40ちょい前どうなるチェリーボーイズ 公演情報 40ちょい前どうなるチェリーボーイズ」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.0
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  • 満足度★★★

    面白かった
    冒頭に前回からのあらすじがあり,すぐにストーリーに入り込むことが出来,とてもわかりやすく,面白い芝居でした。ただ,次回作については,ある程度想像がついてしまったような気がして,現時点では見にいくかは未定と言わざるを得ません。自分のこの想像を超える展開があれば良いのですが・・・

  • 満足度★★★

    結構居そうなオヤジ達!
    チョイ不良オヤジを目指すべく集結した4人のオヤジたち。・・・って説明だったけれど、チョイ不良どごろか、いたって真面目な印象。
    目指すだけで、不良になれないオヤジ達の哀れな(^0^)物語。。

    しかしながら、こんなオヤジ達は身近に沢山居るのである。

    そうそう、ニンゲンモテやしないのだ。
    毎日、どうやったら女性にモテるのか、悪戦苦闘しながらも、女性という計り知れない未知数の存在に少しでも近づこうと頑張るのである。

    ところがどっこい!どー頑張ったところで、女性だって百人十色、桃色吐息な訳でして。

    要は誠実な態度と好みの問題と、相性の問題が程よくシェイクされて、『愛』という甘く切なく美しい虹色のカクテルが完成されるのであります。

    そのカクテルを一度でいいから飲んでみたいと躍起になってどの殿方も紛争し、美味しいお酒が飲めるなら、例え火の中水の中!と頑張るのであります。

    しかしながら、大抵は激励の集中砲火を浴びせられ目を白黒させながら、酔いに任せて沈黙の淵に沈み、もはやどーにもこーにもならないと、策を弄することに嫌気がさしてあまりの哀れさに目眩を感じるのではなかろうか・・。


    要は、今、この舞台に居るオヤジ達も、観ているオヤジ達もさして状況は変わらず、同族なのではなかろうか・・・(^0^)

    っつーと、「そりゃあ、あんまりだ!」って怒られそうだけれど、諸君!世の中のオトコもオンナもそれ程モテナイ事に気付くべきだよね。。

    かつて話題になった「不倫は文化だ!」発言の石田淳一だって、20~30代は振られっぱなしの人生だったとか。
    何度も振られながらもそれに挫けず何度もチャレンジして、「女性とはこうゆうものだ。こんな風に言ったら振られる。」という経験から今があると。

    で、石田淳一曰く、「一度で諦めたら次のチャンスはないし、人生はそれで終わってしまう。恋愛とはそういうプライドを捨てるものだ。」と。


    諸君!努力を惜しまなければ君たちの未来は明るいよ!
    だから、役者も観劇者もこの芝居を観るとほっ!とするのではなかろうか。。
    だって、似たような自分の姿だから・・・(^0^)

    モテナイオトコ、天然チェリーボーイ作田のデートは成功した訳だけれど・・・いあいあ、作田みたいなオトコ、好きですって!

    マジ、タイプですねん。。デートして!(^0^)



  • 満足度★★★

    狙いは面白い作品・・・
    出てくる人物の個性も鮮やかだし、作品自体の方向性も悪くない。
    挟まれる音楽もTPOに応じていい感じ。
    演出もしゃれてて良い。
    でも、欲を言えば、もう一歩の踏み込みが欲しい。

    ネタバレBOX

    う~ん、何だろ・・。
    どことなく中途半端な感じがして、結局最後まで、「おもっきり笑える」シーンがなかったのは残念。

    モテたい一心で、ニキータ桃子先生主宰するモテ男塾に通うチェリーボーイズ。
    手練手管を教授する桃子先生の思惑とは裏腹に、赤心の誠意で念願の彼女を射止める作田。
    最後には小手先の技巧より誠意が勝つ、個人的には好みのパターンなのだが、如何せん、物語の底が浅く、訴えかけてくる熱量が足りない。
    上っ面をすーっと撫でただけのような印象。
    今一歩の踏み込みが欲しい。

    女性に縁のない、チェリーボーイズの奮闘物語という設定だけに、しょうがないのかも知れないが、異性との会話のシーンなど、余りにウブなダメ男ぶりを強調し過ぎて、かえってリアリティに欠けるような気がする。
    念願の彼女をゲットするくだりも、ちょっと安易に過ぎる感じ。
    作品全体で唸らせようとしているのか、小手先のネタで笑いを取りたいのか、どっちつかずで、少々中途半端だったような気がする。

    とは言え、色んな表情を持つ桃子先生の七変化ぶり、結束固いチェリーボーイズの友情など、個性豊かな面々が繰り広げる奮闘物語は、狙いとしては決して悪くない。
    個人的には、バイプレーヤーぶりが光る梅子に好感が持てた。
    もう少し練って深みが伴えば、とてもいい作品に仕上がるのではないかと思う。

    アンケートを書き終えて劇場を出ようとすると、寒風吹きすさぶ中、役どころの(薄手のとても寒そうな)衣装のまま、桜田門さん役の男優さんが出口で、一人一人の観客を見送ってくれている。
    劇中、丸刈りの、いかにもオッサンくさい役柄とばかり思っていたが、間近で見ると、人懐こい笑顔がとても爽やかな印象。
      (何と、やっぱり役者さんやなぁ・・・)
    感心しつつ、アンケート書くのはいつもドンくさい自分なので、結構な時間が経っていたのに、こんなサブいとこでずっと・・・、と恐縮する。
    寒さをものともせず、最後のお客様まで、丁寧に自身で送り出しているのだろう。
    作品に貫かれている真摯な誠実さがここにも伝わってくるような気がして、とても好感が持てた。

    今回少し笑い足りなかったので、その分まで、次回6月の公演では笑わせてくれるものと、期待している。

  • 満足度★★★

    ネタがイマイチ・・
    これまでの公演回数、また公演場所、客の入り具合等から全編笑いに満ちた公演が期待されたが、90分で大きな笑いはなく、クスクス程度のものが数回。観客も年配の人も結構いたのでの、リピーターかとも思えたが、あれば親族だったのかもしれない・・・
    もっとネタを厳選したいい本を作らないと笑いは取れないと等と、人事ながら心配してしまうほど、この私は笑えなかったので、不満が残る。まあ、それでもイイと言うお客もいるから、そこそこ人数が集まっているのでしょうが・・・
    6月には続編があるとのことなので、ネタの作り込みを期待したいと思います。

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