「自由席」の認識がおかしい。
時間ギリギリに来て座りたい席が埋まってる→後ろの席は嫌→だったら最前通路に椅子を置いちゃおう。
となるのがわからない。
早く来て通路側を確保して通路部分がクリアになる事を確認しているのに無い筈の空間が埋まる。
例えば、完全満席で通常の座席位置が埋まった上で当日券の観客を入れるなら仕方が無い。そうじゃないんだから。
じゃ、これから開演直後に入って「前がいい」って駄々をこねればOKって事になる。
芝居の評価以前の問題です。