満足度★★★★
恐かったー
ホラーとも呼べそうな。
映画ではよくあっても、演劇では見たことがなかった。
プールが二階に設置してあるのもいい。
水のチャプチャプと響く音にぞっとしてしまいました。
皆勤賞のタカハ。
怖さが物理的な怖さに収斂してしまったのが惜しい。もっと精神的に怖いと素敵。その準備は出来ている。始まり、展開、伏線、すべてがそこへ向かってるかと思いきや、否。不要な登場人物にはそれなりの意義が欲しい。美術・音・照明・小道具・水、スタッフワーク全般◎
満足度★★★
設定の大きな嘘が効果的に牽引
あり得ないような状況に歪んだ人々という関係性が話に興味を持たせるが、小さい嘘に違和感があり、人物描写も薄く。103分。
満足度★★★★
かなりの好みだと。
薄暗くキモく、直接的ではなく光・音・匂わせ方でこんなにいやな感じを醸し出せる腕前。若手の劇団ながら、永山さんや浦井さんなど雰囲気のある客演に恵まれていたのも、この題材を扱うに当たっては強み。
満足度★★★★
客席ぎゅうぎゅう
評判があまりにも良いので、前日に予約し劇場に到着すると、何人もの当日券待ちの方々が…ギリギリセーフだったな、と胸を撫で下ろしました。
はじめて見たテーマです。
設定がしっかりしているし、中盤からの枝分かれも明確なので予備知識やあらすじを仕入れて行かない私にも楽しめ(?)ました。
いろーんな人間、それぞれの思惑………、
のびのびしているように見える一本の蔦の根元へ向かってたどっていくと、実はぐちゃぐちゃに絡みあっていて、一本だかなんだかわかんなくなってくる………。
腐ってるけど成長してる………?
一度踏み出すともう登れないんだろうなァ
降りるのがラクだから
馴れちゃうから
麻薬みたいなモン?
さすがに終演後はゴハン食べる気分になれませんでした(笑)
また観に行かせて頂きます
(^_^)
満足度★★★★
心に潜む普遍的な闇へのカイダン
冒頭から、イヤな匂いが漂ってきそう。気持ち悪いモノを眼前に見せないのに、観客を終始キモチ悪い気分にさせ続ける台詞や演出の巧みさ。ストーリーが進むにつれ、次々と明かされるキモチ悪い事実の数々。何かイヤな汗が流れてきそうで、これはまさに怪談。その上手なストーリー展開を支えるのが、人の心に潜む、普遍的な闇に対する鋭い洞察。誰の心にも住む魔物を健全なスタンスで描く物語には、ただ怖いだけのホラーを越える迫力がある。個人的には、闇の暗さがあと一段階さらに暗かったらパーフェクトに思えた。惜しい。
満足度★★★
前半の引力。
好奇心をくすぐりながら一気に引き込んでいく前半は見事。中盤、新たに登場した人物が連鎖的に絡んでいかず、終盤の展開も若干唐突な印象なのが少し残念。
満足度★★★★
子供の日なのに
GWに海外にも行かず観に行きました。でも行ってよかったです。
舞台装置の美しさ、照明の的確な転換、音響効果は勿論のこと、役者さん一人一人がリアルでありながら舞台的な要素も残した雰囲気で、凄く見終わったあとに「あぁぁ……」とさせられる芝居でした。
最初の数分で引き込まれて、あぁ、これは面白いだろうな、と思わされました。設定も面白く、少しストーリーは読めたものの、それを残念には思いませんでした。
スマートに生き死にを扱った芝居だったと思います。
まだ四回公演!今後も要チェックしていきたいです。
第一のコース、死体。
根底に謎を孕んだままでのスタート。そして合間にちょこちょこ笑い。緊張するべき部分はそうあり、解れるべき部分はそうある。なので重かったり暗かったりのほうが物語の主軸なのに、観易い。バランスでしょうね。
個人的に芝居は脚本こそが全てではないと思っているし、だったら読書でいいじゃないかと思っています。とはいえつまらないよりは面白い脚本のほうがいいに決まってます。彼女の脚本なら読むだけでも充分に面白そうです。終始僅かにもほころびの様なものが見えませんでした。戯曲集とか出せばいいのに。結局の所、高羽さんの最たる得意路線ってどういうのなんでしょうか。前回公演との相違点を挙げるほど、まだ別の引き出しを隠し持っている様な気がします。
満足度★★★★
生々しい
とにかく圧倒される生々しさ。実際に死体が舞台上に出てくるわけでもないのに、リアルに死体が迫ってくる感じ。舞台セット、美術、照明、音楽、全てが一体となって作り出す世界は見事。
役者さんも一癖もふた癖もあって、見ていてグイグイ引き込まれました。
タカハは初見だったのですが、他のテーマでもこのクオリティが出せているのか気になります。次も必ず見に行くでしょ。
満足度★★★★★
死体は決して減らない
いやはや、もうこれは脱帽でしょう。
まず、セットが素晴らしい!
どんよりとした、古びたセット。
天井までの凝りようで、天井のセットは雲の形を模っているけれども、完璧に壁と繋がってる様子はお見事!
2階建てのセットの演出、見せ方も斬新で、芝居の内容もポツドールに匹敵する位のレベル。
スプーンからの観劇だけれど、あまりのハイレベルに逆にびっくり!(@@!)
タカハ・・素晴らしいです。
きっと、これからももっと良くなり伸びるでしょうね。。
そう予感せざるを得ない本でした。。
公演中なので、以下はネタバレBOXに。。
満足度★★★★
あなたの顔にワインをふりかけ
深層心理に呼びかける(感受性の豊かな方は夢に出てくるかも)内容で久方ぶりに私が好む舞台でした。しいて言うならば鈍感な私にでも夢に出てくるくらいのもっと残虐性というかトラウマになるくらい深層心理を壊して欲しかったです。 大塚英志氏原作の「黒鷺死体宅配便」や「木島日記」等読んでる方にはおすすめの舞台です。
満足度★★★★★
最後まで、
気の抜けない舞台でした。死体、もしくは身体の一部を媒体に自分を見つめ直す作業。そこに何を見るか、その違いがいくらでも深読みできるところが見ごたえかなと思いました。
満足度★★★★★
ポップかつ重厚。
2日目ソワレ観劇。まだまだ若い劇団?ながらここ数公演とも脚本、演出、スタッフワークともに安定した実力を感じる。私も個人技中心だった「49日後…」よりこっちの方が高感度高し。単なるB級ホラーで終わってないのが良い。