満足度★★★★
楽しめました
太宰治の心中事件に取材したフィクション。思っていた程深刻な話にならず、また文学的な雰囲気(?)があって、じっくり、まったりと楽しめました。
満足度★★★★
タクシーこわい
“私にはわかる”ためにおのれを虚しくした、その虚しさに堪えられなくなったのではないか、実のないおのれに実を持たせたくなったのではないか・・・ 終いには、いったい太宰は実在したのだろうか、と仮宅してみたり。確かな演技がおぼろげな時空にくっきりと輪郭を与え、人物各々の立場からの‘真相’に思いが巡る。
満足度★★★
少々物足りない
“太宰治”は、脚本家にとって創作し甲斐のある題材だと思うのだが、
本作は、作者独自の視点や表現の描き方が弱いと感じた。
演劇に対する真摯な姿勢には好感が持てるが、
作品としては少々物足りなさが残った。
満足度★★★★
小説と現実、妾と正妻、真実は水の中…
太宰治の最期、謎に満ちた心中事件…。
こじんまりとした小さな空間で堪能しました。
未完の「Goodbye」になぞらえつつ、現実の治は小説の内容を喜劇といい、小説で喜劇といった結末が…。
太宰治の最期をほとんど知らなかったこともあり、タガが外れた人たちを楽しく拝見させていただきました!
満足度★★★
作品としては踏み込みが欲しい
太宰 治は6月19日の誕生日(遺体発見日・桜桃忌)直前、1948年6月13日(38歳)に山崎 富栄と玉川上水で心中した。